北海道の名物・ご当地グルメ完全ガイド|旬の味覚とおすすめ飲食店を紹介

北海道の名物・ご当地グルメ完全ガイド|旬の味覚とおすすめ飲食店を紹介

更新日:2026/07/16

北海道は、日本の最北に位置する広大な大地と、オホーツク海や太平洋、日本海という、三方の海に囲まれた豊かなエリアです。冷涼な気候を活かした農畜産物や、冷たい海流が育む海産物が全国的に高い評価を受けており、数多くの名産品が生み出されています。道内各地には、それらを利用して作られたご当地グルメのお店も点在。本記事では、北海道を代表する名物やご当地グルメについて、旬の味覚やおすすめ飲食店とあわせて解説します。訪れる季節や目的にあわせて、外せない一品を見つけてみてください。

素材の味を楽しむ!北海道の代表的な「名物」

ここでは、北海道を代表する食材・特産品・郷土菓子・地酒など、この土地ならではの魅力が詰まった「名物」を解説します。現地で味わうのはもちろん、お土産やお取り寄せでも手に入りやすいものが多くなっています。

北海道の三大カニ(毛ガニ・タラバ・ズワイ)|冷たい海が育む濃厚な旨味

北海道の三大カニといえば、毛ガニ・タラバガニ・ズワイガニの3種類。濃厚なカニ味噌を堪能できる毛ガニや肉厚で食べごたえ抜群のタラバガニ、上品な甘みが際立つズワイガニと、それぞれ異なる魅力があります。現地の市場では水揚げ直後の鮮度抜群なカニを味わえるほか、お取り寄せで自宅でも本場の味を楽しめます。

夕張メロン|厳しい寒暖差が生む圧倒的な甘さと芳醇な香り

夕張メロンは、夕張市の寒暖差のある気候と火山灰土壌が生み出す、鮮やかなオレンジ色の果肉とあふれるような甘みが特徴のフルーツです。毎年5〜8月の限られた時期にしか出回らず、初競りでは数百万円の値がつくことでも知られています。現地では、カットメロンやメロンソフトクリームなど多彩な食べ方で楽しめます。

十勝の乳製品・チーズ|酪農王国ならではの豊かな味わい

十勝地方は、広大な牧草地と冷涼な気候に恵まれた日本屈指の酪農エリアです。この地で育った乳牛から搾る良質な生乳を活かし、チーズやバター、ヨーグルトなど多彩な乳製品が生産されています。牧場併設のショップでは、できたての味をその場で楽しめるのも現地ならではの醍醐味のため、自分好みの一品を探してみてはいかがでしょうか。

北海道産じゃがいも(男爵・メークイン)|広大な大地が育むホクホクの食感

北海道は国内のじゃがいも生産量の約8割を占めており、なかでも代表的な品種が男爵とメークインです。男爵はホクホクとした食感が持ち味で、コロッケやポテトサラダとの相性が抜群。一方、メークインはしっとりとした舌触りで煮崩れしにくいため、カレーやシチューなどの煮込み料理に重宝されています。

鵡川(むかわ)の本シシャモ|太平洋沿岸の一部でしか獲れない固有種の深い旨み

鵡川町は、国内で数少ない本シシャモの産地として知られています。一般に出回っているカラフトシシャモとは別種であり、上品な脂のりと濃厚な旨みが段違いです。漁期は10月上旬〜11月下旬に限られており、世界でも北海道南部の太平洋沿岸でしか獲れない日本固有の魚です。

日高昆布・利尻昆布|日本の和食文化を支える最高級の出汁

国内で生産される昆布の約95%は北海道産であり、なかでも代表格が日高昆布と利尻昆布です。日高昆布は柔らかく煮えやすい万能タイプで、昆布巻きや佃煮、煮物との相性が抜群。一方、利尻昆布は澄んだ上品なだしが取れることから、京都の会席料理やお吸い物に重宝されています。

絶対食べたい!北海道の「ご当地グルメ」

北海道旅行の楽しみといえば、その土地でしか味わえないご当地グルメ。羊肉を豪快に焼くジンギスカンから、地域ごとに個性が異なるラーメン、スパイス香るスープカレーまで、滞在中に一度は体験したい代表的な5つの味を解説します。

ジンギスカン|専用鍋で焼き上げる道民のソウルフード

ジンギスカンは、羊肉と野菜を中央が盛り上がった専用鍋で焼く北海道の郷土料理です。鍋の形状により、肉汁が溝を伝って周囲の野菜に染みわたる仕組みになっています。食べ方は地域によって異なり、生肉を焼いてからタレにつける「後づけ」と、あらかじめタレに漬け込む「味つけ」の2種類が楽しめます。

北海道三大ラーメン(札幌・旭川・函館)|地域で進化を遂げた味噌・醤油・塩

北海道三大ラーメンとは、札幌の味噌や旭川の醤油、函館の塩を指します。札幌味噌ラーメンは濃厚なスープと中太ちぢれ麺の組み合わせが定番で、旭川醤油ラーメンは豚骨と魚介のダブルスープが特徴。函館の塩ラーメンはあっさり透明なスープにストレート麺が映える一杯です。

スープカレー|スパイスと大ぶりなゴロゴロ野菜が魅力の札幌発祥グルメ

スープカレーは、1970年代に札幌の喫茶店から生まれたとされるご当地グルメです。ルウカレーとは異なり、サラサラとしたスパイシーなスープに大ぶりの野菜やチキンレッグがゴロゴロと入っているのが特徴。辛さやトッピングを自分好みにカスタマイズできるお店が多く、専門店は札幌市内を中心に道内各地へ広がっています。

海鮮丼・勝手丼|港町や市場で味わう、獲れたての海の幸

北海道の市場では、ウニやイクラ、サーモンなど新鮮なネタがたっぷりのった海鮮丼が定番です。なかでもユニークなのが、釧路の和商市場で生まれたといわれる「勝手丼」。ご飯を購入したあと、市場内の鮮魚店を回りながら好きなネタを自由に選んでのせていくスタイルで、自分だけのオリジナル海鮮丼をつくれます。

帯広の豚丼|甘辛いタレと炭火の香ばしさが食欲をそそる十勝名物

帯広の豚丼は、厚切りの豚肉を甘辛い醤油ダレに絡めて炭火で香ばしく焼き上げ、ご飯にのせた十勝地方の名物です。養豚が盛んな十勝ならではの料理であり、うな丼にヒントを得て誕生したともいわれています。お店ごとにタレの配合や焼き加減にこだわりがあるため、食べ比べも楽しめます。

いつが一番美味しい?北海道の「旬カレンダー」

: 流氷明けの毛ガニ(オホーツク・網走)、アスパラガス(富良野・美瑛など)、サクラマス(日本海沿岸)
: エゾバフンウニ(積丹・利尻・礼文など)、スルメイカ(函館)、夕張メロン(夕張)
: 秋鮭・イクラ(石狩・知床など)、本シシャモ(鵡川・広尾など)、サンマ(根室・釧路)
: タラバガニ・ズワイガニ(稚内・道東など)、真ダチ(マダラの白子)(小樽など日本海沿岸)、エゾシカ肉(道東など)

現地で行きたい!北海道グルメを堪能できる名店・おすすめ飲食店

  • ジンギスカン 羊師 すすきの店

    北海道|札幌市中央区

    煙を気にせず楽しめるジンギスカン体験

    札幌市営地下鉄すすきの駅から徒歩約3分とアクセス良好な「ジンギスカン 羊師 すすきの店」。厳選された新鮮な生ラム肉を、オリジナルの岩塩や醤油ダレ、味噌ダレでじっくり堪能できる。特殊な形状をした特製の鍋を使用しており、煙やにおいを気にせず快適に食事が楽しめるのも嬉しいポイント。落ち着いた雰囲気のカウンター席のほか、テーブル席も用意され、テーブルをつなげれば最大8人までグループでの利用も可能だ。食べ放題&飲み放題プランもあり、宴会や友人との集まり、家族での食事など、さまざまなシーンに対応している。

    住所:北海道札幌市中央区南5条西3丁目 5・3ビル6F

    営業時間:15:00~23:00(LO22:30)

    定休日:無休

  • 函館海鮮料理 海光房

    北海道|函館市

    カニ・活魚の卸問屋ならでは新鮮素材

    獲れたて、ゆでたて、作りたてにこだわる海鮮料理店。店内の巨大ないけすにはその日揚がったばかりの魚介類が泳ぎ、その場でさばいて調理してもらうことができる。カニ・活魚の卸問屋直営店ならではの鮮度を味わおう。

    住所:北海道函館市若松町11-8

    営業時間:17:00~23:00(LO22:00)※変動あり、要問い合わせ

    定休日:不定休

  • ドライブインいとう 新千歳空港店

    北海道|千歳市

    十勝の隠れた名店が新千歳空港にオープン

    新千歳空港「グルメ・ワールド」内にある、地元客や観光客に愛されている豚丼専門店「ドライブインいとう 新千歳空港店」。本店ではかつて多くのメニューを提供していたが、豚丼を中心にメニューを絞り、美味しさの追求に全力を注いできた。30数年前、蒲焼きのタレを基本に“美味しい豚丼に合う独自のタレ”を、試行錯誤を繰り返し完成。北海道産の厳選した豚肉や白米に合う、甘すぎず辛すぎない風味豊かな究極のタレは店頭やオンラインショップで購入も可能。店の味を手軽に家庭でも再現できると広く重宝されている人気商品だ。

    住所:北海道千歳市美々987-22 新千歳空港国内線3Fグルメ・ワールド

    営業時間:11:00~19:00(LO18:30)※土・日・祝日は11:00~20:00(LO19:30)

    定休日:無休

北海道の味覚を旅館・ホテルで楽しむ

北海道の名物・ご当地グルメは、飲食店だけでなく宿泊先の食事でも堪能できます。郷土グルメを夕食に取り入れている宿も多く、食を目的にした旅行にもぴったりです。観光地に泊まる場合は、夕食・朝食でその土地ならではの味を楽しめる宿を選ぶと、旅の満足度がぐっと高まります。

北海道の名物グルメと一緒に楽しみたい観光・旅行プラン

名物グルメを旅の目的にするなら、周辺の観光スポットや宿泊地と組み合わせて旅程を考えるのがおすすめです。グルメを軸にルートを組めば、移動のたびに新しい味と出合える北海道ならではの旅が実現できます。

北海道の名物・ご当地グルメによくある質問

Q1. 北海道内で新鮮なカニやウニなどの海鮮を食べるなら、どのエリアが良いですか?

A.カニであれば春のオホーツク沿岸で流氷明け毛ガニ、ウニであれば夏の積丹半島や利尻・礼文島でエゾバフンウニが旬を迎えます。通年で幅広い海鮮を楽しみたい場合は、札幌の二条市場や函館の朝市、釧路の和商市場など、道内各地の市場を訪れるのがおすすめです。

Q2. 北海道の「ジンギスカン」は、食べる地域によって味付けや食べ方に違いがあるのですか?

A.大きく分けると、札幌を中心に生の羊肉を焼いてからタレにつけて食べる「後づけスタイル」と、滝川や帯広など内陸部で親しまれている、あらかじめ醤油ベースのタレに漬け込んでから焼く「味つけスタイル」の2種類があります。

まとめ

本記事では、北海道を代表する名物やご当地グルメについて、旬の味覚やおすすめ飲食店とあわせて解説しました。北海道には、カニや夕張メロンなどの旬の味覚から、ジンギスカンやスープカレーといった郷土グルメまで、四季を通じて楽しめる食の魅力が詰まっています。本記事を参考にすれば、訪れる時期や旅先にあわせて「いま一番美味しいもの」に出会える旅程が組めるはずです。気になるグルメやエリアを見つけて、北海道ならではの食の旅を満喫しましょう。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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