福岡に行ったら美味しいグルメは必須!おすすめのお鍋のお店9選

福岡に行ったら美味しいグルメは必須!おすすめのお鍋のお店9選

更新日:2024/11/15

福岡のグルメといえば水炊きともつ鍋は外せません。水炊きは明治に、もつ鍋は昭和に生まれた鍋料理で、福岡の味として長く親しまれています。栄養がたっぷりと含まれており、最近は女性にも大人気。今回は伝統のもつ鍋が味わえるお店や話題の「博多明太とろろ鍋」が人気のお店、進化系の水炊きが堪能できるお店など、福岡のおすすめ鍋料理店を紹介します。個室があるお店や、ひとり鍋ができるお店もピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。

博多・福岡に行ったら食べたい♪有名鍋が食べられるおすすめ店9軒!

画像はイメージです

福岡の郷土料理として人気のもつ鍋と水炊きのお店を厳選しました。今回紹介するのは博多や福岡の人気店。どれも美味しいと話題のお店ばかりです。なお、こちらの情報は2024年5月時点のものです。訪れる前にお店の公式HPなどで、最新情報を確認することをおすすめします。

個室完備の専門店やひとりで気軽に入れるお店も解説

画像はイメージです

今回は、個室完備の「もつ鍋・もつ博多焼き専門店 博多 弁天堂 総本店」や、ひとりで気軽に入れる「越後屋」、予約必須の「KINGSCOTE」、カウンターのある「とりまぶし」や「炉端割烹 主海」など、さまざまなお店を紹介します。シーンに合わせてご利用ください。

福岡のお鍋といえばやはりこのふたつ

画像はイメージです

福岡の鍋料理といえば、水炊きともつ鍋。水炊きは明治から、もつ鍋は昭和から盛んに作られるようになりました。どちらも外国の食文化の影響を受けて誕生したもので、福岡の味として親しまれています。最近は、コラーゲンやビタミンなど美容や健康にいい栄養素がたっぷりと含まれている料理としても人気を集めています。

もつ鍋

画像はイメージです

もつ鍋は、もともと福岡の炭鉱で働いていた朝鮮半島の人たちが作っていた料理で、「ホルモン鍋」と呼ばれていました。戦後、アルミ鍋にごま油をひき、牛や豚のもつ肉とニラを炊いた醤油味の鍋料理を「もつ鍋」と呼ぶようになったのが始まりです。今では味噌ベースにしたりいろいろな具材を入れたりするなど、さまざまなバリエーションがあります。

水炊き

画像はイメージです

水炊きの歴史はもつ鍋よりも古く、明治時代から福岡の鍋料理として親しまれています。当時福岡は交通の要所で、外国からさまざまな食文化が持ち込まれました。そのなかで、西洋料理と中国料理を合わせた料理として生まれたのが水炊きです。福岡では家庭で作られることが多く、家庭によって独自の作り方があると言われています。

現在注目を集める「博多明太とろろ鍋」とは?

画像はイメージです

水炊きともつ鍋に続く博多の第三の鍋として話題になっているのが「博多明太とろろ鍋」。福岡市中央区の「炉端割烹 主海(すかい)」が考案した鍋で、県外からも多くの人が訪れる人気店です。和風ダシと鶏ガラスープとの相性も抜群で、クセになる美味しさと評判。お取り寄せもできるので、ぜひ味わってください。

最後まで楽しめる絶品鍋

「博多明太とろろ鍋」は、明太子と山芋のとろろを合わせた「めんたいとろろ」と特製スープを合わせ、鶏肉や豚肉、野菜などの具材を入れて食べる鍋料理です。とろろと合わせることで、明太子の塩気が抑えられまろやかな味わいに。〆には、チーズと生クリーム、明太子を合わせた「明太クリーム」を入れ、リゾットにして食べるのがおすすめです。

【もつ鍋】福岡県のおすすめ鍋|越後屋 博多駅前本店

「越後屋 博多駅前本店」は福岡・博多駅より徒歩約10分、オフィス街の一角で営むもつ鍋専門店です。創業30年以上の落ち着いた佇まいのお店で、全席、足を伸ばしてくつろげる掘りごたつ席。半個室があるので、宴会にも利用できます。予約が取れないときは、カジュアルな雰囲気の姉妹店「越後屋 今泉店」もおすすめです。

看板メニューの「京風白みそもつ鍋」

越後屋は、醤油味のもつ鍋が主流だった福岡で、京都の白味噌を使ったもつ鍋を始めたもつ鍋専門店。現在は西京味噌など数種類の味噌をブレンドして使っており、まろやかな味わいの「京風白みそもつ鍋」は、創業当時からの名物メニューとなっています。鮮度にこだわったもつと白味噌との相性がよく、何度でも食べたくなる美味しさです。

醤油味や辛味噌味も人気

「極撰しょうゆ味 もつ鍋」は小腸・大腸・上ミノ・ハツなどをミックスしたもつ鍋で、食感や味の違いが楽しめます。たまり醤油とスープとのバランスが絶妙で、ひと味違ったもつ鍋を味わいたい時におすすめです。「辛味噌 もつ鍋」は豆板醤とニンニクが効いたインパクトのある味で、暑い季節にもぴったり。もつ鍋はひとり用のハーフサイズも用意しています。

【もつ鍋】福岡県のおすすめ鍋|もつ鍋・もつ博多焼き専門店 博多 弁天堂 総本店

福岡の博多駅より徒歩約5分のところに店を構えるもつ鍋・もつ博多焼きの専門店。創業20年のカジュアルな雰囲気のお店です。テーブル席のほかカウンター席があるのでひとり鍋が気軽に楽しめるほか、4〜8名で利用できる完全個室を完備。女子会や宴会にも利用できます。ランチは「もつ鍋+博多ラーメン専門店」として営業しており、博多豚骨ラーメンも人気です。

一番人気は「博多明太子もつ鍋」

独自のルートで仕入れる国産牛もつと、厳選した博多明太子をたっぷりと使った「博多明太子もつ鍋」。店自慢の鶏白湯スープ、濃厚な博多明太子、そしてぷりぷりの牛もつの絶妙な味わいが楽しめます。スープに明太子をよく溶かしながらいただきましょう。ニンニク不使用なので、安心して食べられます。

多彩なもつ鍋メニュー

「黒醤油もつ鍋」は、牛骨・鶏ガラの動物系ダシと、カツオ節と昆布の魚介系ダシを合わせたWスープに九州旨醤油を加えた特製スープを使っており、コクのある味わいが楽しめます。このほか九州味噌を使った「白味噌もつ鍋」や水炊き風の「塩白湯もつ鍋」も。また、もつと野菜を熱々の鉄板で焼く「鉄板もつ博多焼」も人気です。

【もつ鍋】福岡県のおすすめ鍋|博多 表邸

「博多 表邸」は福岡市の大名エリアにある九州料理の専門店。外観が石壁の隠れ家のような佇まいのお店で、店内は和モダンの落ち着いた空間が広がっています。ゆっくり過ごせるよう全席個室で、大小全16の個室を用意。デートや商談におすすめの小さな個室や、宴会におすすめの掘りごたつ式個室などがあり、さまざまなシーンで利用できます。

天然塩を使った絶品もつ鍋

福岡のもつ鍋といえば味噌味や醤油味が基本ですが、こちらは初めて塩ベースのもつ鍋を出した元祖的存在。メディアでも注目され、著名人も多く訪れます。スープは数十種類の天然塩、昆布、カツオを独自にブレンドしたもので、国産の上質な牛もつの味を引きたてます。臭みがなくあっさりとしており、女性にも人気です。

九州料理の数々と銘酒を堪能

九州各地の漁港と市場から毎日新鮮な魚介を仕入れ、店内の生簀で保管しています。注文を受けてから調理するため、活きのよさは抜群。高級魚の本あら(くえ)や季節限定のふぐ、「呼子の烏賊活き造り」など九州の味を堪能できます。またお酒も豊富で、料理と共にゆっくりと味わえます。

【もつ鍋】福岡県のおすすめ鍋|博多もつ鍋処 梟

「博多もつ鍋処 梟(ふくろう)」は、博多区須崎町の閑静な住宅街に佇むもつ鍋専門店。隠れ家のような落ち着いた雰囲気で、店内にはジャズが流れます。芸能人や著名人の来店も多く、店内には色紙がずらり。全席掘りごたつ式で、1、2階はカジュアルに食事ができるスペース、3階は完全個室になっています。

博多名物の本格もつ鍋

秘伝のスープをベースにしたもつ鍋は6種類。なかでも人気が高いのが「梟雪見鍋」で、魚介スープと天然塩で作ったあっさり味のスープに、数種類の山芋をブレンドした特製とろろをトッピング。このほか、明太子をたっぷりと加えた「博多明太子とろろ鍋」や辛味噌入りの「梟火山鍋」もおすすめです。

豊富な具材や料理

もつ鍋に入れるお肉は、もつのほかに鶏つくねや鶏もも肉などがあり、お子さんやもつが苦手な人でも安心。〆のちゃんぽんや雑炊も人気です。また「もつ餃子」や「石焼もつ焼きそば」などのオリジナル料理、「熊本産桜ユッケ」や「和牛せんまい刺し」などの一品料理も豊富に揃っています。

【水炊き】福岡県のおすすめ鍋|博多味処 水たき いろは

福岡県博多区で昭和28年に創業した「いろは」。当初はすき焼き専門店でしたが、昭和40年にビルを建て替え「水炊き」の専門店としてリニューアルオープンしました。テーブル席のほか個室も完備しているので、用途によって選べます。またに姉妹店が3店舗あり、それぞれのお店で代々受け継いできた博多の伝統の味が堪能できます。

旨味たっぷりの水炊き

「いろは」の水炊きスープは、佐賀の赤鶏からダシを取った白濁色の濃厚な鶏がらスープ。まずは湯呑みに注いで、塩と柚子コショウでいただきます。次にみかんを使ったポン酢と特注醤油で。やわらかく煮込まれた秘伝の鶏ミンチとキャベツ、スープの旨味を堪能してください。最後はちゃんぽんや雑炊で〆るといいでしょう。

豊富なメニュー

水炊きのほかにも、黒毛和牛ロースを使ったしゃぶ鍋やすき焼きなどのメニューも用意しています。また一品料理も豊富で、なかでも熊本から仕入れる馬刺しはクセがなく食べやすいと好評。酒を効かせて作る自家製明太子は、水炊きの箸休めにぴったりです。

【水炊き】福岡県のおすすめ鍋|KINGSCOTE

「KINGSCOTE(キングスコート)」は、九州の魚と季節の食材を使った創作和食が味わえる博多の人気店。店内はシックな色味で統一したラグジュアリーな空間となっており、落ち着いた雰囲気のなか、ゆっくりと食事ができます。席はカウンターのみ16席。中央の焼き台でシェフが調理する様子を見ながらいただきます。

旬の食材を使った創作和食

料理は、進化系「水炊き」をメインに、福岡の旬の野菜と魚を使った料理が並ぶコースが味わえます。予約必須のコースは3種類を用意。前菜から魚料理・肉料理、水炊き、デザートまで、6〜8品がいただけます。

進化系「有田鶏の水炊き」

コースのメインは佐賀県産の「ありたどり」を使った水炊き。鶏ガラを長時間煮出したスープは濃厚で旨味が凝縮されているため、ポン酢や薬味を使わずに食べられます。〆には、麺と味噌を入れて仕上げる「味噌マキアートや、竹炭と黒ごまを入れ真っ黒に仕上げたまぜ麺の「ブラックマキアート」が人気です。

【水炊き】福岡県のおすすめ鍋|とりまぶし

「とりまぶし」は博多区中州の静かな路地に佇む鶏料理の専門店。縄のれんが目印の古民家風のお店で、居心地のいい空間が広がっています。1階はカウンター8席、2階はテーブル席で貸切も可能。ひとりやグループなどさまざまなシーンにおすすめです

看板メニューの「とりまぶし」

博多名物の「とりまぶし」は、秘伝のタレに浸け香ばしく焼き上げた鶏肉をご飯の上にのせたもの。福岡県の銘柄鶏「華味鳥」や佐賀県産米「たんぼの夢」など食材にもこだわり、福岡ならではの味が堪能できます。初めはそのまま、次に薬味や半熟卵を加え、最後に水炊きスープをかけて食べるのがおすすめです。

コースやひとり用の御膳も

「どんたくコース」はとりまぶしと水炊きの両方が楽しめるセットメニュー。自慢の水炊きは大鍋で提供され、たっぷりと食べられます。このほか「肝煮付け」や「蒸しどり」「皮酢」「焼手羽」など、お酒に合う鶏料理がたくさん。ひとり用には「とりまぶし御膳」や「博多水炊き御膳」もおすすめです。

【水炊き】福岡県のおすすめ鍋|博多水たき元祖 水月

西鉄平尾駅より徒歩約10分の閑静な住宅街に佇む博多水炊き発祥の店。創業は1905(明治38)年で、今もなお初代大将が完成させた「元祖博多水たき」の味を守り続ける名店です。澄みわたった水炊きのスープは、毎日開店前に大鍋で丁寧、丹念に炊き上げて作られています。

自家製ぽん酢と薬味が素材の味を引き立てる

元祖博多水炊きのコースは3種類を用意。まずは水炊きのスープに、塩と小ネギを加えただけの一杯をお飲みください。続いて、ダイダイを一つひとつ丁寧に搾り醤油と合わせ、約1年間寝かせて作った自家ぽん酢と小ネギ、柚子コショウで鶏肉と野菜をいただきます。最後は定番のおじやまたは乾燥麺の「地獄炊き」で〆ましょう。

水炊きとお酒の相性を楽しむ

鍋とお酒は切っても切り離せません。「水月」では、女性にも飲みやすい壱岐の吟醸酒「心意気」や麦焼酎「壱岐っ娘」、福岡の純米酒「寒北斗」などの銘柄を用意。いずれも水炊きのシンプルな味とマッチし、よりいっそう味を豊かに広げます。

【博多明太とろろ鍋】福岡県のおすすめ鍋|炉端割烹 主海

福岡市地下鉄の天神南駅より徒歩約5分のところにある「炉端割烹 主海(すかい)」は、白提灯が目印の隠れ家のような居酒屋。自慢の鍋料理や旬の食材を使った料理の数々が堪能できます。席はカウンター席と掘りごたつ式のテーブル席を用意。ひとりでもくつろげる居心地のいいお店です。

元祖博多明太とろろ鍋

メディアで多く取り上げられ、県外からも食べにくる人がいるほどの人気メニュー。福岡特産の明太子ととろろを合わせた鍋で、〆の「明太クリームリゾット」は主海でしか味わえない絶品です。お取り寄せセットにも〆用の明太クリームが付いていますよ。

多彩なメニューが勢揃い

「旬を愉しめる和食」をモットーにした、数々の料理が楽しめるのが魅力。福岡ならではの「ごまサバ」や「甘鯛のうろこ焼き」「和牛とフォアグラの西京味噌焼き」などのメニューが揃います。また「土鍋トリュフ釜飯」や「炭焼き 鶏そぼろ土鍋飯」「アラとイクラの土鍋飯」などの土鍋飯も人気です。

本場の鍋料理を満喫しよう♪

画像はイメージです

福岡の鍋料理といえば、もつ鍋や水炊き。伝統の味が楽しめるお店から進化系の鍋が味わえるお店まで、福岡の人気店を紹介しました。個室のあるお店やひとり鍋ができるお店などもピックアップしたので、福岡で本場の鍋料理を満喫してください。

もっと知りたい!福岡情報

グルメ・観光・ホテル情報を紹介

旅色営業部 あさべ

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色営業部 あさべ