春の福島・中通りドライブ!絶対行きたい桜の名所10選と周辺のおすすめグルメ
2026/03/17

2025/08/28
福島県は、日本で3番目に広い面積を誇り、雄大な山々や清らかな湖沼など豊かな自然に恵まれ、四季折々の美しい風景が広がる地域です。秋は、磐梯山(ばんだいさん)の壮大な景観や裏磐梯の湖畔、渓谷が紅葉で色づき、鮮やかな赤や黄色が訪れる方を魅了します。そんな福島県には、湯けむり越しに紅葉を一望できる温泉街や、ミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定された湖沼群などが点在。本記事では、東北観光の際に、福島県で訪れたい紅葉スポットを、名所から穴場まで21カ所、見頃時期とあわせて紹介します。福島県を訪れる際はぜひ本記事を参考に、気になるスポットを巡って秋を満喫しましょう。
この記事の目次
目次を開く ▼
「土湯温泉」は、吾妻連峰の中腹に位置する、秘湯や一面に広がる星空、秋の紅葉が魅力の温泉街です。「土湯こけし」発祥の地としても知られ、独特の優しい表情が心を和ませてくれると人気があります。例年10月中旬から11月上旬には、木々が赤や黄色に染まり、湯けむり越しに眺める紅葉は格別です。紅葉狩りを満喫したあとは、日帰り温泉宿や足湯で疲れを癒やしましょう。
「磐梯吾妻スカイライン(浄土平)」は、全長約29km、最高標約1,600mの高地を走り抜ける山岳観光道路です。周囲には、東吾妻山や吾妻小富士がそびえ、火山活動によって生まれた雄大な景観のなかでドライブできます。周辺では、気軽に立ち寄れる湿原散策や約10分で登れる吾妻小富士の登山など、アクティビティも体験できます。紅葉シーズンには、山肌一面が赤や黄色に染まり、その彩りを間近で望められるのが魅力です。
「鶴ヶ城(会津若松城)」は国内で数少ない、赤瓦をまとった天守閣が特徴の、会津若松市を代表する名城です。天守閣の内部は博物館になっており、会津の歴史に触れられます。館内で開催されている、プロジェクションマッピングでは、白虎隊をはじめとした6種類の映像を楽しむことが可能。紅葉の時期には、赤や黄色に色づいたモミジやサクラ、イチョウが天守閣と調和し、城全体を彩る壮麗な光景が広がります。
「夏井川渓谷」は、磐越東線川前から小川郷駅にかけて約16kmにわたって続く景勝地です。岩肌を削り取って生まれた断崖や独特の形をした岩、迫力ある滝の音など、渓谷ならではの風景が見どころで、目と耳で大自然を感じられます。紅葉の見頃は10月下旬から11月中旬で、夏には深緑に包まれていた渓谷が赤や黄色に染まり、華やかな姿へと変わります。
「白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)」は、平安時代後期の阿弥陀建築で建てられた、福島県内でもめずらしい国宝建造物です。敷地内の庭園は、白水阿弥陀堂の屋根の曲線と浄土庭園が調和した姿が特徴で、国の史跡にも登録されています。秋には周辺のイチョウやモミジが色づき、黄金色と朱色が織り成す華やかな景観を楽しめます。御朱印も賜ることができ、阿弥陀如来の墨書と朱印が押された厳かな御朱印が用意されています。
「蛇の鼻(じゃのはな)」は、明治30年代に当時の地主である伊藤氏が別荘として整備し、果樹栽培を始めたことをきっかけに誕生した庭園です。園内では、春のサクラや初夏のフジなどが満喫でき、10月下旬から11月中旬には紅葉が見頃になります。園内には約500本のカエデが点在し、そのほとんどが樹齢100年を超えるため、圧巻の景色です。池のほとりでは水面に映る紅葉も楽しめ、撮影スポットとして人気を博しています。
「南湖公園(翠楽苑)」は、武士も庶民も楽しめる行楽地として、1801年に松平定信が築造した公園です。園内は、1周約2kmの南湖を中心に広がり、南湖神社や翠楽苑(すいらくえん)、共楽亭などの松平定信ゆかりの名所が点在しています。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月上旬で、この時期には翠楽苑でライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
「霊山(りょうざん)」は伊達市のシンボルであり、東北の名峰として知られる山です。山中には整備されたハイキングコースがあり、太平洋を一望できる景色と気軽に楽しめるトレッキングを満喫できます。登山難易度は初級で道も歩きやすく、家族連れでも秋の山歩きを満喫できます。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月上旬で、切り立った岩場と赤や黄色に染まった木々が織り成す景色は圧巻です。
「須賀川牡丹園」は、春には約290種およそ7,000株の牡丹が咲き誇る、国の名勝に指定されている牡丹園です。園内では四季折々の景色が楽しめ、10月下旬から11月上旬にかけては紅葉が見頃を迎えます。この時期には寒牡丹も咲き始め、艶やかに色づいたモミジとともに華やかな秋の景色を演出します。正門近くから大池にかかる花王橋をはじめ、園内の随所で赤く染まったモミジは必見です。
「あだたら山ロープウェイ」は、安達太良山のふもと奥岳登山口から、8合目にあたる薬師岳までの空中散歩を楽しめるゴンドラです。乗車中は安達太良連峰や遠くに吾妻小富士、蔵王連峰を一望できます。紅葉の見頃は例年10月上旬から下旬で、ミズナラやブナ、イタヤカエデ、ナナカマドなどが赤や黄に染まり、秋色のグラデーションが車窓いっぱいに広がります。
「第一只見川橋梁展望台」は、只見川を縫うように走る、JR只見線を望める絶景スポットです。只見線は紅葉の名所として人気のあるローカル線で、なかでもこのスポットから望む景観は印象的な美しさです。展望台は撮影スポットとしても人気があり、川面に映る紅葉と鉄橋を渡る列車が一体となった美しい瞬間に出合えます。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月中旬で、雄大な只見川の渓谷美と周囲の山々が織り成す彩りは、訪れる方を魅了します。
「塔のへつり」は、1943年に国の天然記念物に指定された、大川羽鳥県立自然公園の大川ラインを代表する景勝地です。奇岩怪石が100万年もの歳月をかけて浸食と風化を繰り返しており、10本の石塔が塔のようにそびえる姿は圧巻です。周囲はモミジやナラなどの広葉樹に覆われ、紅葉の見頃となる10月下旬から11月上旬には石塔の白や大川の緑、赤や黄金色に染まる木々が織り成す絶景が広がります。
塔のへつり
「滝川渓谷」は遊歩道沿いに大小さまざまな四十八滝(しじゅうはったき)が連続している、福島県でもめずらしい景勝地です。周辺には美しい滝や巨大な岩、古木が生い茂り、手付かずの自然に近い風景を満喫できます。春の花や夏の深緑、秋は赤や黄色に彩られた、四季ごとの多彩な景色が魅力。例年11月上旬から中旬にかけてが紅葉の見頃となり、迫力ある滝の数々に紅葉した木々が彩りを添え、秋ならではの景色が楽しめます。
「磐梯吾妻レークライン」は、裏磐梯の秋元湖や小野川湖、桧原湖などの湖沼を望めるドライブコースです。このスポットでは、新緑から紅葉の季節まで長い期間にわたって大自然の美しさを満喫でき、ドライブやサイクリングを楽しむ人々でにぎわいます。10月中旬から下旬にかけての紅葉シーズンには、赤や黄金色に染まる山々が織り成すグラデーションが広がり、圧巻の景色が見られます。
「屏風岩(びょうぶいわ)」は、伊南川のほとりにそびえ立ち、長い年月をかけて急流に削られた岩肌が屏風のように見える奇岩です。紅葉の季節には、白い岩肌に赤く染まったモミジが映え、鮮やかなコントラストが広がります。周辺には全長約200mの遊歩道が整備されており、紅葉の見頃を迎える例年10月中旬から下旬には、渓谷美を満喫したい多くの観光客でにぎわいます。
「福満虚空藏菩薩圓藏寺(ふくまんこくうぞうぼさつえんぞうじ)」は、807年に徳一大師が開創したと伝えられる、約1200年の歴史をもつ寺院です。日本三大虚空蔵菩薩のひとつに数えられ、御本尊の福満虚空藏菩薩は弘法大師作とされています。紅葉の名所としても知られており、例年10月下旬から11月上旬の見頃には石段を覆うように真っ赤なモミジが広がり、境内にそびえる虚空蔵堂を背景にした景色は格別です。
福満虚空藏菩薩圓藏寺
「五色沼」は、毘沙門沼やるり沼、青沼など、磐梯山の噴火によって生まれた数種の沼が集まる湖沼群です。沼ごとにエメラルドグリーンやコバルトブルー、ターコイズブルーなど異なる色を見せることから、「神秘の湖沼」とも呼ばれています。紅葉の見頃は例年10月中旬から11月上旬で、色づく木々と水面の鮮やかな色彩が織り成す情景が広がります。
「桧原湖(ひばらこ)」は、磐梯山の噴火によって誕生した、美しい島々が点在する湖です。裏磐梯観光の拠点として知られており、カヌーやカヤックなどのアクティビティも楽しめます。モーターボートや観光船も運航され、湖畔とはひと味違う絶景を望めるのも魅力です。紅葉の見頃は例年10月中旬から下旬で、カエデやウルシ、モミジが色づき、湖岸を鮮やかに彩ります。
桧原湖
「羽鳥湖(はとりこ)」は、太平洋側と日本海側の別れ目となる、標高約600mの地点に造られた人造湖です。「東北の軽井沢」とも呼ばれる、標高約700mから1,000mの羽鳥湖高原の中心に位置し、大川羽鳥県立自然公園に指定されています。10月下旬の見頃になると、モミジやカエデ、ドウダンツツジが赤や黄色に色づきます。湖畔には約8kmのサイクリングコースが整備されており、レンタサイクルを利用して散策も可能。
「雪割渓谷(雪割橋)」は長さ約138m、高さおよそ60mのアーチ式鉄橋「雪割橋」が架かる峡谷です。例年10月下旬から11月上旬は紅葉の見頃であり、カエデやブナ、ナナカマドが赤や黄に色づき、橋の上からは絶壁と調和した壮大な景色を一望できます。隣接する遊歩道には展望スポットがあり、紅葉した木々や渓谷、雪割橋、那須連峰を望む絶景も楽しめます。
「磐梯山ゴールドライン」は、磐梯山の南北を結び、会津と磐梯高原をつなぐ人気の観光道路です。ドライブの際は、磐梯山や猪苗代湖など、雄大な自然の景観を楽しめます。紅葉の見頃は例年10月上旬からで、磐梯山が燃えるように色づく姿を間近で望めます。周辺にはビュースポットが豊富にあり、なかでも噴火で形成された火口壁「黄金平」では、紅葉が広がる山肌と荒々しい岩壁が織り成す迫力ある景色が必見。
本記事では、東北観光の際に福島県で訪れたい紅葉スポットを、名所から穴場まで21カ所、見頃時期とあわせて紹介しました。福島県には、幕末の姿を復元した赤瓦の天守閣と紅葉が調和した景色や、優雅に咲く牡丹と艶やかなモミジの競演が楽しめるスポットなど、多彩な紅葉名所が点在しています。鮮やかな紅葉を目にすれば、旅の思い出が忘れられないものになるでしょう。福島県へ立ち寄る際は本記事を参考に、気になるスポットを巡って秋を満喫しましょう。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:ヤマモトマキ(NEXER)