- 1泊2日
- 1日目
北海道文学旅行 Part2──小説の舞台「十二滝町」へついに!
美深(北海道)
予算:21,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動します。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
・レンタカー代金(ガソリン代込み)は含まれていません。
更新日:2025/08/30
村上春樹「羊をめぐる冒険」は、羊博士に導かれた主人公たちが「十二滝町」にたどり着き、やがて東京に帰っていく物語です。Part2の旅は、その十二滝町へご案内いたします。……でも“十二滝町”って、どこ?(笑)

美深町の駅舎

またたびカリー

トロッコ王国美深

滝の町・仁宇布地区

松山湿原

ファームイントント

TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社
Part1「羊博士はいったいどこに?」旅の続編(2日目)です。

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ かつて当駅には「日本一の赤字線」と呼ばれた旧国鉄・美幸線が分岐していました。美幸線は1985年に廃線となり、現在は駅舎2階にある資料室で当時の備品が展示されているので見学していきましょう
- ★ 駅で切符の取り扱いをしている中野さんに「特に貴重な資料は?」と質問すると……「改札札や列車の行き先を示すサイドボード、木製の時刻表・運賃表などです」と明確なお答えが!
- ★ チケットレス時代にあっても、手書きの切符は鉄道ファンに大人気。画像にあるように、鉛筆に見える手書き文字は複写式によるものです。また画像「美幸の鐘」は、特急「スーパー宗谷」1号到着時や午後3時に鳴らされるんですっ
- ★ 地域名の由来は、アイヌ語の「ピウカ(小石河原・石の多い場所)」だそうです。当初は「ぴうか」と読んでいましたが、後に現在の「びふか」に変更されました。……何といいましょうか、ピウカのほうがいいなぁと思うのは私だけでしょうか(笑)
- ★ ん? 果たして、ここは本当に「十二滝町」なのかぁ……?
またたびカリー

またたびカリー

店内イメージ

チキンと野菜クルマのあいがけ(またたびプレート)

またたびチキン(売れ筋メニュー)

おすすめメニュー①

おすすめメニュー②
日本最北のスパイスカレー店。昼はがっつりスパイスカレー、夜はカレーに加えてスパイス料理(おつまみ)と酒を楽しめる。店主は「美深のスパイスマン」を標榜する。

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ ちょっと早いようですが、ここで昼食にしましょう。北海道といえば札幌発祥のスープカレーが有名ですが、美深にはスパイスマンがいるんです! ……え? でも、ここ理髪店じゃん? と思ったあなた、あなたは決して間違っていません(笑)
- ★ というのも、同店は理髪店だった店舗兼住宅を2カ月かけて改装したもの。理髪店で使う赤、青、白のサインポールを、カレーにちなんで黄、緑、白の3色に塗り替えているんです
- ★ 美深のスパイスマンを標榜する店主は、10年勤めた名古屋市の中学教諭を退職後、一念発起して美深に移住した方です。今度、機会があったら、美深のどこに惹かれたのか、伺ってみますね(笑)。でも、とにかく連絡のとれない店主なのよ(泣)。ちなみに店舗には2台の駐車スペースがあります
トロッコ王国美深

トロッコ王国美深

さあ入国しよう!

駅名標「仁宇布」が

線路長は約10㎞(所要時間40分〜1時間)

トロッコ王国食堂

ああ気持ちい〜
エンジン付きトロッコを自分で運転することができる体験型テーマパーク。かつて「日本一の赤字路線」と呼ばれ、1985年に廃止された国鉄・美幸線の廃線跡の一部(約5km)を活用する。開国は1998年(トロッコの運行開始)。

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 美深町は“十二滝町”なのか? 問題を解決する前に、 ひとまず「走る森林浴」を体験してみませんか? NPO法人が運営する「トロッコ王国」は、旧美幸線の線路や鉄橋、駅舎などが再利用されています
- ★ 旧仁宇布駅の跡地には、かつての駅舎を模した「コタンコロ・カムイ駅」が建ち、そこでトロッコ列車の乗車券販売や資料展示が行われています。軍手や防寒具の貸し出しもありますよー
- ★ トロッコは往復約10kmの距離を走り、所要時間は約40分~1時間程度。普通自動車免許があれば自分で運転でき、自然豊かな美深の山間を風を感じながら駆け抜けることができます。途中、鉄橋や踏切もありスリリングな体験が楽しめます
- ★ 村上春樹さんが旅行した頃は、まだ「仁宇布駅」があったんだろうなぁ〜

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ ここでPart1のおさらいをしておきましょう。村上春樹「羊をめぐる冒険」終盤で主人公たちは、羊博士が9年間を過ごした別荘付きの牧場へ向かいます。その牧場は「十二滝町」という土地にあり、そこは塩狩峠を越えた先、日本で三番目に赤字だった路線(執筆当時の状況と思われる)が走る、大規模稲作の北限地という設定がなされています
- ★ その十二滝町が美深をモデルにしているとされる根拠は、上記の要素にすべて合致しているからといわれますが、作者によって名付けられた架空の町名こそ最大の根拠ではないかと小生は考えています。そうです、美深町・仁宇布(にうぷ)地区には16もの滝が点在しているんです!
- ★ 16全部とはいいません、代表的な滝を紹介しておきますので、マイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュしていきましょう。そうなんです、やっぱりここは十二滝町です

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 滝をめぐる冒険……いや違った、前述した滝をめぐろうとすれば、それはすなわち地域に広がる「松山湿原」をめぐることになります。湿原といっても、登山道や散策路が整備されており、初心者でも約30分で頂上まで行くことができるんです
- ★ 頂上へ続く約900mの登山道を抜けると、そこは別世界。大地に抱かれた秘境の静寂と息吹。湿原には希少な野鳥たちも訪れ、澄み渡る空気に響くさえずりは自然と一体化する瞬間をもたらしてくれます
- ★ アカエゾマツやハイマツがねじれた幹を力強く伸ばし、沼の水面にその姿が映り込む……短い夏の間だけ姿を現す幻想と神秘に包まれた、ここは“天空の楽園”なのかもしれません
- ★ 昨今の諸事情を鑑みるまでもなく、自然観察や登山の際は、必ず熊(ヒグマ)対策を十分に行ってください
ファームイントント

ファームイントント

子羊を連れて来るなんてラッキー!
犬ぞり体験は冬季の楽しみ

テラスや暖炉の前で読書もいいね!

本棚には羊や自然関連の書籍が豊富に

白樺樹液祭り
都会の喧噪から遠く離れ、ひっそりと佇む森の妖精(トント)の隠れ家。1995年に建てられた伝統あるファームインは、村上春樹「羊をめぐる冒険」の舞台のようだといわれている。

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 小説は、草原に建つ古い木造二階建ての別荘でクライマックスを迎えます。こちらのスポットは、創作のモデルではないかと思われるほど小説の描写そのままなんです。今回(Part2)は、ここに泊まりましょう。……ちなみにトントとは、フィンランドに伝わる森の妖精のことだそう
- ★ 6月~10月の期間は、牧草地に羊が放牧され、窓からゆっくりと羊たちのいる、のどかな風景を楽しむことができます。運が良ければ、子羊を見ることができるかも。見ることができれば、かなりラッキーです! ←とトントスタッフの林実幸さん
- ★ 冬期間(12月~3月)のオプションとして、犬ぞり体験を実施しています。ワンちゃんたちと一緒に雪原を駆け巡る、貴重な体験ができます! ←とトントスタッフの林美幸さん
- ★ 小説の初出は1982年、一方こちらの開業は86年でした。つまり、“小説のモデルでは”と評されることもありますが、羊の放牧地もペンションも、村上春樹さんの執筆当時は存在しなかったのです。オーナーの柳生さんも開業後に小説を知ったとのこと。ということは……星形の斑紋をもつ羊は、予知能力を持っていたのでしょうか?
TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社

TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社

建物全景

ライブラリーイメージ

パブリックイメージ①

パブリックイメージ②

客室へ
令和に誕生したゲストルーム3室だけのささやかなホテル。記憶と時の重みを残しつつ物語の気配が立ち上る石煉瓦積みの建物。「そこは美しく深い響きの風の歌を聴くために用意された場所」だった。

鹿子沢ヒコーキのおすすめポイント
- ★ 旅色の担当さんと相談した結果、今回の文学旅では宿泊先をもうひとつ設定します。こちらも「羊をめぐる冒険」旅では欠かすことのできないスポットなんです。あなたは、どちらを選びますか? どちらも、良いんですよぉ、悩むなぁ、ということでの決定でした。ここも雰囲気は抜群ですよ〜。Part3の宿泊先だと思ってください(笑)
- ★ こちらのスポットには、文学好きだけでなく、建築に興味のある方も多く訪れるといいます。というのは、かつて存在した国家地方警察という組織の職員住宅として造られた大変貴重な建物だからです。建築時期は昭和27年ごろと推測され、当時住んでいた職員の方々は「国警さん」と呼ばれて親しまれていたそうです←とオーナーの星野智之さん
- ★ 建材は、やや青みがかった(焼成ではない)煉瓦。ある建築設計の専門家が宿泊した際に「これは室蘭で作られた鉱滓レンガで、開拓使長官宅に使われていた材料の再利用でしょう」と教えてくれたとか。さすがにプロの方は旅行の仕方も違うんだなぁと感心します(ワイもプロやけどね笑)
- ★ どこか時空を超えた無重力の世界を思わせる宿泊体験を、ぜひ。Part1旅については文学旅行noteへ→https://note.com/airplane_deer/n/nc9601103c03b
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プランナー旅色コンシェルジュ・深井


































