体験レポート

2026/03/30
晴天率抜群!家族で冬の清里・清泉寮に泊まる「サンメドウズ雪遊びデビュー」レポ
「今年の冬こそ、子どもたちに雪遊びをさせたい。でも、吹雪の中の運転は怖いし、スキーデビューで子どもが泣き出したらどうしよう……」
そんな不安を抱えるパパ・ママに、一つ提案をさせてください。それは、山梨県・八ヶ岳の麓に広がる「清里(きよさと)」への旅です。
2026年1月31日から2月1日にかけて、我が家(30代夫婦、小学低学年の息子、幼稚園児の娘)は、清里のシンボルである「清泉寮(せいせんりょう)」を拠点に、最高の冬休みを過ごしてきました。
ただのスキー旅行では終わらない、歴史とぬくもりに満ちた1泊2日の宿泊体験記をお届けします。
この記事の目次
- 宿泊だけでない魅力。清里開拓の魂が息づく「清泉寮」とは?
- 【宿泊レポ】周りを気にせずリラックス!コテージで過ごす家族時間
- 体験してわかった!同じパパ・ママに本気でおすすめしたい「清泉寮」5つのポイント
- 【アクティビティ】サンメドウズ清里「スノーランド」で雪遊びデビュー!
- なぜ「清里」がスキーデビューに向いているのか?
- 旅の締めくくりに。ジャージーハットの誘惑と絶景足湯
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宿泊だけでない魅力。清里開拓の魂が息づく「清泉寮」とは?
清里の駅を降りて宿泊者の方は無料送迎バスで、あるいは長坂ICから車を走らせて坂を登っていくと、坂道の向こうに赤い建物が見えてきます。それが、今回私たちが宿泊した清泉寮です。
清里の父、ポール・ラッシュ博士の思い
施設外観
清泉寮の歴史は、1938年にまで遡ります。創設者は、アメリカからやってきたポール・ラッシュ博士。彼は戦後、荒れ果てた日本の農村復興のためにこの地を開拓し、酪農を広め、若者たちを育成しました。
施設内を歩くと、博士の座右の銘である「Do your best and it must be first class(最善を尽くせ、そしてそれは一流であれ)」という言葉が、今も大切に守られていることが伝わってきます。ここは単なるリゾートホテルではなく、清里の文化と精神が詰まった「聖地」なのです。
広大な敷地が生み出す圧倒的なスケール感
清泉寮の敷地は、一言で言えば「一つの村」のようなスケール感です。宿泊施設を中心に、歩いても歩いても終わらないような豊かな自然が広がっています。
▼主な施設
清泉寮本館・新館・コテージ: 家族構成や好みに合わせて選べる、趣の異なる宿泊エリア。
ジャージーハット: 絶品ソフトクリームを求め、多くの観光客が訪れる清里のハブ施設。
清里聖アンデレ教会: 石造りの壁が印象的な、清里開拓の心の拠り所。
森の歩道: 宿泊者だけが味わえる、朝の静寂に包まれた散策路。
八ヶ岳自然ふれあいセンター:八ヶ岳や清里高原の自然や文化について学べる施設。
やまねミュージアム:清里の森に住むヤマネ(国の天然記念物)について紹介する国内唯一の博物館。
ポール・ラッシュ記念館:「清里開拓の父」ポール・ラッシュ博士の実績と精神を紹介する博物館。
宿泊客はもちろん、日帰り観光客にとっても清里観光の「へそ」と言える場所。この広大なフィールドすべてが、子どもたちにとっては最高の遊び場になります。ただ宿泊するだけでなく、この土地が持つ物語を肌で感じられるのが、清泉寮最大の魅力です。
また屋内でも展示やクラフトが楽しめるミュージアムが揃っているので、天候の変化などによって予定を変更となっても安心。こ子連れ旅にとってはすごく助かるポイントですよね。
冬の時期は特に富士山や南アルプスの景色が美しい
目の前に壮大に広がる景色を楽しめます
清里エリアはもともと晴天率も高いうえに、冬の時期は空気が澄んでいるので、遠くの景色もくっきりと輪郭が見えて美しいので、訪れるとまずこの景色に圧倒されるはず。
気象条件が良ければ、夜には美しい星空も
普段ではなかなか見れない星の多さに子どもたちも喜んでいました。
【宿泊レポ】周りを気にせずリラックス!コテージで過ごす家族時間

コテージ外観
清泉寮には、歴史を感じる本館やモダンな新館など、多様なニーズに応える客室が揃っています。その中で、今回我が家が選んだのは「コテージ」タイプです。
コテージタイプの魅力はなんといっても家族のプライベートを完全に確保
子連れ旅行で一番気になるのが、「周りのお客さまへの気兼ね」ではないでしょうか。「静かにしなさい!」と一日中叱っていては、親も子もリフレッシュできません。
しかし、独立した建物であるコテージなら、その心配は無用です。息子が少しばかり跳ね回っても、娘がテンション上がって大きな声を出しても、厚い木の壁が優しく受け止めてくれます。この「心理的な自由度」こそが、パパ・ママにとって最大の贅沢と言えるかもしれません。
まるで「森の中の我が家」
私たちが宿泊したコテージの扉を開けると、ふわりとかすかに天然の木の香りが広がりました。

コテージ内観
中に入ると、広々としたリビングが広がっています。家族4人でカードゲームを広げても、まだおもちゃを置くスペースがあるほどのゆとり。標高1,400m近い清里の冬は厳しい寒さですが、暖炉や薪ストーブを備えたものから床暖房のあるコテージまで、タイプごとに異なる暖かさを楽しむことができます。夜、窓の外を眺めれば、そこにあるのは街灯がほとんどない冬の森。静寂の中に風の音だけが聞こえる環境は、子どもたちにとっても忘れられない「非日常」になったようです。
体験してわかった!同じパパ・ママに本気でおすすめしたい「清泉寮」5つのポイント
今回の滞在を通じて、私が「これは他の家族にも教えたい!」と確信した、清泉寮ならではの魅力を4つのポイントに絞って深掘りします。
① 自由度満点!「コテージ」なら子どもの泣き笑いも思い出に
先述したようにホテルの廊下で静かにさせる、エレベーターで他人に気を遣う……そんな「子連れ旅行あるある」のストレスから解放されるコテージ。さらに、目の前がすぐに雪の積もった原っぱなので、「あ、雪遊びしたい!」と思った1分後には外に出られる機動力も魅力です。遊び疲れたらすぐに暖かい部屋に戻ってココアを飲む。このリズムが作れるのは、コテージならでは。
清泉寮にはコテージタイプではなく、新館と本館にも通常のお部屋が用意されていて、洋室や和室、メゾネット、和洋室、スイートルームまで用意されています。用途に合わせて利用してみてください。
② 本物の体験!「ジャージー牛」との触れ合いで食育も
可愛らしい顔のジャージー牛
清泉寮を語る上で欠かせないのが、つぶらな瞳が愛らしいジャージー牛たちです。
敷地内には牧場があり、牛たちがのんびりと過ごす様子を間近で見学や餌やり体験(500円)ができます。
牛さんは食欲旺盛
「レストランで飲んだ美味しい牛乳は、この牛さんたちがくれたんだよ」そんな会話を交わしながら牛を見つめる子どもたちの目は、真剣そのもの。ただ食べる、遊ぶだけでなく、命の繋がりを実感できる。これこそがポール・ラッシュ博士が大切にした「本物の体験」なのだと感じました。
手編みのマフラーがとてもお似合い
牛さんたちが巻いているこのマフラーは清泉寮ジャージー牛ファンクラブの方々が手編みしてくれたものなんだそうです。とても愛を感じますね。
子供たちが遊べる遊具も
ジャージー牛に出会える清泉寮ファームショップ(11月25日~冬季休業)には複数の遊具もあります。移動で溜まった子どもたちのパワーのガス抜きにも最適です。山々に囲まれた最高のロケーションで目一杯遊べます。
③ 苦手克服!? 高原野菜の絶品グルメ

新鮮で彩豊かな野菜
今回の旅で一番驚いたのが、食事中の子どもたちの様子でした。清泉寮の食事は、地元の生産者が丹精込めて育てた「高原野菜」が主役。
実は我が家の子どもたちも少し苦手な野菜がありますが、彩り豊かに並ぶサラダ、バーニャカウダー、蒸し野菜を見て、「美味しそう!」と自分からパクパク。
寒暖差の激しい清里で育った野菜は旨味が凝縮されており、野菜本来の力を教えてくれます。「野菜嫌いなお子さんでも、ここの食事なら食べられるかもしれない」……そう思わせてくれる、魔法のような食事時間でした。

いつもよりたくさん食べる子どもたち
自分で食べられる分を考えておかわりに行くなど、ひとつひとつが貴重な経験です。
[期間限定]清泉寮バレンタインデザートビュッフェ
1月15日〜2月14日の期間では夕食ビュッフェのデザートコーナーに、バレンタイン限定デザートが登場も!2月15日~3月14日まではホワイトデー限定デザートが並びます。
④ デジタルを置いて遊ぶ!暖炉でマシュマロ焼き&ボードゲーム
暖炉があることでよりリラクゼーションが高まります
冬の清泉寮の夜を彩るのが、本館ラウンジでの暖炉体験です(※実施状況は天候や時期により異なります)。
パチパチとはぜる薪の音を聞きながら、長い串に刺したマシュマロを火に近づける。

熱いので気をつけて!
じわじわと焼き色がつき、中がとろとろになったマシュマロを頬張る瞬間、子どもたちの顔には満開の笑顔が咲きました。
さらに、館内で楽しむボードゲームはスマホを置いて、家族全員で一つのゲームに熱中する。そんな 「アナログな時間」を提供してくれます。
いつもの「動画時間」ではなく、「アナログ」で楽しみましょう
デジタルデバイスから離れ、炎の揺らぎと家族の会話を楽しむ時間は、親である私たちにとっても最高のリラクゼーションになりました。その他、シーズンや日程によってはセルフクラフトや森散策、星空観察なども開催されるそうです。
受付の横に暖炉やキッズスペースが
受付横に子どもたちが遊べるスペースがあるので、チェックインの手続きや、チェックインまでの待ち時間なども退屈せずに過ごせるのが子連れ旅にとっては嬉しい配慮で大変助かります。
⑤ 雪道運転の不安ゼロ!スキー場への「無料送迎」が神すぎる
雪山旅行最大の懸念点は、やはり運転です。しかし、清泉寮に宿泊すればその悩みは一気に解消されます。近隣の「サンメドウズ清里」まで、宿泊者専用の無料送迎サービスがあるのです。 雪道での慣れない駐車待ちや、重いスキー板を持っての移動……。それらすべてをスキップして、ホテルの前からスキー場の入り口まで直行できるこのサービスは、まさに「神対応」。パパが運転に神経をすり減らすことなく、家族全員が万全の体力で雪遊びを楽しめました。
【アクティビティ】サンメドウズ清里「スノーランド」で雪遊びデビュー!

サンメドウズ清里
2日目はいよいよ子どもたちの雪遊びデビューです。清泉寮から送迎バスに揺られて数分、到着したのは標高1,900mの世界、サンメドウズ清里 スキー場です。
スキーができなくても120%楽しめる「スノーランド」
子どもたちは今回が人生初の本格的な雪山。まだスキーはハードルが高いかな……という親の心配をよそに、彼らを虜にしたのが「スノーランド」でした。

スノーランド
ここは、スキー・スノーボードエリアとは完全に分離された「遊びの聖地」です。
自転車感覚で雪上を駆け抜ける爽快感があるスノーストライダーは自分で滑ることもできますし、親やお兄ちゃんが引っ張ってあげたり。周囲にも一生懸命引っ張るママやパパの姿が。
よく見かけるふわふわ滑り台の遊具も雪の上となるとまた違った楽しみがあるようで大はしゃぎです。

そんな1番のメインはやはりこれ!ソリ専用ゲレンデ

ソリ専用ゲレンデ
想像以上のスピード感と疾走感で、子どもたちは何度も繰り返し滑っていました。

スノーエスカレーター
スノーエスカレーターがあり、無駄な体力を使わずに滑ることに集中できます。
ソリの種類も豊富なので、何度も飽きずに滑っていました。
なぜ「清里」がスキーデビューに向いているのか?

スキーを始めるならおすすめのゲレンデ
スノーランドがあるおかげで、私たちのように小学生の子にはスキーをさせ、その時間暇を持て余す下の子はスノーランドで楽しむなんてこともできるのが最大の理由です!
他にも他の豪雪エリア(新潟や長野の奥地)と比較して、清里が圧倒的にファミリー向けな理由は、その「気象条件」にあります。
1.圧倒的な晴天率
「清里ブルー」と呼ばれる青空の下で遊べるため、吹雪で子どものテンションが下がるリスクが極めて低いです。
2.寒すぎない快適さ
標高は高いですが日差しが強く、風が穏やかな日が多いため、体感温度は意外と暖かく感じます。3月下旬までシーズンとして楽しめます。
3.視界の良さ
常に周囲が見渡せるため、親も子どもを見守りやすく、安心感が違います。
旅の締めくくりに。ジャージーハットの誘惑と絶景足湯
ジャージーハット
遊び疲れた体を癒やすのは、やはり清泉寮の代名詞「ジャージーハット」です。
早く食べたくて舌が出ちゃってます
ここのソフトクリームはもはや説明不要の有名コンテンツですが、冬に食べるのはまた格別。キーンと冷えた空気の中、テラスにある「絶景足湯」に浸かりながら、富士山を眺めて食べるソフトクリーム。さっぱりとしているのにコクがある絶品ソフトクリームは外せません。
絶景の足湯
「冷たい!でも足元は温かい!」という不思議な体験に、子どもたちも大興奮。八ヶ岳の裾野に広がる冬景色をバックに撮る写真は、間違いなく旅のベストショットになるはず。
訪れた2月1日からはブッフェ同様バレンタイン限定チョコソフトクリームが!上質なチョコレートで濃厚な味わいに。
バレンタイン限定チョコソフトクリーム
2月15日までの期間限定なのでお早めに!
ジャージーハット内にある「ミルクバー」では、地元食材と有機牛乳を贅沢に使用したメニューを味わえます。ハンバーガーや麺などのメニューが中心なので、子連れにはありがたいスポットです。
ジャージーMISOヌードル
私はジャージーMISOヌードルをいただきました。ミルクがふんだんに使用されていて、味噌との相性が抜群です。ミルクが加わることでよりまろやかな味わいでコクがある冬の時期におすすめです。チャーシューの代わりにローストビーフが添えられているのも見逃せないポイントです。他にも冬だけの特別なメニューもあるので、家族でシェアしながら召し上がるのもおすすめです。
お土産品も充実!
清泉寮ジャージーハット内には他にもパンや土産品など充実していて、ここでお土産の購入も済ませてしまうことができちゃいます。
かわいいジャージー牛の人形も
出てくる数字によって、人形の大きさが変わるくじをやりたがる我が子たち。
ぬいぐるみが欲しくて懇願中
前日の触れ合いから、すっかりファンになってしまった子どもたちからは、毎週1回は聞く「一生のお願い」というフレーズ。この子は人生何周しているんだろうと、ママやパパは思わず共感してくれるはず。
まとめ:2〜3月こそ、雪道が不安なパパ・ママは清里へ行くべき!
冬の家族旅行を計画する際、多くの親御さんの頭をよぎるのは「雪道運転への不安」ではないでしょうか。 2〜3月、関東甲信越の多くのスキーエリアは積雪のピークを迎えます。連日のように雪が降り続き、時にはホワイトアウトに近い猛吹雪に見舞われることも。雪道に慣れていないドライバーにとって、視界不良の中での雪山運転は、想像以上に大きなストレスとリスクが伴います。
その点、清里はおすすめです。
八ヶ岳の麓に位置するこのエリアは晴天率が高く、豪雪地帯のような「降り続く雪」ではなく、「抜けるような青空と、質の良い雪」の両立が叶う場所です。道路の除雪も行き届いており、JR小海線「清里駅」からのアクセスも良好。さらに清泉寮の送迎サービスを活用すれば、雪山旅行のハードルは驚くほど下がります。JR新宿駅から小淵沢駅経由で2時間半、車でも同じくらいの時間でアクセスも非常に良いです!
「雪は楽しみたい、でも過酷な環境は避けたい」 そんなワガママな願いを叶えてくれるのが、冬の清里・清泉寮です。
積雪が安定し、かつ日差しが春の訪れを感じさせてくれる2〜3月こそ、清里が最も輝くシーズン。歴史ある暖炉のぬくもり、濃厚なソフトクリーム、そして子どもたちの弾けるような笑顔。この冬は、家族で「最善(Do your best)」の思い出を作りに、ぜひ清泉寮へ足を運んでみてください。そこには、他のどの雪国とも違う、優しくて温かい冬の時間が待っています。
清泉寮ホテル&コテージ
- 住所
- 山梨県北杜市高根町清里3545
- アクセス
- 電車:JR小海線 清里駅から車で約5分※無料送迎バス有り(要予約)
車:中央自動車道 長坂ICから約20分 - 公式HP
- https://seisenryo.jp/
- TEL
- 0551-48-2111
- FAX
- 0551-48-2099
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 ふかい
ライター:ふかい
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