【京都】卒業・修学旅行で絶対に行くべきおすすめ観光スポット18選
2024/01/30
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2025/08/07
京都を代表する観光地・東山区祇園町に鎮座する八坂神社は、「祇園さん」の愛称で親しまれている由緒ある神社です。全国約2,300社を数える祇園社の総本社であり、厄除け・疫病退散・商売繁盛のご利益で知られ、古くから篤い信仰を集めてきました。そんな京都・八坂神社の見どころから、便利なアクセス方法、周辺の観光&グルメスポットまで、旅の計画に役立つ情報を徹底解説します。
この記事の目次
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八坂神社(Photo by PIXTA)
八坂神社の歴史は平安京遷都以前にさかのぼり、創建年は諸説あります(一説には656年と伝えられています)。都の東を守護する重要な神社として歴代の朝廷からも崇敬され、京都の歴史とともに歩んできました。
また、八坂神社といえば、日本三大祭りのひとつ「祇園祭」が特に有名です。毎年7月の1カ月間にわたって開催されるこの盛大な祭りは、1100年以上の伝統を誇り、豪華絢爛な「山鉾巡行」は京都の夏の風物詩として知られています。
八坂神社の広大な境内には、国宝の本殿をはじめ、それぞれに異なるご利益や歴史を持つ数多くの社が点在しています。ここでは、八坂神社観光で特におすすめの見どころを7つ厳選してご紹介します。
①朱色が鮮やかな「西楼門」

八坂神社 西楼門(Photo by PIXTA)
四条通の突き当たりにそびえる「西楼門」は、八坂神社の顔ともいえる存在です。国の重要文化財に指定されており、記念撮影の定番スポットとして常に多くの観光客でにぎわっています。夜はライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な姿も魅力。門の両脇には狛犬・獅子像が配され、参拝者を迎えています。
②本殿と舞殿
西楼門をくぐり石段を上ると、まず目に飛び込んでくるのが、数多くの提灯が印象的な「舞殿」、そしてその奥に荘厳に鎮座する「本殿」です。

本殿(右)と舞殿(左)(Photo by PIXTA)
「祇園造」と呼ばれる日本唯一の建築様式で建てられており、国宝に指定されています。一つの大きな屋根の下に、神様が祀られている本殿と人々が祈りを捧げる拝殿が収まっているのが特徴で、その独特の様式は必見です。
本殿の手前にある舞台で、年間を通じて神事や奉納舞踊、結婚式などが執り行われます。四方に吊るされた提灯には、祇園の料亭や芸舞妓さんの名前が記されており、祇園情緒を感じさせます。
③美容の神様を祀る「美御前社」

美御前社(Photo by PIXTA)
本殿の東側に佇む「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」は、美を司る三柱の女神をお祀りする社です。美徳成就、特に美顔・美髪・美しい心にご利益があるとされ、美意識の高い女性や美容関係者が絶えず参拝に訪れる、京都でも人気のパワースポットです。
社の前には「美容水」と呼ばれる神水が湧き出ており、この水を2、3滴肌につけてお参りすると、身も心も美しくなるという言い伝えがあります。
④縁結びのご利益「大国主社」

大国主社(Photo by PIXTA)
西楼門をくぐってすぐ左手にあるのが「大国主社(おおくにぬししゃ)」です。縁結びの神様として名高い大国主命(おおくにぬしのみこと)をお祀りしており、良縁を願う多くの人々が訪れます。
社殿の前には、神話「因幡の白兎」にちなんだ大国主命と白うさぎの石像があり、参拝者から人気を集めています。恋愛だけでなく、仕事や人間関係など、さまざまな「縁」を結ぶ神様として信仰されています。
⑤夜のライトアップ

西楼門 ライトアップ(Photo by PIXTA)
八坂神社は24時間参拝が可能なため、昼間とは全く異なる表情を見せる夜の参拝もおすすめです。日没後は境内がライトアップされ、提灯に明かりが灯った舞殿や、闇夜に朱色が浮かび上がる西楼門が、幻想的で荘厳な雰囲気を醸し出します。
人通りが少なくなる夜の時間は、日中の喧騒が嘘のように静まり返り、神社の神聖な空気をより深く感じることができます。祇園でのディナー後、少し足を延ばして静寂に包まれた境内を散策してみてはいかがでしょうか。
⑥ユニークな名前の「悪王子社」

悪王子社(Photo by PIXTA)
本殿の東側にある「悪王子社(あくおうじしゃ)」は、その少し怖い名前に驚くかもしれません。しかし、ここでの「悪」とは「邪悪」という意味ではなく、「強力」や「猛々しい」といった意味を持つ言葉です。
お祀りされているのは、ご祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)の力強い側面「荒魂(あらみたま)」です。その強力なご神徳によって、参拝者のさまざまな願い事を力強く後押しし、成就へと導いてくれる神様とされています。
⑦夏越祭で有名な「疫神社」

疫神社(Photo by PIXTA)
南楼門のすぐそばに鎮座する「疫神社(えきじんじゃ)」は、疫病退散にご利益のある蘇民将来命(そみんしょうらいのみこと)をお祀りしています。
毎年7月31日、祇園祭の締めくくりとして行われる「疫神社夏越祭」では、鳥居に大きな茅の輪が設置されます。この輪をくぐることで、罪や穢れを祓い、無病息災で夏を越せるといわれ、多くの参拝者でにぎわいます。
八坂神社は京都市内の中心部に位置し、各方面からのアクセスが非常に便利です。観光の拠点としても最適な場所にあります。

四条通から望む八坂神社(Photo by PIXTA)
京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約5分
阪急京都線「京都河原町駅」から徒歩約8分
いずれの駅からも四条通を東へまっすぐ進むと、正面に西楼門が見えてきます。
JR京都駅 市バス100番・206番「祇園」バス停下車すぐ
京都市内を網の目のように走る市バスを利用するのも大変便利です。
自家用車で訪れることも可能ですが、観光シーズンや週末は周辺が大変混雑するため、できるだけ公共交通機関の利用がおすすめです。
・八坂神社常磐新殿駐車場
料金:1時間600円(以降30分毎に300円)
備考:収容台数が限られるため、満車の場合が多いです。周辺のコインパーキングは料金が割高な傾向にあります。
参拝の前後には、歴史と文化が息づく祇園ならではのグルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。ここでは、八坂神社周辺で人気のランチスポットとカフェをご紹介します。
京都府|京都市東山区
300余年の古都の味・「いもぼう」発祥の店
京都・祇園に鎮座する八坂神社を抜けると、円山公園内に根を張るしだれ桜が見える。その左手、華頂山知恩教院大谷寺南門前に佇む「いもぼう平野家本店」は、山の幸「海老芋」と海の幸「棒鱈」を炊き合わせた京名物「いもぼう」発祥の店だ。川端康成や松本清張など文豪の作品にもその名が登場する名店で、「海老芋」は京都産、「棒鱈」は北海道産と、選りすぐりの素材を使用。一子相伝の製法で京名物として全国に広まり、円山公園を訪れる人に親しまれている。“夫婦炊き”とも呼ばれる「いもぼう」は、縁起物としてもいただきたい逸品だ。
住所:京都府京都市東山区祇園町北側362(円山公園内知恩院南門前)
アクセス:電車:京阪本線祇園四条駅より徒歩約10分、車:第ニ京阪道路鴨川西ICより約18分、鴨川東ICより約26分
営業時間:昼:11:00~15:00、夜:17:00~20:00
京都府|京都市東山区
京都府|京都市東山区
鮮度を追求したトラフグ料理を味わい尽くす
創業約45年、大阪発祥のトラフグ料理専門店「玄品」の京都祇園店。 祇園四条駅から徒歩約10分、京都河原町駅から徒歩約11分とアクセス良好。八坂神社近くに佇み、白を基調とした高級感のある外観が目印だ。独自の技術によって養殖のトラフグも天然ものに負けない品質を実現し、一年を通して鮮度抜群の多彩なフグ料理を味わえる。気楽にいただける一品料理から、フグの本場・下関直送の厳選した天然トラフグを満喫できる贅沢なコースまで幅広く用意。4月~10月限定でうなぎメニューも登場し、季節の味覚も堪能できる。
住所:京都府京都市東山区四条東山下ル祇園町南側528-4
アクセス:電車:京阪電鉄京阪本線祇園四条駅6番出口より徒歩約10分、阪急電鉄京都本線京都河原町駅1B出口より徒歩約11分
営業時間:昼:12:00~15:00(LO14:00)※土・日・祝日のみ、夜:16:00~22:00(フードLO21:00、ドリンクLO21:30)
京都府|京都市東山区
こだわりの炭焼きうなぎを心ゆくまで楽しむ
京阪電気鉄道祇園四条駅から徒歩約10分、八坂神社のほど近くに立つうなぎ料理専門店。川魚の卸売業をしていたという店主が厳選したうなぎを使用。店内でさばいたあとすぐに串打ちし、関西風にふっくらと焼き上げている。炭火で焼くことで、皮はパリッと身はふんわりと仕上げた自慢のうなぎを、リーズナブルに楽しめると好評だ。うなぎを存分に堪能したい人には、うなぎを丸ごと一匹乗せた「極上一匹重」がおすすめ。また、一度で3つの味を楽しめるひつまぶしも人気だ。京都観光や八坂神社参詣の際に、立ち寄ってみては。
住所:京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下ル清井町492-3
アクセス:電車:京阪電気鉄道京阪本線祇園四条駅より徒歩約10分、バス:京都市営バス東山安井停留所より徒歩約3分
営業時間:昼:11:00~15:00、夜:17:00~22:00(LO21:30)※祝前日・祝日は除く
京都府|京都市東山区
うなぎと和牛料理・アップルパイの店
京都府の人気観光スポットである八坂神社の石鳥居前に佇む「うなぎtoアップルパイ 八坂1646」。蔵を模した建物の1階はアップルパイの販売、2階は石鳥居と東大谷参道を眺めながら、うなぎや和牛を使った料理がいただけるイートインスペースとなっている。アップルパイを作る際に生まれるりんごの糖蜜を使った特製タレを絡め、炭火でじっくりと焼き上げた肉厚な宮崎県産うなぎは、サクサクとした食感のアップルパイとも相性が良いという。一部商品はテイクアウトが可能で、英語などに対応したメニューが用意されているのも嬉しい。
住所:京都府京都市東山区祇園町南側506
アクセス:電車:京阪電鉄京阪本線祇園四条駅より徒歩約10分、バス:京都市営バス各系統「祇園」停留所より徒歩約5分、車:第二京阪道路鴨川東ICより約12分
営業時間:11:00~20:00(LO19:30)
京都府|京都市東山区
京都の伝統的な「京生麩」のスイーツを満喫
京阪電気鉄道祇園四条駅から徒歩約7分の「京生麩」のテイクアウト専門店。新感覚の“生麩”スイーツは、定番の田楽味噌やつぶあん、こしあんのシリーズのほか、「ベーコン巻」「揚げぶぶあられ」「漬物 柴漬け」など変わり種も豊富に揃う。独特の食感が楽しめる京都伝統の味で、可愛らしい見た目がSNS映えし、人気を集めている。ほかに唐揚げやジェラート、秘伝の味噌ダレを付けて焼く「あぶり麩」、さらに「甘酒」「ラムネ」「京都ビール」などドリンクも充実。八坂神社に近く、観光の食べ歩きやお土産にもぴったりだ。
住所:京都府京都市東山区祇園町北側294
アクセス:電車:京阪電鉄京阪本線祇園四条駅7番出口より徒歩約7分
営業時間:10:00~18:00
八坂神社を基点にすれば、徒歩圏内で京都らしい魅力的な観光スポットを巡ることができます。ここでは、八坂神社とあわせて巡りたい周辺スポットをご紹介します。

花見小路通(Photo by PIXTA)
八坂神社の西側に広がる、石畳の道や紅殻格子の京町家が続く「祇園」。特に「花見小路通」は、伝統的なお茶屋が軒を連ねており、運が良ければ舞妓さんや芸妓さんの姿を見かけることもできる、祇園のメインストリートです。
花見小路通

円山公園(Photo by PIXTA)
八坂神社の東側に隣接する「円山公園」は、京都市内で最も古い公園です。園内の中央に立つ「祇園しだれ桜」は有名で、桜の季節にはライトアップもされ、多くの花見客でにぎわいます。ベンチや遊歩道も整備されており、観光途中の休憩や散策にぴったりです。

清水寺(Photo by PIXTA)
八坂神社から南へ、土産物屋が並ぶ賑やかな二年坂・三年坂(産寧坂)を上っていくと、世界遺産「清水寺」にたどり着きます。断崖絶壁に建てられた「清水の舞台」から京都市内を一望する眺めは絶景です。八坂神社からは徒歩約20分と、散策にちょうど良い距離です。
住所:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625
電話番号:075-561-6155
拝観時間:境内は24時間参拝可能(社務所の受付は9:00~17:00)
拝観料:無料

夜の八坂神社 万灯籠(Photo by PIXTA)
京都・祇園の象徴として、また人々の篤い信仰を集める場として、時代を超えて愛され続ける八坂神社。国宝の本殿や重要文化財の西楼門といった歴史的建造物から、美容や縁結びといった多彩なご利益を授かる摂社・末社まで、その見どころは尽きることがありません。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 なかやま
ライター:旅色編集部 なかやま