- 1泊2日
- 1日目
和歌山・紀伊山地の霊場と参詣道へ!南紀(中辺路・大辺路)篇
田辺、新宮、白浜、那智勝浦(和歌山県)、熊野(三重県)
予算:50,000円〜
・旅行する時期やタイミングにより変動いたします。あくまでも目安ですので、旅行前にご自身でご確認ください。
・料金は1名あたりの参考価格で、宿泊施設は1泊2食付き週末料金を参考にしています。
更新日:2026/06/26
末法思想を背景に、皇族や貴族たちは極楽往生を願って熊野を目指したのが熊野詣の始まり。やがて熊野信仰は武士や庶民にまで広がり「蟻の熊野詣」と例えられるほど多くの参詣者を惹きつけました。今回は世界遺産に登録されている熊野古道のなかでも、南紀エリアを周遊する旅へご案内します。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 行き方は簡単! まず空港1階到着ロビーを出て空港建物内を右方向へ直進。JALカウンター前にある出口から外に出て、右手に直進。徒歩約1分で到着しますよ
- ★ 営業時間は発着便の時刻に合わせて開店するので、到着後はすぐにカウンターへ向かいましょう
- ★ 宿泊予定のホテル・旅館などからもレンタカーの利用ができます。詳しくは店舗へお問い合わせを
南方熊楠(みなかたくまぐす)記念館

南方熊楠(みなかたくまぐす)記念館

屋上展望台からは紀南の海、白浜が見渡せる
和歌山県白浜町にある世界的博物学者・民俗学者の南方熊楠の業績と資料を紹介する博物館。南方熊楠(1867~1941年)の没後、遺族から寄贈された文献や標本、遺品などを保存・展示し、彼の学術的な偉業を後世に伝えるために1965年4月に開館した。2017年には新館がオープンし、屋上展望デッキからは南紀の美しい海が望める。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 南方熊楠の生涯と多彩な業績を学べる施設として、学術的興味はもちろん、自然や歴史に関心のある方にもおすすめ
- ★ 粘菌(ねんきん:アメーバのように細菌を捕食し胞子を作って増える単細胞生物)研究の先駆者としても知られ、生きた粘菌の観察ができる展示が特徴です
- ★ 約800点の遺品・遺稿・標本の常設展示のほか、幼少期から晩年までを段階的に紹介する展示コーナー、自筆履歴書や往復書簡、映像作品なども閲覧できます

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 熊野古道の各参詣道(小辺路、中辺路、大辺路、紀伊路、伊勢路、大峯奥駈道)の一部。中辺路は本宮、新宮、那智の3つの聖地を直接結ぶ古道です
- ★ 平安時代から鎌倉時代にかけて皇族・貴族が熊野へお参りした「熊野御幸(くまのごこう)」では、この中辺路が公式の参詣道(御幸道)として述べ100回以上も繰り返し利用されました
- ★ 美しい石畳の古道沿いに格式高い「九十九王子(くじゅうくおうじ)」や史跡が集中して数多く並んでおり、現代の熊野古道ウォーキングでも一番人気のコースとなっています
湯の峰(ゆのみね)温泉 つぼ湯

湯の峰(ゆのみね)温泉 つぼ湯

外観
湯の峰温泉のつぼ湯は、世界で唯一入浴できる世界遺産の小さな岩風呂で、日本最古の温泉のひとつ。熊野詣の巡礼者が身を清める神聖な「湯垢離(ゆごり)」の場として古くから利用されてきた。天然岩をくり抜いた小さな浴槽を持つ貸切温泉で、大人2~3人でいっぱいになるサイズ。公衆浴場で入浴券を購入して番号札をもらい順番を待つ。源泉92度の高温なので、好みで水を加えて温度調整する。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 1日に7回湯の色が変わる神秘的な泉質を持ち、「透明」「乳白色」「青みがかった色」など、時間や天候によって異なる表情を楽しめます
- ★ 平安時代からの伝説では、常陸の武将・小栗判官(おぐりはんがん)が毒を受けて衰弱した際、この温泉で回復したことから「蘇りの湯」とも呼ばれているそう
- ★ つぼ湯の近くには源泉が湧き出る「湯筒(ゆづつ)」があり、温泉卵や野菜を茹でる体験が可能。公衆浴場の一般湯またはくすり湯にも、一回入浴することができます
小栗判官(おぐりはんがん)遺構 車塚(くるまづか)

小栗判官(おぐりはんがん)遺構 車塚(くるまづか)

石碑
小栗判官は、妻・照手姫(てるてひめ)とともに父の許しを得ず結婚したため、一族によって毒殺される。しかし、閻魔大王の計らいにより、餓鬼阿弥(がきあみ:目・耳・口もきけず手足も不自由な姿)としてこの世に戻される。小栗判官は土車に乗せられ、多くの人々の助けを受けながら熊野・湯の峰温泉まで運ばれ、49日間の湯治によって元の姿を取り戻した。この土車を埋めた場所が 車塚として後世に残されたと伝わる。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 車塚は小栗判官伝説を伝える文化財として、市区町村指定史跡に登録されている名所。訪れる人々に、湯の峰温泉や熊野古道との歴史的・伝承的つながりを感じさせる場所となっています
- ★ 地元では「小栗街道」と呼ばれる往古の道も伝承として残っています。この車塚で、小栗判官の物語と雄大な旅路に思いを巡らせてみましょう

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 建物は紀州杉をふんだんに使用した木造平屋建てで、ガラス張りの開放的な空間が特徴。トップライトから差し込む光や規則正しく並んだ柱と木組みが、伝統的な日本建築の美しさを感じさせます
- ★ 熊野川や周囲の山々の自然景観も取り入れられ、訪れる人が熊野の歴史と自然環境を同時に体感できるのが魅力です。世界遺産の理解を深めるためにも訪れておきたいところ
熊野本宮大社
和歌山県田辺市にある熊野三山の総本宮で、家津美御子大神(けつみみこのおおかみ:スサノオノミコト)を主祭神として祀る、日本の代表的な古社。熊野川沿いに自然豊かな場所に位置する、全国に約4,800社ある熊野神社の総本山。社殿は国の重要文化財に指定されており、桧皮葺きの伝統的な神社建築が特徴。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ かつての旧社地「大斎原(おおゆのはら)」には中洲に多くの社殿が建ち並んでいましたが、明治22(1889)年の洪水により被害を受け、この地に上四社だけが移築されました
- ★ 創建は崇神天皇65年とされ、平安時代には上皇や貴族が「熊野詣」として参拝したそう。厄除け、家内安全、交通安全、開運招福、健康長寿、縁結びなどのご利益があるといわれていますよ
- ★ 浄化の力が強く、古来より“再生や癒やしの聖地”として尊ばれてきました。江戸時代には庶民にも信仰が広がり、「蟻の熊野詣」と呼ばれるほど多くの巡礼者が訪れた歴史をもちます
大斎原(おおゆのはら)

大斎原(おおゆのはら)
熊野本宮大社の元の社殿があった場所で、熊野川、音無川、岩田川が合流する地点に位置している。当時は、約1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など、現在の数倍の規模だったという。明治時代の大水害で多くの社殿が流失した後、被害を免れた社殿が現在の熊野本宮大社に移転された。現在、大斎原には日本一の高さ34m、幅42mの鳥居があり、パワースポットとしても知られている。

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 江戸時代まで中洲への橋がかけられることはなく、参拝に訪れた人々は歩いて川を渡り、着物の裾を濡らしてから詣でるのがしきたりだったそう
- ★ 明治22(1889)年の8月に起こった大水害が本宮大社の社殿を呑み込み、社殿の多くが流出したため、水害を免れた4社を現在の熊野本宮大社がある場所に遷座されました
- ★ かつて多くの人々の祈りを受け止めた大斎原には、流失した中四社・下四社を祀る石造の小祠が建てられています

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 高さ約34mの大斎原の大鳥居を中心に、熊野川流域の田園地帯、杉林の山々などを俯瞰できるパノラマ景観が見事! 特に早朝や夕暮れ、秋の稲穂の時期は写真映えする景色が楽しめます
- ★ 古道歩きの途中に少し寄り道するだけで絶景を堪能でき、徒歩15~20分程度で展望台を回ることができますよ。初心者でも歩きやすいコースになっています
- ★ 木製ベンチが設置され、休憩や軽食をとることも可能。展望台直近にトイレや専用駐車場はないため、伏拝(ふしおがみ)王子や熊野本宮大社の施設を利用するのがおすすめです

あけひとみのおすすめポイント
- ★ 温泉と美食、自然景観を満喫したい旅行者に最適な宿。観光やアクティビティの拠点としても便利な立地です
- ★ 北山川を望む露天風呂「やすらぎの湯」で、アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)の湯浴みを楽しみましょう。内湯、大浴場、サウナも完備され、ゆっくり寛げますよ
- ★ 三重ブランド「熊野地鶏」や勝浦産生マグロ、熊野産のかんきつ「新姫(にいひめ)」など、地元食材や旬の食材を使用した会席料理をご堪能ください
掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.
※掲載情報は取材時のものであり、変更が生じている場合がございます。詳細は各施設にご確認下さい。






































