ムーンナイトサーカス2024 in うえだ【サントミューゼ（上田市交流文化センター）小ホール】│長野県の人気イベント│旅色

旅色編集部

発信日：2024年12月18日

2025年01月05日(日)

料金：［一般］4,500円

齢や身体の状態を問わず「すべて」の人と創る現代サーカス舞台

医療法人社団オレンジでは、長野県松本市に在住のサーカスアーティスト・金井ケイスケ氏と共に、年齢や身体の状態を問わず参加できる現代サーカス舞台「ムーンナイトサーカス」を昨年度に引き続き制作しています。
現代サーカスとは、多くの場合劇場で上演され、ジャグリングやアクロバット、パントマイムなどのサーカスパフォーマンスに、ダンスや演劇など他ジャンルの要素を織り交ぜながら作り上げるサーカスのことです。

＜2024年、長野県での取り組みを福井県へ＞

これまでは長野県内で上演してきましたが、今年度は、本企画の制作を担当する「ほっちのロッヂ」の運営母体である医療法人社団オレンジの本拠地・福井県に活動先を広げ、インクルーシブな舞台鑑賞の機会と制作ネットワークを創るためのプロジェクトに着手しています。

本公演では、東京2020パラリンピック開閉会式に出演したプロのアーティストが出演するほか、7月に長野県内（松本市・上田市）で開催した一般公募によるオーディションで選ばれた17名の「つながるキャスト」、6～10月まで福井県内でインクルーシブなワークショップ制作を共にしたアーティストらが出演します。キャストは5歳～60代まで、身体の状態や多様な背景のキャストも含まれます。

＜空中芸に挑戦する医療的ケア児、3拠点のツアー挑戦！＞

当法人グループでは、「オレンジキッズケアラボ」の取り組みなど、日常的に胃ろう・呼吸器などの医療的ケアと共に生きる医療的ケア児のための場づくりや、非日常的な挑戦を通した成長を応援しています。昨年度のムーンナイトサーカスでは、ほっちのロッヂに通う医療的ケア児の三石士恩さん（当時5歳）が上空5メートルでの空中芸に挑戦し、大きな感動を呼びました。士恩さんは、今年も3拠点のツアー公演に挑戦する予定です。

年齢や障害、国籍など、多様な個性を表現する舞台が、同じ境遇の人はもちろん、「すべて」の人にとって勇気と生きる力を与えるきっかけとなるよう、キャスト一同、稽古に励んでいます。リハーサルは見学・取材可能です。詳しくはお問い合わせください。

～ムーンナイトサーカス2024 in うえだ概要～