長崎に行ったら食べよう!名物・ご当地グルメが食べられるお店5選

長崎に行ったら食べよう!名物・ご当地グルメが食べられるお店5選

更新日:2024/07/17

海外との交流の窓口として栄えた長崎県。外交の歴史や異文化交流の面影が残るスポットが多く、長崎の名物といえる自然豊かな観光スポットもあるため観光客が多く訪れます。また、三方を海で囲まれていることと温暖な気候によって、海の幸・山の幸ともに恵まれている食材の宝庫です。活気ある漁場と、豊かな食材に恵まれた環境で、異国の文化を取り入れた独自の魅力あふれる長崎名物が盛りだくさん。今回は、長崎の代表的なご当地グルメが味わえるお店を5つ紹介します。長崎旅行の訪問スポットとしてチェックしてみてください。

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トルコライス

長崎県長崎市を中心とした名物ご当地グルメ「トルコライス」。“大人のお子様ランチ”ともいわれており、ピラフ・とんかつ・スパゲッティがひとつのプレートに盛り付けられたボリューミーな料理です。

【トルコライス】ビストロボルドー/長崎市

本格フレンチシェフが情熱をそそぐトルコライス

本格フレンチシェフが地元素材で作る料理が味わえるビストロ。長崎名物トルコライスはシェフの父が考案したといわれており、その思いと味を引き継いだ「昔ながらの」トルコライスが人気です。店主おすすめのスペシャルトルコライス、ステーキトルコライスなど種類が豊富なため、自分好みの一品が選べます。

佐世保バーガー

旧日本海軍の拠点であった佐世保には、戦後に米軍基地が置かれました。米軍基地によってもたらされたアメリカ文化のひとつが佐世保バーガーです。ビッグサイズのバーガーは、新鮮な野菜・こだわりの肉・オリジナルソース・バンズで構成され、そのハーモニーをがぶりとひとくちで味わうのが醍醐味です。

【佐世保バーガー】バーガーショップあいかわ/佐世保市

丁寧な仕込みがされたハイクオリティの佐世保バーガー

長崎和牛販売指定店「肉の相川」が経営するハンバーガーショップ。地元のブランド牛「長崎和牛」Aクラスの肉を100%使用したパティと、佐世保バーガーの特徴であるマヨネーズ・じっくり半日煮込んだオリジナルソースとの相性は抜群! 地元民にも評判が良く、ランチタイムにはすぐに席が埋まってしまう人気店です。

卓袱料理

卓袱(しっぽく)料理とは、鎖国時代に長崎に来航した唐人によって伝えられた接客料理。タイの鰭(ひれ)が入った吸い物にはじまり、お刺身から煮物まであらゆる大皿料理がテーブルに並び、身分にわけ隔てなく団らんを楽しみます。長崎名物でお土産としても人気の角煮も、卓袱料理として振る舞われる一品です。

【卓袱料理】吉宗 本店/長崎市

地元の食材を使った和風の卓袱料理が味わえる

四国伊予藩士だった吉田吉宗信武が、1866(慶応2)年に創業した歴史ある店。吟味された地元食材と、ほっとするような素朴な味を楽しめます。名物「茶碗むし」を含め豪華な13品の卓袱料理から、ひとりでも楽しめるミニ卓袱もおすすめ。昭和初期の趣を感じる店舗で、タイムスリップしたようなひと時を過ごすことができます。

※年末年始・GW・お盆・ランタンフェスティバル等の繁忙期には「卓袱料理」「ミニ卓袱」の提供は休止。
※卓袱料理は前日予約が必要です。

長崎カステラ

南蛮貿易によってポルトガルから日本へ入ってきたのが、長崎名物としても有名な長崎カステラ。当初はスペインのパンとして伝わり、砂糖やお菓子づくりの技法の流通が盛んな長崎でさまざまな工夫がされ、現在のカステラへと発展しました。生地の底にザラメがついていて、食感の違いを楽しむのも長崎カステラの特徴です。

【長崎カステラ】福砂屋/長崎市

ポルトガル人から直接カステラの製法を学んだ老舗

1624(寛永元)年創業で、本店の佇まいには歴史的な雰囲気が漂います。通常のカステラより卵や砂糖を多く使用した「特製五三焼カステラ」は濃厚な風味が特徴で、一度は味わいたい逸品。カステラ・特製五三焼カステラ・オランダケーキ(ココア入りのカステラ)など品揃えが豊富で、お土産選びにもぴったりです。

【長崎カステラ】長崎カステラ 糖庵/長崎市

全て職人の手焼きで作られる至極のカステラ

美味しいカステラを作るために厳選した食材を使い、熟練の職人が毎日丁寧に手作業で焼き上げるカステラは唯一無二の味わい。長崎ならではの味が楽しめます。「特上五三焼カステラ」は選ばれたひとりの職人にしか焼くことが許されない。 1日8本限定のため、来店前に余裕を持った予約が必須です。

長崎の名物・ご当地グルメは歴史を知るとより楽しめる!

長崎には、佐世保バーガーや卓袱料理など、外国からもたらされた文化がきっかけとなる名物が豊富にありました。トルコライスやカステラも、先人の努力や工夫をもとに、現在に至るまで引き継いでくれる方々のおかげで、私たちが出合えた名物であるということがわかりましたね。
旅先では、その土地のことをより深く知る絶好のチャンス。異国情緒あふれる長崎は、鎖国時代の海外との交流など、歴史をよく理解すると旅行もさらに楽しくなりますよ。今回紹介したお店も、それぞれに魅力的な歴史があるので、長崎を旅行される際にはぜひこちらの記事を熟読してから足を運んでみてください。

旅色営業部 あさべ

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記事企画・監修:旅色営業部 あさべ