【北海道】名所から穴場まで!十勝周辺の紅葉スポット14選 見頃時期も解説
2024/09/06
2025/02/18
広大な北海道の南東部に位置する十勝地方は、美しい平野が広がる農業の盛んな地として知られます。なかでも、十勝川温泉周辺はとかち帯広空港から車で約30分と観光にもアクセスが良い人気のエリア。観光地として栄える帯広の街にも近く、レジャーとグルメとを一度に満喫できるのが魅力です。四季折々に異なった風情が感じられますが、十勝の特徴である広大な牧場に咲く草花の美しさや青々と茂る庭園の木々を楽しむなら、夏がベストシーズンといえるでしょう。本記事では、十勝川温泉周辺で訪れたいおすすめの観光スポットを、レジャーとグルメに分けて12選紹介します。
この記事の目次
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レジャー
まずは、十勝の美しい自然や文化を満喫できる観光スポットについて紹介します。
JR帯広駅より車で約15分の回遊式庭園。およそ25,000坪の広大な敷地は、日本庭園・ヨーロッパガーデン・風景式庭園の3つのテーマで構成されています。散策コースは「エゾリスコース」「キタキツネコース」の2通りから選択が可能。季節ごとに数千品種の植物が目を楽しませてくれます。歩き疲れたときは、エゾリスに出会えると人気のカフェテリアで休憩するのもおすすめです。冬季は休園のため、ぜひ春を待って訪れてみてくださいね。
真鍋庭園
十勝ワインで有名な池田町にあるワイン研究所。外観が中世ヨーロッパの古城に似ていることから「ワイン城」と呼ばれています。ブドウの栽培方法やワインの製造方法などを学べるほか、製造工程の見学や試飲もできるのが魅力です。4階のレストランでは、十勝の景色を楽しみながら、旬の地元食材を使った料理をいただけます。十勝観光を夏にするなら、展望テラスで絶景と一緒にソフトクリームを堪能しましょう 。
池田ワイン城(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)
日本で唯一、引き馬レースが見られる競馬場。スピードだけでなく、パワーと駆け引きで繰り広げられる迫力満点の競争を、ぜひ間近で体験しましょう。レース開催は土~月曜日のみですが、それ以外の日もスタンド南側のふれあい動物園で、ばん馬や小動物との触れ合いやポニーの乗馬体験ができます 。夜には実物大サイズのばん馬イルミネーションが点灯し、ソリに乗っての記念撮影も。SNS映えするフォトスポットとしてもおすすめです。
帯広競馬場(ばんえい十勝)
帯広の中心街からほど近くにある総合公園。広大な敷地内には美術館や博物館、児童会館などの文化施設のほか、野草園や動物園もあり、老若男女問わず一日中過ごすことができます。21体の彫刻が配置された「彫刻の径(みち)」 は散歩やジョギングコースにもおすすめ。十勝観光の際も、春には帯広市内で有数の桜の名所として、夏には子どもたちの水遊びスポットに、秋には紅葉狩り、冬にはおびひろ氷まつりと、一年を通して楽しめますよ。
緑ヶ丘公園
緑ヶ丘公園の一角にある美術館。北海道東部ゆかりの芸術家の作品や、近現代のプリントアート、バルビゾン派を中心とした西洋美術品を収集・展示しています。定期的に就学前の子どもに向けた工作イベントを開いており、工作中に保護者が展示を鑑賞できる嬉しい配慮も。美術館保有のコレクション展示や特別展など、魅力的な展覧会が随時開催されているので、美術ファンはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
北海道立帯広美術館
2023(平成5)年に開園60周年を迎えた緑ヶ丘公園内にある動物園。約61種293の動物を飼育しています。「ちびっこふぁーむ」では、ウサギ、ヒツジ、ヤギ、モルモットとのふれあい体験も可能です。園内にはメリーゴーランドやゴーカート、観覧車など子どもが楽しめる遊具もたくさん。開園期間は例年4月下旬~11月初旬と12月初旬~2月下旬のため、旅行を計画する際はご注意ください。
おびひろ動物園
十勝の「農」と「食」の発信拠点として2008(平成20)年に誕生した複合施設。十勝平野を見渡せる約23haの敷地には、どこを切り取っても写真映えする庭園を中心に、カフェや雑貨店、自然栽培の畑があります。心地よく過ごせるよう、ピクニックセットやハンモックなどが無料で借りられる嬉しいサービスも。広い園内も周遊カートを使えば外周を約30分で回ることができます。冬季は休業しており、2025(令和7)年は4月19日(土)朝9時営業開始です。
十勝ヒルズ
グルメ
ここからは、帯広名物の豚丼をはじめとした十勝グルメをいただける飲食店を紹介します。
十勝観光には外せない、帯広の名物グルメ「豚丼」の専門店。1枚1枚丁寧に手切りされる十勝産の豚肉は、柔らかい部分のみを厳選して振る舞われます。肉との相性抜群な秘伝のタレは、精肉店を営んでいた創業者が生み出した一子相伝の味。帯広駅より車で約8分とドライブにもアクセスがよく、駐車場も完備しています。地元民だけでなく豚丼目あてに足を運ぶ観光客も加わり、連日行列のできる有名店です。
ぶた丼のとん田
札内駅より徒歩約2分の好立地で営む、気軽にのれんをくぐれる寿司屋。季節ごとに北海道で獲れる旬の海鮮をいただけます。寿司店ならではの選び抜いた米で作る十勝名物の豚丼も人気で、タレが染みても水っぽくならずにふっくらとした弾力のご飯と、香り立つ柔らかい歯触りの豚肉とは相性抜群。ランチタイムにはセットで小そばまたは小うどんが付いてくるのでお得です。
寿司和風食事処 竹葉寿司
十勝川温泉より車で約10分とほど近く、観光客もよく立ち寄るお食事処。店内にはカウンター席、テーブル席、座敷があり、おひとりでもお子さん連れのファミリーでも気兼ねなく利用できます。めずらしい鹿カツが食べられるのもエゾシカの多い北海道ならでは。丁寧に下処理を施し、臭みがなく柔らかい食感に仕上げています。お手頃価格でいただける元ホテルシェフの店主が作るこだわりの味をぜひご堪能ください。
御食事処 楽
帯広駅から北に車で約10分の場所にある全室個室の焼肉店。厳しい目利きにより選び抜かれた上質な肉のみを、冷凍せず鮮度を保った状態で席まで届けてくれます。北海道ならではのジンギスカンも生肉のまま提供。臭みが少なく、肉本来の旨味を味わえるのが特徴です。店内には気軽に焼き肉を楽しめるおひとり様席やキッズルームなどさまざまな個室を用意しているので、多様なシーンで利用できますよ。
焼肉の虎 木野店
帯広に2店舗を構える ファミリーレストランのイーストモール店 。寒い土地ならではの氷室で熟成させた十勝産豚肉で作る豚丼や、同じく氷室仕込みのラムジンギスカンなど、北海道にしかない食材を堪能できます。買い物帰りに立ち寄りやすいため、地元民ばかりでなく家族連れの観光客にもおすすめ。専門店にも負けない味にコスパ抜群の豊富なメニューをぜひご賞味ください。
レストランひまわり イーストモール店
十勝川温泉周辺で訪れたいおすすめスポット12選を紹介しました。十勝の豊かな自然や文化を満喫できる観光スポットだけでなく、帯広名物の豚丼をはじめとした十勝グルメをいただける地元の飲食店は、旅の目的地とするのにおすすめです。十勝川温泉の湯に浸かって体の疲れを癒やしたあとは、美しい景観と美味しい食事で心もリフレッシュさせましょう。広大な北海道でどこを訪れようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:peekaboo