【関西:観光】本当に涼しい避暑地13選 定番から穴場までご紹介!
2024/06/17
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2026/02/27
大峯山系の山々に囲まれ、夏でも涼しく過ごしやすい避暑地としても人気の奈良県・天川村。洞川温泉は、そんな天川村に湧く名湯です。ゆったりとした時間が流れる山あいの温泉地で、心身ともにリフレッシュしてみませんか。今回は、洞川温泉周辺で訪れたいおすすめ観光スポットを厳選してご紹介します。
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写真提供:PIXTA
洞川温泉は、大峰山系に抱かれた山あいの温泉地。修験道の行場として栄えた歴史を持ち、今もどこか凛とした空気が漂います。木造旅館が軒を連ねる温泉街は情緒たっぷりで、夜にはやわらかな明かりが幻想的な雰囲気を演出。標高約820mの高地のため、夏でも涼しく過ごしやすいのも魅力です。清らかな水と澄んだ空気に包まれながら、心身ともに癒やされるひと時を楽しめます。
洞川温泉周辺には、鍾乳洞や渓谷、歴史ある寺社など見どころが点在。自然の迫力を感じる絶景スポットから、ゆったり散策できる名所まで、多彩な楽しみ方がそろいます。温泉とあわせて巡れば、山里ならではの魅力をより深く体感できるはずです。
タイニートレーラーでのグランピングや日帰りバーベキューが楽しめるキャンプ場。個性豊かなタイニートレーラーはいずれもベッド付きで、ロフト付きや2段ベッドなど利用に応じて選べるほか、それぞれにウッドデッキやバレルサウナ、水風呂、バーベキューコンロを完備。プライベート感あふれる空間で思い思いに過ごせます。また、徒歩圏内には鍾乳洞や渓流などの散策スポットも豊富。自然に包まれた旅時間を満喫してみてはいかがでしょうか。
Camp Base Kadojin
巨石や奇岩、大小さまざまな滝が織り成す景観が魅力の「みたらい渓谷」。川沿いには約7.4kmのハイキングコースが整備され、吊り橋からは迫力ある滝が流れる眺めも楽しめます。新緑が輝く春、清流が心地よい夏、近畿随一とも称される紅葉の秋、静寂に包まれる冬と、四季折々の美しさは格別。ハイキングコースは自然を満喫するのに最適で、洞川温泉へ足を延ばすこともできます。ぜひ歩きやすい靴で、渓谷散策を楽しんでください。
みたらい渓谷
今から約1300年前、役行者(えんのぎょうじゃ)が発見したと伝わる神秘の泉を起源とする「龍泉寺」。八大龍王を祀り、修験者が山上ヶ岳へ向かう前に身を清め祈りを捧げる霊場として、今も篤い信仰を受け継いでいます。本堂には弥勒菩薩をはじめ諸尊が祀られ、境内には願いの成就を占う「なで石」も。近年は、月替わりで授与される八大龍王の御朱印も注目を集めています。秋の紅葉をはじめ、四季折々の景観に出合いに訪れてみてはいかがでしょうか。
龍泉寺
赤井五代松翁(ごよまつ)が発見し、私財を投じて完成させたと伝わる鍾乳洞。2つの洞口をもつ二重構造で、延長80m以上、20〜30cmの小さな鍾乳石から高さ8mにも及ぶ最大級の石柱「大黄金柱」まで、迫力ある景観が続きます。鍾乳洞付近の石灰岩層からは環境省名水百選「ごろごろ水」も湧き出ており、見学とあわせて楽しめます。モノレールで向かう道中もアトラクション気分。県天然記念物の神秘をぜひ体感してみてください。
五代松鍾乳洞
延長280mと関西最大クラスの規模を誇る、県天然記念物の鍾乳洞。一歩足を踏み入れると、何万年もの歳月をかけて形成された鍾乳石が連なり、地下宮殿のような神秘的な景観が広がります。平均気温は年間を通して約8℃で、夏は涼しく冬はほんのり暖か。希少なストロー鍾乳管(中が空洞になった細長い鍾乳石)も見どころです。鍾乳洞までは、可愛い切り株型のモノレール「どろっこ」で向かう道のりとあわせて楽しみましょう。
面不動鍾乳洞
はるか昔、役行者によって「一之行場(いちのぎょうば)」として開かれたと伝わる修験道の聖地。イワツバメの越冬地としても知られる神聖な洞窟です。洞窟名の「蟷螂(とうろう)」は、腰をかがめて天井の低い洞内を進む修験者の姿がカマキリに似ていることに由来。訪れる人々は、頭を打たないよう身を低くして歩く体験を通し、「人生も頭を低くして生きるべし」という教えを体感できます。
螳螂の岩屋
「ごろごろ水」「泉の森」「神泉洞」の3つの湧き水からなる「洞川湧水群」は、環境省「名水百選」にも選ばれた水の里です。花崗岩と石灰岩が生む独特の地質により、ミネラルを適度に含んだまろやかな水が湧出することで知られ、古くから信仰の対象として大切に守られてきました。周辺では毎年4月29日に「名水まつり」が開催され、自然の恵みを感じながら散策を楽しめます。※神泉洞は個人所有につき、立ち入り不可
洞川湧水群
洞川区民の山仕事や酒樽づくりなどにまつわる昔の生活道具をはじめ、洞川で製造されている薬「陀羅尼助」や山岳信仰に関する資料を展示している資料館。展示室には、2006年に大峯山中から引き上げられたB29爆撃機のエンジンも公開されています。また、無料開放されている「ギャラリーほのぼの」では、さまざまな企画展やイベントを開催。写経体験ができる「お写経庵ほのぼの」もあり、心静かなひと時を過ごすことができます。
村立資料館/ギャラリーほのぼの
役行者が修行のため大峯山に入る際、身を案じて追ってくる母・白専女(しらとうめ)のために、洞川の人々に頼んで建てた庵が起源と伝えられる「母公堂(ははこどう)」。母が危険な山中に入らないようにと建てられた「女人入山禁止の結界門」は、1300年以上経った今も守られています。白専女は里人の出産を助けていたことから、子授けや安産にご利益があるとされ、現在も多くの参拝者が訪れる信仰の地となっています。
母公堂
洞川温泉街の入り口に佇む温浴施設。吉野杉を贅沢に使った建物とヒノキの香り漂う内湯は、訪れる人を包み込みます。泉質は、かつてより修験者たちの疲れを癒やしてきた弱アルカリ性単純泉。肌あたりがやわらかく、疲労回復や痛みの緩和にも効果が期待できます。露天風呂や休憩室も備え、散策後のひと休みにぴったり。川を望む広々としたロビーには特産品販売コーナーや観光案内コーナーもあり、洞川の魅力を存分に感じられます。
洞川温泉ビジターセンター
「かりがね橋」は、龍泉寺裏のモミ林と大原山を結ぶ全長約120m、高さ約50mの吊り橋。橋の上からは、洞川温泉街の町並みをはじめ、山と渓谷が織り成す雄大な景色を一望できます。橋の名前は、県の天然記念物に指定されているイワツバメを、洞川で「かりがね」と呼ぶことに由来。空を軽やかに舞うその姿になぞらえ、名付けられました。四季折々に表情を変える洞川の風景を眺めに、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
かりがね橋
「かりがね橋」からハイキングコース「洞川自然研究路」を登った先にある、洞川の自然と街の眺望を満喫できるビュースポット。洞川温泉街の背後に広がる大原山は山桜をはじめとする自然木が植栽されており、毎年ゴールデンウィーク頃には満開の桜が咲き誇る絶景に出合えます。ハイキングや野草観察を兼ねて、ぜひ出かけてみてください。
吉野熊野国立公園・大峯の魅力を伝える体験型博物館。館内では、天川村の四季を映像で紹介するほか、大峯修験道の行場として知られる断崖絶壁「西の覗き」を疑似体験できるコーナーもあり、大峯山系の自然や修験の世界を身近に感じられます。屋外に広がる芝生広場は、星空観察スポットとしても人気。年間を通して野草や野鳥観察、ハイキングなどの自然観察会も開催され、楽しみながら学べる施設です。
天川村洞川エコミュージアムセンター
川魚のつかみ取り体験が楽しめる、洞川の人気スポット。つかみ取り用のプールは浅いので小さなお子さんでも安心です。つかみ取りを楽しむのはもちろん、「塩焼きセット」は、つかみ取りをしている間にスタッフが新鮮な川魚を塩焼きにしてくれるのが魅力。焼きたてのアユやアマゴ、イワナは格別の味わいです。また、お造りやおにぎり、味噌汁などの軽食も充実しているので、家族での思い出づくりに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
奈良県吉野郡天川村洞川675-56
喧騒から離れた静かな環境で、自然と歴史を同時に楽しめる洞川温泉エリア。散策やドライブと組み合わせれば、充実した一日を過ごせます。 温泉と観光をバランスよく楽しみながら、心に残る奈良旅を計画してみてはいかがでしょうか。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:Okumura Shiho