【2025年版】奈良のおすすめお土産6選!奈良にしかないお菓子・名品も

2025/04/28

【2025年版】奈良のおすすめお土産6選!奈良にしかないお菓子・名品も

日本を代表する観光地・奈良には、歴史を感じさせる名品やお菓子など、人気のお土産が数多くそろっており、日本の定番土産としても広く親しまれる逸品が少なくありません。今回は、そんな奈良で特におすすめしたい人気のお土産をご紹介します。なお、本記事の情報は2025年4月時点のものです。実際に訪れる際は、お店の公式サイトなどで最新情報をご確認いただくことをおすすめします。

まずはおさらい!奈良の定番のお土産といえば?

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海の幸と山里の恵みが凝縮された名物「柿の葉寿司」

710年の平城京遷都から数えて1300年もの長い歴史を持つ古都・奈良は、世界遺産にも登録されており、多彩な観光スポットが魅力です。これと同様に、古くから親しまれてきたお土産の種類も豊富で、地元の人々はもちろん、多くの観光客にも愛されています。

中でも代表的な定番のお土産が「柿の葉寿司」です。塩で締めたサバや鮭を、香り高い柿の葉で包んだ押し寿司で、素朴ながらも食べやすく、ほのかに柿の葉の香りが漂うのが特徴です。

奈良は海から離れた内陸に位置しているため、かつては貴重な海産物を保存し、長く楽しむための工夫として生まれたとされています。ひと口サイズで手軽に食べられる点も魅力の一つです。お土産として持ち帰った後は、オーブントースターなどで軽く温めても、また違った美味しさが楽しめます。

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すがすがしい香りと爽やかな味わいの「大和茶」

お茶の名産地といえば、近隣の宇治がよく知られていますが、奈良の「大和茶」もまた、銘茶として高く評価されている名品です。

大和茶の起源は、806年に弘法大師が唐からお茶の種を持ち帰り、奈良県宇陀市に植えたことに始まると伝えられています。爽やかな香りとすっきりとした味わいが特徴で、多くのファンに親しまれています。

主に奈良の山間部で生産される大和茶は、近年ではお茶として楽しむだけでなく、「大和茶スイーツ」としても注目を集めています。お土産としてはもちろん、観光の合間のひと休みにも、ぜひその風味を味わってみてください。

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地元民にも愛される「大仏プリン」

近年、人気を集めている奈良のお土産が「大仏プリン」です。奈良といえば東大寺の大仏が有名ですが、このプリンのパッケージにも大仏さまが描かれており、「いかにも奈良らしい」と評判になっています。

できるだけ奈良県産の素材を使用して作られたこのプリンは、種類も豊富で、小さな子どもでも安心して食べられる品質の高さが魅力です。期間限定のフレーバーも登場するため、お店でいろいろ見比べながら選ぶのも楽しいですよ。

奈良を訪れたら買いたいおすすめのお土産を紹介

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このように奈良には、美味しい食品から伝統工芸品まで、魅力的なお土産が豊富に揃っています。そこで今回は、奈良を訪れた際にぜひチェックしたい人気のお土産をご紹介します。賞味期限なども考慮しながら、自分のお気に入りの一品を見つけてみてください。

砂糖傳増尾商店 本店

甘味の専門店、伝統を守る質の良さが魅力

1854年創業の老舗であるこちらのお店は、もともと大和茶を扱う専門店でした。大和茶を堺などへ卸しに行く際、帰りの船で沖縄の黒糖や、阿波の白下糖、和三盆などを積んで戻り、それらの砂糖を扱うようになったことが、現在の商いの原点です。それ以来、良質な砂糖を取り扱う店として、長く人々に親しまれています。

東大寺の長老に愛され、その名を授かった「御門米飴」は、古来から伝わる製法で作られており、防腐剤や漂白剤を一切使用していません。ビタミンやミネラルが含まれ、やさしく、コクのある味わいが特徴です。そのまま食べても、料理に使っても、まろやかな風味を楽しめる名品です。

また、「奈良こんふぇぃと」は、御門米飴や大和茶など奈良ゆかりの素材を使った金平糖で、奈良の風物が描かれた専用の箱に詰められています。奈良らしさを感じられる定番のお土産として、観光客に人気です。

総本店柿寿賀

柿やお茶など奈良の名産品を使ったお菓子が人気

古来より栄養の宝庫とされる「柿」と、長寿を祝う意味を持つ「寿」や「賀」というおめでたい文字を組み合わせた「柿寿賀」は、奈良の代表的な定番のお土産として親しまれてきました。贈り物としても人気があり、幅広いシーンで喜ばれています。

このお菓子は、甘露煮にした柚子の皮を芯にして、干し柿で巻き上げたもの。自然な甘さと、上品で優雅な味わいが特徴の名品です。

また、奈良の名産であるお茶を使ったお菓子も好評です。なかでも「玉露飴」は、玉露の粉末と砂糖、水あめだけで作られたシンプルな一品。素朴ながらも、豊かな茶の風味をしっかりと感じることができます。奈良の鹿や五重塔をあしらったかわいらしいパッケージも魅力で、ちょっとしたお土産としてもおすすめです。

萬々堂通則

奈良の歴史が息づく伝統のお菓子を今に

江戸時代後期に創業した老舗の菓子店では、古都・奈良の風情をそのままに、伝統の技を守りながらも新しい感性を取り入れたお菓子を販売しています。

なかでも「ぶと饅頭」は、遣唐使によって日本に伝えられたという説もあるほど歴史ある名品で、春日大社の神饌(しんせん)、つまり神様にお供えするお菓子としても知られています。米粉を油で揚げた、唐菓子の一種です。

また、「はなの松」は、興福寺の境内にある老松の葉を模して作られた卵ぼうろ。松葉の形をしたユニークな見た目と、ほどよい香ばしさ、サクサクとした食感が人気です。おしゃれなパッケージも魅力で、定番のお土産としても喜ばれます。

丸辰製茶

高品質でありながらリーズナブルなお茶はお土産にぴったり

奈良県天理市で、50年以上にわたり質の高いお茶を販売しています。厳選した茶葉を仕入れ、自社工場にて独自の技術で加工・ブレンドしたお茶は、高品質でありながら価格はリーズナブル。定番のお土産としてもぴったりの一品です。

中でも、知る人ぞ知る高級茶「大和茶」を多く取り扱っており、渋みと爽やかさのバランスが絶妙で、お茶の色も美しいと評判です。茶葉タイプに加えてティーバッグタイプもご用意しておりますので、手軽に本格的な大和茶の味わいをお楽しみいただけます。地元ならではの上質なお茶を、ぜひ一度ご体験ください。また煎茶を使った「大和煎茶洋風生どら焼き」は手土産にぴったりです。

柿の葉すし本舗 たなか

奈良の土地が生んだ郷土料理を味わおう

奈良県五條市は、全国でも有数の柿の産地であり、また、吉野川が流れることで水運も盛んでした。そんな豊かな土地で生まれた「柿の葉すし」は、夏祭りのご馳走として、また日々の食卓にも欠かせない郷土料理として親しまれてきました。この伝統を今に伝え、昔ながらの柿の葉すしを守り続けているのが、こちらのお店です。

近年では、柿の葉すしにさまざまな健康効果があることも知られるようになり、特に減塩志向の高まりを背景に、一晩寝かせた翌日のものがより美味しく、おすすめされています。奈良の風土が育んだ、ふるさとの味をぜひご賞味ください。

なお、こちらのお店では、柿の葉すしの手作り体験も実施しています。体験は事前予約制となっていますので、奈良を訪れるご予定がある方は、ぜひチェックのうえ、料理体験もお楽しみください。

まほろば大仏プリン

奈良のほっこりお土産に人気、食べ比べも楽しい

奈良といえば大仏が有名ですが、その大仏をモチーフにしたイラストが可愛らしいと評判のお土産品が「まほろば大仏プリン」です。子どもの頃、お母さんが作ってくれたお菓子をイメージして作られたこのプリンは、上質な材料を使い、ほっこりとした味わいが特徴のお店の人気商品です。

「まほろば大仏プリン」は、ビン入りで、ふたに大仏と子どもたちが描かれており、見た目も楽しませてくれます。カスタードのほか、奈良特産の大和茶を使ったプリンや、地酒を使ったものなど、ここならではの味が楽しめます。

大サイズと小サイズがあり、実は大サイズは少し固め、小サイズはとろりとした食感が特徴です。この違いを楽しむために、両方購入して食べ比べる方も多いです。奈良のほっこりしたお土産として、ぜひチェックしてみてください。

奈良観光の思い出に、魅力あふれるお土産を購入しよう

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奈良には、歴史の趣を感じさせる観光スポットが数多くあり、柿やお茶など、古くから人々に親しまれてきた名産品も豊富にそろっています。そうした名産を使ったお土産は、奈良ならではの魅力が詰まっており、多くの人々に長く愛されてきました。旅の思い出に、ぜひ奈良の魅力が詰まったお土産をお選びください。

旅色編集部 おおもと

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもと

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