【秋田県・パワースポット】観光で訪れたいおすすめ神社11選!御朱印集めにも◎

2025/07/01

【秋田県・パワースポット】観光で訪れたいおすすめ神社11選!御朱印集めにも◎

秋田県は、1000年以上の歴史を誇り荘厳な社殿と静謐な雰囲気を今も保つ神社が点在している地域です。県内各地の神社は、古くから地域の人々に愛され、商売繁盛や縁結びなど、さまざまなご利益を授けてくれるパワースポットとして知られています。神社を参拝したあとにいただく御朱印は、神仏との出会いを刻んだ証。近年では、かけがえのない旅の思い出として御朱印を集める方が増えています。本記事では、秋田県のパワースポットの中から、観光で訪れたいおすすめの神社11選をご紹介します。神社ごとに特徴が異なる御朱印を授与しているため、御朱印集めにもぴったりです。最後までお読みいただき、奥深い秋田の歴史探訪にでかけましょう。

【大仙市】諏訪神社

「大曲の花火」発祥の地として知られる歴史ある神社

「諏訪神社」は、801年に坂上田村麻呂が創建したとされる歴史ある神社です。日本三大花火大会のひとつとして全国的に有名な「大曲の花火」は、この諏訪神社例祭の余興花火が発祥です。また、毎年2月の第3土曜日には神官が御神木を恵方に向かって投じ、人々が争奪戦を繰り広げる伝統行事「鳥子舞」が開催されています。御朱印は直書きで授与しており、大曲の花火がモチーフになった味のあるデザインが特徴です。

【大仙市】伊豆山神社

雄物川を舟で渡る梵天奉納祭と季節感あふれる御朱印

「伊豆山(いずさん)神社」は、807年に坂上田村麻呂が東夷征討の際に創建した神社。毎年2月11日に行われる梵天奉納祭は、雄物川を舟で渡って本宮へ梵天(神様)を奉納する全国的にもめずらしい祭りです。里宮から少し離れた場所にある社務所で受け取れる御朱印は、「伊豆山神社」と「泣澤女神」の2種類が用意されています。招き猫の印や月替わりの季節の印が押された特色ある仕上がりです。風神雷神図や十二単姿をデザインした、手作りのオリジナル御朱印帳も見逃せません。

【大仙市】唐松神社

女性一代の守り神として崇敬される安産祈願の聖地

「唐松神社」は、古くから安産と子授けの神様として親しまれている神社です。現在も女性の一生を守る子授け・安産・子育ての神様として、県内外から多くの崇敬を集めています。室町時代のものとされる奥殿や、樹齢300年を超えるといわれる参道の杉並木は圧巻です。また、境内に鎮座する天日宮(あまつひのみや)は、秋田物部氏が天地の神々を祀ったものとして知られています。御朱印は書き置きのものが用意されています。

【仙北市】日月神社

お日様とお月様の美しい彫刻が残る古社

「日月(にちげつ)神社」は、718年に創建されたと伝えられている神社です。天照皇大神(お日様)と月与美神(お月様)、伊邪那岐命、伊邪那美命などの七柱を祀り、田園風景を臨む静かな場所に鎮座しています。1791年建立の拝殿梁に、お日様とお月様を表す美しい彫刻が当時の染料のまま残されている様は必見です。御朱印は8時から17時にいただけますが、社務所が留守の場合があるため、事前に確認しましょう。

【仙北市】御座石神社

辰子姫伝説で知られる美貌成就のパワースポット

「御座石(ござのいし)神社」は、室町時代に創建されたと伝えられる神社。田沢湖の辰子姫伝説が有名で、美容祈願や不老長寿のご利益があるとされています。御朱印は種類が豊富で、辰子姫のデザインや鳥居を描いたものなど、7種類を用意。田沢湖の青と、朱色の鳥居のコントラストが美しく、社名の由来となった御座石とあわせて写真を撮るのもおすすめです。

【男鹿市】赤神神社

鬼が築いた999段の石段と国重要文化財の五社堂

「赤神(あかがみ)神社」は、860年に慈覚大師円仁によって創建されたとされる神社。なまはげ伝説の発祥地として有名で、鬼が一夜で築いたという999段の石段を登った先に五社堂が鎮座しています。五社堂は1709年建立の国指定重要文化財で、五棟の社殿が山中に建ち並ぶ壮観な景色が見どころです。御朱印は五社堂の脇にある無人の社務所に置かれており、初穂料を払って持ち帰れます。

【男鹿市】真山神社

なまはげ伝説と杉木立が待つ山岳霊場

「真山(しんざん)神社」は、景行(けいこう)天皇の時代に武内宿禰(たけのうちのすくね)によって創建されたとされる古社です。古くから山岳信仰の霊場として栄え、杉木立に囲まれた境内は荘厳な雰囲気を醸し出しています。毎年2月には「なまはげ柴灯まつり」が開催され、なまはげゆかりの地としても有名です。御朱印は「御神木の御朱印」や「なまはげの御朱印」など複数の種類があり、オリジナルの御朱印帳も販売されています。

【鹿角市】鹿角八坂神社

狛猫と豊富な御朱印が魅力の縁結びスポット

「鹿角八坂(かづのやさか)神社」は、建速須佐之男命(すさのおのみこと)と櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)を主祭神とし、縁結びや厄除け、五穀豊穣などのご利益で親しまれている神社です。可愛い狛猫や秋田犬の石像が出迎える境内は、訪れた参拝者が記念撮影していくほどの人気スポット。御朱印は10種類以上の通常御朱印と、毎月4種類の限定御朱印があり、イラスト入りの可愛らしいデザインが特徴です。御朱印帳も合わせて頒布されています。

【秋田市】彌高神社

国学者ゆかりの神社でいただく格式ある御朱印

「彌高(いやたか)神社」は、秋田市千秋公園内に鎮座する明治時代創建の神社です。御祭神は国学者・平田篤胤大人命と思想家・佐藤信淵大人命で、学問成就のパワースポットとして親しまれています。また、神社は秋田県の重要文化財に指定されており、一年を通じて四季折々の美しい祭礼が執り行われています。御朱印はシンプルで格式があり、繊細な字体が特徴。御朱印帳は厳かな雰囲気のデザインで、参拝の思い出を持ち帰るのにぴったりです。

【八峰町】白瀑神社

神輿が滝に入る勇壮な例大祭の神社

「白瀑(しらたき)神社」は、853年に慈覚大師円仁によって開基された神社。火産霊神(ほむすびのかみ)や埴山姫神(はにやまひめのかみ)など6柱の神を祀り、家内安全や五穀豊穣のご利益があります。境内には高さ十数mの滝があり、例年8月1日の例大祭では、神輿を担いだまま滝壺に入る「みこしの滝浴び」が行われます。清涼感あふれる夏の風物詩として、注目されている行事です。御朱印は書置きタイプで、拝殿内にていただけます。

【羽後町】三輪神社

室町時代の本殿と武将ゆかりの御神輿が伝わる歴史神社

三輪神社は、奈良時代の養老年間に奈良の大神(おおみわ)神社の神様をお迎えして創建されたと伝わる神社です。現存する本殿は室町時代後期の建立とされ、国指定重要有形文化財に指定されています。歴代の藩主や武将からの信仰も厚く、5月の祭典で使われる御神輿は佐竹二代藩主義隆夫人光聚院が京都から取り寄せて奉納したものです。御朱印は、徒歩約15分ほどの元稲田(げんどうだ)神社でいただけるので、事前に予約しましょう。

まとめ

本記事では、秋田県のパワースポットの中から、観光で訪れたいおすすめの神社11選をご紹介しました。大曲の花火発祥の地である諏訪神社や、なまはげ伝説の赤神神社など、秋田県には独自の歴史と魅力を持つ神社が静かに佇んでいます。そんな神社でいただく御朱印は、旅の時間が終わっても眺めるたびに奥深い秋田県の伝統を思い起こさせてくれます。本記事を参考にして、御朱印集めにでかけてみてください。

旅色編集部 おおもり

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.
Copyright indepth, Inc.
※掲載情報は取材時のものであり、変更が生じている場合がございます。詳細は各施設にご確認下さい。