【徳島】「阿波踊り 2026」の日程や開催地周辺のおすすめスポットをご紹介

2026/05/18

【徳島】「阿波踊り 2026」の日程や開催地周辺のおすすめスポットをご紹介

阿波踊りは、毎年徳島市で行われる四国の夏を代表する伝統芸能です。8月11日から15日の5日間にわたり開催され、「連」と呼ばれるグループごとに踊り手たちが独自の衣装や鳴り物とともに市内を練り歩く様子が見どころ。徳島市は阿波踊りの本場として約400年以上の歴史を誇り、岐阜県の「郡上踊り」や秋田県の「西馬音内の盆踊り」とともに、日本三大盆踊りのひとつに数えられています。本記事では、阿波踊りの歴史や日程、踊り方、楽しみ方、市内のおすすめスポットを紹介します。踊りを堪能するだけでなく、徳島観光のひとときも存分に味わいましょう。

そもそも阿波踊りとは?歴史も合わせてご紹介

阿波踊りは、日本の伝統芸能です。徳島市は阿波踊りの本場であることから、毎年約100万人を超える観光客が訪れます。阿波踊りが開催される毎年8月11日から15日の市内中心部は、熱気にあふれています。まずは、阿波踊りの歴史や特徴をチェックしましょう。

※こちらの情報は2026年4月時点のものです。訪れる際は事前に公式HPなどで最新情報を確認することをおすすめします。

長い歴史を持つ阿波踊り

徳島市の阿波踊りの起源には、3つの有力な説があります。1つ目は、城下の人々が城内での無礼講を許された際に踊ったものをはじまりとする「築城起源説」。2つ目は、鎌倉時代の念仏踊りから続く先祖供養の踊りを起源とする「盆踊り起源説」。3つ目は、室町時代に流行した「風流踊り(ふりゅうおどり)」をはじまりとした「風流踊り起源説」です。いずれの説から見ても、阿波踊りは約400年以上の歴史を持つ伝統芸能といえます。

誰でも気軽に踊りを楽しめる

阿波踊りは「手を上げて、足を運べば阿波踊り」といわれるほど、誰でも気軽に楽しめる踊りです。初心者でも無料で講習を受けて踊りに参加できるグループもあります。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」の精神で、ぜひチャレンジしてみましょう。

飛び交う掛け声

阿波踊りでは、元気な掛け声が会場を盛り上げます。踊りのはじまりや途中で、踊り手が「ヤットサー!」や「ア、ヤットヤット!」と声を上げるのがしきたりです。「ヤットサー!」には、「元気かい?」「いらっしゃい!」「おつかれさま!」などの意味が込められているといわれています。

阿波踊りの「連」とは?

阿波踊りは、「連」と呼ばれるグループごとに踊ります。徳島市の阿波踊りでは、例年延べ1,000を超える連が参加します。有名連や企業連、学校連などさまざまなグループがあり、踊り方やリズム、衣装もバラエティ豊か。一般的に、連は「男踊り」「女踊り」「鳴り物」で構成され、息の合った演舞が魅力です。

「男踊り」と「女踊り」

阿波踊りには「男踊り」と「女踊り」という2つのスタイルがあります。「男踊り」は力強くダイナミックな動きが特徴で、時にはひょうきんさを交えた自由な表現が魅力です。一方、「女踊り」は網笠を深くかぶり、下駄を履いた衣装が特徴的で、しなやかな手の動きと品のある足運びで美しさを表現します。

鳴り物

「鳴り物」は阿波踊りの演舞を音で支え、雰囲気を盛り上げる役割を担っています。主に鉦(かね)、笛、大太鼓、締太鼓(しめだいこ)、三味線などで構成され、連の最後尾に配置されるのが一般的です。連によって構成や演奏が異なり、音の違いを楽しめるのも魅力のひとつ。迫力ある男踊りと優雅な女踊りを引き立てる様は必見です。

阿波踊りの三大主流

阿波踊りの連は、時代とともに分かれながら発足してきました。歴史をさかのぼると、三大主流のいずれかに行き着くといわれています。ここでは、三大主流の「のんき調」「娯茶平調(ごぢゃへいちょう)」「阿呆調(あほうちょう)」について説明します。

のんき調

のんき調は、徳島の有名連「のんき連」から名付けられた、三大主流のなかで最も古いといわれる踊りです。農民や商人の踊りが起源とされ、背筋を伸ばしてつま先立ちで上半身を自由に動かしながら、腰はぶらさずに明るく踊ります。

娯茶平調

娯茶平調は、徳島の有名連「娯茶平」から名付けられた踊りです。「網打ち」と呼ばれる漁師が網を投げてたぐり寄せるような踊りは、ベテランにのみ許された技法。腰を深く落とし、前傾姿勢を保ったままスローテンポで踊ります。

阿呆調

阿呆調は、徳島の有名連「阿呆連」から名付けられた、三大主流のなかで最も激しいといわれる踊りです。ほっかむりをして提灯を持ち豪快に踊る「男踊り」と、凛とした姿勢や「さし足」の技で楽しさと美しさを表現する「女踊り」が特徴です。

2025年阿波踊りの開催日程・時間・会場

徳島市で開催される2026年の阿波踊り「THE AWAODORI」は、オープニング公演を含む5日間にわたっておこなわれます。開催日程、会場、時間は次の通りです。詳細は公式ページをご確認ください。

■8月11日(火・祝)オープニング公演
アスティとくしま(有料):12時~13時20分、15時30分~16時50分、19時~20時20分

■8月12日(水)~15日(土)
あわぎんホール(有料):11時00分~12時10分、13時30分~14時40分、16時00分~17時10分
藍場浜演舞場(有料):18時00分~19時40分、20時20分~22時00分
南内町演舞場(有料):18時00分~19時40分、20時20分~22時00分
紺屋町演舞場(有料):18時00分~19時40分、20時20分~22時00分
両国本町演舞場(無料):18時10分~22時00分
新町橋演舞場(無料):18時10分~22時00分
新町橋東おどり広場(無料):18時00分~22時00分
両国橋南おどり広場(無料):18時00分~22時00分

阿波踊りの踊り方

阿波踊りは、「男踊り」と「女踊り」を基本とした手の動きと足運びのリズムが特徴的な伝統芸能です。「手を上げて、足を運べば阿波踊り」といわれるように、初めての方にも親しみやすいのが魅力。ここでは、初心者でも気軽に参加できる「にわか連」や、踊りを練習できる施設について紹介します。

初心者におすすめの「にわか連」

「にわか連」は、初心者でも事前申し込みなしで無料参加できる連です。有名連の指導を受けた後、舞台上で踊ることができます。服装も自由なので、気軽に参加可能です。また、多くの連では連員を募集しており、入連後は未経験者でも丁寧な指導を受けられます。

阿波踊りを練習できる場所

「阿波おどり会館」2階のホールでは、阿波踊りの公演がほぼ毎日おこなわれており、公演の中では踊りの体験もできます。4階の活動室は、阿波踊りの練習場所として有料で利用可能です。また、「アスティとくしま」や市内の公民館などでは、多くの連が練習しています。連によっては、事前連絡をしておくと見学が可能です。

阿波踊りに参加する際の注意

徳島の阿波踊りは真夏に開催され、約100万人規模の人出となるため、体調管理や服装、交通手段など事前の備えが欠かせません。ここでは、当日を快適に楽しむために押さえておきたい3つの注意点を紹介します。

万全の熱中症対策

徳島市の阿波踊りは真夏におこなわれることから、体調管理が欠かせず、熱中症対策として飲み物やタオルの用意が推奨されています。お盆の徳島は日中も夜も気温が高いため、こまめな水分補給と日陰での休憩を心がけ、必要に応じて塩分タブレットや扇子なども準備しておくと安心です。

動きやすい服装と歩きやすい靴の準備

会場は非常に混雑するため、動きやすく涼しい服装が基本で、地面に座って観覧する場面もあることからスカートは避けるのが無難です。また、長時間歩くお祭りのため高いヒールは疲れやすく、サンダルも混雑時に足を踏まれる危険があることから、スニーカーやランニングシューズなど歩き慣れた靴が向いています。

交通規制と混雑を見越した早めの行動

お祭り期間中は会場周辺が渋滞するため、公共交通機関での移動が安心です。お盆の時期と重なることから、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめ。演舞場周辺は開演前から混み合うため、1時間以上前の到着を目安にしましょう。

阿波踊り期間中の徳島市の楽しみ方3選

徳島市は、約400年以上の歴史を誇る阿波踊りの本場であり、お祭り期間中は街全体が熱気と華やかな雰囲気に包まれます。浴衣をまとって街へ繰り出せば、お祭りの高揚感がさらに深まります。徳島には、地域ならではの味覚を楽しめる飲食店や合間に巡れる観光名所も豊富。にぎわいから少し離れて、落ち着いた宿で旅の疲れを癒すひとときも格別です。ここでは、阿波踊り期間中ならではの徳島市の楽しみ方を3つ紹介します。

①浴衣に着替えてお祭り気分を満喫する

徳島市内には浴衣のレンタルや着付けができるお店があり、本格的な装いを気軽に楽しめるのが魅力です。涼やかな浴衣姿で演舞場や商店街を歩けば、写真映えはもちろん、踊り手たちと同じ高揚感に包まれてお祭りの一体感を一層深く味わえます。

②観光スポットと宿泊施設で滞在を充実させる

徳島市には、眉山や徳島城博物館をはじめとした見どころが充実しており、お祭りの前後に観光を楽しめます。市内中心部にはホテルや旅館が揃っているため、演舞場へのアクセスが良い宿を選べば、夜遅くまで阿波踊りの余韻に浸れます。

「徳島」のおすすめレジャー施設

③ご当地グルメで徳島の味覚を堪能する

徳島には、濃厚な豚骨醤油スープが特徴の徳島ラーメンや、新鮮な海の幸を使った海鮮料理、鳴門金時を使ったスイーツなど、魅力的なご当地グルメが揃っています。お祭りの熱気に包まれた夜は、地元の名店や屋台で徳島の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

「徳島」のおすすめ飲食店

支那そばよあけ

徳島ラーメンの老舗で伝統の一杯を味わおう

「支那そばよあけ」は、昭和26年に創業した徳島ラーメンの老舗です。スープは化学調味料を使用せず、豚骨や鶏ガラ、香味野菜から自然本来の旨味を引き出した優しい味わいが特徴。メニューは、定番の餃子やチャーハンに加え、徳島ラーメンの具材をご飯にのせた「徳島丼」などが人気です。阿波踊り期間中は演舞場へ向かう前の腹ごしらえや、踊りを楽しんだあとの締めの一杯としても重宝し、祭りの高揚感とともに徳島の味を満喫できます。

すし たけがみ

銀座仕込みの職人技が光る江戸前寿司の名店

「すし たけがみ」は、本格江戸前寿司と和食料理を提供している名店です。店主は銀座で約10年の修行経験を持っており、料理は昆布締めや熟成など丁寧な仕込みによって、素材本来の旨みを引き出しているのが魅力。メニューは、「花鳥」や「風月」、「嘉辰」など多彩なコースが揃い、旬の食材と江戸前寿司の融合を堪能できます 。店内にはカウンター席や個室などもあるため、阿波踊り後に落ち着いた空間で徳島の旬を堪能する贅沢な時間を過ごせるでしょう。

阿波酔処 しずく

徳島の味覚と地酒を堪能できる隠れ家風居酒屋

「阿波酔処 しずく」は、寛ぎの空間で徳島の味覚と地酒を味わえる隠れ家風居酒屋です。名物の「餃籠包」は、餃子と小籠包を融合させた肉汁たっぷりのメニューで、ひと口かじれば旨味があふれ出す新食感を堪能できます。ほかにも、赤鶏のタタキや刺身盛り合わせなど、地元の食材を使った料理が豊富で、徳島の地酒との相性が抜群。お店は深夜3時まで営業しているため、阿波踊りの演舞を最後まで楽しんだあとでも、余韻に浸りながら食事とお酒を味わえます。

「徳島」のおすすめ宿泊施設

阿波観光ホテル

徳島駅前に佇むアクセス抜群のシティホテル

「阿波観光ホテル」は、白を基調としたモダンな外観が印象的な徳島市のシティホテルです。客室はシングルからツイン、スイートルームまで多彩な客室を備えており、ビジネスからカップル、家族旅行まで幅広いシーンに対応しています。レストランでは、徳島近海の新鮮な魚介類を使った会席料理や、グループに人気の「ぞめき料理」を味わえるのが魅力。ホテルは演舞場へのアクセスも良好なため、阿波踊りの観覧拠点としても重宝します。

ダイワロイネットホテル徳島駅前

多彩な客室で自分好みの滞在時間を満喫

「ダイワロイネットホテル徳島駅前」は、駅前の好立地と多彩な客室タイプが魅力のシティホテルです。客室は、専用アメニティが揃う「レディースルーム」、マッサージチェア付きの「スーペリアルーム」など利用目的に合わせて選べるのが魅力。朝食は徳島の食材を使った和洋ビュッフェで、なると金時や徳島丼などご当地メニューも日替わりで楽しめます。1日中阿波踊りを楽しんだあとも、機能的で寛ぎに満ちた客室を選べば旅の疲れをしっかり癒やせるでしょう。

JRホテルクレメント徳島

眉山と吉野川の眺望に癒やされる至福のホテルステイ

「JRホテルクレメント徳島」は、JR徳島駅に直結しており、抜群のアクセスを誇るシティホテルです。客室は、和室から洋室まで合わせて約250室を有し、南側からは眉山、北側からは吉野川を望める眺望が魅力。レストランでは地産地消をコンセプトに、朝食は徳島県産の食材を使ったビュッフェを堪能でき、夜は最上階のスカイバーで世界の銘酒を味わえます。阿波踊りの会場へも徒歩圏内のため、観覧の前後にゆったり過ごしたい方におすすめです。

阿波踊りの魅力を知って徳島の夏を楽しもう!

本記事では、阿波踊りの歴史や日程、踊り方、楽しみ方、市内のおすすめスポットを紹介しました。阿波踊りは、約400年以上の歴史を持つ徳島県の伝統芸能で、「連」と呼ばれるグループごとに踊り手たちが独自の衣装や踊りを披露する夏の一大イベントです。祭りの期間中は約100万人を超える観光客が訪れ、力強い男踊りと優雅な女踊りを堪能しています。初心者でも「にわか連」に気軽に参加できるため、踊り手として一体感を味わえるのも魅力。徳島へ阿波踊りを目的に旅行する際は、本記事を参考に思い出に残る夏を過ごしましょう。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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