【2024年:北海道旅行】冬休み・正月休みに訪れたいおすすめ観光スポット43選
2024/09/02
2024/08/06
旭川近郊は北海道の中でも年間を通して寒暖差が大きく、早い時期から紅葉を楽しめるスポットが点在。街中にあり立ち寄りやすい公園や水が青く幻想的な池、山の斜面が色付いている様子を見られる登山口など、紅葉が周囲の景色と調和した風景が魅力です。本記事では、旭川近郊の紅葉スポットを名所から穴場まで9カ所ご紹介します。休日のおでかけ先を見つけて、秋ならではの景色を堪能しましょう。
この記事の目次
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旭川近郊の紅葉の見頃時期は9月中旬〜10月上旬となっており、10月中旬になると紅葉シーズンの終わりが訪れます。北海道の紅葉はエリアによりピークが異なり、9月下旬から11月上旬まで見られることから、旭川近郊は比較的早い時期から紅葉が楽しめるエリアです。また、旭川近郊は例年10月中旬に初雪が降り始めるため、スポットによっては紅葉シーズン終盤に訪れると色付いた木々と雪の景色が見られる可能性もあります。
神居古潭(かむいこたん)は、アイヌ語で「カムイ(神)コタン(集落)」という意味の旭川市有数の景勝地です。秋は紅葉スポットとして知られ、ナナカマドやミズナラ、カエデなどが鮮やかに色付きます。このスポットにある吊り橋を渡ると、かつて鉄道が通っていた対岸につき、道中では渓谷を望めます。吊り橋の下には石狩川が通っており、橋から眺める川の激流と一面に広がる紅葉は圧巻です。
神居古潭
常磐公園は、2016年に開園100周年を迎えた、地元民や観光客から親しまれている公園です。このスポットは、10月中旬ごろから紅葉が見られ、園内にある彫刻と調和した風景を堪能できます。園内には自由広場や白鳥と千鳥の名前がつく2つの池があり、手漕ぎボートを楽しめます。敷地内には、道立美術館や中央図書館などの文化施設が併設されており、休日をのんびり過ごせる憩いの場です。
常磐公園
神楽岡公園は旭川市の中心部から南東3kmに位置しており、観光の合間に立ち寄りやすい公園です。10月中旬に紅葉は見頃を迎え、ヤマモミジやカツラ、ニレやナラ、ドロなど、天然美林の美しい様子が堪能できます。ほかにも、約500本のエゾヤマザクラが植えられ、春は花見スポットとしても知られています。園内の大部分は自然の樹林地のため、数多くの小動物や野鳥が生息しており、観察しながらの散策も可能です。
神楽岡公園
美瑛白金 青い池は、美瑛川(びえいがわ)に置かれたブロック堰堤(えんてい)に川の水が溜まって出来た、神秘的な青い水が特徴の池です。このスポットでは、青い水が立ち枯れのカラマツと相まった幻想的な雰囲気を堪能できます。紅葉の見頃は10月下旬で、青い池と周囲の木々が色付いた美しいコントラストが圧巻の光景です。池の周囲には遊歩道があり、散策しながら景色を満喫できます。
青い池
白ひげの滝は、地下から湧き出す十勝岳の水が落差約30mの崖から勢いよく流れ落ちる様子を見られる景勝地です。滝の名前は、水しぶきが白いひげに見えることから名付けられました。滝の水が流れ落ちる先には青く輝く美瑛川があり、神秘的な水の色を観察できます。秋10月中旬には紅葉が見頃を迎え、滝の上にある橋から木々とコバルトブルーの美瑛川が作り出す美しい景色を堪能できます。
白ひげの滝
十勝岳望岳台(とかちだけぼうがくだい)は、旭川市から富良野市までパノラマビューを堪能できる展望台です。このスポットからは、十勝岳本峰の真下にあり、旭岳をはじめ、美瑛富士や上富良野岳(かみふらのだけ)などが望めます。紅葉は9月下旬から色付きはじめますが、特に10月中旬に見られる紅葉と雪のコラボレーションは貴重で、年に数日のみの美しい景色を見に足を運ぶ方も多いスポットです。
十勝岳望岳台
層雲峡(そううんきょう)は、石狩川の上流に沿って約24kmの断崖絶壁が続く峡谷です。切り立った断崖からは、滝の水が流れ落ちる様子を堪能できます。周囲は、層雲峡温泉を中心に、銀河の滝や万景壁(ばんけいへき)、大函など見どころが点在。温泉街からは黒岳に通じるロープウェイやリフトが運行しており、紅葉時期は高所から色鮮やかな絶景を楽しめます。紅葉は、9月中旬から10月中旬まで幅広い期間が見頃。
層雲峡
赤岳銀泉台(あかだけぎんせんだい)は北海道の中央部、上川町に位置する山である赤岳の登山口です。紅葉のシーズンには、山の斜面が赤く染まるため赤岳と名付けられました。9月中旬には、日本の中でも早くにピークを迎える紅葉で山々が色付きます。緑色の針葉樹と、色付いた広葉樹が織りなす絶妙な美しさが圧巻です。このスポットは登山コースとしても人気があり、紅葉を眺めながらハイキングを楽しむことができますよ。
赤岳銀泉台
大雪山旭岳ロープウェイは、旭岳の山麓駅から5合目の姿見駅を結んでいて、約10分間の空中散歩を楽しめるロープウェイです。秋は、ナナカマドやダケカンバの赤や黄、緑のコントラストを楽しめます。紅葉時期の9月中旬から10月上旬は、15分間隔でロープウェイが運行しています。乗車人数は約100人となっており、年間を通して観光客が絶えない絶景スポットです。
旭岳ロープウェイ
本記事では、旭川近郊の紅葉スポットを名所から穴場まで9カ所ご紹介しました。旭川近郊は山岳や沼湖が多く寒暖差が大きいため、9月下旬の早い時期から紅葉を楽しめるスポットが点在しています。彫刻と紅葉の調和した様子を見られる公園や水が青く輝く池と色付いた木々のコントラストなど、思わず圧倒される芸術的な美しさを堪能できます。家族やカップル、友人とドライブがてら紅葉を見ながらゆっくり森林浴を楽しむのもおすすめ。秋だからこそ楽しめる旭川近郊の絶景を、ぜひ目に焼き付けてください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:工藤りぃ(ロゴスキ)
神居古潭
JR旭川駅からバスで25分、「神居古潭」下車、徒歩4分
常磐公園
[車]JR旭川駅よりタクシーで約5分
神楽岡公園
[バス]上川神社バス停より徒歩すぐ
青い池
JR美瑛駅から車で20分
白ひげの滝
JR美瑛駅からバスで30分
十勝岳望岳台
[車]JR富良野線美瑛駅より約35分
層雲峡
JR石北本線上川駅から道北バス層雲峡行きで30分、終点下車すぐ
赤岳銀泉台
[バス]銀泉台バス停より徒歩すぐ(7月から9月のみ運行) [車]旭川紋別道上川層雲峡ICより約1時間10分
旭岳ロープウェイ
旭川空港から車で約60分、旭川駅から車で約70分、旭川鷹栖ICから車で約90分。無料駐車場あり。