【北海道・犬連れ】ペットと泊まれる宿9選 ホテルから一棟貸し宿まで幅広く紹介

手つかずの自然や美しい風景、豊富なグルメなど魅力の多い北海道には各地にペットと泊まれる宿があります。ドッグラン付きのホテルや周囲を気にすることなく滞在できる一棟貸しヴィラなど、宿泊施設によって特徴はさまざまです。旅行先にペットを連れて行くメリットは、ペットホテルなどの預け先を確保する必要がないこと。また、ペットと一緒の旅行はかけがえのない思い出になります。しかし、ペット用の食事は用意されていない場合が多いので持ち込みが必要です。ペット用品を貸し出している施設もありますが、食器やおもちゃなどは普段使っている物を持参するとペットもリラックスして過ごせるでしょう。本記事では、北海道でペットと泊まれる宿を9カ所紹介します。ホテルや温泉旅館、グランピング施設、一棟貸し宿まで幅広く紹介しているので、自分の好みの宿を見つけてみてください。

• 北海道

【札幌市】定山渓 鶴雅リゾートスパ 森の謌

ペットとのプライベート時間を大切にできる宿

定山渓 鶴雅リゾートスパ 森の謌（じょうざんけい つるがりぞーとすぱ もりのうた）は、札幌中心部より車で約45分のところに位置する、定山渓温泉にある旅館です。犬同伴で泊まれる「ワンちゃんルーム」の床は滑りにくい特殊なワックス加工がされたフローリングで、ペットに優しい設計となっています。また、部屋には広々としたドッグガーデンが繋がっており、周囲を気にせずにペットとの時間を過ごせます。靴を脱いで寛げるラウンジや自然に囲まれた露天風呂など日々の疲れをリセットできる館内施設も豊富です。

【札幌市】アニマルグランピング

専用庭付きのコテージで思いっきり遊ぼう

アニマルグランピングは、動物園「ノースサファリサッポロ」に併設された、動物とふれあえるグランピング施設です。ペットと泊まれるコテージタイプの客室「HANARE」にはドッグランとしても使える専用庭が付いています。ペットを自由に遊ばせたり、バーベキューを楽しんだりとさまざまな使い方ができるのが魅力です。冷蔵庫や電子レンジ、専用のバーベキューコンロなどの備品も充実しているため、荷物が多くなりがちなペット連れでも手軽にバーベキューが楽しめます。

【網走市】北天の丘 あばしり湖 鶴雅リゾート

ペット2匹まで宿泊できるオホーツク文化満載のホテル

北天の丘（ほくてんのおか） あばしり湖 鶴雅リゾートは、北方民族とオホーツク文化をコンセプトにしたリゾートホテルです。別棟フロアにある「ワンちゃんルーム」は犬用ケージが設置された客室で、一室2匹まで宿泊可能。館内のメインラウンジは大鷲とクジラの木彫り作品や出土品をモチーフにした作品などが展示され、美術館のような雰囲気を楽しめます。また、北方民族のテント住居をイメージした「火焔（かえん）の塔」で足湯を堪能したり、オホーツク海の魚介を使った料理を味わったり、のんびりと寛げるホテルです。

【網走市】HILLTOP VILLAGE IZUBA

貸し切りヴィラでペットと非日常を満喫

HILLTOP VILLAGE IZUBA（ヒルトップ ヴィレッジ イズバ）は、オホーツク文化の住居形状をモチーフにした一棟貸しのヴィラです。全5棟あるメゾネット式ヴィラは趣の異なる3タイプがあり、ペット同伴可能なヴィラにはミニドッグランが付いています。屋外には広々としたウッドデッキが備わっており、自然の中でゆっくり寛いだり、5月から10月はグリル料理の夕食を楽しんだりできます。水着や専用ポンチョで男女一緒に入れるサウナや網走でしか味わえないアクティビティを体験できる施設など多彩な楽しみ方ができるヴィラです。

【釧路市】あかん遊久の里 鶴雅＜ペット預かり施設あり＞

いつでも会いに行ける預かり施設と湯めぐりが楽しめる旅館

あかん遊久の里 鶴雅（ゆうきゅうのさと つるが）は、阿寒湖の風景やアイヌ文化など北海道東部の魅力を堪能できる温泉旅館です。豊富な湯量を誇る良質な温泉が魅力で、阿寒湖の大パノラマを望める空中露天風呂や7種類のお風呂を楽しめる大浴場、立ち湯、寝湯など充実の湯めぐりが楽しめます。館内にはペットと泊まれる客室はありませんが、1階にペットを預かってくれる「ワンちゃんハウス」があります。小型犬から中型犬まで利用でき、滞在中はいつでも会いに行けます。ただし、ペットはワンちゃんハウス以外の入館はできないので注意が必要です。

【千歳市】しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌

専用の出入り口がありストレスフリーな滞在が叶う

しこつ湖 鶴雅リゾートスパ 水の謌（みずのうた）は、支笏湖（しこつこ）の畔に建つ温泉リゾートホテルです。ペットと泊まれる「ワンちゃんルーム」は角部屋のツインルームや広々としたデラックスツイン、露天風呂付き和洋室などさまざまなタイプから選べます。各部屋に外からの出入り口があるため、ほかの宿泊者と会うことなく入室可能。館内には、美人の湯と呼ばれる支笏湖温泉の大浴場や支笏湖の湖底をイメージしたハーブの香り漂うサウナ、自分好みの枕を選べるピローギャラリーなどの魅力あふれる設備も豊富です。

【北見市】サロマ湖 鶴雅リゾート

愛犬と一緒にサロマ湖ならではの料理や風景を堪能しよう

サロマ湖 鶴雅リゾートは、雄大なサロマ湖の大自然を満喫できるリゾートホテルです。犬用ケージが設置された客室の「ワンちゃんルーム」は、約46平方メートルの洋室タイプ。壁に描かれた犬のイラストや足跡の装飾が心をくすぐります。食事は常呂（ところ）遺跡の歴史をテーマにしたビュッフェレストラン「ラ・メール」で。サロマ湖周辺で獲れた新鮮な魚介類のほか、かまどで焼いた旬食材のパイ包みを出来たてでいただけます。2階大浴場からはサロマ湖が一望でき、特に夕日に染まる風景は感動的です。

【洞爺湖町】ザ レイクビュー TOYA 乃の風リゾート

専用の宿泊フロアを完備したペット連れに嬉しいホテル

ザ レイクビュー TOYA 乃の風（トウヤ ののかぜ）リゾートは、日本百景に選ばれている洞爺湖（とうやこ）を望む温泉リゾートホテル。ホテルにはペット専用の宿泊フロアがあり、客室をはじめ、芝生のドッグランやペットと一緒に食事ができるレストラン、ペットグッズショップなどを完備しています。ペットと泊まれる客室は、大きな窓が特徴のツインルームとペット専用のシャワーが備わった広めのツインルームから選択可能。目の前に洞爺湖が広がるテラスは客室から自由に出入りできるため、ペットを連れて気軽に散歩が楽しめます。

【壮瞥町】洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌

愛犬と一緒に食事ができるフォトジェニックなホテル

洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌（ひかりのうた）は、草花と樹木が広がる巨大な庭園に囲まれたリゾートホテルです。愛犬と一緒に泊まれる「ワンちゃんルーム」にはケージやおもちゃ、食器などのペット用品が用意されています。夕食、朝食とも部屋食が可能で、ペットと離れることなく料理を楽しめるのも嬉しいポイントです。館内にはドッグランがありますが、冬の期間は閉鎖されます。大きな水盤に浮かんでいるように見える水のラウンジや洞爺湖が一望できる「洞爺テラス」などのフォトスポットも豊富です。

まとめ

本記事では、北海道でペットと泊まれる宿9選を紹介しました。旅行中でも預け先のペットが心配で旅行を楽しめないと感じている方にとって、ペットと泊まれる宿泊施設は非常に心強い存在になります。ペットと泊まる際は、ホテルによって受け入れられるペットの数や貸し出し用品、館内マナーなどが異なるため事前に確認しておきましょう。大切なペットと一緒に新たな旅行の楽しみ方を見つけてみてくださいね。