福島の名物・ご当地グルメ完全ガイド|旬の味覚とおすすめ飲食店を紹介

福島の名物・ご当地グルメ完全ガイド|旬の味覚とおすすめ飲食店を紹介

更新日:2026/07/17

福島県は、南北に連なる奥羽山脈と阿武隈高地によって、会津、中通り、浜通りのエリアに区分される広大な県です。内陸の盆地では、寒暖差を活かした果物や米の栽培が盛んで、浜通りの沖で獲れる海産物は、「常磐もの」と呼ばれ高い評価を受けています。そんな福島県には、桃や日本酒、喜多方ラーメンなど、エリアごとに異なるご当地グルメのお店が点在。本記事では、福島を代表する名物とご当地グルメについて、旬の味覚とおすすめ飲食店をあわせてご紹介します。観光したいエリアや気になるグルメにあわせて、お気に入りの一品と出合う旅の参考にしてみてください。

素材の味を楽しむ!福島の代表的な「名物」

福島県は、浜通りや中通り、会津のエリアごとに風土が異なり、それぞれの気候を活かした農畜産物や海産物、地酒など数多くの名物が揃っています。福島旅行の道中に名産品を味わうだけでなく、お土産として持ち帰れる物も多く、自宅でも福島の味を楽しめます。

福島の桃(あかつきなど)|極上の甘みと緻密な果肉を誇る主力の特産品

画像はイメージです(Photo by PIXTA)

福島は日本国内でも有数の桃の産地であり、寒暖差が大きい気候と果実に袋をかけない栽培方法によって、糖度の高い桃が育ちます。硬めの果肉と芳醇な甘みが特徴の「あかつき」をはじめ、「はつひめ」や「ゆうぞら」などさまざまな品種を、夏から秋にかけて味わえます。

会津ブランド馬肉|国産・軽種馬にこだわる、柔らかくヘルシーな赤身

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会津ブランドの馬肉は、日本三大馬肉のひとつといわれ、切り身が桃色であることから「桜肉」とも称されています。会津の馬肉は、国産の軽種馬を主に使用し、脂身が少なくあっさりとした味わいが特徴。馬肉は精肉店でも取り扱っており、地元に倣い、しょうゆやからし味噌をつけていただきましょう。

メヒカリ|いわき市の「市の魚」にも指定される、脂の乗った深海魚

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メヒカリ(アオメエソ)は、太平洋沖に生息する深海魚であり、青く光る目が特徴です。いわき市では「市の魚」に指定されるほど親しまれており、淡白な白身とふんわりした食感を楽しめます。いわき沖のメヒカリは、他の産地よりも脂乗りが良く、骨まで柔らかいため、唐揚げや干物などで堪能できます。

あんぽ柿|伊達地方発祥、とろけるような食感と天然の甘み

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あんぽ柿は、福島県伊達地方を発祥とする干し柿の一種で、冬の風物詩といえる名産品です。自然乾燥させることで種のまわりがジュレ状になり、とろりとした食感と凝縮された柿の甘みを堪能できます。あんぽ柿の旬は11月から2月頃で、そのままいただくほか、クリームチーズとあわせても絶品です。

福島牛|豊かな自然の中で育まれた、鮮やかな色良さと良質な霜降り

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福島牛は、福島県内で肥育された黒毛和牛であり、色鮮やかで良質の霜降りが特徴です。豊かな自然環境の中でストレスなく育てられた牛は、細かく入ったサシと赤みのバランスが良く、さっぱりとした甘みのある味わいを楽しめます。ステーキや焼き肉、ビーフシチューなど幅広い料理で重宝されています。

福島の日本酒|全国新酒鑑評会で金賞受賞数日本一を何度も達成した銘酒

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福島県には50カ所以上の酒蔵が点在し、全国新酒鑑評会では「金賞受賞数日本一」を何度も達成する日本有数の酒どころです。県内で醸造される日本酒は、地域ごとに異なる水質や気候によって、端麗辛口から芳醇旨口まで多彩なスタイルを楽しめます。なかでも、「会津ほまれ」や「廣戸川」など金賞を何度も受賞した銘柄が人気。

絶対食べたい!福島の「ご当地グルメ」

旅行の楽しみといえば、その土地ならではのご当地グルメではないでしょうか。日本三大ラーメンのひとつに数えられる喜多方ラーメンや、大正時代から受け継がれる会津ソースカツ丼、ネギ一本で食べる大内宿の名物そばまで、福島を巡るなら外せないおすすめのご当地グルメを5つ紹介します。

喜多方ラーメン|日本三大ラーメンの一つ、飯豊山の伏流水が育む麺文化

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喜多方ラーメンは、会津地方を代表するご当地グルメであり、札幌と博多に並んで日本三大ラーメンのひとつに数えられています。ラーメンは、飯豊山が育んだ伏流水から作る平打ちの縮れ麺を、醤油ベースのスープに絡めていただくのが特徴。地元では、「朝ラー」という文化があり、朝食にラーメンを食べることがあります。

会津ソースカツ丼|大正時代から愛される、甘辛ソースを潜らせた厚切りカツ

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会津ソースカツ丼は、大正時代から長年親しまれてきた郷土料理です。揚げたてのカツを甘辛いソースにくぐらせ、千切りキャベツを敷いたご飯の上に乗せたボリューム満点の一品。卵でとじる一般的なカツ丼とは異なり、ソースの甘みと肉の旨みが食欲をそそります。

福島円盤餃子|フライパンに円状に並べて焼き上げる福島市のソウルフード

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福島円盤餃子は、フライパンに餃子を円盤状に並べて、一度に大量に焼き上げるスタイルが特徴のグルメです。文化庁が推進する「100年フード」にも認定され、福島市民にとってはソウルフードとして根付いています。市内には専門店が点在し、皮や具材の違いでさまざまな餃子を楽しめると人気。

なみえ焼そば|浪江町発祥、通常の約3倍の太麺と濃厚ソースが特徴のB級グルメ

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なみえ焼そばは、B-1グランプリでゴールドグランプリを受賞した人気のB級グルメです。通常の焼きそば用麺と比べて約3倍の太さの極太麺に、豚肉ともやしのみの具材と、濃厚な甘辛ソースをあわせたシンプルな一品。一味唐辛子を振りかけていただくのが地元流で、通常とは異なる美味しさを味わえます。

ねぎそば(高遠そば)|一本のネギを箸の代わりにして食べる大内宿の名物

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ねぎそば(高遠そば)は、そばを箸がわりの長ネギ一本でいただく会津地方の郷土料理です。長ネギは薬味としてそのままかじり、醤油・辛味大根・鰹節を混ぜ合わせたつけ汁に麺をつける食べ方が特徴。大内宿では、江戸時代の風情が残る茅葺き屋根の町並みを望みながら体験できます。

いつが一番美味しい?福島の「旬カレンダー」

: アスパラガス(会津地方)、メヒカリ(いわき・浜通り)、春の山菜(奥会津)
: 福島の桃(福島市・伊達市など)、常磐カツオ(いわき・浜通り)、麓山高原豚(郡山など中通り)
: 会津の新そば(猪苗代・下郷など)、福島の梨(福島市・郡山市)、秋サケ・いくら(相馬・松川浦)
: あんぽ柿(伊達市・桑折町など)、常磐もののアンコウ(いわき・浜通り)、寒ダラ(相馬・松川浦)

現地で行きたい!福島グルメを堪能できる名店・おすすめ飲食店

  • 牛豊 八山田店

    福島県|郡山市

    「福島牛」「ふくしま煌牛」が自慢の焼肉店

    福島県郡山市八山田西にある人気焼肉店。新鮮で高品質な「福島牛」や「ふくしま煌牛」を提供し、そのやわらかさと豊かな風味が好評を博している。ランチには「福島牛焼肉ランチ(福島牛4種)」など、お得なセットメニューを用意。ご飯のおかわりが自由で、ご飯・スープ・サラダ・小鉢も付く。サラダやキムチ、冷麺などのサイドメニューが豊富なのも嬉しい。店内は落ち着いた雰囲気に包まれており、普段使いはもちろん、特別な日のディナーにもぴったり。駐車場を備え、国道4号を降りてすぐと車でアクセスしやすいので、ぜひ訪れたい。

    住所:福島県郡山市八山田西1丁目114

    営業時間:昼:11:00~14:00(LO13:30)※土・日・祝・祝前日は昼:11:00~14:30(LO14:00)、夜:17:00~22:00(LO21:30)

    定休日:無休

  • 美酒佳肴 小料理 伝衛門

    福島県|福島市

    気軽に入れる何でも美味しい小料理屋

    JR福島駅近くの小料理屋。福島県産をはじめ、全国各地の日本酒が豊富に揃い、刺身や串焼きとともに楽しめる。「うつくしまエゴマ豚」「伊達鶏」「川俣シャモ」や会津産馬肉など地元食材も充実。ご飯ものに力を入れており、リピーターにも好評だ。

    住所:福島県福島市新町2-29 金源ビル2F

    営業時間:17:00~24:00(LO23:00)※日・祝日は16:00~22:00(LO21:00)

    定休日:不定休※詳細は店頭・SNSにて要確認

  • めしと酒 炭蔵食堂

    福島県|郡山市

    旬の食材を使用したボリューム満点の定食

    JR郡山駅から、徒歩約3分の場所にあるホテルの1階。「めしと酒 炭蔵食堂」は福島県の食材を中心に、東北の“美味しい”を詰め込んだボリューム満点の定食と、本格的な炭焼きが人気の店だ。県ごとに特徴が異なる、東北の名物・芋煮などの郷土料理が食べられるのも魅力のひとつで、炭蔵食堂では会津味噌をベースにした、キノコたっぷりの芋煮がいただける。夜は、ランチ時の定食メニューとともに地酒を提供する居酒屋に。一人でゆっくりとお酒を飲みたい人や、しっかりと食事をしたい人など、幅広い用途で利用できる。

    住所:福島県郡山市駅前1丁目9-18 アパホテル1F

    営業時間:昼:11:30~14:00、夜:17:00~22:30

    定休日:日・祝日

福島で名物グルメを味わえるおすすめのお店はこちら

福島の名物グルメと一緒に楽しみたい観光・旅行プラン

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福島の名物グルメを巡るなら、観光スポットや宿と組み合わせてプランを立てましょう。会津若松・大内宿エリアでは、ソースカツ丼やねぎそばを風情のある町並みとともに、裏磐梯では源泉から作られる塩を使った料理を、大自然に囲まれながら堪能できます。食を目的に旅程を組めば、エリアごとに異なる味と文化に出合える旅が叶います。

福島の名物・ご当地グルメによくある質問

Q1. 福島県はエリアが非常に広いですが、グルメ巡りをするならどの地域(エリア)を目指すべきですか?

A.福島県は、会津・中通り・浜通りのエリアに分かれており、それぞれ異なるグルメ文化を有しています。喜多方ラーメンやねぎそばを目当てにするなら会津、桃やあんぽ柿、円盤餃子を楽しむなら中通りがおすすめです。メヒカリをはじめとした海産物を堪能するなら、浜通りを訪れるといいでしょう。

Q2. 会津大内宿の「ねぎそば」は、なぜ箸を使わずにネギで食べるのですか?

A.ネギは薬味としてそのままかじることで、ネギの香りや辛みがそばつゆに混ざり、見た目以上に食の満足度を高めます。ネギを丸ごと一本添えることで、長寿や子孫繁栄、夫婦和合といった願いが込められたという説もあり、こうした食文化が大切にされ、箸を使わずにネギで食べるようになりました。

まとめ

本記事では、福島を代表する名物とご当地グルメについて、旬の味覚とおすすめ飲食店をあわせてご紹介しました。福島県は、3つの異なる風土を持つエリアを有し、桃やあんぽ柿などの名物のほか、喜多方ラーメンやねぎそばといった郷土料理を提供するお店が点在。滞在中にエリアをまたぐと、多彩な食文化を楽しめるため、より充実した福島旅行を堪能できます。本記事を参考に、福島の食が持つ奥深さを現地で体感しに出かけましょう。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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