【川越・キモノレンタル和香】男だって町を着物体験して散策してみたい

ここ数年、若い世代にも人気の着物レンタル。情緒ある町並みや観光地などで、目にする機会が非常に増えましたよね。それに合わせてデザインや着こなしも多様化しています。ただ、その中で気になることが一つ。カップルで歩いていると女性だけしか着ていないという方々も多く見かけます。せっかくなので、一緒に楽しめばいいのに。と思いながら実は私も体験したことない一人でした。そんな想いから男性の着物レンタルについて、以前から興味があったので今回は川越にお店を構える「キモノレンタル和香」にて体験してみました。

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着物選びについて

男性は着物と帯、羽織の三種類を選択します。それぞれ用意されている中から自由に組み合わせて良いそうです。とにかくこの時間が楽しい！ 分かってはいましたが、やはりこちらのお店だけではなく、どこの店舗も男性は種類が少ないそうです。ですが、普段とは全く違う装いに、鏡に着物を合わせた自分を見るのがとても楽しい。

今回、着物がネイビーで羽織りはグリーン系のものを選択しました。実は説明を受けた段階で帯の色を最初に決めていたので、帯が映えそうな着物を選んでみました。とにかく好みやセンスが表れますよね。僕のセンスはいかがでしょうか？ ちょっと渋すぎたかも。と後から写真を見返すと感じます。

一方で、こちらのお店では女性は男性の倍以上のアイテムを選ぶことができます。選ぶアイテムは以下の内容です。
・着物
・帯（複数選択可）
・帯周りの装飾品
・ヘアアクセサリー
・ヘアアレンジ
・バッグ
・ブーツor下駄
着付けにかかる時間も男性はだいたい約10分。女性はヘアアレンジなどの時間も込みで60分程度と男性はより気軽に楽しめます。下記のような仕上がりで、とても満足そう。彼女のそういった表情を見ることができ、その時間を一緒に楽しめて共有できるというだけで、今回の体験の価値がありますよね。

最近の流行は淡い色（散策中、着物を着ている方とたくさん遭遇しましたが、実際とても多かった）ですが、今回はあえて流行とはちょっと違ったデザインを選択してみたそうです。帯は兵児帯（へこおび）という結び方で2つの種類を着用。とても可愛らしい仕上がりに。
店舗のインスタグラムには体験者の着用写真を見ることができますので、ぜひご覧になってみてください。

キモノレンタル和香公式Instagram

ほんとに手ぶらで良い？

・靴や、バッグなど小物アイテムを用意しなくて良い？
・髪もスタイリングしなくて良い？
・着物の下に着るように何か着ておくべき？

いずれの質問に対して、すべて必要ありません。手ぶらでOKです！ バッグもさまざまなパターンが用意されており、着物のデザインに合わせて選択できます。靴も足袋かブーツから選べるのが嬉しい。ヘアアレンジに関しては事前にイメージの写真を保存しておき、当日にスタッフの方に相談すれば対応してくださるとのこと。もちろん内容によっては対応できない場合もありますが、体験した本人としても非常に満足な出来でした。

予約は必要？

キモノレンタル和香では予約自体は事前予約なしの当日利用も可能だそうです。ただし、もちろんご予約の方が優先となるので、当日利用したいと思った方はまずは電話して確認するのが良さそうですね。そういった対応を行ってくれているので、他のお客様との同時対応がなく、ゆっくり着物を選べたり、ヘアセットを対応していただけるのが嬉しい。通常の予約は1ヶ月前から対応していて、InstagramかLINEからのみ受付です。

詳細な予約についてはこちらをチェック

キモノレンタル和香 事前予約特典

お店では嬉しい特典があります。
［前日までの予約特典］1,000円割引
［リピーター特典］500円割引
［学生特典］特別料金を用意
［準備特典］300円～600円割引
若い方にも人気なので、学割があるのも嬉しいですよね。
※学割は予約割引含む、その他の料金割引は適用されません。
準備特典は足袋またがブーツやサンダルなどの履物準備。着付け補正に利用するタオルを準備などそれぞれで300円ずつ割り引いてくれるそうです。
※着付け補正タオルは男性着物プランは対象外。

それ以外にもヘアセットや、以下の飾りは無料で利用することができます。
・帯締め＆帯留め
・ミニ兵児帯
・根付け風飾り
・帯揚げやレース飾り
​・レース付け袖など
・重ね衿

いよいよ、小江戸・川越の町を散策！

着替えも完了して、街歩きを楽しみます。

まず通りにお店が多く並ぶ「蔵造りの町並みの通り」を目指して歩いてみることに。この日は写真を見ていただくと分かるとおり、雲一つない天気の良い日ということもあり、平日の午前ですが、とても多くの観光客が。同じように着物姿の方を多く見かけました。
川越はとにかく「歩きたくなる町」。1日歩いて、そんな感想を持ちました。街並みはどこも美しくて蔵造りの建物はとても雰囲気がありますが、なにより素敵だと感じたのは大通りから見る路地です。どれも本当に素敵な風景で路地がある度に写真撮影、寄り道をしてみたくなります。また、その路地を歩いた先にも小さなお店や風景が広がっていて、ワクワクしながら歩いて期待を裏切らないのが、この町の魅力だと感じました。

着物を着てみて、ちょっと困ったこと

とにかく歩くのに苦労しました。個人的な感想としてはきっと女性よりも男性のほうが着慣れていなければ苦労するのではないかと思います。歩幅が着物によって制限されてしまう感覚が女性よりも慣れていないので、難しく感じるはずです。終始、少し遅れて歩いたり、躓いていました。体験が終わったあとにスタッフの方に聞いた話ですが、着た直後に意図的に股割りのような恰好をすることで、ゆとりができるので歩きやすくなりますよ。をアドバイスをいただきました。ぜひ、初めての方は試してみてください。

川越で巡ってみたスポット

訪れたのは主に4つのスポット。この4つのスポットに向かう道中、立ち寄りをしながら半日巡ってみました。
・時の鐘
・駄菓子屋横丁
・川越氷川神社
・喜多院

SNSを利用している方にとって、一度は見たことがあるものばかりのはず。それほど都心からアクセスも良く（池袋から30分ちょっと）、いつもと違った日常を楽しめる町。だけども実際街歩きみると、SNSで見るよりも、覗いてみたいものがたくさん存在します。

着物を着ると、写真を撮られたくなる

実は写真に撮られるのが、あまり好きじゃないです。同行者を撮影したり、風景を撮影したりするのは好きですが、自分が撮られるのは苦手です。ですが、不思議と着物を着ていると写真を撮ってほしくなります。着物を着ているだけで旅の想い出や写真が倍になる。着物を着ることで“旅気分”を演出され、行き慣れた町や、何度か訪れた町でも景色が違って見える。ちょっとの工夫と旅のスタイルを決めることで旅やおでかけがもっと楽しくなる。を体験できた、おでかけとなりました。
ぜひ、川越に訪れる際は着物を着て、楽しんでみては。

他にも着物の着付けが体験できる施設の紹介

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