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発信日:2024年11月29日
2025年02月28日(金)〜03月06日(木)
入場料:一般・大学・高校 500円/小学・中学 300円[臨済宗大本山 東福寺(方丈)]
新たなアートの潮流を目指し京都から世界へ
歴史ある京都を舞台にしたアーティスト主導のアートフェア「ARTISTS' FAIR KYOTO 2025(アーティスツ フェア キョウト)」は、2025年2月28日から3月6日まで、臨済宗大本山 東福寺を舞台に、ディレクターと、若手アーティストを推薦するアドバイザリーボードによる展覧会を開催いたします。東福寺でアドバイザリーボード展が開催されるのは初めての試みとなります。
東福寺は、鎌倉時代に摂政・九條道家によって創建された臨済宗の大本山であり、京都五山の一つに数えられる名刹です。壮麗な建造物群とならび、近代日本庭園の名匠・重森三玲が手がけた「八相の庭」現「国指定名勝東福寺本坊庭園(方丈)」でも知られています。この庭園は幾何学的なデザインや大胆な石組みなど、各庭ごとに独創的な意匠を施しながら方丈を中心に東西南北に庭園を巡らせています。その様式は、現代芸術の抽象的構成を取り入れた近代禅宗庭園の白眉として、広く世界各国に紹介されています。
今回の展示は、重森三玲の庭園に囲まれた方丈という東福寺の象徴的な空間を舞台に、ディレクターの椿昇をはじめ、アドバイザリーボードの大巻伸嗣、オサム・ジェームス・中川、加藤泉、津田道子、名和晃平ら国内外で活躍する15組のアーティストが参加し、それぞれの代表作や新作を披露します。
創建750年の歴史が息づく東福寺を舞台に、時代を超えで響き合うアートの饗宴をお楽しみください。
臨済宗大本山 東福寺について
摂政九條道家が奈良における最大の寺院である東大寺に比べ、また奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で「東」と「福」の字を取り、京都最大の大伽藍を造営したのが慧日山東福寺です。
嘉禎2年(1236年)より建長7年(1255年)まで実に19年を費やして完成しました。
展示エリアについて
方丈
方丈
方丈とは、禅宗寺院における僧侶の住居であり、後には相見(応接)の間の役割が強くなりました。当初は“東福寺方丈「八相の庭」”という名称でしたが、2014 年に“国指定名勝”に登録され、改めて「国指定名勝 東福寺本坊庭園」となりました。
南庭
南庭
東福寺の方丈には、重森三玲が手掛けた東西南北に4つの独創的な庭園が造られており、そのうちの南庭は、蓬莱、瀛洲、壺梁、方丈の四神仙島を石だけの構成による四つの意匠で表現されています。
※展示エリアは、今後変更される場合がございます。変更が生じる場合は、公式ウェブサイトで改めてお知らせいたします。
■アドバイザリーボード展(東福寺) 出展アーティスト
ディレクター・アドバイザリーボード:15組
ディレクター・アドバイザリーボード:15組
出展アーティストの代表作品①
出展アーティストの代表作品②
出展アーティストの代表作品③
ARTISTS’ FAIR KYOTO 2025(アドバイザリーボード展)【臨済宗大本山 東福寺】
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