【2024年:北海道旅行】冬休み・正月休みに訪れたいおすすめ観光スポット43選
2024/09/02
2024/08/06
北海道新幹線が開通したことでぐっと近くなった函館。函館山からの夜景をはじめ、坂や教会・洋館のある街並み、赤レンガ倉庫が建ち並ぶベイエリア、海鮮グルメが満載の朝市、幕末の歴史が残る五稜郭など、大人も子どもも大満足の楽しいスポットにあふれています。また、子どもがのびのびと体を動かして楽しめる、屋内外アスレチックやベビーカーでの入場に便利な道の駅などもたくさん。町中を路面電車でのんびり回れるのも函館ならではです。北海道旅行のプランで迷っている方は、お友だちや家族と一緒に、海と山、自然に囲まれた街・函館を遊びつくしてみませんか?
この記事の目次
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標高334mの函館市と近郊を一望できる展望台。両側を海に囲まれた独特の地形が演出する眺望、特に凛とした空気にきらめく世界三大夜景が満喫できます。100万ドルの夜景とも称される美しい夜景とともに、ロマンチックなひとときを過ごせますよ。地上からはロープウェイで3分という便利さもうれしいところ。風が強いため、夜は冬以外でも寒さ対策を万全にすることをお忘れなく。
函館山山頂展望台
トップスピードは秒速7m、海抜334mの山頂まで約3分で一気に運んでくれるロープウェイ。旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン改定第2版」で三つ星として紹介された「函館山からの眺望」を求めて、年間を通して多くの観光客が訪れます。125人乗りのゴンドラは窓が大きく開放的で、視界は抜群。高度が上がるにつれて、函館の街並みや教会群、津軽海峡や函館湾などを、山頂からとは違った角度で楽しめるのが魅力です。
函館山ロープウェイ
ノスタルジックな雰囲気漂うベイエリアに立ち並ぶ「金森赤レンガ倉庫」。明治末期、函館で初めて、荷物を預かり保管料をもらう営業用倉庫として建造されたもので、現在は7棟がショッピングモールやレストラン、ホールなどの商業施設として利用されています。海沿いをぶらりと歩いてみたり、お土産探しのショッピングや函館グルメを満喫するなど、楽しみ方は人それぞれ。フォトジェニックなスポットで有名ですが、おすすめは夕暮れ時! 倉庫がオレンジ色の照明でライトアップされ、周囲が温かい雰囲気に包まれますよ。
「金森ベイクルーズ」では、小型快速船で函館港内を約15分で1周する、スリリングで気軽なクルーズが楽しめます。函館山からの眺めが有名ですが、港の中から市街を眺めるというのも新しい驚きがいっぱい。船上からは函館山や五稜郭タワーなどの人気スポットも眺めることができ、函館の名所を一気に観光できるのが魅力です。クルーズで一番の盛り上がりは七財橋の下をくぐり抜けるところで、高さギリギリのスリル感が喜ばれているのだとか。アトラクション的な感覚で気軽に楽しめるので、ぜひ体験してみては?
金森ベイクルーズ
北海道・函館のありとあらゆる味覚が集まる巨大な朝市。鮮魚店を中心に農産物や乾物を扱う店など約250軒が立ち並び、さまざまな函館の特産品を取りそろえています。函館駅から徒歩すぐというアクセスの良さも魅力で、気軽に試食をしながら買い物を楽しめます。海鮮グルメだけでなく、メロンやトウモロコシなど、北海道ならではのカットフルーツの食べ歩きなども人気。自分好み函館グルメを心ゆくまで堪能できるスポットです。
函館朝市
連日にぎわう函館朝市に店を構える創業30年以上の海産物店「高田屋」。屋号は、現社長が函館の発展の礎を築いた江戸時代の廻船業者・高田屋嘉兵衛の子孫であることに由来しています。北海道の恵みをリーズナブルな価格で提供できるよう、いけすを装備したトラックで北海道各地を巡り、その時期の旬の食材を直接買い付けているのだとか。店内には、獲れたての鮮魚をはじめニシンの干物やカニの松前漬けなど、多彩な海産物がずらり。近隣の姉妹店・活魚料理居酒屋「嘉兵衛」では、高田屋で扱う地場の魚を好みの調理法でいただけます。
高田屋
1988(昭和63)年3月13日の青函連絡船最後の日まで運航していた「摩周丸」を利用した記念館。実際の乗り場であった旧函館第二岸壁に係留・保存して公開しています。操舵室や無線通信室の見学が可能で、パネルや模型、映像で青函連絡船の仕組みや歴史が学ぶことができ、乗り物好きにはたまりません。元乗務員が操船方法まで詳しく解説しながら船内をご案内してくれるガイドツアーも人気。気になったら予約してみてくださいね。
函館市青函連絡船記念館摩周丸
坂を上りきった場所に、かつて函館八幡宮があったことから「八幡坂」と呼ばれています。海に向かってまっすぐ伸びる美しい坂は、函館山からの夜景に並ぶビュースポット。1980年代にCMのロケ地として評判になり、「チャーミーグリーンの坂」という愛称で呼ばれていたこともあります。坂の上から函館湾を一望できる眺めと並木との組み合わせが素晴らしく、遠くにはメモリアルシップ摩周丸も見えます。坂は結構きついのですが、歩道脇には手すり付きの階段があり、歩きやすく整備されているので安心ですよ。
八幡坂
「旧函館区公会堂」は、明治43(1910)年に建てられた洋風建築の代表的建物。昭和49(1974)年には、国の重要文化財に指定されています。歴代の天皇が宿舎や休憩処として利用したという気品漂う内部には、華やかな雰囲気の家具や調度品が展示され、明治のモダンさが感じられます。各部屋の見学が終わったら、2階のバルコニーからの絶景もお忘れなく。併設の「函館ハイカラ衣裳館」で明治時代の衣装に着替えて、優雅な気分に浸ってみるのもおすすめです。
旧函館区公会堂
領事館と函館開港の歴史を伝える記念館。度重なる火災の後、大正2(1913)年に再建され、昭和9(1934)年まで実際にイギリス領事館として機能していました。「領事執務室」や「家族居室」で領事気分を味わいながらの記念撮影や、「開港ミュージアム」「開港記念ホール」での “顔はめ”写真の撮影コーナーなど、建物を回りながら楽しめる仕掛けが人気です。たくさん面白い写真を撮って、旅の思い出にしてみては?
旧イギリス領事館
元町の代表的な風景として知られる「カトリック元町教会」。赤い屋根と白い壁とのコントラストが美しく、12世紀のゴシック建築様式の尖った屋根の大鐘楼が特徴です。江戸時代の末、フランス人宣教師のメルメ・デ・カションが仮聖堂を建てたのが始まり。聖堂内の祭壇は、なんとローマ法王から贈られたもので、日本で唯一の貴重なものとなっています。ほかにも、星がちりばめられた青い天井、聖堂形の額縁に飾られた美しい彫刻など見どころがいっぱい。坂の上から函館湾を入れたフォトジェニックな教会は、ぜひカメラに収めておきたい風景です。
函館カトリック元町教会
板前や寿司職人などプロの料理人が仕入れに通う、鮮魚、青果、乾物などを扱う約40店が軒を連ねる市場。新鮮な魚介類はもちろん、夏にはもぎたてのアスパラガスなど野菜も並びます。新鮮魚介が味わえる食堂やフードコートもあり、市場内で購入した食材を、自分で海鮮焼きにして味わうことができるのでおすすめですよ。市電の新川町駅から徒歩すぐというアクセスの良さも◎
はこだて自由市場
107mの高さを誇る函館のランドマーク「五稜郭タワー」。全面ガラス張りの展望フロアから星形五稜郭の外郭を見て取れ、函館山や市街地、津軽海峡、函館湾などが一望できる360度の眺望は迫力満点。タワーの高さを実感できるシースルーフロアも人気です。また、五稜郭にまつわる歴史や箱館戦争についての展示物や、箱館戦争で戦死した新選組副長・土方歳三のブロンズ像など見どころ満載。五稜郭を散策する前に立ち寄っておきたいスポットです。
五稜郭タワー
五角形の星型城郭「五稜郭跡」を整備した、桜の名所としても有名な公園。箱館戦争の舞台となった「五稜郭」は、北方防備のためヨーロッパの城塞を参考に建設された日本初の星形要塞で、蘭学者・武田斐三郎(たけだあやさぶろう)がオランダの一冊の築城書だけで完成させたといわれています。堀の外周は一周1,800mほどの遊歩道になっていて、そぞろ歩きも楽しめます。桜以外にも藤、ツツジ、睡蓮などの花が咲き乱れ、冬は凍った堀に雪が積もり幽玄の世界に早変わり。四季折々に美しい景色が眺められる園内を、ゆっくり散策してみてください。
五稜郭公園
「五稜郭公園」の中央にある、江戸幕府の役所であった「箱館奉行所」の当時の様子を見られる歴史スポットです。幕末の箱館開港に伴い設置されるも、函館戦争を経てわずか7年で解体。その後、古写真・古図面・発掘調査等に基づき、伝統的建築様式で2010年に復元されました。館内では、時代劇に見られるような72畳の大広間で侍のいた時代を体感したり、その建築技法や五稜郭の歴史を知ることができます。大広間ではスマートフォンのアプリを使って、土方歳三との記念撮影や、自分が奉行に変身できる合成写真が撮れるなど、楽しい仕掛けも満載。
函館奉行所
函館市電湯の川停留場から徒歩約2分とアクセス抜群で、温泉街の入り口に立つ「湯倉神社」。湯の川温泉発祥の地で、創建370年もの歴史をもつ由緒正しい神社です。商売繁盛・厄除開運・縁結び・安産など、多くの御利益があるとされ、湯の川温泉の鎮守として人々に親しまれています。
こちらには、個性的な授与品が勢揃い。「イカすみおみくじ」や、かわいらしい「なでうさぎおみくじ」など、一風変わったおみくじが好評です。
湯倉神社
一般道、国道5号線からはもちろん、道央自動車道八雲パーキングエリアにも直結している、一日中遊べるレクリエーション施設。噴火湾のパノラマを見渡す丘陵地に整備されていて、”パノラマロード”沿いには約300本の白樺が並び、絶好の写真スポットにもなっています。
総面積62.7ヘクタールという広大な敷地には、子供が夢中になれるアスレチック遊具を完備。屋外でのびのびと遊べる「まきばの冒険広場」や屋内遊具施設の「パノラマ館」、また幼児専用ゾーンには滑り台やボールプールもご用意。また、敷地内の花畑は、夏は一面のひまわり畑・秋はコスモス畑を楽しむことができます。
噴火湾パノラマパーク
函館近郊、鹿部町にある「道の駅 しかべ間歇泉公園」は、2016年3月、北海道新幹線の開業に合わせてオープンしました。JR函館駅から車で約1時間、新幹線の新函館北斗駅からは車で30分ほどの場所です。約10分ごとに高さ15m、約100度の温泉が吹き上がる、国内ではめずらしい間歇泉(一定の周期で噴き出す温泉)があり、遠方からも観光客が訪れます。
ほかにも、施設内で高い人気を集めるのが「浜のかあさん食堂」。特産物や地元食材を使ったグルメを販売、提供しています。温泉気分に浸れる足湯もあるので、ドライブ中の休憩にもぴったりです。園内には散策路やスロープがあるので、ベビーカーで訪れるのもおすすめです。
道の駅 しかべ間歇泉公園
大沼国定公園は、北海道駒ケ岳とその噴火によって形成された大沼湖・小沼湖・じゅんさい沼などの湖沼から成る自然公園。豊かな自然の中で気軽に散策やアクティビティが楽しめます。公園広場からは、太鼓橋などでつながれた島々を渡り歩く散策路があり、特に夏は睡蓮やコウホネなどが湖面を彩る絶景が広がります。大沼・小沼を巡る観光遊覧船やボート、カヌーのほか、大沼湖畔一周14kmのサイクリングなどのレジャーが人気夏だけでなく、冬もスノーシューやワカサギ釣り、雪上モービルなどが楽しめるのも魅力です。
大沼国定公園
「大沼遊船」では、100以上の小島が浮かぶ大沼を約30分で巡ることができます。湖上から美しい湖畔の景色や見晴らす山々の絶景を眺めながら、北海道の豊かな自然をゆったり満喫できますよ。夏は、水面を埋め尽くすように咲く睡蓮の花を間近で見られる「スイレンクルーズ船」も運行。新日本三景の一つにも選ばれる雄大な大沼湖で、大自然を体感できるクルージングをぜひお楽しみください。
大沼遊船
安政元(1854)年に築城された北海道では唯一の日本式城郭で、福山城とも呼ばれる「松山城」。現在の天守閣は昭和35(1960)年に再建されたもので、本丸御門は焼失を免れており、重要文化財に指定されています。
城の周辺は「松前公園」として整備されており、約250種類・1万本の桜が植えられています。早咲き、中咲き、遅咲きと次々に時差開花していくので、見頃が長いことも特徴です。開花時期には「松前さくらまつり」が開催され、多くの人が訪れます。また、例年8月には「松前城下 時代まつり」も行われますので、タイミングを合わせて行くのもおすすめです。
松前城(松前公園)
おしゃれな港町・函館は、夜景をはじめ、文明開化の歴史や文化、大自然や海の幸グルメのすべてを楽しめる街です。フォトジェニックなスポット巡り、歴史探索がテーマの旅、大自然×アクティビティなど、組み合わせ方はいろいろ。お子さんと一緒の家族旅行や、友だちとの休日旅、夫婦水入らずの旅など、シチュエーションに合わせて巡ることが可能です。大人も子どもも楽しめるスポットが盛りだくさんの函館で、あなただけの旅プランを見つけてみましょう。
函館で夜ごはんを食べるならここ!美味しいお肉が食べられるおすすめのお店13選
北海道の主要都市のひとつ函館は、美味しいごはんや美しい夜景を楽しめる人気の街。函館山展望台、金森赤レンガ倉庫群、函館朝市など、観光やショッピングを満喫できるスポットが数多く存在します。1日の締めくくりには、函館ならではの絶品夜ごはんを堪能しましょう。函館には、海鮮からラーメンまでさまざまな函館らしいグルメがありますが、ガッツリ食べたいならお肉がおすすめ。今回は函館で美味しい肉料理を味わえる13店を紹介します。
記事を読む▸函館でスイーツを食べるならここ!お土産や食べ歩きに人気のお店6選
乳製品やさまざまな農産物の産地として知られる北海道には美味しいスイーツがたくさんあります。特に函館はお土産にもおすすめというスイーツや、それを味わうことができるカフェが多く、観光の際の食べ歩きグルメなども楽しみのひとつとなっています。そこで函館のお土産や食べ歩きにおすすめの人気スイーツを紹介します。
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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき
ライター:旅色編集部 三井
函館山山頂展望台
JR函館本線函館駅から市電十字街方面行きで6分、十字街から徒歩10分の函館山ロープウェイ山麓駅で函館山ロープウェイに乗り換えて3分、山頂下車すぐ
函館山ロープウェイ
JR函館本線函館駅から市電十字街方面行きで6分、十字街下車、徒歩10分
金森ベイクルーズ
JR函館本線函館駅から市電十字街方面行きで5分、十字街下車、徒歩5分
函館朝市
JR函館駅から徒歩1分、函館市電函館駅前駅から徒歩2分
高田屋
[電車]JR函館本線函館駅より徒歩約2分
函館市青函連絡船記念館摩周丸
JR函館本線函館駅から徒歩4分
八幡坂
函館市電「末広町」停留所から徒歩3分
旧函館区公会堂
函館市電「末広町」停留所から徒歩7分
旧イギリス領事館
函館市電「末広町」停留所から徒歩5分
函館カトリック元町教会
函館市電「末広町」停留所から徒歩10分
はこだて自由市場
JR函館駅から徒歩10分
五稜郭タワー
JR函館本線函館駅から市電湯の川行きで17分、五稜郭公園前下車、徒歩10分
五稜郭公園
JR函館本線函館駅から市電湯の川行きで17分、五稜郭公園前下車、徒歩15分
函館奉行所
函館市電2系統・5系統「五稜郭公園前」停留場から徒歩約18分。JR函館駅からは函館バスで「五稜郭公園入口」停留所下車、徒歩約10分。
湯倉神社
[電車]函館市電湯の川線湯の川駅より徒歩約4分 [バス]函館バス各線「湯倉神社前」停留場より徒歩約2分
噴火湾パノラマパーク
JR函館本線八雲駅からタクシーで10分
道の駅 しかべ間歇泉公園
道央自動車道大沼公園ICから道道149号、国道5号、道道43号、国道278号を鹿部漁港方面へ車で22km
大沼国定公園
JR大沼公園駅から徒歩5分
大沼遊船
JR函館本線大沼公園駅から徒歩7分
松前城(松前公園)
JR函館駅から車で約2時間