大阪に行ったら食べたい!名物・ご当地グルメが食べられるお店19選

大阪に行ったら食べたい!名物・ご当地グルメが食べられるお店19選

更新日:2025/01/15

美味しいものが揃った日本が誇る食い倒れの街、大阪。にぎやかな街には粉もんをはじめ名物グルメが数多くあり、訪れた人々を楽しませてくれます。今回はそんな大阪グルメの中から、王道のお好み焼き、たこ焼き、串かつ、豚まん、きつねうどん、てっちり鍋の美味しいお店をピックアップしてご紹介します。大阪観光と合わせて、ぜひ訪れてみてください。

【お好み焼き】

大阪を代表する粉もんグルメ、お好み焼き。そのルーツについては諸説ありますが、さまざまな具材を好みで入れることから、「お好み焼き」の名がついたといわれています。豚肉や海鮮などが具材の定番ですが、店ごとに個性豊かな味わいがあるのも、楽しみ方のひとつです。

黒毛和牛・鉄板焼き・お好み焼き 鉄じゅう(なんば)

“裏なんば”で味わう極上の鉄板料理

「黒毛和牛・鉄板焼き・お好み焼き 鉄じゅう」は、“裏なんば”と呼ばれる個性豊かな飲食店が集うエリアに佇む名店。なんばグランド花月から徒歩すぐの好立地で、多言語対応メニューが観光客にも嬉しいポイントです。A4ランク以上の黒毛和牛を使用した名物「サーロインステーキ」や、ふわふわ食感の「鉄じゅう焼き」、出汁の風味豊かな「シンプル出汁巻き」など、こだわりの創作鉄板料理を提供しています。コース料理も充実しており、普段使いや宴会にも最適ですよ。

大阪の味 お好み焼き 千日前 はつせ(なんば)

秘伝の生地とダブルソースでつくる絶品お好み焼き

明治末期にこの地にあった「はつせ旅館」をルーツに持つ、老舗のお好み焼き屋。かつての旅館の名残を受け継ぎ、全席個室で自分で焼くスタイルが特徴的です。新鮮な肩ロースを使った 「豚玉」や、定番の組み合わせからユニークなものまで揃う、はつせだけの「オリジナルミックス」、具材がてんこ盛りの豪華な「デラックスシリーズ」など、豊富なメニューをご用意。秘伝の生地には厳選された4種の粉と和ダシを合わせ、表面はパリッと、中はふっくらと仕上げる工夫が施されています。ウスター系と甘口特濃ソースの「至高のダブルソース」を二重にかけることで、さらに深い味わいが楽しめます。

お好み焼ゆかり 曾根崎本店(東梅田)

「ほんまもんの味」が自慢

“お好み焼は人と人との縁(ゆかり)”がテーマの、創業1950年の老舗。関西を中心に複数店舗を構える 「お好み焼ゆかり」の本店が、曽根崎にあります。独自開発した大阪風味の粉やソース、栄養価の高いヨード卵やヨード卵を使用したマヨネーズを使うなど、素材にこだわった「ほんまもんの味」が堪能できます。5種類のチーズがたっぷり乗った「フロマージュ焼」、具だくさんで重量1kgを超える「大坂城」など、見た目も楽しい変わり種も満載です。

旅色編集部 いたがき

旅色編集部いたがき

おすすめしたいのが「スジネギ焼」。甘く煮込まれトロっとしたスジと、これでもかというほど入っているネギは、シャキシャキ感があり甘みが感じられました。更にうれしいのが食べた後ネギ臭くないという点。ソースやマヨネーズだけで食べるのもおいしいのですが、一緒に提供されるレモンと一緒に食べると味変になり爽やかな味わいになるので味変もぜひ!

鉄板焼 のぶ(西長堀)

手軽に味わえる鉄板焼きと広島のお好み焼き

2024(令和6)年7月にオープンした鉄板焼き店。黒毛和牛の「サーロインステーキ」をはじめとした鉄板焼きと、店主が手がける本格的な「広島焼」が手軽に味わえます。「広島焼」のおすすめは、豚肉・広島名物イカ天・大葉・たっぷりのネギが入った「のぶスペシャル」。豊かな風味と食感で、多くのリピーターから支持されています。落ち着いた雰囲気の店内にはテーブル席と、ライブ感が魅力のカウンター席を完備しているので幅広いシーンでご利用ください。

お好み・鉄板焼 よしもと(高槻)

素材にこだわった、体に優しく安心な料理

ランチではリーズナブルに食事ができ、ディナーでは居酒屋として利用できる、お好み焼きと鉄板焼きのお店。国産豚の「豚玉」をはじめ、60種類以上のお好み焼きが食べられます。サイドメニューの「すじのどて焼」、「辛いホルモン」、「辛いすじ煮込み」は創業から20年以上変わらない定番の煮込み料理。「体に優しく安心して食を楽しめること」をモットーにした、厳選素材を使った料理の数々を楽しんでください。

【たこ焼き】

食べ歩きグルメとして手軽に購入でき、観光客からも人気を集める大阪のたこ焼き。全体的にしっとりとした食感のたこ焼きを提供するお店が多く、外はカリカリ、中はフワフワの関東風とは一線を画します。定番のお好み焼きソースとマヨネーズから変わり種まで、味わいはさまざま。行列のできる人気たこ焼き店も少なくありません。

ルーツサカバ(本町)

一人呑みにもおすすめ

「ルーツホステル」の1階に店を構える「ルーツサカバ」。あつあつのたこ焼きと、秘伝のソースの焼きそばが楽しめるお店です。ダシや生地にこだわったたこ焼きは、スタッフに焼いてもらうことも、自分で焼くことも可能。そのままでも美味しくいただけますが、甘みのある特製のソースで食べるのがおすすめです。1人でも気軽に入りやすい雰囲気なので、ちょい呑みがてら、ふらりと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

くれおーる 道頓堀店(道頓堀)

たこ焼きをはじめ、大阪名物を堪能

道頓堀のど真ん中に位置する「くれおーる」。「たこ焼コーナー」は、1階の道に面したところにあります。7種類の粉をブレンドした生地は、限りなく薄いのが特徴。テイクアウトができるので、食べ歩きにももってこいです。また、奥にはお好み焼きや焼きそばが食べられる「鉄板コーナー」、中2階にはたこ焼き・お好み焼・串かつを食べられる70席の大フロアがあり、大阪名物を一度に食べられる、まさに食のテーマパーク。観光で訪れるのにもぴったりのスポットです。

あっちち本舗 道頓堀店(道頓堀)

定番から変わり種までいろいろ、食べ比べもおすすめ

粉もん発祥の地・西成(にしなり)で生まれた、こだわりのたこ焼きが食べられるお店。昔ながらの鉄板で焼き上げるたこ焼きは、極限まで薄くカリッとした皮とトロッとした中身が特徴です。メニューは定番の「ソースマヨネーズ」から、人気の「しょうゆマヨネーズ」季節限定の「だしたこ」などバラエティ豊富。トッピングのネギは無料なのが嬉しいポイントです。ぜひ食べ比べて、好みの味を見つけてくださいね。

旅色編集部 いたがき

旅色編集部いたがき

「生地だけでも食べられる!」って思うくらいに出汁が効いてます。塩マヨネーズで食べるのが私のおすすめ。お塩が出汁の効いた生地の旨味を引き立ててくれてる気がします。

【串かつ】

牛肉、野菜、魚介類などの食材の刺さった串に、パン粉をまぶして揚げて食べる串かつ。通天閣がそびえる「新世界」を中心に、庶民の味として広まり、「ソースの二度づけ禁止」のローカルルールとともに全国でも知られるようになりました。リーズナブルなうえ、軽い食感でサクサクと食べられるのでついつい食べすぎてしまうかも?

串カツAGEHA お初天神裏参道店(東梅田)

お初天神裏参道で味わう創作串カツと発酵前菜

大阪・梅田の隠れたグルメ街「お初天神裏参道」に佇む「串カツAGEHA」は、レトロとモダンが融合した創作串カツ店。ふわりと軽やかな食感の串カツは、アゲハ蝶をイメージした店名の由来にもなっています。定番20種類以上の串カツに加え、毎月替わる季節の創作串カツが魅力。発酵調味料を使った“発酵前菜”や、2日間かけて仕込むポテトサラダなど、一品料理も豊富に揃います。ワインやカクテルも楽しめるため、女子会や軽い飲み会にもぴったりな一軒です。

串かつ 知留久 お初天神店(東梅田)

旬の美味しい食材を串揚げで

1946(昭和21)年創業の串かつの老舗店。創業から現在にいたるまで、こだわりのソースや定番メニューは変わらず受け継がれています。おすすめは、「知留久(しるひさ)」が発祥という「おまかせコース」40種類以上の揚げたての串が順番に提供されるので、おなかいっぱいになったところで声をかければOK。春はタケノコ、夏はアワビ、秋はマツタケ、冬は牡蠣など、旬の食材が揃っているので、心ゆくまで老舗の味を堪能しましょう

串揚げ専門店 健串(心斎橋)

めずらしい串メニューが満載

定番から、ハンバーガーの串カツオムライス串など、ユニークな創作串揚げが食べられるお店。一押しは、1品100円からの串が一本一本食べられる「店長のおまかせコース」。一人ひとりの食べるペースに合わせて、ストップをかけるまで揚げたてサクサクの串揚げが提供されます。1階がカウンター、2階がテーブル席で完全個室もあるので、気の合う仲間とはもちろん、1人でも気軽に訪れられるのが嬉しいですね。

お出汁で食べる串かつと釜めしの専門店 ぎん庵 難波(なんば)

海老(天使の海老)

おもち(あられ衣)

サーモン(いくら乗せ)

軽い食感で食べられる串カツ

自家製ダシにつけて楽しむ和風の串かつがメインのお店。植物性の素材を中心にブレンドしたヘルシーで軽やかな食感が特徴です。自家製ダシでいただくことで、ソースで味わう際のガツンと感が減り、素材本来の繊細な旨味が引き立ちます。また、女性にも人気のデザート串もご用意。心斎橋店をはじめ、京橋や難波にも店舗を構えています。

Frit いっこいっこ(肥後橋)

産地直送の新鮮野菜で作るサクサクの串揚げ

肥後橋駅から徒歩約5分の好立地にあるおしゃれな串揚げ店。あっさりとした米油で揚げた串揚げは、サクサクと軽やかな食感が特徴です。店内には、テーブル席とカウンター席を完備し、シーンに合わせて利用できる落ち着いた雰囲気。ソムリエが厳選したこだわりのワインや、フルーティな自家製サングリアなど、ドリンクも豊富に揃っています。デートや仕事帰りのひとり飲みなど、さまざまなシーンで楽しめます。おすすめは「おまかせストップコース」。旬の野菜や魚介を使った約40種類の串揚げが、シェフによって1本ずつ丁寧に揚げられ、好みの本数でストップできるので、心ゆくまでお楽しみいただけます。

串かつ キャメルクラッチ 京橋らくだや(京橋)

京橋で新世界スタイルの串カツを堪能

京橋駅から歩いてすぐの場所にある、らくだの絵が目印の店で、大阪・新世界の名物「ソース2度漬け御免」のスタイルで、串カツを楽しめます。アットホームな雰囲気の中、気さくなスタッフたちが迎えてくれる、リピーターが絶えない人気店です。メニューは100種類を超え、串カツのほかにも名物の「車海老の踊り食い」があり、“貴重な生の美味しさを味わってほしい”という思いから注文後にいけすから取り出して提供しているのが特徴。きき酒師の資格を持つオーナーが選ぶ酒とともに、本場の串カツをお楽しみください。

【豚まん】

中華まんじゅうの中に肉汁たっぷりの豚ひき肉と細かく刻んだ玉ねぎなどが入った「肉まん」。関西は牛肉文化のため、豚肉が入っている肉まんは、大阪では「豚まん」の名で通っています。蒸したてのアツアツの状態はもちろん、家に帰ってからでもおいしく食べられるので、中華料理屋のメニューとしてだけでなく、テイクアウトやお土産の定番にもなっています。

蓬莱本館(なんば)

必ず食べたい名物「豚まん」

終戦直後の1945年10月に開業した「蓬莱(ほうらい)食堂」を原点とする本格広東料理店「蓬莱本館」。その看板商品が、秘伝の製法で作られる「豚まん」です。普段のランチやディナーでの利用はもちろん、豚まんと焼売の手作り体験ができるユニークなプランも。こだわりの食材と生地から自分でつくる体験は、おいしさも思い出も満点。蒸しあがりまでの時間でランチも楽しめる「体験ランチプラン」もおすすめです。

【てっちり鍋(ふぐ鍋)】

「てっちり鍋」は、フグを使った鍋料理で、その名はフグの毒にあたると命に関わる危険性と、弾に当たると命を落とす鉄砲を掛け合わせた、大阪らしいとんちのきいた名称です。フグのほか、白菜やにんじん、長ねぎ、春菊などの野菜や、しいたけやえのきなどのきのこ類を加え、さまざまな具材のおいしさを堪能できます。もみじおろしやネギなどの薬味を入れたポン酢でいただくと、さらに味わいが引き立ちます。鍋のしめには、フグの旨味が凝縮された出汁で作る雑炊が絶品で、体も心も温かく満たされます。栄養バランスに優れたこの料理は、まさに至福の一品として人気を集めています。

多古安(朝潮橋)

80余年の歴史誇る“ほんまもん”の味

フグが描かれた暖簾が目印の「夕凪橋 多古安」は、昭和4年の創業当時から変わらぬ姿で佇む、フグ料理の老舗です。創業当初からこだわり続けるのは、東シナ海直送の天然とらふぐ。新鮮で質の高いフグを存分に楽しめるコースが提供され、厚切りのてっさや、秘伝のタレで仕上げた唐揚げなど、どれも絶品で多くのお客様に愛されています。フグの大きさはシーズンによって異なるため、決まりきったレシピはなく、初代から継承する“伝統と技術”によって一品一品丁寧に調理されるのが特徴です。さらに夏には、天然ハモも味わえるなど、季節ごとの魅力を堪能できる名店です。

黒門 京(日本橋)

ハモ・フグ・すっぽんと最高食材を提供する名店

夏には活ハモ料理、冬には活ふぐ料理、さらに一年を通じてすっぽん料理を提供するこのお店では、旬の最高食材を堪能することができます。店内には大きな水槽が設置されており、ハモやふぐなどを泳がし、注文を受けてからさばいて提供されるため、鮮度は抜群です。特に自慢のすっぽん料理は、コラーゲンたっぷりで、初めての方にも大好評。女性にも人気があり、おすすめの一品です。接待や宴会など、あらゆるシチュエーションに対応できる座敷、掘りごたつ、個室も完備しており、広々とした店内でゆったりと食事を楽しめます。

【うどん】

やわらかい口当たりの麺と、昆布とカツオ節の出汁との優しいハーモニーが魅力の大阪のうどん。定番の「きつねうどん」は、甘辛く煮た揚げ(きつね)が乗った一品で、実は大阪が発祥です。商売繁盛を願い、稲荷神の使いであるきつねにあやかって、うどんに油揚げを乗せるようになったと言われています。また、大阪ならではのご当地グルメとして、うどんとさまざまな具材を煮込む「うどんすき」も人気。近年では、讃岐うどんの麺と大阪流の出汁を融合させた「大阪讃岐」なる新しいグルメも登場し、注目を集めています。

道頓堀今井(道頓堀)

全国で愛される「大阪うどん」の名店

賑やかな道頓堀に店を構える、1941(昭和21)年創業のうどんの名店。地元の人が愛し、今や全国展開する人気店の本店です。コクと旨みが絶妙な薄味のダシは、北海道産の天然真昆布と九州産のさば節、うるめ節を使用。ダシの作り置きは一切しないというこだわりです。名物のきつねうどんは、肉厚の油揚げを一枚一枚手揚げしてじっくりと時間をかけて炊き上げた逸品。上品なダシの香りとともに、じっくりと味わってみてください。

旅色編集部 いたがき

旅色編集部いたがき

大阪でお出汁の美味しさが忘れられません。きつねうどんのお揚げにかぶりつくとジュワっとお揚げの甘さ、出汁全てが口の中に広がる最高の逸品。開店前から行列が出来ているので早めに行くのがおすすめです。

とりとうどんと元気な酒 はっぷう(堺)

昼はカレーうどんが名物で夜は焼き鳥居酒屋

昼と夜で異なる魅力を持つお店です。お昼は、鯖節と鰹節の2種類の出汁とスパイスが効いたスープに、コシのある細麺が絡む究極のカレーうどんが味わえます。夜は、「日本のええもん、うまいもんを集めて、みんな笑顔のまんま」をコンセプトに、日本各地や地元・堺市の美味しい食材を使用した焼き鳥を中心にした居酒屋として人気です。鶏料理にぴったりのお酒も豊富に取り揃えており、木の温もりが感じられる落ち着いた清潔感のある空間で、ゆったりとお食事をお楽しみください。

大阪ならではの食い倒れの旅を

数々の人気観光地を有する大阪には、美味しいご当地グルメもたくさん。しっかりご飯もからサクッとひとり呑み、食べ歩きまでさまざまなシーンで活躍するお店が数多く存在します。せっかくならば、地元の人々にも愛される美味しいお店を訪れて、大阪の旅をより一層楽しいものにしましょう!

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき