山梨の人気名物“ほうとう”が食べられるお店8選

山梨の人気名物“ほうとう”が食べられるお店8選

更新日:2025/10/10

味噌の香りにだしの旨み、素朴な手打ち麺──つくり手の数だけ表情が変わる山梨のほうとう。旅の途中に立ち寄りたい一杯を求めて、甲府・河口湖・勝沼・山中湖の4エリアから8店を紹介します。

ほうとうとは?

小麦粉を水でこねて平たい麺に伸ばし、かぼちゃや根菜、きのこ、店によっては肉などと一緒に味噌仕立ての汁で煮込む、山梨の郷土料理です。打ち粉を付けたまま煮込むため汁にとろみが出るのが特徴で、鉄鍋で一人前ずつ出す店も多く見られます。通年で味わえますが、寒い季節はとくに人気です。生地に塩をほとんど用いない製法のため、一般的なうどんとは食感や仕立てが異なります。

エリア別の選び方

甲府

県庁所在地の甲府は選択肢が多く、甲府駅周辺や国道20号沿いにほうとう店が点在しています。電車・車いずれでもアクセスしやすく、観光や出張の合間にも立ち寄りやすいエリアです。土日や連休の昼どきは待ち時間が発生しやすいため、開店直後や14時台などのオフピークを選ぶと比較的スムーズに入店できます。店舗前や共用の駐車場を備える店も多く、車利用でも使い勝手がよいのが特徴です。

河口湖

観光需要が高く、多言語対応やキャッシュレス決済に対応した店が比較的揃っています。湖の景色を楽しめる店舗も多い一方で、連休の昼どきは待ち時間が長くなりがちです。通し営業の店(例:11:00~20:00 など)を選ぶと時間調整がしやすく、混雑ピークを外しやすくなります。これらの条件が揃いやすいため、家族連れや海外ゲスト同伴でも利用しやすいエリアといえます。

石和・勝沼

石和は温泉地、勝沼はワイナリーが集積するエリアで、温泉とワイン観光を組み合わせやすいのが特長です。ワイナリーや観光施設が点在し、駐車場付きの店舗も選びやすいため、車旅やグループでも動きやすい印象です。昼は観光、夜は宿泊者の需要があり、行程に合わせて立ち寄りやすいエリアです。ワイン巡りの前後に食事をとる場合は、量を調整できるメニューやハーフ設定の有無を目安にすると、ちょうどよい量感で楽しめます。

昇仙峡

渓谷散策や紅葉シーズンに人気のエリアで、行楽シーズンは混雑しやすいため、昼前後の時間帯に計画しておくと安心です。周辺の飲食店は季節や混雑状況により営業時間を調整する場合があり、通し営業ではない店も見受けられます。事前に当日の営業情報を確認し、駐車場の位置や収容台数も把握しておくとスムーズです。自然散策の後に熱々の鍋で温まりたい方に向いたロケーションです。

【甲府市徳行】ほうとう金峰

手打ち麺とダシにこだわったほうとうが味わえる

約50年の歴史を持つ、郷土料理店。北杜市産小麦粉で作る手打ち麺のほうとうは、甲州味噌を使用しているため、マイルドで味わい深い味が特徴です。さらにダシにもこだわっており、化学調味料は一切使わず、カツオ節、シイタケ、昆布などをたっぷり使っています。このほか「甲州牛コロッケ」やキングサーモンとニジマスを交配したブランド魚「富士の介」もおすすめ。山梨の地酒も豊富に取り揃えているので、ぜひ一緒に楽しんで。

【南都留郡富士河口湖町】名物ほうとう不動 河口湖駅前店

富士山麓の恵みがたっぷりつまったほうとうを堪能

富士急行河口湖線河口湖駅より徒歩すぐの場所にあるほうとうの名店。民芸調な雰囲気の店内で、味噌仕立てのダシで太めの自家製麺と富士山麓で育った野菜を一緒に煮込んだ自慢のほうとうが味わえます。河口湖駅の目の前なので、観光や電車を待つ合間にあんみつやおしることいった甘味が楽しめるのもうれしいポイントです。

【南都留郡富士河口湖町】名物ほうとう不動 東恋路店

数々のメディアで紹介された現代建築の建物でほうとうを食す

建築家・保坂猛が設計した雲のような外観が目印の「名物ほうとう不動 東恋路店」。自慢のほうとうは、太めの自家製麺を、時間をかけてとった秘伝のダシに特製味噌を加えた汁で煮込み、富士山麓で収穫されたカボチャや野菜をたっぷり入れて提供しています。汁の旨味が口に広がり、優しい味わいが特徴です。

【南都留郡富士河口湖町】名物ほうとう不動 河口湖北本店

自家製麺が踊る鉄鍋で、心も体もほっこり温まる

富士河口湖町で店舗を展開する、ほうとう専門店「名物ほうとう不動 河口湖北本店」。太めの自家製麺を、大鍋でじっくり取ったダシと特製味噌の汁で煮込み、富士山麓で収穫されたカボチャや野菜をたっぷり加えて仕上げています。一人に一つずつ供される大きな鉄鍋のほうとうは、旨味が口いっぱいに広がり、香りが鼻を抜ける優しい味わい。店内は、障子越しのやわらかな光に包まれる広々とした民芸調の和空間で、団体向けの席もあり大人数での利用にも対応しています。

【南都留郡富士河口湖町】名物ほうとう不動 河口湖南店

蔵造りの開放感で味わう、本場山梨の秘伝ダシ

河口湖周辺に店舗を展開する「名物ほうとう不動」の南店。自家製の太麺を秘伝のダシをきかせた味噌仕立ての汁で煮込み、旬の野菜をたっぷり加えたほうとうは、本場・山梨ならではの旨味と香りを楽しめる逸品です。店内は日本伝統の蔵造り風の造りで、高い天井から差し込む自然光が開放感あふれる空間を演出。穏やかな雰囲気の中でゆったりと食事を楽しめます。また、ほうとうや漬物をはじめ、河口湖の名産品やオリジナルグッズを販売するコーナーも併設しており、食事と合わせてお土産探しもできると好評です。

【甲州市勝沼町】ほうとう処 慶千庵

和の佇まいが印象的なほうとうの名店

中央自動車道・勝沼ICより車で約5分の場所に店を構える「慶千庵」では、自家製の味噌を使ったほうとうが味わえます。味の決め手となる味噌は、大きな釜で長時間かけて一から丁寧に仕込んでおり、スープは具材の味や食感を活かすための味付けに仕上げるこだわりぶりです。おすすめは、ほうとうに県内産のお米を使用した季節のご飯と小鉢や香の物、デザートが付いたボリューム満点の「慶千セット」。また、お土産用に辛味噌や、同じく手作りのジャムも販売しています。

【南都留郡富士河口湖町】本陣つかさ

地元食材を使った多彩なメニューが揃う

創業当時から変わらず地元伝統のそばやうどん、定食などが味わえる老舗郷土料理店。山梨の郷土料理のほうとうのほか、春(4~6月)は採れたての山菜、秋はキノコ、冬はワカサギなど、地産品をふんだんに使った料理がいただけます。ほか、本栖湖周辺で捕獲した鹿を使用した「鹿カレー」といった鹿料理も人気メニューです。

【南都留郡山中湖村】郷土料理 庄ヤ

かぼちゃのほうとうが付く「庄ヤセット」が看板メニュー

山中湖畔に店を構える老舗郷土料理店。霊峰富士を背に、暖炉を囲む和の趣ある店内から望む絶景とともに、自慢のほうとうを楽しめます。数種類の小麦粉を使用した麺を富士山の伏流水で練り上げたほうとうは、オリジナル味噌スープが好評。看板メニューの「庄ヤセット」には、かぼちゃのほうとうやワカサギのフライなどが付き、ボリューム満点です。ほかにも、石臼挽きそばを使った人気の「天ざるそば」山梨名物の馬刺し天丼セットなど多彩な郷土の味が揃っています。

よくある質問

Q. 量は多い?

A.一般的にボリュームは多めです。小食の方はハーフや小サイズの有無を事前に確認すると安心です。お店によってはシェアも可能です。

Q. 辛味・カレー味はある?

A. 卓上の唐辛子や山椒で辛さを調整できる店が一般的です。カレーほうとうを提供する店舗もあるため、スパイシーな味がお好みの方は選択肢に入れてみてください。

Q. 通し営業の店は?

A. 観光地エリア(とくに河口湖)には、昼休みなしで営業している店もあります。14~16時などのずらした時間帯に来店しやすく便利です。営業日や営業時間は季節で変わる場合があるため、当日は公式情報のご確認をおすすめします。

Q. 子連れでも大丈夫?

A. 座敷席・子ども椅子・広めの駐車場がある店だと安心です。熱々の鍋はテーブル中央に置き、取り分けて冷ましてから召し上がってください。取り皿やスプーンの用意も確認しましょう。

Q. 価格帯はどれくらい?

A.相場は1,000~1,600円前後です。肉・きのこ増しや季節限定は高めになることがあります。

Q. ベストな時間帯は?

A. 混雑回避は開店直後か14時台。繁忙期は駐車場満車→待機が起こりやすいので、予備のお店も用意しておきましょう。

おわりに

山梨を訪れたら一度は食べておきたい定番グルメ・ほうとうを紹介しました。平たく太い麺は食べ応え十分。野菜もたっぷり使用しているので栄養も抜群です。ぜひ現地で本場の味を楽しんでみませんか。

旅色編集部 なかしま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかしま

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