《関東編》
那須高原に佇む、クラシカルな雰囲気の宿。木の温もりが感じられる昭和初期ならではの木造建築を守りつつ、新たに取り入れたモダンテイストとの絶妙な調和が心地よい空間を醸し出している。どこか懐かしい空気に包まれた客室、源泉掛け流しの大浴場。旬のもの・地のものに彩られた食事や、自然の恵みを感じる居心地のよさ。長きにおいて時代を積み重ねてきた山水閣ならではのもてなしは、日常の忙しさを離れて心から寛ぎたいと訪れる旅人に、極上の時間を提供してくれることだろう。
ラグジュアリーな滞在を約束する高級宿にも、全国的にニューオープンやリニューアルの波が来ています。おしゃれな客室はもちろんのこと、レストランや浴場をより最新のスタイルにアップデートしたり、ブックストアやベーカリーなど話題の設備を備えていたりと、さらにその魅力に磨きをかけています。一度足を踏み入れたら、外には出たくなくなるような憧れの高級ホテルや旅館で、おこもりステイを楽しんでみてはいかがでしょう。
森の中に佇むコテージ「那須高原ロッジ」は、自然に囲まれた貸別荘。ヨーロッパの田舎を思わせる空間で、静かな時間や何もしない贅沢が愉しめる。建物は建築に携わった(株)楽遊舎のこだわりが詰まった、釘を使わず木栓と継ぎ手を用いた木組みの一軒家。玄関のドアを開けると、ダイナミックな梁に心奪われるだろう。室内はイギリスやフランスのアンティーク家具を配し、ヨーロッパの雰囲気が漂う寛ぎの空間。別荘でのひとときを彩る、出張シェフのディナーが別料金で愉しめ、那須の味覚をふんだんに使用したコース料理がいただける。