福島・会津若松に行ったら食べたい!郷土料理が食べられるお店4選

福島・会津若松に行ったら食べたい!郷土料理が食べられるお店4選

更新日:2024/09/20

東北屈指の名城・鶴ヶ城の城下町として知られる福島県会津若松市。豊かな自然とノスタルジックな街並みが調和した美しい景観が魅力的です。そんな会津若松には、絶品郷土料理がたくさんあるのはご存じでしょうか? 「こづゆ」や「鯉の甘煮」といった伝統的な料理や、「ソースカツ丼」などのB級グルメなど、訪れたら一度は味わいたいグルメが盛りだくさん。今回は会津若松の郷土料理がいただけるお店を4カ所紹介します。それぞれの料理の特徴も解説するので、ぜひ観光の参考にしてくださいね。

郷土料理【こづゆ・鯉の甘煮】

福島県会津地方の伝統的な郷土料理「こづゆ」は、山の幸・海の幸を帆立ダシで煮込んだ料理です。「鯉の甘煮」は、鯉を醤油や砂糖などでじっくり煮た料理で、しっかりとした甘辛い味付けが絶品。ふたつあわせてお祝いごとには欠かせない煮物として地域の方々から愛されています。

【こづゆ・鯉の甘煮】割烹 萬花楼

会津若松の美食と風光明媚な和の景観を楽しむ

福島県会津若松市東栄町にあるこちらは、1929(昭和4)年に創業し、「こづゆ」や「鯉の甘煮」をはじめとする郷土料理を堪能できると多くの人に愛されてきた老舗店内のお座敷からは広大な日本庭園が眺められ、和の情緒あふれる雅な雰囲気のなかでゆったりと食事を楽しめます。全室完全個室なので、大切な人との食事や接待での利用にもぴったり。お昼の会席では、目利きの料理長が厳選した地元の旬な食材を使った、彩り豊かな料理をお手頃な価格で味わえますよ。

郷土料理【会津ピーナッツソースカツ丼】

会津若松の特産品でもあるピーナッツが練り込まれた、甘辛味のソースが特徴的なカツ丼。カツのサクサクとした衣とピーナッツのゴロッとした食感の組み合わせは、クセになること間違いなしです。

【会津ピーナッツソースカツ丼】割烹 芳登里

会津名物と特産品がコラボした新感覚グルメが人気

名物の「会津ピーナッツソースかつ丼」は、会津若松でピーナッツの栽培から焙煎までを一貫して行っている地元企業とコラボした「芳登里」オリジナルメニュー。ボリューム満点の丼ですが、小さめのサイズも用意されているので、女性やお子さんも安心して食べられます。また、人気商品「会津ピーナッツソースかつサンド」は、テイクアウトも可能。時間によっては売り切れてしまうこともあるため、手に入れたい場合は電話での取り置きをおすすめします。

郷土料理【ソースカツ丼】

ご飯の上に千切りキャベツを敷き、その上に濃厚なソースをたっぷりかけたカツを乗せた丼。古くから会津庶民の味として地域の方々に親しまれています。会津若松の各店ではそれぞれ特色のあるカツ丼がいただけますよ。

【ソースカツ丼】元祖会津中華そば めでたいや

豊富なご当地メニューが味わえる地元の名店

親しみやすい雰囲気が魅力的なラーメン店。モチモチとした麺と煮干しの香りが口いっぱいに広がるダシが自慢の中華そばが人気です。そんな中華そばと並ぶ、このお店もうひとつのおすすめが、会津名物の「大名ソースカツ丼」。たっぷりとかけられたソースの香りが食欲をそそり、遠方からも多くのファンが訪れます。大きな器に盛りつけられたカツ丼はボリューム満点で、大満足間違いなし。ほかにも、ご当地グルメなどバラエティ豊かなメニューを多数取り揃えています。

郷土料理【田舎そば】

そば殻のまま石臼で挽いた挽きぐるみの麺が特徴的な田舎そば。色は黒めで、そばらしい香りを楽しめます。そば殻ごと製粉するため栄養価が高く、会津若松では古くから常食として親しまれてきました。

【田舎そば】強清水 千本蕎麦

昔ながらの“田舎そば”でそばならではの風味を堪能

福島会津の郷土料理「田舎そば」を提供している人気店。会津若松の在来種を使用したそばは、石臼で丁寧に挽かれた黒っぽい麺が特徴的です。「福島の名水30選」にも選ばれた名水・強清水(こわしみず)でつくられ、独特のコシと甘みのある香り高いそばが堪能できます。「にしん」「まんじゅう」など、名物の天ぷらと一緒に楽しみましょう。そばはテイクアウトもできるので、お土産にもぴったり。本格的なそばを自宅でも味わえますよ。

会津若松を訪れたら心温まる郷土料理を満喫して

会津若松の郷土料理を味わえるお店を4つ紹介しました。おひとり様でも気軽に入店できる食堂や個室が用意されている料亭など、お店の雰囲気はさまざまなので、シーンや一緒に訪れる人に合わせてお店を選ぶと良いですね。この記事を参考に、会津若松を観光の際は、郷土料理が楽しめるお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき