【北海道】小樽運河周辺で訪れたいおすすめ観光スポット19選

2025/06/26

【北海道】小樽運河周辺で訪れたいおすすめ観光スポット19選

北海道小樽市にある「小樽運河」は、大正時代にできた全長1,140mの水路です。運河は、沖に停めた本船から荷物を運ぶ小型船が接岸できるように海面を埋め立てて作られました。運河の周囲には歴史的な石造りの倉庫や建物が並び、観光船でのクルーズや散策を通して、季節ごとの風景を満喫できます。また、JR小樽駅から徒歩約10分とアクセスしやすいのも魅力のひとつです。今回は、小樽運河周辺で訪れたい観光スポットを19カ所ご紹介します。本記事を参考に、歴史的な名所と地元グルメを思う存分楽しんでくださいね。

《小樽運河周辺のおすすめレジャースポット》

小樽運河周辺には、歴史的な建物や美しい景観を楽しめるスポットが点在しています。小樽運河を訪れた際には、周辺のレジャースポットも満喫してみてはいかがでしょうか。

小樽青の洞窟 龍宮クルーズ

快適なパワーボートで北海道の“秘境”をクルージング

「小樽青の洞窟 龍宮クルーズ」は、小樽の美しい海をパワーボートで巡る観光アクティビティです。断崖絶壁に囲まれた青の洞窟を通り抜ける、貴重な体験を楽しめます。青の洞窟のブルーは季節によって輝き方が変わるので、何度訪れても新たな発見があるのも魅力です。海上から見る赤岩山の迫力満点の景観や、冬になるとトド岩に集まるニホンアシカなど見どころ満載。清潔な待合室には、タオルやドライヤーなどの設備が整っています。

北一ヴェネツィア美術館

ヴェネツィアの貴族文化を体感する美術館

「北一ヴェネツィア美術館」は、ヴェネツィアのグラッシィ宮殿をモデルにした美術館です。展示室では、約3,000点に及ぶヴェネツィアガラスの工芸品やイタリアの家具などを展示。また、ダイアナ妃が実際に乗ったゴンドラや、ヴェネツィアの作家が制作した繊細なガラス作品が展示されています。豪華なイタリア製の衣装を着て記念撮影ができる特別な体験も可能です。

小樽市総合博物館

蒸気機関車を展示している博物館

「小樽市総合博物館」は、鉄道、科学技術、地域の歴史を体験できる多彩な展示が特徴の博物館。北海道を代表する蒸気機関車「しづか号」やアメリカ製蒸気機関車「アイアンホース号」の展示があり、実際に乗車体験も楽しめます。さらに、国の重要文化財に指定された「旧手宮鉄道施設」は、明治・大正時代の鉄道施設が保存されており、鉄道の歴史を深く学べます。

船見坂

小樽の歴史と美しい港を一望できる坂道

「船見坂」は、JR小樽駅から約5分のところにある急こう配の坂道。1904年の大火のあと、防火帯として作られたのがはじまりといわれています。小樽の風景を描いた多くの小説や絵画に登場し、映画やテレビドラマのロケ地としても有名です。坂の上からは、小樽港や小樽の街並みを一望できるため、多くの観光客が訪れます。また、周囲には三角市場や中央市場があり、新鮮な魚介類を堪能できます。

三角市場

新鮮な海の幸と地元の名産品を楽しめる市場

「三角市場」は昭和23年に開業し、地元住民や観光客に長年親しまれている老舗市場です。市場はJR小樽駅から徒歩約1分のところにあり、6時から営業しています。市場内には約20の店舗が並び、新鮮な魚介類や地元の野菜が豊富に揃っています。食堂では、海鮮丼や新鮮な海の幸を楽しめるメニューが豊富です。また、各店舗では地方への発送も行っています。

小樽堺町通り

小樽の歴史と現代が交差するにぎやかな通り

「小樽堺町通り」は、明治から昭和時代に建てられた歴史的な建物が立ち並ぶメインストリートです。多くの観光客でにぎわうこの通りは、洋菓子店や寿司店が軒を連ね、訪れる人々を魅了しています。また、ガラス工芸品を扱うショップやオルゴール店なども評判です。手作りの工芸品や小樽らしいお土産を取り扱う店舗も多く、ユニークな商品を見つけられます。

日本銀行旧小樽支店金融資料室

歴史と建築の融合が織りなす、金融の知恵と日本銀行の足跡

「日本銀行旧小樽支店金融資料館」は、1912年に建設された歴史ある建物です。元々は日本銀行小樽支店として使用され、2002年の営業終了後は、金融の歴史を学べる施設として公開されています。館内では日本銀行の業務や歴史、貨幣の発行過程などが展示されており、1億円を持ち上げる体験コーナーも人気です。建物の内外装にはシマフクロウをモチーフにした装飾が施されています。

旧国鉄手宮線

歴史と自然を楽しめる散策路

「旧国鉄手宮線」は、1880年に北海道初の鉄道として開通した重要な鉄道遺産です。官営幌内鉄道は、幌内の炭山から小樽港へ石炭を輸送していた鉄道。1962年に旅客営業が終了し、1985年には路線も廃止されました。現在は寿司屋通りから小樽市総合博物館までの約1.6kmの跡地が散策路になっています。当時の線路や踏切などが残る散策路で、歴史と自然を感じてみましょう。

小樽運河クルーズ

小樽の歴史と風景を船上から堪能する40分の旅

「小樽運河クルーズ」は、小樽運河の中央橋を出発点とし、約40分間の船旅で運河と港を巡る観光アクティビティです。船上では明治時代から続く運河の歴史を学びながら、歴史的な倉庫群や石造りの建物が立ち並ぶレトロな街並みを堪能できます。ナイトクルーズでは、ガス灯の明かりが運河の水面に映り、幻想的な雰囲気を楽しめます。ロマンチックなひとときを満喫したい方にぴったりのスポットです。

旧大家倉庫

小樽の歴史を物語る、明治時代の貴重な倉庫

「旧大家倉庫」は、1891年(明治24年)に海産商・大家七平によって建てられた、木骨石造の歴史的な倉庫。小樽運河近くに位置し、札幌軟石を使用した外壁と越屋根、入口部分の二重アーチが特徴的です。1985年に小樽市指定歴史的建造物第1号として指定されたあとも修復が行われ、現在も当時の姿を保っています。かつてはおもちゃ博物館として使用されていたこともありますが、現在は内部の見学はできません。

《小樽運河周辺のおすすめグルメスポット》

小樽運河周辺には、新鮮な海の幸を堪能できる寿司店やレトロな雰囲気のカフェ、北海道産の素材を活かした洋食レストランなどが集まっています。運河沿いの散策とともに、グルメスポットも楽しんでみてはいかがでしょうか。

ウニツウmasa小樽運河店(旧小樽運河店 HACHI)

新鮮ウニを使用した極上メニューが楽しめる専門店

「ウニツウmasa小樽運河店(旧小樽運河店 HACHI)」は、ウニ加工場を運営する丸雅小川フーズ株式会社が展開するアンテナショップです。このお店では、自社で加工した新鮮なウニを使った多彩なメニューを提供しています。人気の「うにソフト」は、北海道産のミルクと生ウニが絶妙に調和した味わいが特徴です。ほかにも、ウニ丼やウニパフェなども味わえます。また、「雲丹アイス」や「蝦夷瓶」などのお土産商品も豊富です。

焼鳥居酒屋 みやこ鳥

仕込みにこだわった絶品焼鳥

「焼鳥居酒屋 みやこ鳥」は、地元で愛され続ける焼き鳥居酒屋です。北海道産の新鮮な鶏肉を使用し、職人が手打ちで仕込んだ焼鳥を提供しています。豚レバー串は、レバーの臭みが少ないため、レバーが苦手な方にもおすすめです。さらに、小樽近海で獲れた魚介や、余市町の「あさだ農園」の米など、地元食材を活かした料理が楽しめます。冬には鶏タタキ鍋やモツ鍋など、温かい鍋料理も提供され、寒い季節にぴったりです。

小樽茶屋 里

新鮮な地元産の海の幸を味わおう

「小樽茶屋 里」は、北海道産の新鮮な海産物を味わえる海鮮料理店です。北海道・厚岸町や釧路町仙鳳趾産などの牡蠣を使用した「牡蠣そば」や「牡蠣茶漬け」が絶品。北海道の牡蠣は身が大きく食べ応えがあるのが特徴で、夏は生牡蠣、冬は焼き牡蠣で楽しめます。レモンやタバスコでアクセントを加えて味わうのもおすすめ。さらに、ウニやイクラ、ほっけ定食など、北海道産の海鮮がふんだんに堪能できるのも魅力です。

静屋通り酒場 い酒や てくてく

新鮮食材を使った料理とレトロな雰囲気を楽しむ居酒屋

「静屋通り酒場 い酒や てくてく」は、昭和レトロな雰囲気を感じさせる居酒屋です。料理には、北海道産を中心に全国各地から厳選した食材が使われています。馬肉は赤身やカルビ、レバー、たてがみを刺身で味わえ、めずらしい「馬もつ煮込み」も堪能できます。また、店主のオリジナル料理である「石焼 四川麻婆豆腐」や「チーズ玉子焼き」もおすすめ。100種類以上のお酒が揃っている点も魅力です。

鮨処 よし

新鮮な魚介類で作り上げる寿司をいただこう

「鮨処 よし」は、北海道道産の新鮮な海鮮を中心に、全国から厳選した旬の食材を使用した寿司店です。シンプルながらも素材の味を引き立てる握りが味わえ、炙りやスダチを使ったバリエーションを楽しめます。ランチはその日のおすすめのネタを使った「旬おまかせ握り」が人気です。アルコール類も豊富で、料理に合わせた日本酒やワインが提供されています。店内はカウンター席、座敷席、個室を完備しています。

菓匠 小樽松月堂

100年以上の歴史を誇る小樽の老舗和菓子店

創業大正7年の「菓匠 小樽松月堂」は、伝統的な和菓子と洋菓子を取り扱う老舗です。大正時代の木造建築をそのまま使用した趣のある店舗は、地元住民のみならず観光客にも親しまれています。看板商品「生どら焼き」は、ふわっとした皮と甘さ控えめな餡が特徴で、冷凍するとアイス感覚でもいただけます。新たに登場した「小樽美人生どら焼きラズベリー」など、旬の素材を生かした商品も豊富に取り揃えており、和洋菓子の両方を楽しめるのが魅力です。

くずし割烹 莟(つぼみ)

獲れたての海の幸を、目にも美しい和食で堪能

「くずし割烹 莟(つぼみ)」は、和食ひと筋30年の店主が営む和食居酒屋です。店主自ら毎朝小樽近海へ漁に出かけ、旬の魚介を厳選して仕入れています。冬はニシンやアンコウ、夏はウニやイカなど、その時季ならではの料理が堪能できるのが魅力です。美しい盛り付けも評判で、見た目にも楽しめる一皿を味わえます。焼酎や日本酒との相性も抜群で、カジュアルながらも贅沢なひとときを過ごせるお店です。

菓匠 小樽新倉屋 花園本店

120年以上の歴史を誇る、職人の技が光る和菓子店

「菓匠 小樽新倉屋 花園本店」は、創業から120年以上の歴史を持つ老舗和菓子店です。店の名物である「花園だんご」は、毎朝職人がその日の気温や湿度に合わせて水分量を調整して作り上げています。餡は黒餡、白餡、抹茶餡、醤油、ごまの5種類。「山型一刀流」と呼ばれる餡の塗り方が特徴的です。また、店内にはカフェスペースがあり、オリジナルの「どら焼きソフト」や季節限定メニューなど、観光の合間に楽しめる商品が揃っています。

小樽文学カフェ&レストラン 魁陽亭越治(KAIYOTEI KOSHIJI)

歴史とロマンを感じる文学カフェ

「小樽文学カフェ&レストラン 魁陽亭越治(KAIYOTEI KOSHIJI)」は、小樽ゆかりの文豪、小林多喜二や伊藤整が足しげく通った歴史ある喫茶店「越治」を再現した文学カフェです。店内は、明治初期に小樽で開業した料亭「海陽亭」の個室がオマージュされており、昔懐かしい雰囲気が漂います。名物の「スパカツ」は、ナポリタンの上に余市北島豚を使ったカツレツをのせ、オリジナルソースとともに焼き上げた一品です。

まとめ

本記事では、小樽運河周辺で訪れたいおすすめ観光スポット19選を紹介しました。各スポットでは、歴史的な建造物や美しい自然を体験できます。特に、小樽運河クルーズや青の洞窟クルーズなど海上からみる景色は格別です。また、小樽運河周辺にはグルメスポットも数多くあります。地元の食材を使用した海鮮丼や寿司が堪能できる店、小樽に根ざした和菓子店などが点在。本記事を参考に小樽運河周辺の散策をお楽しみください。

旅色編集部 おおもり

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記事企画・監修:旅色編集部 おおもり

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