【広島・名物グルメ】郷土料理やご当地グルメを堪能!お好み焼きや尾道ラーメンを食べられる人気店25選

【広島・名物グルメ】郷土料理やご当地グルメを堪能!お好み焼きや尾道ラーメンを食べられる人気店25選

更新日:2024/11/26

瀬戸内海に面した広島県は、全国有数の生産量を誇る牡蠣や戦後の復興とともに広まったお好み焼きなど、独自の食文化を育んできました。県内には伝統的な郷土料理から創作料理まで、多彩なお店が点在しています。牡蠣料理やお好み焼きのほかに、尾道ラーメンやまぜ麺など、個性的なメニューが全国的にも有名です。本記事では、広島の名物グルメを堪能できる人気店から25選を紹介します。本記事を参考に、広島グルメの真髄を存分に楽しみましょう。

お好み焼き

お好み焼きもり(お好み焼き)

地元選手も愛する昔ながらのお好み焼き

「お好み焼きもり」は、広島市中区にある昭和37年創業の老舗お好み焼き店です。看板メニューの「もりの一押し」は、とろとろの半熟卵とオリジナルソースが絶妙に絡み合う逸品。昔ながらのオールドスクールなスタイルを守り続けており、見た目はワイルドに見えても、その味は折り紙付きです。スパイシーな大福ソースを使用しているのも、この店ならではの魅力。店内には、広島東洋カープやサンフレッチェ広島の選手のサインが飾られており、地元スポーツチームとの深い繋がりを感じられます。

八昌 流川店(お好み焼き)

ゆでたて生麺がたくさんの肉と野菜に包まれた一品

「八昌 流川店(はっしょう ながれかわてん)」は、創業30余年の老舗お好み焼き店として広島市の繁華街・流川で愛され続けています。看板メニューは「スペシャルそばねぎかけ」。ゆでたての生麺とたくさんの野菜や肉を使用したボリューム満点の一品です。お好み焼き以外にも、3種類の肉をブレンドして煮込んだコラーゲン豊富な「煮込み」や、広島産ネギをふんだんに使用した「八昌ネギ焼き」などのオリジナルメニューも充実しています。人気店ならではの行列に備えて、雨の日でも快適に待てる2階フロアやエレベーターが整備されているのも嬉しいポイント。

五ェ門 胡町本店(お好み焼き)

お好み焼きと一緒に広島グルメまでいただけるお店

「五ェ門 胡町本店(ごえもん えびすまちほんてん)」は、広島市の伝統ある繁華街・胡町にある老舗のお好み焼き店です。人気メニューの「五ェ門巻き」は焼きそば、豚肉、玉子、ネギなどをふんだんに使用した広島風お好み焼きの奥深さを堪能できる一品です。ほかにも、牡蠣焼きや穴子焼き、広島名物「ウニホーレン」などのメニューが揃い、広島のご当地グルメをいっぺんにいただけるのも魅力。お店は広島電鉄「胡町」電停から徒歩約3分と、アクセスも良好です。

貴家。(お好み焼き)

お好み焼き一筋30年の店主が焼く逸品を味わえる

「貴家。(たかや)」は、広島市中区の地蔵通りにある正統派の広島風お好み焼き店です。お好み焼き一筋30年の店主が提供する自慢のメニューは「貴家。スペシャル」。生イカと生エビがふんだんに入った贅沢な一品です。また、店主は食材にもこだわりを持っています。豚肉は国産の良質三枚肉を使用するほか、キャベツも季節や天候に応じて切り方を変えるなど、素材のよさを引き出す工夫に余念がありません。すべての席に鉄板が設置された店内で、お好み焼き職人が丁寧に焼き上げた逸品を味わってみましょう。

電光石火(お好み焼き)

ミシュランも認めた値段を上回る美味しさ

「電光石火(でんこうせっか)」は広島駅から徒歩約3分の好立地で、ミシュランのビブグルマンにも選ばれたお好み焼き店です。人気メニューは、お好み焼きをふんわり玉子で包み込んだ「電光石火」。中に刻んだ大葉が入っているだけでなく、具材を押さえつけず蒸し焼きにしているので、野菜の甘みをしっかりと味わえるのが魅力です。サイドメニューには、広島名物の牡蠣料理や和牛ホルモン炒めなども揃います。朝10時から営業しているので、早めの昼食としていただくのもおすすめです。

お好み村 たけのこ(お好み焼き)

ミシュランガイド掲載店は老舗の味

「お好み村 たけのこ」は、広島市中区の飲食店街「お好み村」の3階にあるお好み焼き店です。『ミシュランガイド広島2013特別版』に掲載された実力店で、約60年の歴史があります。自慢のメニューは、広島産の大粒牡蠣が入ったお好み焼き。豚肉、玉子、牡蠣、麺(そばまたはうどん)が入った人気メニューです。広島名物「ウニホーレン」は、バケット付きでいただけます。元気で優しいお母さんと三代目の息子さんたちが温かく出迎えてくれるアットホームな雰囲気も魅力。

鉄板焼 ただいま(お好み焼き)

塩でいただけるほど旨みいっぱいのお好み焼き

「鉄板焼 ただいま」は、広島のご当地グルメと地酒の調和を味わえるお店です。自慢のメニューは、塩コショウと魚粉でしっかりと味付けされたお好み焼き。隠し味にとろろ昆布を使用し、塩でも食べられるほどの旨みがあふれます。牡蠣の醤油バター焼きや和牛コウネ(肩バラ肉)の鉄板焼き、がんす(揚げかまぼこ)など、広島名物を一度に堪能できるのも魅力。木のぬくもりを感じる清潔な店内で、カウンター席から調理風景を眺めながらいただけます。

酒処 鉄板すっくん(お好み焼き)

油かすの特製味噌汁と一緒にいただくパリパリお好み焼き

「酒処 鉄板すっくん」は、流川町の繁華街に静かに佇む隠れ家のような鉄板焼き店です。午前4時まで営業しており、常連客や単身赴任の方々で賑わっています。お店のおすすめは「すっくん焼き」。半熟卵を2個使用し、野菜の甘みを活かした味付けとパリパリに仕上げた麺が特徴のオリジナルお好み焼きです。また、油かすの入った特製味噌汁も味わってみたい一品。牛肉の凝縮された旨味と豚汁に近い甘みが楽しめます。

お好み焼まとちゃん(お好み焼き)

路地の隠れ家で宮島産の最高級ブランド牡蠣をいただく

「お好み焼まとちゃん」は、厳島神社近くの路地にある広島風お好み焼き店です。お店は民家を改装しており、隠れ家のような雰囲気が漂います。自慢のメニューは、そばの代わりに「あなごめし」を入れたオリジナルの「宮島風ライス入りお好み焼き」。ほかにも、宮島産の高級牡蠣「極鮮王」を使用したお好み焼きや牡蠣鍋コースなど、個性豊かなメニューが楽しめます。お子さん用の椅子や食器、使い捨てエプロンを用意するなど、家族連れにも優しいお店です。

お好み焼 御幸(お好み焼き)

圧倒的な火力で一気に焼き上げる極上のお好み焼き

「お好み焼 御幸(みゆき)」は、広島県竹原市で昭和47年に創業した老舗のお好み焼き店です。約330度の高温まで熱した鉄板で旨味をぎゅっと閉じ込め、ふんわり焼き上げる焼き方が特徴です。おすすめメニューは、創業から50年間変わらないレシピで焼き上げる「肉玉そば」。豚肉、キャベツ、そば、生地、卵のシンプルな素材の味わいが活きる逸品です。ほかにも、お好み焼きの生地に酒粕を練り込んだお店オリジナルの「竹原焼」など豊富なメニューが揃います。

たむ商店 三次駅前店(お好み焼き)

グランプリ優勝のお好み焼きはパリパリでもちもちの食感

「たむ商店 三次駅前店」は、JR三次駅から歩いて約1分のところにあるお好み焼き店です。20種類以上のお好み焼きを味わえる名店として知られています。人気メニューは、第5回広島鉄板グランプリで優勝した「三次唐麺焼き」。パリパリでもちもちの食感が特徴の逸品で、地元はもちろん他県からも大勢のお客さんが訪れるほどです。広々としたガラス張りの店内には、テーブル席や掘りごたつ式の座敷があります。バリアフリーにも配慮するなど、さまざまな年代の方が寛げるお店です。

お好み焼すみチャン(お好み焼き(尾道焼き))

広島風とは一味違う「尾道焼き」

「お好み焼すみチャン」は、一味違うお好み焼きを楽しめるお店です。おすすめメニューはイカ天や砂肝、蒸麺を使用した「尾道焼き」。このお店の尾道焼きはオリジナルで、れんこん、かまぼこ、青ねぎも入っています。広島風お好み焼きの「広島風すみチャンスペシャル」との食べ比べもおすすめ。どのメニューも季節ごとに選び抜いたブランドキャベツとオタフクソースにこだわっています。ほかにも、焼きそばやホルモンうどんなどご当地B級グルメが豊富で、カウンター席では調理風景を眺めながらいただけます。

牡蠣

蠣と肉と酒 MURO(牡蠣)

濃厚な生牡蠣と希少和牛をお酒とともにいただく

「牡蠣と肉と酒 MURO(ムロ)」は、広島県産の生牡蠣と希少種の和牛を堪能できるダイニングバーです。旨味が濃厚で味わいが長く残る生牡蠣と、脂が口の中でさらりと溶ける比婆牛(ひばぎゅう)を夜のコース料理でいただけます。「響」をはじめとするジャパニーズウイスキーや日本酒、ワインなど、料理に合わせるお酒の種類も豊富。落ち着いた雰囲気の店内のほかにテラスもあり、ゆったりとした時間を過ごせます。

牡蠣屋(牡蠣)

素材のよさと絶妙な焼き加減にこだわった専門店の焼き牡蠣

「牡蠣屋(かきや)」は、宮島の表参道商店街にある牡蠣料理専門店。いつでも新鮮な牡蠣を取りにいけるように、従業員の多くが船舶免許を所有するほどのこだわりを持つお店です。看板メニューは、専門店ならではの絶妙な火加減で焼き上げる「焼きがき」。ほかにも「かきめし」や「かきフライ」など、素材のよさを知りつくした牡蠣料理を味わえます。また、牡蠣にぴったりのワインは世界の銘品から広島を代表するものまで、豊富な種類をご用意。ほとんどのワインをグラスでいただけるのも嬉しいポイントです。

焼がきのはやし(牡蠣)

焼き牡蠣発祥のお店で味わえる牡蠣の真髄

「焼がきのはやし」は、宮島の表参道商店街にある創業70年以上の牡蠣料理専門店です。牡蠣のふるさとと呼ばれる広島・瀬戸内海で育った「地御前(じごぜん)かき 」のなかでも、最高級品質の3年物だけを扱っています。自慢の「焼きがき」は、創業から代々受け継がれてきた技術で旨みを凝縮した逸品。焼き牡蠣発祥のお店ならではの味を堪能できるのが魅力です。ほかにも「生がき」や「かきめし」など、さまざまなアラカルトで牡蠣を味わえます。

かきふくまる(牡蠣)

養殖会社の直営店がこだわる1年物の牡蠣を味わう

「かきふくまる」は、牡蠣養殖会社直営の牡蠣料理店です。直営店である強みを活かし、その日に水揚げされた新鮮な牡蠣のみを提供しています。小粒ながらも食感がよく、濃厚な味わいがぎゅっと詰まった1年物の牡蠣を存分に楽しめるのは「焼き牡蠣」。さっぱりレモンでいただくものから、ガーリックバター味、アヒージョ風オイル焼きまで、6種類の味が揃っています。牡蠣フライやフライと焼き牡蠣がセットになったよくばりメニューもおすすめです。

島田水産 牡蠣小屋(牡蠣)

水揚げしたその場で食べる浜焼きスタイルの牡蠣小屋

「島田水産 牡蠣小屋」は、創業300年以上の牡蠣養殖業者が営むお店です。牡蠣が水揚げされる現場近くの牡蠣小屋で、炭火で焼く浜焼きスタイルを1年中提供しています。おすすめは、毎年10月末から4月末まで楽しめる70分間の「焼き牡蠣食べ放題」。贅沢な食べ放題が大人1人2,980円(炭代別)でいただけるのは、生産者のお店ならではです。食べ放題の開始時期は公式HPでチェックしてみてください。ほかにも、サザエや大アサリ、ヒオウギ貝などを焼いていただく「海鮮バーベキュー」があります。目の前に宮島を望む絶好のロケーションも魅力です。

かき傳(牡蠣・穴子)

甘みが広がる穴子の薄造りとブランド牡蠣が自慢

「かき傳(かきでん)」は、広島の特産物と地酒を堪能できる和食店です。自慢のメニューは、生きたまま仕入れた地穴子を刺身にした「穴子の薄造り」。フグ刺しのような見た目の美しい逸品で、一口食べれば甘さが口の中に広がります。ほかにも、広島のブランド牡蠣である「かき小町」を使ったさまざまな料理をいただけます。広島の地酒をはじめとした日本酒や、牡蠣によく合う国産ワインが充実しているのも魅力です。掘りごたつの座敷や個室があるので、落ち着いた和の空間で食事を楽しめます。

芝居茶寮 水羽(牡蠣・穴子)

町家風古民家でいただく宮島の伝統料理

「芝居茶寮 水羽(しばいさりょう みずは)」は、宮島の厳島神社出口近くにある古民家を改築した和食処です。こちらで味わいたいのは、期間限定(11月上旬から5月上旬)の「三宝丼」。「あなごめし」や「かき丼」、「あなご天丼」などの宮島名物を一度に堪能できます。ほかにも、「カキフライ御膳」や穴子と牡蠣を炊きこんだ「釜飯」など、宮島で昔からよく食べられていた食材を使用した料理を提供しています。奥に広い宮島の町家風の店内で、ゆったりと食事を楽しめるお店です。

お食事処 快心友(牡蠣・穴子)

甘めのタレととろける食感の「あなご重」

「お食事処 快心友(かいしんゆう)」は、宮島特選の海の幸を心ゆくまで味わえる和食店です。お店の定番メニューは「あなご重」。口に入れるととろけるような食感に、甘めのタレと白いご飯が絶妙な味わいです。穴子と牡蠣を一緒に楽しみたい方は、牡蠣フライがセットになった「快心友セット」がおすすめ。ほかにも、牡蠣好きにはたまらない「カキのミックスセット」など、魅力あふれるメニューが豊富です。

あなご処城山本店さくら庵(牡蠣・穴子)

季節を問わず美味しい近大真穴子を味わえるお店

「あなご処城山本店さくら庵」は、宮島口にある穴子料理専門店です。おすすめメニューは、近畿大学富山水産研究所が養殖した穴子を使用した「近大真あなご重」。肉厚で脂のりがよく、一年を通して変わらない美味しさを堪能できるのが特徴です。また、穴子と地御前産の牡蠣を一緒に味わえる「宮島丼」も見逃せません。JR宮島口駅やフェリー乗り場から近いため、宮島観光と一緒に訪れられます。

穴子

あなごめし ふじたや(穴子)

甘辛いタレが絡んだふっくら穴子をご飯といただく

「あなごめし ふじたや」は1902年の創業以来、伝統の味を守り続けている老舗穴子料理店です。大聖院(だいしょういん)のふもとの閑静な路地に位置し、昔ながらの落ち着いた雰囲気の中で食事ができます。おすすめメニューは、注文を受けてから丁寧に焼き上げる「あなごめし」。上品な甘辛いタレが絡んだふっくら穴子が、ご飯に乗った逸品です。ほかにも、本日の小鉢物や地酒などにこだわっています。付近には宮島の名所が点在しているので、観光の合間に訪れるのもおすすめです。

あなごめし うえの(穴子)

元祖「あなごめし」をいただけるお店

「あなごめし うえの」は明治34年創業で、広島を代表する名物「あなごめし」の元祖として知られる名店。お弁当としても馴染みのある「あなごめし」は、穴子のアラからとったダシで炊き上げた醤油味のご飯の上に、厳選された穴子をたっぷりと敷き詰めた逸品です。食堂では、漆椀に盛られた焼き立ての「あなごめし」をいただけます。じっくりと焼かれた穴子は脂がジューシーで、お弁当とは一味違った味わい。「あなごの白焼き」も自慢の一品で、地酒との相性は抜群です。

尾道ラーメン

まぜ麺 おっくん堂(広島まぜ麺)

濃厚な旨みのタレを絡めていただく汁なし麺

「まぜ麺 おっくん堂」は、広島つけ麺が進化してできた「広島まぜ麺」をいただけるお店です。コシの強い平太麺が特徴の「まぜ麺」は、丼の底のダシに麺を絡めて食べるスタイル。麺の量やトッピング、辛味など自分好みにアレンジできるのも人気の理由です。冷や麺と温麺では食感と風味が異なるので、食べ比べもおすすめ。締めには残ったダシにご飯を入れて、旨みを残らず味わえます。麺類以外にも牡蠣フライ定食などご飯メニューも豊富です。

尾道らーめんベッチャー(尾道らーめん)

「尾道やくみ」と味わう絶品ラーメン

「尾道らーめんベッチャー」は、瀬戸内海の雑魚節たまり醤油で作る尾道ラーメンのお店。モンドセレクション金賞を3年連続で受賞した実力店で、最後の一口まで楽しめる深い味わいが人気です。おすすめは、瀬戸内海の雑魚節と醤油ベースの鶏ガラスープに、最高級小麦粉の熟成ちぢれ麺を合わせた「ベッチャーらぁ麺」。小魚入り唐辛子の「尾道やくみ」で辛さと旨みを調節して、自分好みの一杯に仕上げられるのも魅力です。店内では、尾道の奇祭であるベッチャー祭の雰囲気が漂います。

まとめ

本記事では広島のご当地グルメを堪能できる人気店から、おすすめの25選を紹介しました。広島の食文化は、瀬戸内海に面した土地柄と戦後の歴史が育みました。老舗牡蠣料理店がこだわり抜く牡蠣の質や独特の焼き方、人気のお好み焼き店のたゆまぬ創意工夫が、やがて全国に知れ渡る広島の味の数々を生み出したのです。本記事を参考に、奥深い広島名物グルメを心ゆくまで味わってみてください。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま