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沖縄県|那覇・本島南部
2024年12月21日(土)
入場料:詳細は公式HPをご確認ください
エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社は、カトープレジャーループが運営する「GLAMDAY SYLE HOTEL & RESORT OKINAWA YOMITAN」とコラボレーションしたアートスペース「WALL_ okinawa」を同施設内にオープンいたしました。
アートとナチュラルワインを楽しむアートスペース
東アジアの中心に位置する沖縄は、アジアの多種多様な文化を受け入れながら独自の歴史と文化を育んできました。その歴史と文化、場所性を主題に表現活動を行う現代アーティストが多くいる一方で、アーティストが作品を発表できるアートスペースや、沖縄に住む人々や訪れた人たちが現代アートを鑑賞できる場所はとても限定的です。そのような状況を鑑み、「WALL_okinawa」では沖縄のルーツや場所性を軸に年間複数回の展示企画を開催することでアーティストの視点を通じて沖縄を知ることに加え、宿泊者に限らず、アート鑑賞のためだけに来館される方々に対しても広く開かれたスペースとして運営することで、沖縄におけるアーティストの新たな発信拠点の創出を目指します。
初回は宮古島の精神文化に焦点を当てた「岡本 恵昭 / 新城大地郎作品展」を開催(2024年12月21日(土)~2025年3月下旬頃)
宮古島・PALI GALLERYでの「CROSS MYAHK クロスミャーク 岡本恵昭 / 新城大地郎作品展 ― スディル宮古 の精神とこれから」展示の様子
本展は、11月に宮古島PALI GALLERYで行われた同展覧会の巡回展であり、1970年代の宮古島における祭祀行事を記録した岡本恵昭の写真と、彼の孫であるアーティスト・新城大地郎の絵画作品の展覧会です。今年6月、惜しまれながら87年の生涯を終えた岡本恵昭は、禅僧であり民俗学者として、宮古島の精神文化を生涯にわたり追い続けました。その記録は、島の宿命ともいえる「変化」に向き合う意義を、現代に生きる私たちへ問いかけます。
また、新城にとって沖縄本島での初となる作品展示では、PALI ギャラリーとは展示構成を変化させ、岡本の写真が印刷された和紙の上に墨のドローイングを施した作品シリーズ(2019年)を展示します。岡本の写真と並んだモノクロの世界からは、同じ沖縄といえども独自の文化を育む宮古の精神世界に、ひとくくりにできない琉球・沖縄を強く感じます。過去と現在を、父と孫それぞれの芸術表現を通してクロスオーバーする貴重な展覧会を是非ご高覧ください。
【新城 大地郎(Daichiro Shinjo)】
1992年沖縄・宮古島生まれ。静岡文化芸術大学卒
禅僧であり民俗学者でもある祖父を持ち、禅や仏教文化に親しみながら幼少期より書道を始める。禅や沖縄の精神文化を背景に現代的で型に縛られない自由なスタイルで、伝統的な書に新たな光を当てている。オールドファッションな書道を飛び越え、形式にとらわれない軽やかで、身体性、空間性を伴ったコンテンポラリーな表現を追求する。
2017年10月PlaymountainTokyoにて初個展「Surprise」、2018年TRUNK HOTELロビーのインスタレーション、2021年12月「JINEN」UNION SODA(福岡)、2023年10月に初の海外個展をロサンゼルスのALTA Gallery から行なった。「tricot COMME des GARCONS」21AW、「TAO COMME des GARCONS」23SSに作品が起用、2021年「HERMES 」制作のドキュメンタリーフィルム「 HUMAN ODYSSEY 」に出演。2022年5月「PALI GALLERY」を故郷の宮古島にオープンした。
「WALL_okinawa」オープン
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