岐阜に行ったら食べよう!名物・ご当地グルメが食べられるお店15選

岐阜に行ったら食べよう!名物・ご当地グルメが食べられるお店15選

更新日:2024/11/18

清流と山に囲まれ、美味しい食材が豊富な岐阜県。岐阜のご当地グルメといえば、全国有数のブランド和牛「飛騨牛」や長良川で育った「アユ」を使用した料理のほかにも、野菜と鶏肉にタレを絡めて炒めた県民のソウルフード「鶏ちゃん」、高山ラーメン、五平餅、漬物ステーキなど、郷土色豊かなのが特徴です。そこで今回は、岐阜に訪れた際にいただきたい、名物やご当地グルメが楽しめるおすすめのお店を15カ所ピックアップしました。地元の旬の食材や独自の調理法で、ほかの地域にはない魅力のあるご当地グルメ。岐阜の自然と歴史が育んだ味わいを堪能し、思い出に残る旅にしましょう。

【飛騨牛】

飛騨牛銘柄推進協議会が定める厳しい基準をクリアした黒毛和牛が「飛騨牛」と呼ばれます。岐阜の豊かな自然のなかでのびのびと育ち、肉質がきめ細かく、美しい霜降りや口の中でとろける味わいが特徴です。

彩美月(岐阜)

全室個室の焼肉店!飛騨牛をリーズナブルに

岐阜グルメの飛騨牛や国産牛を気軽に味わえます。ランチ限定の「牛ひつまぶし」は、厳選されたA5サーロインや赤身の飛騨牛をリーズナブルな価格で堪能できると人気の逸品。お店特製のタレで仕上げています。店内は全室個室なので、お子さん連れやカップル、ご家族との旅行や特別の日の思い出づくりなど、あらゆるシーンで利用しやすいと好評です。

和風料理 後藤家(岐阜)

上質な飛騨牛を郷土料理の朴葉味噌で味わう

飛騨牛やアユなど、地元の旬をいただける創業60余年の老舗日本料理店。「飛騨牛朴葉焼き御膳」は、A5ランククラスの飛騨牛を郷土料理の朴葉味噌で味わえます。また、四季折々の食材をふんだんに取り入れた会席料理は、併設されているジェラート店の自家製スイーツ付き。地元では、ジェラート目当ての来店客も少なくないそうです。

大廣園 恵那店(多治見・恵那・中津川・土岐)

希少部位も!最上級の飛騨牛を気軽に楽しむ

極上の飛騨牛を1頭買いしている黒毛和牛焼き肉専門店。お肉の仕込みもお店で行っているため、ほかでは味わえない極上の部位を堪能できます。タンのなかでも極上品として珍重される「黒タン」は、市場になかなか出回らない逸品とあって、すぐに売り切れてしまうほどの人気。また、創業当初からの秘伝のタレが味わえる、もみダレのお肉もおすすめです。

割烹 美松(下呂)

店主が選ぶ、美しくとろける飛騨牛を大人の隠れ家で

温泉地として知られる下呂市街にぽつりと佇む、大人の隠れ家のような割烹料理店です。肉好きの店主が、きめが細かく美しい霜降りの飛騨牛を厳選。店主おすすめの「飛騨牛朴葉味噌ステーキ」には、こだわりの飛騨牛がふんだんに使用されていますよ。木目を基調とした店内では、飛騨牛のほかに、アユ料理、山菜料理、板前割烹ならではの懐石料理も楽しめます。

飛騨牛レストラン下呂松葉(下呂)

飛騨牛メニューが多彩な老舗洋食レストラン

1978(昭和53)年に創業された昭和レトロな雰囲気の洋食レストラン。「飛騨牛ステーキ重」や「飛騨牛極生ハンバーグ」など、飛騨牛メニューの多彩さが魅力です。1番人気はA5ランクの飛騨牛のイチボを揚げている「飛騨牛かつ」で、その揚げ時間はわずか90秒! レアに仕上げたかつを陶板で焼きながら、タレやダシをかけて味の変化を楽しめます。

美酒人路まるゆう(下呂)

落ち着いた雰囲気の店内で飛騨のご当地グルメを満喫

JR下呂駅より徒歩約8分。飛騨川にかかる下呂大橋を渡ると右手に見える居酒屋です。飛騨牛を使った「飛騨牛 朴葉味噌焼き」「飛騨牛ユッケ」、下呂市名物「けいちゃん(古地鶏)」といった飛騨地方の名産品や創作料理がいただけます。ドリンクも、飛騨地区の地酒や季節限定の日本酒など豊富に用意。シンプルでモダン、落ち着いた雰囲気の店内で、飛騨の味を満喫しましょう。

創作郷土寿司本舗 梗絲(飛騨・高山)

梗絲といえばこれ!新鮮な飛騨牛をお寿司で味わう

A5ランクの飛騨牛や毎朝市場で仕入れる新鮮な魚の創作郷土寿司など、飛騨高山のグルメが味わえるお店。ステーキ重やひつまぶしなどで、最高級ランクの飛騨牛を堪能できます。人気№1は、飛騨牛にぎりと飛騨牛鉄火を詰め合わせた「飛騨牛づくし」。お寿司に合う肉の部位を厳選して作る、おすすめの逸品です。

旬亭 なか川(飛騨・高山)

特選飛騨牛をライブ感あふれる鉄板焼きで贅沢に

古民家を改装した、シックな雰囲気の洋風鉄板焼き店。ランチ、ディナーともに飛騨牛を使用した鉄板焼きのコースが用意されています。特選飛騨牛や飛騨フレッシュポーク、地鶏、飛騨の旬菜といった厳選素材が、カウンターの目の前にある鉄板で焼き上げられるため、ライブ感も抜群。ワインを片手に、贅沢なひと時を過ごしましょう。

キッチン飛騨(飛騨・高山)

飛騨牛をオリジナルの焼き方で最高の状態に

1964(昭和39)年に創業された飛騨牛ステーキ専門店です。厳選した飛騨牛の雌牛は、冷蔵庫でじっくりと2~4週間かけて熟成。飛騨牛ステーキは、お店独自に生み出した「ブレゼ&ソテー」と呼ばれる焼き方で、最高の状態に仕上げます。あふれる肉汁と飛騨牛独特の甘み、やわらかさ。創業以来変わらない美味しさを存分にご堪能ください。

レストラン クレソン(飛騨・高山)

地元で愛される、飛騨牛の美味しい洋食レストラン

オープンから30年以上、地元で愛され続ける洋食レストラン。外観は和風、内装は洋風の大人っぽいけれど気どらない雰囲気で、飛騨牛の美味しいお店として知られています。おすすめは、上質な脂の甘みやとろけるような食感が堪能できる「飛騨牛ステーキ」。ライスやサラダ、デザートなどが付いたセットメニューも用意されていますよ。

丸明 高山店(飛騨・高山)

精肉店直営レストランならではの品質と多彩な料理

高山駅より徒歩約5分の場所にある、飛騨牛の精肉店直営レストラン。精肉店直営だからこそ、上質な飛騨牛をしゃぶしゃぶやすき焼き、焼き肉など多彩なメニューでリーズナブルに楽しめます。おすすめは焼き肉用のサーロインや上カルビ、赤身などを盛り合わせた大皿メニュー。広々とした店内は落ち着いた雰囲気で、個室も用意されています。

【朴葉味噌】

「朴葉味噌」は、朴葉(ほおば)の上に、こうじ味噌を乗せて焼いた飛騨の郷土料理。厳しい寒さの冬、囲炉裏の火に朴の葉を敷いて温め、味噌や漬物を加えて食べたのが起源とされているようです。現在では、味噌だけではなく、飛騨牛やネギ、キノコなどと一緒に味わう、飛騨のご当地グルメとして親しまれていますよ。

萬代 角店(飛騨・高山)

朴葉味噌を定食で気軽に味わえる、老舗料亭の姉妹店

創業から90年続く料亭「萬代」の姉妹店で、食事を気軽に楽しめる和食店。アットホームな雰囲気のなか、定食を中心に、旬の素材を使用した郷土料理を提供しています。自家製の辛口味噌が味わえる「朴葉味噌定食」や朴葉味噌と飛騨料理、飛騨牛が堪能できる「飛騨満喫膳」がおすすめ。観光客だけでなく、地元客にも人気のお店です。

【アユ】

岐阜の県魚である「アユ」。2015(平成27)年、「清流長良川の鮎」が世界農業遺産に認定されるなど、世界的にも知られます。夏の風物詩「ヤナ漁」や「鵜飼」は、観光イベントとしても人気。岐阜では多くの店で、塩焼きや炊き込みご飯、天ぷらといった、美味しいアユ料理を提供しています。

美濃 緑風荘(関・美濃・郡上)

長良川を眺めながら、自慢のアユ料理を堪能

長良川を眺めながら食事を楽しめる料理旅館。夏は郷土色豊かなアユ料理を味わえ、新鮮なアユを姿造りでいただくこともできます。暑い日には、目の前の長良川で川遊びをして、美濃の豊かな自然を堪能するのもよいでしょう。最大200人まで対応の座敷席があるので、旅行だけではなく、合宿や宴会、同窓会、法事など、さまざまなシーンでご利用ください。

日本料理 ひら井(岐阜)

創業から150年以上の老舗でいただく、旬の美濃料理

1873(明治6)年創業の老舗日本料理店。夏には近くを流れる長良川の天然アユを使用した一夜干しや塩焼き、田楽、雑炊などをいただけます。長年の経験で培われた目利きで厳選した食材を仕入れているので、アユだけでなく、最高品質の飛騨牛もしゃぶしゃぶなどで味わえますよ。また、お店では茶道や書き初め、着付けといったさまざまな日本文化の体験プランを用意しています。旅の思い出づくりにいかがでしょうか。

【鶏ちゃん】

ひとくち大にカットした鶏肉を味噌や醤油をベースにしたタレに漬け込み、キャベツなどお好みの野菜といっしょに焼いて食べる「鶏(ケイ)ちゃん」は、昔から愛されている岐阜の郷土料理のひとつ。気軽に食べられ、調理も簡単なので家庭料理としても人気です。

お食事処 萩屋ケイちゃん(下呂)

肉と味付けを選んで自分だけの“鶏ちゃん”を堪能

JR下呂駅より徒歩約10分。“鶏ちゃん”などを手がける食品加工会社直営のお食事処です。肉は若鶏、親鶏、地鶏から、味付けは醤油、塩、味噌から選べるので、自分だけの“鶏ちゃん”を堪能しましょう。デザートには、下呂市の「天領酒造」の甘酒を使った「下呂の甘酒ソフト」がおすすめ。軽くさっぱりした味で、子どもやお酒の苦手な人も楽しめます。

グルメと観光で、心に残る「清流の国」岐阜の旅を!

「清流の国」ともいわれ、美しい自然のなかで育まれた食材が豊富な岐阜県。贅沢な雰囲気の高級店から地元で愛される名店まで、岐阜の名物やご当地グルメが味わえるお店を15カ所ピックアップして、ご紹介しました。肉質が日本一を獲得したこともある飛騨牛は、お土産にも喜ばれますよ。また、長良川では、アユ漁は5月中旬から6月に解禁し、12月末には禁漁となるため、天然のアユを味わいたい場合は、シーズンを確認してから出かけましょう。岐阜県には、下呂温泉や世界遺産の白川郷(しらかわごう)合掌造り集落、岐阜城など訪れたいスポットも多くあるので、グルメと一緒に観光も楽しんで、心に残る旅にしてくださいね。

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき