北海道観光で外せない!人気の海水浴場&ビーチ9選 エリア別に紹介

2025/05/30

北海道観光で外せない!人気の海水浴場&ビーチ9選 エリア別に紹介

広大な自然が魅力の北海道には、個性豊かな海水浴場とビーチが多数点在しています。透明度抜群の海で海水浴を楽しんだり、夕陽が美しいビーチでロマンチックな時間を過ごしたり、バーベキューやキャンプを満喫したりと、楽しみ方はさまざまです。家族連れに人気の遠浅のビーチから、穴場的なビーチまで、道内各地のおすすめスポットをエリア別にご紹介。北海道の夏を彩る、とっておきの海水浴場とビーチを見つけて、最高の思い出を作りませんか?

こちらの情報は2025年5月時点のものです。実際に行く前にお店の公式HPなどで最新の情報を確認することをおすすめします。

北海道の海開きはいつからいつまで?

写真はイメージです

北海道の海水浴シーズンは短い!でも満喫できる魅力がいっぱい

本州に比べると、北海道の海水浴シーズンは一般的に7月中旬から8月下旬と短めです。しかし、短い期間だからこそ、太陽の恵みをたっぷりと浴びて、北海道ならではの広大な自然の中で海水浴やビーチアクティビティを満喫できるのが魅力。透明度の高い海や[ine]バーベキューやキャンプを楽しめるビーチ、[lin]e家族連れに優しい遠浅の海岸など、個性豊かな海水浴場が道内各地に点在しています。

この記事では、北海道観光で外せない人気の海水浴場とビーチを、エリア別に厳選してご紹介します。

海水浴場・ビーチに必要な持ち物と注意点を解説

写真はイメージです

海水浴場・ビーチに必要な持ち物

海水浴やビーチ遊びを安全かつ快適に楽しむためには、事前の準備が大切です。必須アイテムとしては、水着、着替え、そして体を拭くのはもちろん、日差し対策にもなるタオルは複数枚用意しておくと便利です。

日焼け止めはSPFとPA値の高いものを選び、こまめに塗り直しましょう。帽子やサングラスも紫外線対策に有効です。ビーチサンダルは砂浜や岩場での移動に役立ちます。熱中症対策として、水分補給のための飲み物も忘れずに。

レジャーシートは休憩や荷物置き場として重宝します。浮き輪やビーチボールなどの遊具があると、さらに楽しめます。防水ケースやビニール袋もあると何かと便利です。

写真はイメージです

海水浴場・ビーチに行く際の注意点

海水浴場やビーチでは、開放的な気分になりやすいですが、安全に過ごすための注意が必要です。まず、遊泳禁止区域では絶対に泳がないこと。体調が優れない時や飲酒後の遊泳は控えましょう。

また、小さなお子さんからは目を離さないようにしてください。離岸流が発生しやすい場所もあるため、注意喚起の看板などを確認しましょう。急な天候の変化にも注意が必要です。

ゴミは必ず持ち帰り、美しい環境を守りましょう。貴重品は自己管理を徹底し、盗難に注意してください。また、ハチに加えて、場所や時期によってはクラゲにも注意が必要です。特にアンドンクラゲは毒性が強いため、見かけても触らないようにしましょう。

北海道で人気の海水浴場&ビーチを紹介!

画像はイメージです

エリア別!おすすめ海水浴場&ビーチ

広大な北海道には、それぞれ魅力的な海水浴場やビーチがたくさんあります。日本海、オホーツク海、太平洋と、異なる表情を見せる海で、思い出に残る夏のひと時を過ごしてみませんか?

家族連れにおすすめの遠浅のビーチや、マリンスポーツを楽しめるスポット、夕陽が美しいロマンチックなビーチなど、きっとあなたにぴったりの場所が見つかるはずです

《道央エリア》

道央エリアには、札幌や小樽といった主要都市からのアクセスが便利な海水浴場が点在しています。石狩湾に面した海岸が多く、比較的穏やかな波と遠浅の砂浜が特徴で、家族連れでも安心して楽しめます。海水浴シーズンには海の家もにぎわい、バーベキューやマリンスポーツなど、さまざまなビーチアクティビティを満喫できるのが魅力です。

【泊村】堀株海水浴場

透明度抜群!穏やかな波が魅力の穴場ビーチ

環境省の水質調査で最高ランク「AA」を獲得した、透明度抜群の美しい海水浴場です。約1.5kmにわたる広大な砂浜は、遠浅で波も穏やかなため、小さなお子様連れの家族でも安心して海水浴を楽しめます。

砂浜で遊ぶのはもちろん、マリンスポーツも盛んで、夏には多くの人でにぎわいます。トイレ、シャワー、更衣室、水道、駐車場も完備されており、快適に過ごせるのも魅力です。岩内バスターミナルからバスで約20分とアクセスも便利です。例年7月中旬~8月中旬に開設されます。

《道北エリア》

道北エリアの海水浴場やビーチは、手つかずの自然が魅力です。広大な砂浜が続く場所が多く、開放的な気分を満喫できます。

特に日本海に面した地域は、水平線に沈む美しい夕陽を眺められる絶景スポットとしても人気があります。海水浴と合わせて、キャンプや周辺観光も楽しめるのが特徴です。

【留萌市】ゴールデンビーチるもい

息をのむ絶景!ロマンチックな夕陽も人気

北海道屈指の広大な砂浜を誇る「ゴールデンビーチるもい」は、家族連れやグループに人気の海水浴場。水質の良さと遠浅の海が特徴で、小さな子どもでも安心して遊べます。

砂浜の他、緑地帯(有料)でのキャンプも可能で、夏には多くの人でにぎわうスポット。夕暮れ時には日本海に沈む絶景の夕陽が広がり、海水浴だけでなく癒やしの時間も過ごせるおすすめのビーチです。

<海水浴場周辺のおすすめスポットはこちら!>

  • 増毛小学校

    北海道|増毛郡

    増毛小学校旧校舎は1936年に造られた木造校舎で、北海道内に現存する木造建築物としては最大かつ最古のものである。2012年まで校舎として使われ、新校舎は1キロほど離れた場所に建てられた。通常時は中に入ることはできないが、不定期で内部が公開される。

    住所:北海道増毛郡増毛町美晴町120

    アクセス:JR増毛駅から徒歩10分

【小平町】おにしかツインビーチ

二つの顔を持つビーチ!海水浴とキャンプも満喫

「クローズドビーチ」と「オープンビーチ」という、特徴の異なる二つのエリアを持つめずらしい海水浴場です。クローズドビーチは波が穏やかなので、小さなお子様連れでも安心して遊べます。

センターハウスにはBBQコーナーや売店、温水シャワー、水洗トイレなどが完備されており、家族やグループで一日中楽しめるのが魅力。隣接するオートキャンプ場では、海水浴とキャンプを両方満喫できます。

<海水浴場周辺のおすすめスポットはこちら!>

  • オロロンライン

    北海道|苫前郡

    道央から道北までの約380kmを走る海岸沿いの道路。一直線に伸びる道路、原野、風力発電など「北海道らしい景色」が堪能できる。休憩などを含めて、車で7時間ほどで走破できる。

    住所:北海道苫前郡苫前町旭

    アクセス:国道231号、232号

  • 苫前町風車群

    北海道|苫前郡

    苫前町風車群は広大な牧場内にある風力発電群で、1998年に最初の風車が造られて現在では39基の風車が立ち並んでいる。馬や牛の牧歌的な光景と近代的な風車の姿とが合わさった独特な景観を楽しむことができる。

    住所:北海道苫前郡苫前町字上平23番地

    アクセス:道央道「士別剣渕IC」から90分

  • 黄金岬

    北海道|留萌市

    ニシンの輝きが名前の由来

    「日本の夕陽百選」に選ばれた留萌港近くのビューポイント。周辺には留萌市海のふるさと館があり、展望ラウンジや留萌港の映像を使った操船シミュレーターなどが利用できる。

    住所:北海道留萌市大町

    アクセス:JR函館本線深川駅から徒歩3分の深川十字街バス停から沿岸バスまたは道北バス留萌十字街行きで1時間10分、留萌駅前下車、タクシーで5分

    営業時間:通年

《道東エリア》 

オホーツク海に面した道東エリアの海水浴場は、広大な自然の中でゆったりと過ごしたい方におすすめです。本州の海水浴場とは異なり、どこかワイルドで開放的な雰囲気が漂っています。人工的な設備が少ない代わりに、手つかずの自然が残っている場所が多く、 北海道の海ならではの独特の景観を楽しめるでしょう。

【北見市】ところ常南ビーチ

広々とした砂浜でのんびり!南国気分も味わえる穴場ビーチ

オホーツク海に面した「ところ常南ビーチ」は、 ゆったりと海水浴を楽しみたい人におすすめの穴場スポット。広々とした砂浜には人工のヤシの木が設置され、ちょっとした南国気分も味わえます。

小さな子どもを連れたファミリーにも人気で、シャワーやトイレが整備されているため、気軽に訪れやすいのも魅力。地元に愛されるビーチで、オホーツクの夏をのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか?

<海水浴場周辺のおすすめスポットはこちら!>

  • サロマ湖

    北海道|常呂郡

    サロマ湖は淡水と海水が混ざる汽水湖で、汽水湖としては日本最大、湖としては日本で3番目の大きさを誇る。海と湖を隔てている砂洲上には原生花園があり、貴重な動植物の宝庫となっている。

    住所:北海道常呂郡佐呂間町/常呂町/湧別町

    アクセス:佐呂間市街地から車で20分

  • 能取湖

    北海道|網走市

    能取湖は日本で14番目に大きい湖で、「岬の場所」の意味を表すアイヌ語の発音が名称の由来になっている。もとは海水と淡水が混ざる汽水湖だったが、1973年の護岸工事以降は海水の湖になった。9月から10月にかけ、サンゴソウの群生が赤く染まる光景を見ることができる。

    住所:北海道網走市卯原内

    アクセス:卯原内バス亭から徒歩5分

【興部町】さるる海水浴場

キャンプも海遊びも!自然とふれあえるオホーツクの夏スポット

オホーツク海に面した「さるる海水浴場」は、澄んだ海と広々とした砂浜が魅力で、家族連れに人気のスポットです。海水浴はもちろん、海の家や食堂、温水シャワー、炊事場などの設備が整っており、快適に過ごせます。無料のキャンプサイトに加え、コテージ(有料・要予約)も完備されているため、アウトドア体験も満喫できます。

毎年7月には「さるる海浜まつり」が開催され、地元の人々と観光客でにぎわいます。豊かな自然に囲まれたこの場所で、思い出に残る夏のひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

<海水浴場周辺のおすすめスポットはこちら!>

  • 紋別流氷観光砕氷船

    北海道|紋別市

    世界初の流氷砕氷船で、流氷を間近に見る事ができる。札幌市内から日帰りのツアーもある。(約1万円)

    住所:北海道紋別市海洋公園1

    アクセス:オホーツク紋別空港からバスで10分

《道南エリア》

変化に富んだ海岸線が続く道南エリアには、個性豊かな海水浴場やビーチが点在しています。透明度の高い海や、バリアフリーに対応したビーチなど、多様な楽しみ方ができるのが魅力です。本州からのアクセスも比較的良く、観光と合わせて海水浴を楽しむのもおすすめです。

【せたな町】平浜海水浴場

目の前には奥尻島!絶景も楽しめる海水浴場

大成区にある平浜海水浴場は、環境省の水質調査で最高ランク「AA」を獲得した、透明度の高い美しい海が自慢です。天気の良い日には、目の前に奥尻島を望むことができます。遠浅なので、小さなお子様連れの家族でも安心して海水浴を楽しめます。近くにはキャンプ場もあり、海水浴とキャンプを両方楽しみたい方にもおすすめです。

<海水浴場周辺のおすすめスポットはこちら!>

  • 太田山神社

    北海道|久遠郡

    道南五大霊場の1つで、創設は1440年頃とされる。太田山(485m)の中腹にあり、社殿までは両側に設置されたロープを使わないと登り降りできないほどの急勾配の階段が続く。

    住所:北海道久遠郡せたな町大成区太田17番地

    アクセス:道央自動車道「八雲IC」から70分

【せたな町】ふとろ海水浴場

キャンプも磯遊びもできる!ゆったり楽しめる穴場ビーチ

透明度抜群の「ふとろブルー」が自慢の海水浴場です。砂浜と磯があり、両方を楽しめるのが魅力。海水浴はもちろん、磯遊びや釣りも楽しめます。炊事場、温水シャワー、トイレなどの設備が整っており、キャンプも可能です。穴場的な雰囲気で、ゆったりと過ごしたい方におすすめ。夕暮れ時には、水平線を真っ赤に染める美しい夕陽が見られます。

<海水浴場周辺のおすすめスポットはこちら!>

  • 三本杉岩

    北海道|久遠郡

    せたな町の海岸沿いに点在する奇岩の1つ。高さ30メートル前後で海面にそびえ立つ暗灰色の安山岩で、上層部には岩松や寒冷地特有の植物が緑を添え、独特の風情を持っている。

    住所:北海道久遠郡せたな町瀬棚区三本杉

    アクセス:函館から車で150分

  • 太田山神社

    北海道|久遠郡

    道南五大霊場の1つで、創設は1440年頃とされる。太田山(485m)の中腹にあり、社殿までは両側に設置されたロープを使わないと登り降りできないほどの急勾配の階段が続く。

    住所:北海道久遠郡せたな町大成区太田17番地

    アクセス:道央自動車道「八雲IC」から70分

【せたな町】三本杉海水浴場(バリアフリービーチ)

バリアフリー設備が充実!誰もが楽しめる美しいビーチ

せたな町のシンボル「三本杉岩」がそびえ立つ美しい景色を眺めながら海水浴を楽しめます。砂浜までのスロープやバリアフリートイレ、更衣室、シャワーが完備されているほか、砂浜用車椅子や水陸両用車椅子の貸し出しも行っており、すべての方が快適に過ごせるよう配慮されています。隣接する「せたな町B&G海洋センター」では、マリンスポーツも体験できます。

<海水浴場周辺のおすすめスポットはこちら!>

  • 三本杉岩

    北海道|久遠郡

    せたな町の海岸沿いに点在する奇岩の1つ。高さ30メートル前後で海面にそびえ立つ暗灰色の安山岩で、上層部には岩松や寒冷地特有の植物が緑を添え、独特の風情を持っている。

    住所:北海道久遠郡せたな町瀬棚区三本杉

    アクセス:函館から車で150分

【乙部町】元和台海浜公園 海のプール

安全・快適!“海のプール”と道の駅で遊びもグルメも楽しむ

北海道で唯一、環境省「快水浴場百選」に選ばれた「元和台海浜公園 海のプール」は、防波堤に囲まれた安全な設計が特長の海水浴場。夏季にはウニやホタテの手づかみ体験イベントも開催され、家族でのレジャーにぴったり。

バリアフリー対応も整い、誰でも快適に過ごせます。隣接する「道の駅 ルート229元和台」では、新鮮な海の幸や地元の特産品を味わえ、ドライブ途中の立ち寄りにもおすすめ。自然とグルメの両方が楽しめる乙部町の夏の注目スポットでです。

<海水浴場周辺のおすすめスポットはこちら!>

  • 滝瀬海岸

    北海道|爾志郡乙部町

    通称「シラフラ」と呼ばれる。「シラフラ」はアイヌ語で「白い傾斜地」を意味する言葉で白い断崖が約500m続く。崖の高さはほぼ均一で15mほどあり、その光景は異国を思わせる雰囲気を醸し出す。

    住所:北海道爾志郡乙部町字滝瀬

    アクセス:函館から車で90分

  • 館の岬

    北海道|爾志郡乙部町

    高さ50mを超える断崖。約300万年前、凝灰岩層が海底へ交互に重なって堆積した地層で、その後の地殻変動により陸上に隆起し整然とした断層面が露出している。岬を望む館浦の海岸は、江戸幕府末期の戊辰戦争の際、五稜郭奪還のために新政府軍が上陸した場所である。

    住所:北海道爾志郡乙部町字館浦

    アクセス:函館から車で100分

北海道ならではの魅力ある海水浴場・ビーチを訪れてみて

石狩市の海

北海道には、本州とは異なる雄大な自然の中で楽しめる、魅力的な海水浴場やビーチがたくさんあります。透明度抜群の海、広大な砂浜、美しい夕陽、そしてバーベキューやキャンプなどのアクティビティを満喫できるスポットまで、その魅力は多岐にわたります。

家族連れで安心して楽しめる遠浅のビーチや、マリンスポーツに最適な場所、手つかずの自然が残る穴場的なビーチなど、訪れる人の目的や好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。短い夏だからこそ、北海道ならではの開放的な空間で、思い出に残る最高の夏の体験をしてみませんか?

この記事を参考に、ぜひお気に入りの海水浴場やビーチを見つけて、北海道の夏を満喫してください。

旅色編集部 おおもり

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.
Copyright indepth, Inc.
※掲載情報は取材時のものであり、変更が生じている場合がございます。詳細は各施設にご確認下さい。