【北海道】函館・みなみ北海道周辺の紅葉スポット13選 見頃時期も解説

2024/08/09

【北海道】函館・みなみ北海道周辺の紅葉スポット13選 見頃時期も解説

函館、みなみ北海道には四季折々の景色が堪能できる公園スポットや、ショッピング、地元グルメが楽しめるスポット、市街地を一望できる絶景スポットなどのさまざまな観光名所が点在。そんな函館、みなみ北海道周辺にはイチョウやモミジ、桜やツツジ、ナナカマドなどの紅葉を楽しめる景勝地が数多くあり、国内のみならず海外からも人気を集めています。本記事では、函館・みなみ北海道周辺の紅葉スポット13カ所を、見頃時期と合わせてご紹介します。本記事を参考にして、今年の紅葉狩りを存分に楽しんでください。

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函館・みなみ北海道周辺の紅葉の見頃時期は?

※画像はイメージ

函館、みなみ北海道周辺の紅葉は、例年10月中旬から11月上旬に見頃を迎えます。10月初旬に標高の高い山頂から色づき始め、登山やハイキングで一足早い山の紅葉を楽しめます。低地や市街地の紅葉は遅く、10月下旬から11月上旬にかけてが見頃のピークです。紅葉の終わりは、標高や天候などにもよって前後しますが、多くのスポットで11月上旬から中旬頃までに落葉が進みます。函館、みなみ北海道周辺の紅葉を楽しむなら、10月中旬から11月上旬に訪れるのがおすすめ。

五稜郭公園

星形に広がる絶景の紅葉

五稜郭(ごりょうかく)公園は、四季折々の自然が楽しめる観光名所です。元々は江戸幕府の役所として幕末に作られた星形(五角形)の城で、1914年に公園として一般開放されました。公園内では約1,500本の桜やカエデ、ツツジが植えられ、秋色に染まりながら秋の風情を演出します。例年の紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬です。

旧函館区公会堂

明治の洋風建築と紅葉のコントラストを堪能

旧函館区公会堂では、華やかな雰囲気の家具や調度品が展示されており、館内の見学や明治時代の衣装を着て撮影体験を楽しめるスポットです。またこのスポットは明治時代を代表する洋風木造建築として、国の重要文化財に指定されています。紅葉の時期には、ブルーグレーの公会堂を、赤から黄色にグラデーションに変化していくカエデが色鮮やかに彩ります。このスポットでの紅葉の見頃は、10月中旬頃です。

函館山山頂展望台

山頂から広がる紅葉を一望

函館山山頂展望台ではレストランや売店が併設されており、展望台屋上からは多くのパンフレットで使われる函館山からの風景を見渡せます。世界に誇る夜景として有名ですが、紅葉の時期の昼景も見逃せません。例年10月下旬から紅葉が見頃を迎え、山麓一帯に広がる紅葉を一望できます。

見晴公園・旧岩船氏庭園(香雪園)

約100m続くカエデ並木のライトアップが幻想的

見晴公園にある香雪園(こうせつえん)は、風景式庭園として国指定文化財庭園に指定され、紅葉の名所として広く親しまれています。庭木は約150種に及び、モミジやカエデの美しい紅葉を楽しめます。また、紅葉の先に見える園亭は午前9時から午後5時まで見学可能で、外からも、中からも紅葉をじっくりと眺められるでしょう。例年の見頃は10月下旬から11月上旬で、紅葉の時期には約100m続くカエデ並木がライトアップされます。

函館公園

約360本の桜と函館山を望む秋の絶景

函館公園は国登録文化財に指定されている都市公園で、園内にはミニ遊園地や、動物飼育施設、博物館もあり、家族みんなで楽しめる場所です。また、桜の名所としても知られており、現在はソメイヨシノを中心に約360本の桜が植えられています。紅葉シーズンには、桜やツツジ、カエデが秋色に色づき、例年10月下旬から11月上旬が見頃です。園内からは、美しい函館山の紅葉を見上げられ、色づく函館山とのコラボレーションも見どころの一つです。

川汲公園

桜の紅葉を楽しむ自然公園

川汲(かっくみ)公園は自然豊かな道立公園で、無料のキャンプ場として人気の施設です。公園内には多くの桜が植えられており、南茅部(みなみかやべ)の桜の名所としても知られています。春は桜、夏は水遊び、秋は紅葉と、四季を通じて自然を楽しめるでしょう。特に紅葉の見頃は例年10月中旬頃で、その時期になるとキャンプをしながら桜の紅葉を堪能できます。また、近くには川汲温泉明林荘等があり、のんびり温泉に浸かれます。

恵山

約60万本のツツジの紅葉を満喫

恵山(えさん)は三方を海に囲まれた標高約618mの活火山で、道立自然公園や林野庁のレクリエーションの森にも指定されています。複数の登山コースがあり、さまざまな角度から周囲の山や海の景色を眺望可能。山のふもとでは約60万本のツツジが咲き、ツツジの里としても知られています。秋にはツツジの葉が赤や橙色に色づき、高原一帯を美しく秋色に染めあげます。例年、頂上付近では10月上旬から紅葉が始まり、山のふもとでは11月上旬に見頃を迎えます。

垣ノ島遺跡

縄文時代の歴史と海を背景にした紅葉風景

垣ノ島遺跡(かきのしまいせき)は遺跡見学や発掘調査体験ができる観光スポットです。この遺跡は「北海道・北東北の縄文遺跡群」のひとつとして、2021年に世界遺産に登録されました。竪穴建物跡や盛り土遺構からなるこの遺跡は、約6000年にわたって縄文人が定住していたことを示しています。秋になると、海を背景に色づくカエデを見ながら、縄文時代に思いをはせて紅葉を楽しめます。紅葉の見頃は例年10月下旬頃です。

笹流ダム

色づく木々と落ち葉の絨毯が広がる秋景色

笹流(ささながれ)ダムは、古くから「赤川の水源地」として親しまれ、現在も函館市民の生活を支える水源のひとつです。日本で最初に建設されたバットレスダムとして土木学会選奨土木遺産に認定されています。ダムの前庭広場は芝生に覆われた公園として整備されており、紅葉の時期にはヤマモミジや、ハウチワカエデ、イチョウなどが鮮やかに色づきます。落ち葉が絨毯のように広がり、辺り一面を彩る光景は圧巻。紅葉の見頃は例年10月中旬頃です。

大三坂

紅葉と異国情緒を感じる街並み散策

大三坂(だいさんざか)は「日本の道100選」に認定された坂で、沿道にはゴシック建築様式を用いたカトリック元町教会や、重厚な瓦屋根の東本願寺など、多彩な和洋の建物が立ち並んでいます。秋には、街路樹のナナカマドの実や葉が黄色や赤に色づき、その美しさが見どころとなる穴場スポットです。紅葉の見頃は例年10月下旬から11月上旬です。多彩な建物と美しいナナカマドを眺めながら、のんびりと散策できます。

大沼国定公園

アクティビティとともに紅葉を満喫

大沼国定公園(おおぬまこくていこうえん)は豊かな自然の中での散策や、サイクリング、ボートなどのアクティビティができる自然公園です。 園内には、駒ケ岳とその噴火によって形成された大沼湖、小沼湖(こぬまこ)、じゅんさい沼などの湖沼があります。紅葉の時期には、色とりどりのモミジが水面に映る景色をアクティビティとともに楽しめます。例年の見頃は10月中旬から11月上旬です。

八郎沼公園

ライトアップされた紅葉と八郎沼の水面に映る幻想的な風景

八郎沼公園(はちろうぬまこうえん)は、四季折々の景色を楽しめる自然豊かな公園です。沼の周囲には遊歩道があり、沼を眺めながらぐるりと散策可能。園内にはカエデや、ツツジ、桜など約2,000本の木々があり、紅葉すると美しく彩ります。また紅葉の時期にはライトアップイベントも開催され、色鮮やかな紅葉が水面に映り幻想的な光景を見せます。このスポットでの紅葉の見頃は、例年10月下旬から11月上旬です。

トラピスト修道院

紅葉に包まれるレンガ造りの修道院

トラピスト修道院は1896年に創設され、現在では観光スポットとしても人気のある修道院です。
教会に隣接する直営売店では、敷地内工場で作られるトラピストバター、トラピストバターを使ったクッキーや、バター飴が販売されています。また、トラピストバターがクリームとコーンに練り込まれた特製ソフトクリームの販売もしております。例年10月初旬から、修道院へ続く道路沿いのポプラが黄色に染まり、聖母マリア像を祀るルルドに伸びるツタが赤く色づきます。奥にそびえる丸山の紅葉も見ごたえがあり、秋の美しい風景を楽しめます。例年、見頃は10月中旬からです。

まとめ

本記事では、函館・みなみ北海道周辺の紅葉スポット13選を、見頃時期とともにご紹介しました。本記事でご紹介したスポットはスポット周辺に、湖や川などの自然豊かな場所や、遊園地、歴史的建造物、遺跡などが近くにあり、紅葉と合わせてさまざまな体験ができます。またアクティビティも楽しめるスポットも点在しているため、訪れた際には体験してみるのもおすすめです。紅葉の見頃や時期、ライトアップなどのイベントはスポットによって異なるため、本記事を参考に紅葉スポットを巡る際の計画を立ててみてください。

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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