【東北・観光】岩手旅行で外せない定番&穴場デートスポット25選
2025/08/29

2025/12/25
花巻市・北上市には、歴史ある神社や寺院が点在しており、御朱印集めも楽しめます。勝運や学業成就などのご利益が期待できるパワースポットも多く、観光と参拝を同時に満喫できます。ここでは、特におすすめの神社・寺院をご紹介します。
なお、情報は2025年11月時点のものです。実際に訪れる際は、公式HPなどで最新情報を確認することをおすすめします。
この記事の目次
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岩手県花巻市と北上市は、どのようなところなのでしょうか。
隣り合うこの2つの市は、東北自動車道や東北新幹線が通り、さらに「いわて花巻空港」もあることから、古くから交通の要衝として栄えてきました。そのため、観光などで訪れる際にもアクセスが良く、訪れやすいエリアです。
文学ファンの方にとって、花巻といえばやはり宮沢賢治を思い浮かべるのではないでしょうか。花巻市は宮沢賢治の出身地であり、「宮沢賢治記念館」や「宮沢賢治童話村」など、賢治の世界観に触れられるスポットが数多くあります。また、花巻市や北上市周辺には、彼の童話に登場しそうな美しい自然の風景が今も広がっています。
さらに、花巻市・北上市は温泉地としても知られています。「花巻温泉」や「夏油温泉」など人気の温泉が多く、訪れる人々の心と体を癒やしてくれます。自然も豊かで、桜の季節には多くの観光客がこの地を訪れ、四季折々の魅力を楽しんでいます。

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さて、観光の際に神社や寺院を訪れ、参拝をする方も多いことでしょう。そのときに気になるのが、神社や寺院での正しい参拝方法です。ここでは、神社での基本的な参拝の手順を簡単にご紹介します。
まず、神社に着いたら鳥居の前で一礼します。鳥居の内側は神様の領域(神域)とされているため、これから神域に入ることへの敬意を示す大切な作法です。
鳥居をくぐったあとは、参道の中央を避け、左右どちらかの端を歩きましょう。中央は神様の通り道とされています。続いて、手水舎で手と口を清めます。柄杓を使って左手、右手の順に清め、次に水を手に受けて口をすすぎ、最後に柄杓の柄を立てて残った水で洗い流します。
拝殿に着いたら、まずお賽銭を静かに入れます(投げ入れないようにしましょう)。
次に鈴を優しく鳴らし、「二礼二拍手一礼」の作法でお参りします。神様への感謝の気持ちを伝えたうえで、願い事を具体的に述べるとよいでしょう。その際、自分の住所や名前を伝えるのも丁寧な参拝とされています。
御朱印をいただく場合は、参拝を済ませてから授与所に向かうのが基本です。ただし、神社によっては参拝前に御朱印帳を預け、参拝後に受け取る形式をとっている場合もありますので、各神社の案内に従いましょう。
参拝が終わったら、ゆっくりと境内を散策し、帰る際には鳥居を出る前に本殿の方へ向き直って一礼します。これで参拝が無事に完了です。

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寺院を参拝する際の手順は、基本的に神社と大きくは変わりません。
寺院に入るときと出るときには山門で一礼し、手水舎で手と口を清めます。その後、お賽銭を静かに入れ、一礼してから参拝します。これらの作法は神社とほぼ同じです。
寺院ならではの作法として、「鐘」があります。鐘を撞く場合は参拝の前に行いましょう。参拝後に撞くと「戻り鐘」や「出鐘」と呼ばれ、マナー違反とされています。また、香炉の煙で身を清めたり、線香やろうそくを供えたりするのも参拝の前に行います。
神社との違いとして、寺院には鈴がない場合が多い点が挙げられます。これは、神社では鈴を鳴らして神様をお呼びするのに対し、仏様は千里眼を持ち、鈴を鳴らさなくても参拝者の存在をすでに見通しているとされているためです。
さらに、参拝の際には神社のような拍手は打たず、静かに合掌してお祈りします。焼香ができる場合は、合掌の後に行うのが作法とされています。
また、寺院はもともと、人の持つ煩悩を取り除き、悟り(解脱)へと導くための場所です。そのため、願い事をする場というよりも、自分自身を見つめ直し、心を静めて研鑽する場とされています。

神社や寺院への参拝方法をご紹介しましたが、基本的には社会人としてふさわしいマナーを守っていれば、問題なく参拝することができます。ただし、神社では「二礼二拍手一礼」、寺院では拍手せず合掌のみといったように、参拝作法にはいくつかの違いがあります。その点に注意して参拝すれば安心です。
特に気をつけたいのは、境内での態度です。境内で騒いだり走り回ったりするのは控えましょう。また、お賽銭は手で静かに入れ、手水舎では柄杓に口をつけず、手に水を受けて口をすすぐ作法を守ることが大切です。
近年はSNSの普及により、参拝時に写真を撮影する方も増えています。しかし、ご祈祷中の様子や神社の本殿、寺院の本堂など、神様や仏様を写すことを禁止している場所が多いため、撮影の可否は事前に確認するようにしましょう。
また、神社や寺院には長い歴史を持つ建物や文化財が多く存在します。古くから伝わる文化財を汚したり破損したりしないよう、立ち入り禁止の場所や触れてはいけない場所には十分に注意してください。

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次に、参拝にふさわしい服装についてご紹介します。服装も参拝マナー同様、一般的な社会人としての常識が守られていれば、特に問題はありません。
特別に高級な服を用意する必要はなく、むしろ大切なのは清潔感です。清潔で落ち着いた印象の服装であれば、一般的な参拝には十分です。
気をつけたいのは露出です。タンクトップやショートパンツなど、肌の露出が多い服装は避けましょう。派手な色や派手な柄の服も控えた方が無難です。また、神社や寺院によっては未舗装の道や山道を歩く場合もあります。ヒールの高い靴やサンダルは避け、歩きやすい靴を選ぶと安心です。

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それでは次に、花巻市・北上市で特におすすめの人気神社と寺院をご紹介します。この地域には古い歴史を持つ神社や寺院が多く、さまざまなご利益が期待でき、またパワースポットとしても人気の場所があります。
ぜひ、ご祭神やご本尊の力を感じながら、参拝を楽しんでみてください。
こちらの神社は、永承・天喜・康平(1053〜1063年)のころ、源義家がこの地に在陣し、朝敵退治の祈願を行うために、本宮の地に清砂を敷き、白羽の鏑矢十二本を砂上に立てて八幡神の御霊としたことに由来すると伝えられています。
この神社には、戦いの神として知られる誉田別命(ほんだわけのみこと)がご祭神として祀られています。誉田別命は、勝負事をはじめ、技芸や音楽の上達にもご利益があるとされ、スポーツやビジネスなど、人生のあらゆる勝負に挑む人々から厚く信仰を集めています。
現在の本殿は1711年に再建されたもので、花巻市の有形文化財に指定されています。境内は季節ごとにカラフルな提灯やビー玉などで美しく飾られ、SNS映えすると話題です。
また、御朱印の種類も豊富で、切り絵タイプのものや偶数月限定のものなど、どれも美しい仕上がりとなっており、御朱印集めを楽しむ方にも人気のスポットです。
鏑八幡神社
こちらの神社には、樹齢約1200年といわれる巨大な杉の木があり、かつて坂上田村麻呂が征夷戦勝を祈願した場所として、古い歴史を伝えています。鎮守の森に囲まれた静かな境内は、落ち着いた雰囲気に包まれ、訪れる人の心を穏やかにしてくれます。
特に注目すべきは、兜跋毘沙門天立像です。坂上田村麻呂が北方鎮護のために祀ったと伝わるもので、平安中期ごろの作とされています。高さ約4.3mのけやきの一本造りで、国内唯一の仏像として国の重要文化財に指定されています。輪宝火焔の光背を背に、左右の二鬼とともに直立する姿は、迫力と風格を兼ね備え、見る者を圧倒します。
このほかにも、1098年に寄進された阿弥陀如来立像や、坂上田村麻呂によって建立されたと伝わる三熊野神社本殿など、歴史を感じさせる建物や仏像が数多く残されています。
悠久の時を超えて受け継がれてきた歴史と、パワースポットとしての力を、ぜひ現地で感じてみてください。
成島三熊野神社・毘沙門堂
岩手県花巻市を代表する人物といえば、宮沢賢治。その菩提寺がこちらの寺院です。もともとは、日蓮宗総本山・身延山久遠寺の最古の身延別院を再興した寺院であり、遠野南部家によって建立・開基された歴史を持ちます。
境内には、南部家お手植えのしだれ桜があり、「身延山の姉妹桜」としても知られています。満開の時期には見事な花を咲かせ、参拝者の目を楽しませてくれます。
また、1928年には宮沢賢治の叔父をはじめとする有志の手により堂宇が建立され、南部日実上人に寄進されました。その際、賢治自身が「法華堂建立勧進文」を創案したと伝えられています。
学問に秀でた賢治ゆかりの寺院として、現在では受験や学業成就、学力向上のパワースポットとしても知られ、多くの参拝者が訪れています。
身延別院 身照寺
こちらの神社は、1681年に盛岡藩三代藩主・南部重直が、領内南方の守護神として創建したのがはじまりと伝えられています。
また、花巻郡代が夢の中でお告げを受け、その地を訪れたところ、一匹の霊鼬が現れ、現在の境内まで導いたという伝承も残されています。
現在の本殿は1813年に建立されたもので、全体が朱塗りで、細やかな彫刻が施された豪華な造りとなっています。江戸時代後期の神社本殿建築の遺構として、花巻市の指定有形文化財にも指定されています。
さらに、この神社は「猫の神社」としても知られています。境内には「社務ネコ・シル」が暮らしており、多くの参拝者に愛されています。御朱印やおみくじなどにも猫のモチーフが取り入れられており、授与品の種類も豊富です。猫の姿をあしらったクリア御朱印や、季節の花や紅葉の刺繍があしらわれたアクリルお守りなど、かわいらしい品々が並びます。
参拝の際には、ぜひこれらの授与品もチェックしてみてください。
岩手県を代表する温泉地・花巻温泉には、「花巻温泉稲荷神社」という神社があります。この神社は1924年、花巻温泉の創業者が、当時頭取を務めていた盛岡銀行に鎮座していた稲荷神社の分霊を勧請し、創建したものです。
御祭神は宇迦之御魂神。五穀豊穣や商売繁盛の神として信仰を集め、花巻温泉の守り神として親しまれています。
絵馬には、花巻温泉の公式キャラクター「フクロー(福来)」がデザインされており、参拝者に人気です。また、ピンクの台紙にバラの花のスタンプが押された、かわいらしい御朱印も評判を呼んでいます。なお、御朱印の授与は温泉ベーカリー、および各ホテルのフロントで行っています。
神社は花巻温泉の中心部に位置しているため、温泉街の散策の途中にも気軽に立ち寄ることができます。ぜひ、温泉と合わせて参拝をお楽しみください。
花巻温泉稲荷神社
早池峰山の山頂には、早池峰大神(瀬織津姫)を祀る奥宮があり、その東西南北それぞれの登山口の近くに「早池峰神社」が鎮座しています。ここでご紹介するのは、そのうち西側登山口にある早池峰神社です。
この神社は、807年に藤原鎌足の子孫・兵部卿成房が山頂に祠を建立したことに始まると伝えられています。長い歴史を持ち、江戸時代には南部利直公の庇護を受けて社殿が整えられました。
ご祭神の瀬織津姫は、あらゆる穢れを祓い、心身を清める浄化の神として知られています。そのため「新しい一歩を踏み出したい方」にとって強力なパワースポットとされています。また、境内には不動明王も祀られており、その力強い降魔剣(倶利伽羅剣)によって、あらゆる煩悩を断ち切ってくれるといわれています。
何か心に引っかかることがある方、あるいは新たな道を歩み始めたい方に、ぜひ参拝をおすすめしたい神社です。
こちらの神社は、1679年に北上地方の新田開発に尽力した南部藩士が、伊勢神宮のご祭神のご分霊をいただいて創建したものです。「白キツネ伝説」と呼ばれるお告げによって新田開発が成功したと伝えられており、そのことから「東北のお伊勢さん」として多くの人々から篤い信仰を集めています。
境内には、神楽殿を囲むように8つの神社が並び、さまざまな神様が祀られています。神社ごとに異なるご利益があるため、ぜひぐるりと回って参拝してみましょう。また、境内にある伊勢山公園には、ニッコウキスゲをはじめとする貴重な動植物が見られ、ゆったりと散策を楽しむこともできます。
さらに、多彩なお守りを授与していることでも知られています。そのなかでも人気なのが、金色の「日の守り」と銀色の「月の守り」。「日の守り」は太陽を象徴し健康祈願に、「月の守り」は“ツキ”を呼び込むとされ、願い事が叶うお守りとして評判です。ぜひ手に取ってみてください。
天照御祖神社(通称 伊勢神社)
北上市の中心部に鎮座するこちらの神社は、807年、桓武天皇の勅命を受けた坂上田村麻呂が東夷平定の際、この地の開発と産業の発展を祈念して建立したと伝えられています。
その際、信濃国・諏訪大社のご祭神である「建御名方神」の御分霊などを勧請したのが始まりです。現在の地には1734年に社領を賜り、以来、北上市や和賀郡一円の総鎮守、氏神様として篤い信仰を集めてきました。地元では親しみを込めて「北上諏訪神社」や「お諏訪さん」と呼ばれています。
主祭神・建御名方神は、開拓の神、軍神として知られるほか、農耕神・狩猟神としても崇敬されています。そのため、武運長久・国家安康・開運招福などのご利益があるとされます。また、「ミナカタ」という名にちなみ水の神としても信仰されており、五穀豊穣を祈願する参拝者も多く訪れます。
さらに、こちらの神社はペットと一緒に参拝できる神社としても人気があります。ペット専用のお守りや「ペットの茅の輪」など、愛犬・愛猫の健康や長寿を願う授与品が充実。お守りにはペットの名前を記入することもでき、大切なご家族の幸せを祈って授与を受ける方も多いです。
諏訪神社

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岩手県花巻市・北上市には、古くからの歴史を持つ神社や寺院が数多く残っています。宮沢賢治をはじめ、多くの武将ゆかりの地も多く、観光を楽しみながら参拝をしたい方におすすめのエリアです。
また、パワースポットとして知られる場所も多いため、神社や寺院で心身ともに清められるひと時をぜひお過ごしください。
参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。
記事企画・監修:旅色編集部 おおもり
ライター:よしぷー