- 1泊2日
- 2日目
「水」が紡ぐ敦賀若狭を巡る旅。若狭ふぐ・葛などグルメも堪能
敦賀、美浜、小浜、おおい、⾼浜、若狭(福井県)
予算:32,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2026/02/20
古来、水とともに歩んできた福井・敦賀若狭エリア。若狭湾に面し山々にも囲まれた自然豊かな地域です。東大寺の「お水取り」に先駆けた神事「お水送り」で有名な若狭神宮寺、三方五湖の絶景などを巡り、若狭ふぐをはじめとした美食も味わいます。地域の歴史や伝統に触れる、感性を潤す2日間の旅。
若狭神宮寺

若狭神宮寺

歴史を見守る大木

本堂からの景色。ここから見える山々とも深い関わりがあるそう

お水送りの始まりはここから
和銅7(714)年創建の天台宗の寺院。毎年3月12日に行われる奈良・東大寺の「お水取り」に先駆け、聖なる水を送る神事「お水送り」の舞台として知られる。神仏習合の面影を色濃く残す境内には、凛とした静謐な空気が漂う。重要文化財に指定された本堂は、天文22(1553)年に一乗谷に一大勢力を構えた朝倉義景による再建とされている。

旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 毎年3月2日に行われる「お水送り」。ここで汲み上げられた聖なる水が、10日間かけて奈良・東大寺の「若狭井」に届くと伝えられています。住職のお話によると、若狭と奈良を繋ぐ壮大な水の繋がりは、一度も絶えることなく受け継がれてきたとのこと。約1,300年も続く伝統の儀式に関する歴史に、知的好奇心がくすぐられます
- ★ 通常本堂内の造りは、めずらしく左右非対称になっているのが特徴。神宮寺は神社と寺院が一体となった神仏習合の形態が色濃く残り、建物が増改築されてきたからなのだそう
- ★ 室町時代に再建された本堂(国重要文化財)が見どころで、装飾を削ぎ落とした力強くも美しい佇まいとなっています。住職によると、歴史の荒波を越えて守られてきた貴重な建築様式だけでなく、そこに宿る精神性も感じてみてほしいとのこと。そうすることで、きっと日本文化への理解がより深まりますよ
- ★ 今回は2月に訪れたため、深々と積もった雪景色の景観を楽しむことができました。そして暖かい季節になれば、苔むした石畳や周囲を囲む深い緑、そして清らかな水の音が響く世界に出会えます。どの季節に訪れても、境内を一歩歩くたびに雑念が消え、心が静かに整っていくのを感じるはず。特に「お水送り」の神事に関連する場所は、目には見えない神聖なエネルギーに満ちています。その静謐な空気を深く吸い込みに訪れてみてください
暦会館

暦会館

粉末状のお香が燃える速さで時刻を計った「香盤時計」。「香盤表」という言葉の由来がここに!

現代の「二十四節季考」

暦に関する古書

昔は「閏年(うるうどし)」ではなく「閏月(うるうづき)」が存在していた⁉
福井・敦賀若狭の山間に佇む、陰陽道と深く関わる「暦」の歴史を学べる全国的にもめずらしい資料館。古来、農業や治水に不可欠な「水の管理」の指針でもあった「暦」。安倍晴明ゆかりの地で、先人たちがどのように自然のサイクルを読み解いてきたのか。その知恵の結晶に触れたり、時の流れがより豊かに感じることができるスポット。

旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 全国でもめずらしい暦と天文学に関する資料館です。おおい町名田庄(なたしょう)は、「陰陽道」で知られる安倍一族が戦火を逃れて移り住んだ地。館内には、一族が守り伝えてきた天文暦道の貴重な資料が展示されています。星の動きを観察し時を読み解くことで、人々の暮らしを支えてきた陰陽師たち。その足跡を辿る時間は、歴史ミステリーのようなワクワク感を与えてくれるはずです
- ★ かつての暦は、単なる日付の確認ではなく、水の増減や農作業の時期を知るための指針でした。季節の移ろいや「二十四節気」といった、現代の私たちが忘れかけている自然との調和を、膨大な展示品を通じて再確認できます。先人たちの緻密な観察眼に触れることで、知的好奇心が心地よく刺激されますよ
- ★ アクセスは、神宮寺から車で約30分。道中の豊かな緑と清流の景色も、暦の世界観への導入として完璧です。展示を見終えたあとは、外に広がる自然が、それまでとは違った「意味を持つ風景」として目に映るはず。福井・敦賀若狭の「水」と「緑」が育んだ時間の重層性を、この場所でぜひ体感してみてください
UMIKARA

UMIKARA

まずは、生け簀から魚を選びます

すると、目の前で魚を獲ってもらえます

そして、食事場所でそのままいただけます

外観

お土産もかなり充実しています
「海から(UMIKARA)」という名の通り、福井・敦賀若狭の豊かな海を目の前に望むマーケット。店内の生け簀から引き揚げたばかりの魚を刺身にして、イートインという形でいただくことも可能です。清らかな海水が育んだ旬の魚介は、驚くほどの輝きと弾力で、鮮度抜群の食体験が叶う。

旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 店内に一歩足を踏み入れると、大きな生け簀の中で泳ぐ魚たちが目に飛び込んできます。オーダーを受けてから網ですくい、スタッフが鮮やかにさばく、港町ならではのライブ感を味わえますよ。清らかな水に満たされた生け簀は「海の延長線」そのものであり、命の恵みをいただくという尊さを、鮮烈な美味しさとともに実感できます
- ★ 生け簀から届く魚介は、お刺身や海鮮丼など、素材の良さを最大限に引き出すスタイルで提供されます。コリコリとした歯ごたえと、噛むほどにあふれる上品な甘みは、一度味わえば忘れられないほど。若狭の豊かな潮流が育てた「旬」を、余すことなく楽しんでみてください
- ★ 鮮魚コーナーの魚をさばいてもらい、施設内にある「うみから食堂」で別メニューも注文して合わせていただくという合わせ技も可能です。また、今回いただいた漬け丼などはマーケット内でも販売されているなど、施設内の連携は完璧! ストレスフリーで食事が楽しめるのは嬉しいですよね
- ★ お土産コーナーも充実しており、地元の漁師さんが獲った新鮮な干物や特産品が並びます。福井・敦賀若狭の最西端、高浜町の豊かな海産物を自宅でも楽しめるのは嬉しいポイント。車でのアクセスもスムーズで、海沿いのドライブを楽しみながら立ち寄れます。食後は近くの砂浜を歩いて、海の呼吸を全身で感じてみてください
熊川葛(くまがわくず)振興会

熊川葛(くまがわくず)振興会

葛の根を、踏んで踏んで漉(こ)していきます

ひたすら踏みます

漉した直後はまだまだこんな色合い

徐々に白くなっていきます

「熊川葛」によって熊川宿自体も再度注目度が高まっています
若狭町・熊川宿に伝わる「熊川葛」は、日本三大葛のひとつ。良質な水と厳しい冬の寒さを利用して作られる白銀の葛は、この地の「水」と「山」が生んだ芸術品。熊川葛振興会では、受け継がれてきた伝統の製法を間近で見学でき、職人の手仕事と自然の恵みが織りなす奥深い文化を、肌で感じることができる。

旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 厳冬期、冷たい水の中で何度も葛の根を晒(さら)し、不純物を取り除いていく「葛晒し」。職人の手によって、茶色の根が驚くほど真っ白な結晶へと変わる様子を間近で見学できるのは、極めて貴重な体験です。水と対話し、気の遠くなるような手間暇をかけて純度を高めていく真摯なものづくりの姿勢に、深い感銘を受けるはず。この行程すべてをほぼ人力で行っているのは大変なことですよね。この伝統技術をずっと大切に守っていきたいという、職人さんたちの強い意志を感じます
- ★ 万葉の時代から知られ、江戸時代には将軍家にも献上されたという「熊川葛」。その品質を支えているのは、熊川宿を流れる清らかな水です。混ぜ物一切なし、葛根100%にこだわった「本葛」の輝きは、まさに水の結晶そのもの。その希少性と歴史的価値を知れば、一包みの葛がどれほど贅沢なものか、改めて気づかされるはずです
- ★ 振興会がある熊川宿は、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている美しい街並み。街道沿いに流れる前川のせせらぎを聴きながら、職人の工房を訪ねる道のりを歩けば、タイムスリップしたような感覚を覚えるはず。伝統的な建物と、葛作りの現場が醸し出す凛とした空気感は、知的好奇心を満たす大人の女子旅に最適です
葛と鯖寿しの店 まる志ん

葛と鯖寿しの店 まる志ん

葛もちと甘いものを両方食べたいなら「葛もちパフェ」を

さまざまなタイプの葛のお土産が揃います

塩漬け鯖を米糠に漬け熟成させた保存食「鯖へしこ」はお土産にぴったり
熊川宿の中心に位置する「まる志ん」は、江戸時代の情緒を残す築190年の商家を利用した食事処。店内には清らかな水のせせらぎが響き、熊川宿の散策に休憩にぴったり。注文を受けてから作る葛料理や、鯖街道名物の鯖寿しなど、福井・敦賀若狭の「水」と「歴史」を五感で堪能できる。

旅色コンシェルジュ・深井のおすすめポイント
- ★ 看板メニューの「葛もち」や「葛きり」は、注文が入ってから葛粉を練り上げるスタイル。出来たてならではの、ほんのりとした温かさと驚くほどの透明感、そして強烈な粘りと弾力は、まさに本物の葛を知れる貴重な体験です。黒蜜との相性も抜群で、一口ごとに「水」の清らかさが喉を通り、体中に染み渡るような感覚を味わえます
- ★ 「葛もちパフェ」や「葛ソフトクリーム」、夏季限定の「葛まんじゅう」など、女性に嬉しい甘味メニューが豊富。葛の力でなめらかに仕上げられたスイーツは、歩き疲れた体に優しく、上品な甘さが口の中に広がります。お土産用の本葛や葛湯も充実しており、旅の記憶を自宅へ持ち帰るのにもぴったり。熊川宿散策のラストは、ここで決まりです
- ★ 葛と並ぶもうひとつの主役が、自家製の「鯖寿し」。脂の乗った国産生サバを丁寧にさばき、福井県産コシヒカリとともに仕上げた逸品は、肉厚で旨味が凝縮されています。「焼き鯖寿し」は、香ばしさと脂の甘みが絶妙なバランスが絶品。かつて「水」が運んだ交易の歴史を、その確かな味わいから感じ取ることができるでしょう
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