国道40号ドライブ旅!旭川から道北方面を目指す道中で寄りたい観光スポット17選

2024/12/27

国道40号ドライブ旅!旭川から道北方面を目指す道中で寄りたい観光スポット17選

国道40号は、北海道旭川市から稚内に至る一般国道。今回は国道40号のドライブ中に寄りたい、おすすめの観光スポットを紹介します。北海道ならではの景色を楽しめるスポットや、道の駅など人気の観光スポットをチェックしてみてください。なお、こちらの情報は2024年11月時点のものです。実際に訪れる際は、施設の公式HPなどで最新情報をご確認ください。

「国道40号」の起点と終点ってどこ?

※画像はイメージです

北海道を代表する250kmの幹線道路「国道40号」は、旭川市を起点とし、名寄市を経由して稚内市に至ります。国道40号周辺には道の駅や景色の良いスポットなど魅力的な観光スポットがたくさんあるので、ドライブしながらいろいろなスポットに立ち寄ってみましょう。

のどかな風景が楽しめてドライブに最適

道北方面へは、日本街道を走る直線路の美しい絶景ルート「北海道オロロンライン」を使う方が多いのですが、のどかな風景のなかをゆっくりドライブしたいなら、国道40号がおすすめ。国道40号沿いには、牧場、道の駅、温泉など魅力的なスポットが充実しています。

ベストシーズンはいつ?

国道40号のドライブは一年を通しておすすめですが、雪のなかの運転に慣れていない方は、冬は避けるようにしましょう。積雪による通行止めが発生する場合があるので、春、夏、秋のドライブがおすすめです。それでは、国道40号沿いのドライブにおすすめの、観光スポットを紹介していきます。

道中で寄りたい観光スポット|道の駅なかがわ

中川町ならではの土産がグルメが勢揃い

“化石の町”として知られる北海道北部・中川町にある「道の駅なかがわ」。お土産コーナーや観光案内をはじめ、自家製食材を取り入れたメニューが揃う食事処がある、ドライブがてらに立ち寄りたいスポットです。

「ハスカップワイン」「誉平ソーセージ」「行者にんにくパウダー」など、中川町自慢の品々がお土産として大人気。レストランでは、北海道産の小麦100%の麺が楽しめるラーメン、自家製のロースカツを使ったカツ丼などを味わえます。

道中で寄りたい観光スポット|道の駅 羊のまち 侍・しべつ

「士別サフォークラム」を使ったメニューが人気

2021年5月に、道内129番目の道の駅として誕生した「道の駅 羊のまち 侍・しべつ」。士別市の特産品・名産品を販売する「アンテナショップ」をはじめ、士別産の地域ブランド羊肉「士別サフォークラム」を使用したメニューを楽しめる食事処「レストラン武士」、休憩スペースや地域住民と観光客の交流の場として利用できる「カフェ・交流スペース」、市内の観光情報を伝える「インフォメーション」があります。

道中で寄りたい観光スポット|北海道立サンピラーパーク

夏に咲き誇る満開のひまわりが見どころ

四季折々の花が楽しめる「北海道立サンピラーパーク」は、特に夏のひまわりが見所。園内にあるサンピラー交流館では夏は卓球などの軽スポーツが無料で楽しめ、冬はカーリング場(有料)となります。冬の野外遊びも多彩で、スノーシューでの園内散策や、そり遊びもできます。

道中で寄りたい観光スポット|サロベツ原生花園

動植物の宝庫として知られる日本で3番目に大きい湿地

1万年ほど前、この界隈は海とつながっている大きな湖だった場所で、そこに生えていた植物が枯れて分解されずに積み重なって6千年ほどかけて形成されたのがサロベツ湿原です。

「サロベツ原生花園」はサロベツ湿原の一角に広がっており、貴重な動植物の宝庫として知られています。5月から9月下旬にかけて様々な草花が咲き誇り多くの渡り鳥がやってきますよ。なお、サロベツ湿原は日本で3番目に大きい湿地で、湿地の保存に関する国際的な取り決めであるラムサール条約に登録されています。

道中で寄りたい観光スポット|うろこ亭

新鮮な魚介や名産品を堪能しよう

稚内港のすぐ近くに立つ「うろこ亭」は、稚内が誇る新鮮な魚介や名産品を堪能できる海鮮料理店。加工場の無料見学も実施しており、大漁の魚を次々とさばいていく熟練の技を見ることができます。

人気No.1メニューの「うろこ市丼」は、8種類の新鮮な魚介を贅沢に乗せた海鮮丼。「タコしゃぶ」や「宗谷黒牛」のステーキなど、稚内が誇る料理もたくさん用意しています。海を眺めながら、ゆっくり食事をお楽しみください。

道中で寄りたい観光スポット|稚内駅

日本最北端にある海が見える駅

1923年に稚内と樺太を結ぶ連絡船の運行が始まったことがきっかけで、稚内周辺の鉄道路線が整備されました。現在の稚内駅は日本最北端にある駅として知られ、2011年に改修されたものです。新駅舎前の広場には、以前使われていた線路が埋められています。

道中で寄りたい観光スポット|稚内港北防波堤ドーム

古代ギリシア建築を彷彿させる特徴的なドーム

「北防波堤ドーム」は、稚内港北埠頭が樺太行きの船着き場として使用されていた当時、防波堤兼鉄道駅への通路として建設されました。

高さ約14メートル・長さ427メートルある古代ギリシア建築を彷彿とさせる特徴的な建造物は、北海道庁の技師として赴任してきた当時26歳の土屋実氏によって設計されました。

道中で寄りたい観光スポット|稚内公園

北海道の景色と市街地を一望できる

市街地を一望できる高台に位置しており、市民の憩いの場となっている「稚内公園」。園内には「南極観測樺太犬訓練記念碑」「九人の乙女の碑」など幾つかの記念碑が立っています。

道中で寄りたい観光スポット|稚内市開基百年記念塔(稚内市北方記念館)

展望室から利尻島・礼文島の景色を眺めよう

「稚内市開基百年記念塔」は、宗谷に役場が置かれた1879年を稚内市の開基とし、100年目にあたる1978年に建設された地上80m海抜250の建物です。

1階と2階部分には「北方記念館」があり、稚内市や樺太などの郷土資料やアイヌ民族に関する資料などが展示されています。また、海抜240に位置する展望室からは利尻島・礼文島などを一望できますよ。

道中で寄りたい観光スポット|男山自然公園

春にはカタクリの群落が彩る自然公園

丘陵地帯にある32haの「男山自然公園」では、可憐なカタクリをはじめ、エゾエンゴサク、イチゲ、フクジュソウなどの花々が次々と訪れる人の目を楽しませてくれます。

道中で寄りたい観光スポット|道の駅 もち米の里☆なよろ

道北の観光情報をリアルタイムで知ろう

「道の駅 もち米の里☆なよろ」は、名寄市の南に位置する道の駅で、「もち米」にこだわった特産品や「安全・安心・新鮮・安価」をウリにした地元農産品が特徴です。

クリーム大福やソフト大福が人気商品なのも頷けるでしょう。地域FM「Airてっし」を利用して名寄市や周辺の情報をリアルタイムで発信しているため、道北へ観光に行く人は情報収集の場所としても最適です。

道中で寄りたい観光スポット|道の駅 おといねっぷ

温泉で長旅の疲れを癒やそう

「道の駅おといねっぷ」は、木の香り漂う落ち着いた雰囲気のレストハウスで、昔ながらの屋台ラーメンが食べられるほか、木工用品の道の駅グッズが販売されています。年中無休・24時間使用できるトイレが隣接され、周辺には温泉もあります。

この温泉は、白亜紀の地層から湧き出ており、成人病に効くとTVで紹介されたことも。天塩川が見える露天風呂と、裏手に広がるキャンプ場・コテージ・パークゴルフ場とあり、長旅の疲れを癒やすのにも最適です。

道中で寄りたい観光スポット|なよろ温泉サンピラー

日帰り入浴可能な天然温泉

名寄盆地の中央に位置する「なよろ温泉サンピラー」は、雪質日本一を誇る「ピヤシリスキー場」に隣接しています。1982年「なよろ温泉」として開湯した温泉は、宿泊客のみならず日帰り入浴も可能。ピヤシリスキー場の麓から湧き出る源泉の、やわらかな天然温泉を心ゆくまでお愉しみください。

日帰り入浴は10:00〜22:00の間で利用可能で、大人500円、小人250円。レンタルタオルセットも用意してあるので、手ぶらで気軽に立ち寄れます。

道中で寄りたい観光スポット|道の駅 絵本の里けんぶち

剣淵産の農産物や地元特産品が揃う道の駅

剣淵産の農産物や地元特産品が揃う「道の駅 絵本の里けんぶち」は、さまざまなお土産が充実しています。生産者の顔が見える「農産物直売所」をはじめ、毎朝店頭で焼き上げる約40種類のパンが並ぶ「焼きたてパンコーナー」など見どころがたくさん。

「食べものと絵本のコーナー」では、食に関する絵本の展示・販売を行っています。ドッグランもあり、愛犬家の方も安心。

道中で寄りたい観光スポット|ビバアルパカ牧場

自然のなかでアルパカとふれあえる牧場

四季折々の自然に包まれた剣淵町にある「ビバアルパカ牧場」は、アルパカとのふれあいをテーマにした観光牧場。かわいいアルパカに会えるのはもちろん、オープンカーやバギーで行く山頂からは美しい眺めを楽しめます。

お土産コーナーでは、アルパカの原毛をベースとしたマフラーや手袋、アルパカのぬいぐるみなどさまざまなアルパカグッズを販売。「山頂ドライブ」、冬の「エアボード体験」など、アクティビティも充実しています。

道中で寄りたい観光スポット|宮の台展望台

広大なサロベツ原野を一望できる展望台

サロベツ原野の東側にある「宮の台展望台」は、小高い丘の上に立っています。かつては「徳満展望台」「サロベツ展望台」と呼ばれていましたが、昭和38年に義宮殿下が視察された後、現在の「宮の台展望台」と呼ばれるようになりました。

展望台からはサロベツ原野をはじめ、その周囲に広がる農場や牧場を一望できます。原野の向こうには、利尻富士も望めます。雄大な北海道の景色を、ご堪能ください。

旭川から稚内へ!国道40号を通るドライブ旅を楽しもう

※画像はイメージです

国道40号沿いには、ドライブ途中に立ち寄りたい魅力的な観光スポットがたくさんあります。今回紹介したのは、子どもから大人まで楽しめる人気スポットばかりなので、ぜひドライブ途中に立ち寄ってみてください。国道40号を通るドライブを楽しみましょう。

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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