【広島観光】初の路面電車でも大丈夫! 小さな子連れでの広電の乗り方を解説

2025/08/28

【広島観光】初の路面電車でも大丈夫! 小さな子連れでの広電の乗り方を解説

広島は、路面電車が走る日本有数の街です。2025年(令和7年)3月には広島駅に直結した商業ビル「minamoa(ミナモア)」がオープンし、8月からは同ビル2階への路面電車乗り入れが開始しました。発展を続ける広島へ、いつから旅行しようかと計画されている方も多いでしょう。しかし、路面電車が初めての場合も多いはず。「乗り方は?」「子連れの場合の運賃は?」と心配事は尽きません。そんな不安を払拭できる情報について、ママ目線でお届けします。

ポイントを押さえれば初の路面電車も怖くない!

広島で路面電車に乗る際は、子連れでの乗車に尻込みしてしまう方も多いですよね。しかし、子どもと一緒でも快適に過ごすポイントを押さえておけば大丈夫。まずは、子連れで公共交通機関を利用する保護者がどのような工夫しているのか、事前に確認しておきましょう。

子連れでの公共交通機関は気を遣う…。路面電車でできる対策は?

旅先に限らず、子連れで公共交通機関を利用する際は、何かと気を遣うものです。赤ちゃんのころはいつ泣き出すかとひやひやしたり、幼児になると車内で騒ぎ出して焦ったりと、気苦労が絶えません。それでは、世の保護者はどうやって移動時の心配事を回避しているのでしょうか?
例えば、乳児なら授乳を済ませてお昼寝の時間に移動する。好奇心旺盛な幼児には、シールブックや絵本などを与えて関心を引く。小学生以上ならイヤホンをしてタブレットやゲームに集中させるという手もあります。家庭によりさまざまですが、自分と子どもが快適に過ごすための対策を練り、事前に準備しておくことが肝心です。

広電はこう乗る! 意外と複雑なローカルルールを確認しておこう

広島の路面電車は、運行するのが「広島電鉄」であることから、通称「広電(ひろでん)」と呼ばれています。ここからは、いよいよ広電への乗り方から降り方までを詳しく解説。支払い方法によって出口が変わるなど、複雑なローカルルールについてあらかじめ確認しておきましょう。

広電に乗る際は電停から!乗車前の注意点も

広電に乗る際は、まず電停に向かいます。そもそも路面電車は、自動車の走行する道路上に専用のレールが敷かれており、自動車と道路を共有しているのが特徴です。そのため、電停の多くはバス停のように道路脇に設けられています。このたび広島に開通した「駅前大橋ルート」のように、駅ビルの中に路面電車が乗り入れるのは特殊な例といえるでしょう。
電停に電車が近づいてきたら、必ず行き先を確認してください。先頭車両の前面上部には、バスと同じように行き先が表示されています。広島市内には複数の路線が走っているため、路線番号と行き先が間違っていないかを確認してから乗車するよう気をつけましょう。

広電の乗り方は?

電停で広電が完全に停車したら、いよいよ車両に乗り込みます。扉は一両につき2箇所設置されており、以前は入口と出口が固定でしたが、近年、どの扉からでも乗車が可能になりました。
料金は全線一律のため、バスのような整理券の配布はありません。現金や一日乗り放題となる乗車券類、全国で利用が可能な交通系ICカードで運賃を支払う場合は、乗車時の手続きは不要です。ただし、広島電鉄が新たに提供を始めた「MOBIRY DAYS(モビリー デイズ)」というクラウド型チケットで決済される場合のみ、路面電車の扉付近にある専用リーダーにQRコードやICカードをかざしてください。

広電の降り方は?出口と支払方法の関係とチェック!

広電は一般的な電車と同じくすべての電停に停車するため、降車の際の意思表示は不要です。目的地に停車したら扉を出るだけですが、決済方法によって出口扉が異なるため、注意しましょう。

・現金の場合
乗務員のいる扉から降車できます。運賃は扉付近に設置された運賃箱へ、お釣りの出ないように支払いましょう。ちょうどの現金がないときは、運賃箱の横にある両替箱で両替も可能です。

・一日乗車券などの乗車券類の場合
現金と同じく、乗務員のいる扉から降車します。ただし、運賃箱へそのまま入れるのではなく、乗務員による券面の日付確認が必要です。

・全国相互利用が可能な交通系ICカードの場合
JR東日本のSuica(スイカ)、JR西日本のICOCA(イコカ)など、全国で利用が可能な交通系ICカードで決済する際は、乗務員のいる扉に設置された「簡易型ICOCA端末」へタッチしてから降車しましょう。

・MOBIRY DAYSの場合
複数人分を一度に支払いたい場合を除き、すべての扉から降車できます。乗車時と同じく、扉付近に設置された専用リーダーにQRコードやICカードをかざし、扉を出てください。

広電の運賃は? 子連れにおすすめの車両や乗車口も

広電の運賃は大人の場合一律ですが、子どもの場合は年齢によってさまざまなケースがあります。また、広島在住者にとっては暗黙の了解ですが、どれも同じに思える路面電車も、実は子連れにおすすめの車両や乗車口があるのです。スムーズな旅程のために、ぜひ押さえておきましょう。

子連れでの乗車時は子どもの年齢に要注意!

子連れで公共交通機関を利用する際に気になるのが、子どもの運賃ですよね。広電では、2025年(令和7年)2月より広島内の路面電車が走る全線で、大人(中学生以上)240円、小児120円になりました。小児の年齢は6歳以上12歳未満にあたり、小学校入学前の6歳児は幼児に該当します。それでは、小児以外の幼児や乳児の運賃はいくらになるのでしょうか?
まず、乳児は1歳未満にあたり、無賃で利用できます。次に、1歳以上6歳未満の幼児は、大人もしくは小児の同伴者1人につき、幼児3人までが無賃です。ただし、幼児のみで乗車する場合は小児運賃がかかるので、ご注意ください。
小児運賃を大人と一緒に支払う場合は、乗務員へ申し出ましょう。なお、広電西広島から宮島口までを走る「宮島線」のみの利用に限り、MOBIRY DAYS限定で通常料金より運賃が割引になるよう設定されています。お得に利用したい方は要チェックです。

子連れ旅では乗り降りが便利な車両や乗車口を押さえよう

超低床車「グリーンムーバー」

連接車

単車

超低床車「グリーンムーバー」

連接車

単車

広電の車両は、単車・連接車・超低床車と、3つの種類があります。そのなかでも、子連れにおすすめの車両が超低床車「グリーンムーバー」です。特に、赤ちゃんをベビーカーに乗せて移動する際は、段差がなくそのまま乗り込めるのが嬉しいポイント。バリアフリー対応で、ベビーカーだけでなく車いすも畳まずに置けるスペースが確保されています。
外観はほかの車両と比べて新しく、丸みを帯びた形をしているのが特徴です。広島市内でよく見かける超低床車の路面電車は、「Light Excursion(小旅行)」から取った「LEX」の文字がプリントされた、ホワイト調のデザインのものが多いでしょう。
超低床車を狙って乗車したい場合は、広島電鉄の提供する「電車位置情報検索」サービスを利用するのがおすすめ。路面電車の路線図からスマホで簡単に到着予想時刻や車種を検索できるので、事前に確認しておけば、電停で待つこともありません。
どうしても超低床車の到着時刻にタイミングが合わないときは、連接車を利用するといいでしょう。運転士一人のみが乗車する単車と異なり、連接車は運転士以外の乗務員が後方に同乗しています。そのため、乗車時はベビーカーを持ち上げるのを手助けしてもらえるので安心です。ただし、先頭車両には運転士しかいないので、必ず車両後方の扉から乗りこむよう気をつけてください。

広島で路面電車に乗っておでかけを満喫しよう

広島駅ビルへの路面電車乗り入れで注目を集める広電について、ママ目線で解説しました。広島旅行を計画する際に目的地までの路線図を見ることはあっても、乗り方や子連れで乗車しやすい車両まで調べる方は少ないでしょう。一部区間で運賃が割引になるMOBIRY DAYSは、お得好きのママにぴったり。しかし、途中下車もしょっちゅうの小さな子ども連れの旅では、路面電車が一日乗り放題になる乗車券を購入するのもおすすめです。電車ともバスとも異なる広電の魅力を、ぜひお子さんと一緒に堪能してみてくださいね。

旅色編集部 おおもと

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 おおもと

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