
【岐阜県・おでかけ】初詣におすすめの神社・寺11選|運気アップ間違いなし!
観光・カルチャー
2025/10/27更新
岐阜県には、さまざまなご利益がある運気アップ間違いなしの神社・寺がたくさんあります。今回はその中でも、初詣に訪れたいおすすめの神社・寺をご紹介します。それぞれの魅力や見どころもチェックして、心を込めて参拝しましょう。なお、この記事は2025年10月時点のものです。実際に訪れる際は、神社・寺の公式HPなどで最新情報をご確認ください。
この記事の目次
- まずは岐阜の特徴と魅力をざっくり紹介
- 基本から楽しみ方まで!知っておきたい初詣のいろは
- 《岐阜で初詣におすすめの神社8選》
- 【岐阜市】御嶽神社茅萱宮
- 【岐阜市】伊奈波神社
- 【岐阜市】金神社
- 【各務原市】手力雄神社
- 【高山市】飛驒一宮水無神社
- 【海津市】千代保稲荷神社
- 【大垣市】大垣八幡神社
- 【垂井町】南宮大社
- 《岐阜で初詣におすすめの寺院3選》
- 【岐阜市】大龍寺
- 【関市】関善光寺
- 【揖斐川町】谷汲山 華厳寺
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まずは岐阜の特徴と魅力をざっくり紹介
※画像はイメージです
日本のほぼ中央に位置する内陸県の岐阜県は、豊かな自然に恵まれており、人気の観光スポットが充実しています。まずは、岐阜県が一体どんな県なのか特徴と魅力を簡単にご紹介します。
自然・歴史・温泉など多彩な魅力が勢揃い
岐阜県は、「岐阜城」のある岐阜市を中心に、「奥飛騨温泉郷」や「下呂温泉」などの天然温泉、「飛騨高山」や「馬籠宿」などのレトロな町並み、「養老の滝」などの自然景観など、さまざまな魅力が揃っています。近年では大ヒット映画「君の名は。」の舞台になったことで注目されています。
基本から楽しみ方まで!知っておきたい初詣のいろは
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新年のイベントとして欠かせない初詣は、新しい年を迎えてはじめて神社や寺を参拝すること。歴史、参拝方法、マナーなどまずは初詣のいろはをチェックしましょう。
初詣の始まりは?歴史と起源について
初詣の起源は平安時代の「年籠り(としごもり)」で、家長が氏神に泊まり込み新年の祈願をする風習から始まりました。これが大晦日の「除夜詣」と元日の「元日詣」に分かれ、江戸時代には縁起の良い方角へ参拝する「恵方詣(えほうもうで)」が流行しました。
明治時代に鉄道が発達し、鉄道会社が沿線の寺社への参拝客誘致のため「初詣」と名付けて広告を行ったことがきっかけで、現在の「初詣」という言葉と習慣が広まったのです。
初詣の正しい参拝マナー・作法
初詣の基本的な参拝方法は「二礼二拍手一礼」。まず深く二度お辞儀をし、次に胸の前で手を合わせて二度拍手をし、最後に再び深く一度お辞儀をしてから心を込めてお祈りします。
神社の境内で、手と口を清め、賽銭箱にお賽銭を入れ、必要であれば鈴を鳴らしてからこの手順で参拝しましょう。鳥居をくぐる前は帽子やマフラーを外し、神様の通り道である参道の中央を避け、左右の端を歩くのがマナーです。
初詣をより満喫する楽しみ方
初詣をより楽しみたいなら、おみくじを引いて運勢を占ったり、お守りやお札を授かったり、限定の御朱印をいただいたりするのがおすすめ。初詣の時期、神社・寺院の周辺には新年限定のおやつや、その土地ならではの名物グルメを楽しめるスポットもたくさんあります。
初詣はいつまでに行けばいい?
初詣は、地域によって異なる「松の内」の期間、つまり門松などの正月飾りを飾っておく期間中に参拝するのが一般的。関東では1月7日まで、関西では1月15日までとされ、それらを過ぎても特に問題はありませんが、遅くても節分までに参拝するのが良いとされています。
《岐阜で初詣におすすめの神社8選》
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初詣における神社の特徴は、「鳥居をくぐり、二礼二拍手一礼の作法で参拝する」こと、また「八百万の神々への感謝と新年の開運を祈る」ことで、神聖な自然に囲まれた場所に建てられていることが多いです。健康や幸福、良縁などを願い、おみくじや御朱印、お守りなどを通して、参拝をお楽しみください。初詣に多くの参拝客が訪れる、岐阜の人気神社をご紹介します。
【岐阜市】御嶽神社茅萱宮
「切り絵御朱印」や「鮎みくじ」が話題
町中に鎮座するこじんまりとした神社「御嶽神社茅萱宮」は、木曽の御嶽山を信仰しています。主祭神は「御嶽大神」で「國之常立神」「大己貴神」「少彦名神」の三柱を御神体として祀っており、厄除け、縁結び、健康、病気平癒などにご利益があるといわれています。
季節の絵柄が可愛い「切り絵御朱印」がSNS映えすると話題で、縁起の良い魚とされる鮎をモチーフにした「鮎みくじ」や種類豊富なお守りが人気です。
御嶽神社茅萱宮
- 住所
- 岐阜県岐阜市萱場南3丁目4-25
- アクセス
- [車]東海北陸自動車道岐阜各務原ICより約20分、名神高速道路岐阜羽島ICより約40分
[バス]岐阜バス西郷線「北島」停留所より徒歩約5分 - 公式HP
- https://www.chigayagu.com/
- TEL
- 058-232-2784
- FAX
- 058-295-0050
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 詳しくはHP参照
- 駐車場
- 4台
【岐阜市】伊奈波神社
県内で一番多くの初詣参拝者が訪れる
岐阜県岐阜市の金華山の麓に鎮まる「伊奈波神社」は1900年以上の歴史を持ち、戦国時代に活躍した斎藤道三との縁も深いです。主祭神・五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)は、地域の産土神として人々から崇敬を集めており、境内の壮大な本殿、拝殿、楼門が見どころ。
県内で一番多くの初詣参拝者が訪れる神社で、特に大晦日から元日は多くの参拝客でにぎわいます。1月1日は歳旦祭、1月1日~3日は新年祈祷、1月3日は元始祭が行われます。
伊奈波神社
- 住所
- 岐阜県岐阜市伊奈波通り1-1
- アクセス
- [バス]JR東海道本線・高山本線・名鉄各線岐阜駅前にて岐阜バス各線に乗車、「伊奈波通り」停留所より徒歩約10分
- 公式HP
- https://www.inabasan.com/
- TEL
- 058-262-5151
- FAX
- 058-262-5153
- 営業時間
- 参拝:0:00~24:00※24時間可、参集殿:平日9:00~16:50、土・日・祝日9:00~17:00、授与所:9:00~16:30
- 定休日
- 無休
- 料金
- 参拝無料
- 駐車場
- 50台
【岐阜市】金神社
月に一日だけの特別な「金の御朱印」が好評
「渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)」を主祭神とする「金神社」は、財宝・金運招福・商売繁盛にご利益があるとされる神社。他にも子どもを育む母の神として 安産祈願や子育てまた女性の神として祀られています。高さ8m、幅8mの立派な金の鳥居が特徴で、主祭神のほか、料理調理や食を司る神も祀られています。
金色(こがねいろ)に輝くお札やお守りが好評で、毎月最終金曜日限定の「金文字の御朱印」は長蛇の列ができるほどの人気。初詣は多くの参拝者でにぎわい、家内安全・商売繁盛の新年祈祷が行われます。
金神社
【各務原市】手力雄神社
「勝運・開運」の神様として知られる神社
パワースポットとしても人気を集める「手力雄神社」は、織田信長が稲葉山城攻略の際に戦勝祈願したことから、開運と勝運の神様として崇敬を集めています。
本殿と共に各務原市指定重要文化財に指定されている本殿軒下の龍の彫刻は、見るだけで活力が湧いてくる一番の見どころ。また、境内には「弓掛桜」「的場桜」などの信長ゆかりの史跡が残されています。運気を呼び込み大神様の御神徳を後押しする存在の龍が刻まれた、お守りが人気。
手力雄神社
- 住所
- 岐阜県各務原市那加手力町4
- アクセス
- [車]東海北陸自動車道各務原ICより約9分
[電車]名鉄各務原線新加納駅より徒歩約18分
[バス]岐阜バスコミュニティ岐阜各務原線「手力雄神社前」停留所よりすぐ、各務原市ふれあいバス那加線「山後町公民館前」停留所より徒歩約3分 - 公式HP
- https://www.tezikarao.org/
- TEL
- 058-382-3383
- 営業時間
- 社務所:9:30~16:00※参拝は24時間可、平日の正式参拝・団体祈祷は要予約
- 定休日
- 無休
- 料金
- 参拝無料
- 駐車場
- 50台
【高山市】飛驒一宮水無神社
年神へ幸せ祈る初詣
「飛驒一宮水無神社」は、御歳大神(みとしのおおかみ)と十四柱の相殿神を中心に、飛騨国中の神々を奉祀しています。古より農耕の祖神、延命長寿の守護神としての御神威が高いとされ、特に年始には、主祭神・御歳大神が年神(としがみ)であることから、新たな年の幸福、繁栄、豊作を願って、飛騨地方のみならず岐阜県内外より多くの参拝者が訪れます。
飛驒一宮水無神社
【海津市】千代保稲荷神社
「おちょぼさん」の愛称で親しまれる神社
「おちょぼさん」の愛称で親しまれる「千代保稲荷神社」は、商売繁盛・家内安全などのご利益で知られており、大祖大神(おおみおやのおおかみ)、稲荷大神(いなりおおかみ)、祖神(みおやのかみ)を祀っています。
参道には120軒ほどの店が連なり、草餅、川魚料理、漬物などを販売しています。神社裏には、高須藩の美術品や中国・朝鮮の青銅器、碗などを収蔵する美術館「温故集成館」があります。
千代保稲荷神社
【大垣市】大垣八幡神社
地域に根差した大垣市の総鎮守
大垣市の総鎮守として地域に根差した「大垣八幡神社」は、境内に母子犬像があり、安産・子育て・学問・勝運などのご利益があるとされています。
5月の「大垣祭」で行われる「大垣祭の軕行事」はユネスコ無形文化遺産にも登録されており、初詣には諸願成就を願う参拝客が多く訪れます。境内にある自噴水「大垣の湧水」も、魅力のひとつ。かわいいお守りやおみくじも話題です。
大垣八幡神社
【垂井町】南宮大社
全国の金属関連業から信仰を集める鉱山・金属業の総本宮
鉄の神様「金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)」を主祭神とする「南宮大社」は、鉱山・金属業の総本宮として信仰を集めています。
和様と唐様を混用した鮮やかな朱塗りが特徴的な独特の社殿様式「南宮造」や、ほかでは出会わない金属を取り付けた珍しい「金物絵馬」などさまざまな見どころがありますよ。初詣では、神符や交通安全守のほか、金運や勝負事に関連するお守りや金矢、熊手などの授与品が用意されます。
南宮大社
《岐阜で初詣におすすめの寺院3選》
※画像はイメージです
初詣における寺の特徴は、「仏像などの仏」を崇拝対象としていること。まず門前で一礼し、手水舎で手と口を清め、本堂へ向かい、お賽銭を納めてから静かに合掌しましょう。このとき、神社とは異なり拍手は打たず、最後に一礼して参拝は終了になります。運気が上がる、岐阜の初詣におすすめの寺をチェックしましょう。
【岐阜市】大龍寺
迫力満点の「だるま供養」が話題
“祈願だるまのお寺”として知られる「大龍寺」は、境内の約5mの「達磨大師坐像」が特徴。境内の庭園には約1,200本のドウダンツツジが植えられており、春は一面に咲く白い花、秋は紅葉が見事です。
毎年1月に催す「だるま供養」は、奉納された約1万体のだるまを参拝者が見守るなか、読経が唱えられ供養を行うもの。その迫力ある様子は、SNSでも注目を集めています。だるまをモチーフにした御朱印やお守りも人気。
大龍寺
- 住所
- 岐阜県岐阜市粟野2339
- アクセス
- [車]東海環状自動車道山県ICより約10分
[バス]JR東海道本線・高山本線・名鉄各線岐阜駅にて岐阜バス山県バスターミナル行に乗車、「高富大竜寺前」停留所より徒歩約2分 - 公式HP
- https://www.dairyuji.com/
- TEL
- 058-237-3837
- FAX
- 058-237-2082
- 営業時間
- 8:00~17:00※ドウダンツツジの花が咲く頃と紅葉の時期は庭園を特別公開(9:00~16:00)
- 定休日
- 無休
- 料金
- 手すき和紙の御朱印:1,000円、通常の御朱印(2種類):各300円、ご祈祷:5,000円※本尊は子授けや安産祈願、だるまは厄除けなど何でも可能
- 駐車場
- 100台※だるま供養、灯篭まつり開催時は露店が出るため、駐車場利用不可
【関市】関善光寺
日本唯一の卍形の戒壇巡り
宗派を問わず多くの方に親しまれる「関善光寺」は、安桜山の麓に位置し、春の桜や秋の紅葉など、四季折々の美しい自然景観を楽しめます。長野の善光寺を模した本堂が特徴で、日本唯一の卍形の戒壇巡りがあります。
安産・子授けのご利益があるとされる「大腹籠大仏(おおはらごろもだいぶつ)」も祀られており、7年に一度の御開帳には多くの参拝者が訪れますよ。全国でも珍しい「角大師(降魔大師)」が祀られており、初詣で厄除け祈願をする参拝者も多いです。
関善光寺
【揖斐川町】谷汲山 華厳寺
日本最古の観音霊場の最終札所
「たにぐみさん」の愛称で親しまれる「谷汲山 華厳寺」は、岐阜県にある「西国三十三所」の結願・満願寺で、日本最古の観音霊場の最終札所として知られています。春には桜、秋には紅葉が美しく多くの観光客でにぎわいます。
十一面観世音菩薩を本尊として祀っており、暗闇の中を巡り本尊に触れることができれば願いが叶うと言われる「戒壇めぐり」や、本堂の柱にかかる青銅の鯉に触れる精進落としなどの体験ができますよ。
谷汲山 華厳寺
岐阜の神社・寺で初詣に出かけ、運気あふれる1年を迎えよう
※画像はイメージです
岐阜には、初詣にぴったりの運気が上がる神社・寺がたくさんあります。参拝はもちろん、この時期ならではの限定御朱印や一年を占うおみくじなども合わせて初詣を楽しみましょう。周辺のグルメやイベントも合わせて、足を運んでみてください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:erierieri1
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