
更新日:2026/06/12
豊臣秀吉・秀長に思いを馳せるお城巡り!ゆかりの地も紹介する歴史旅13選
今話題のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」。ドラマで描かれている、秀吉とその弟・秀長にゆかりのあるお城を巡る旅を、時代ごとに取り上げます。秀吉といえば大阪城のイメージがあるかもしれませんが、秀吉が初めて城主となった城や、戦において重要な役目を果たした城など、ゆかりのある城は10カ所を超えます。今回は、城に加えてふたりに関連するスポットを巡る旅もご紹介。大河ドラマをご覧の方はもちろん、視聴していない方や歴史にあまりなじみがない方でも満足できるプラン13選となっています。豊臣兄弟が活躍した時代に思いを馳せながら、お好みの歴史旅を楽しんでみてください。
この記事の目次
- 豊臣秀吉と秀長にゆかりの城巡り旅の魅力
- ①【岐阜県・墨俣一夜城】わずか一夜で築いた城で、類まれな奇才に驚愕!
- ②【滋賀県・長浜城】初めて城主として過ごした居城から、城下の絶景を眺める
- ③【兵庫県・姫路城】出世の足掛かりとなった城で、世界遺産の建築美に触れる
- ④【大阪府・大坂城】天下統一の拠点となった巨城で、歴史ロマンに浸る
- ⑤【和歌山県・和歌山城】秀吉が設計!秀長が築城し初代城主となった城へ
- ⑥【奈良県・大和郡山城】秀長が百万石へと拡大した居城とその足跡を辿る
- ⑦【神奈川県・石垣山城】秀吉が築城したもう1つの一夜城。伝説の山城へ登る
- ⑧【京都府・伏見桃山城】水陸交通の要衝として機能した、秀吉の隠居城へ
- ⑨【京都府・宝積寺】秀吉vs.光秀「山崎の戦い」の本陣へ。熱き戦いに思いを馳せる
- ⑩【京都府・高台寺】:正室・ねねの思いに触れる。秀吉の冥福を願い建立した禅寺へ
- ⑪【京都府・醍醐寺】秀吉一世一代の催し、豪華絢爛な「醍醐の花見」の舞台へ
- ⑫【兵庫県・有馬温泉】9回も湯治に!?秀吉が愛した名湯で癒やされる
- ⑬【奈良県・吉野山/吉水神社】5,000人が参加!5日間続いた「吉野の花見」の本陣へ
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豊臣秀吉と秀長にゆかりの城巡り旅の魅力

日本で初めて天下統一を成し遂げた豊臣秀吉。そして秀吉の政治において片腕的存在ともいえる弟・秀長。ふたりにゆかりのある城は大変多く、城巡りをするとさまざまな場所を訪れる楽しさがあります。また、それぞれの城を前に当時に思いを馳せれば、戦国時代へタイムスリップしたような体験もできるでしょう。
今回取り上げる城や秀吉・秀長ゆかりの地は、王道スポットだけではありません。「あまり歴史に詳しくないので有名どころから」「あえて知らないところから尋ねてみよう」と、興味によって選んでOK。歴史を順に追うのもわかりやすくて良いでしょう。旅をともにするパートナーがいるなら、ふたりの気になる場所をスタートにすると満足度UPに。城をはじめ、秀吉や秀長ゆかりの地には、有名な定説や知る人ぞ知る逸話も残っており、旅をしながら学びが得られるのも城巡り旅の魅力。出発前に少し歴史を調べてから訪れると、より満足度の高い旅となるのでおすすめです。
豊臣秀吉・秀長ゆかりの城へ
木下藤吉郎時代に関わったとされる「墨俣一夜城」、初めて一国一城の主となった「長浜城」。また、中国攻めの拠点となった「姫路城」、天下統一の拠点「大坂城」なども。秀長の居城である「大和郡山城」、そして秀吉最期の地「伏見城」まで、時代を追ってご紹介します。
①【岐阜県・墨俣一夜城】わずか一夜で築いた城で、類まれな奇才に驚愕!

木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)が、1566(永禄9)年にたった一夜で築いた城と伝わる「墨俣一夜城」へ訪れるプランです。館内の歴史資料館では、秀吉が天下人へ至るまでの足跡を映像などで学べます。近くの「太閤出世橋」「出世ひょうたん」にも足を運ぶと、秀吉の出世にあやかれるかもしれません。橋は秀吉の馬印・ひょうたんをモチーフとした飾りがあるスポットなので、どこにあるのか探す面白味も。梅雨時期に合わせて出かけると、「犀川堤(さいかわつつみ)のあじさい街道」で約3,800本のあじさいが咲き誇る姿が観賞できます。
②【滋賀県・長浜城】初めて城主として過ごした居城から、城下の絶景を眺める

城巡りに加えてグルメやショッピングまで欲張りたい、母娘旅にピッタリなプランがこちら。「佐川美術館」で日本トップクラスの巨匠たちのアートに触れたあと、「長浜市長浜城歴史博物館」へ。長浜城は秀吉が1573(天正1)年に初めて築いた城として知られています。模擬天守の城内を利用した博物館最上階は琵琶湖の絶景スポットとしても人気! ガラスアートエリア「黒壁スクエア」で買い物やガラスづくり体験など、女子心を満たす1日となっています。
③【兵庫県・姫路城】出世の足掛かりとなった城で、世界遺産の建築美に触れる

世界遺産に興味がある方にイチオシのプラン。美しい白漆喰の見た目から「白鷺(しらさぎ)城」とも呼ばれる「姫路城」を訪れます。日本初のユネスコ世界文化遺産として名高い「姫路城」ですが、じつは秀吉と縁が深い城でもあります。1581(天正9)年、秀吉が織田信長の中国攻めを任された際、この城を拠点とし、そのあと出世の道を歩んだことから「出世城」という別名が。城から徒歩10分の場所にある庭園「好古園(こうこえん)」もまた見ごたえのあるスポットなので、ぜひ天気の良い日程で出発しましょう。
④【大阪府・大坂城】天下統一の拠点となった巨城で、歴史ロマンに浸る

1583(天正11)年、秀吉が現・大阪府に築いた「大坂城(大阪城)」をスタートに王道の大阪観光ができるプランがこちら。秀吉は天下統一の拠点として「大坂城」を築くとともに、見事大業を成し遂げて天下人となりました。石垣や大手門など重要文化財も残る場内をゆっくりと巡ったら、昭和レトロな「新世界」や大阪のシンボル「通天閣」の散策へ。「道頓堀」の「元祖串かつ だるま 道頓堀店」で大阪名物の串カツを味わえば、大阪を満喫する充実の1日となるでしょう。
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⑤【和歌山県・和歌山城】秀吉が設計!秀長が築城し初代城主となった城へ

こちらは、ドライブデートとして出かけるのにおすすめのプランです。まずはイタリアで長年修業を重ねたシェフが営む「トラットリア イ・ボローニャ」で、美食の都ピエモンテの料理を堪能。食後は、秀吉の命により、1585(天正13)年に弟・秀長が築いた「和歌山城」へ立ち寄ります。天守の最上階からは和歌山市街が一望できますよ。極彩色の社殿が美しい「紀州東照宮」や名勝「養翠園」も巡り、夜は「鮨藤左ヱ門 別館 輝」で握り寿司のコースを堪能しましょう。
⑥【奈良県・大和郡山城】秀長が百万石へと拡大した居城とその足跡を辿る

「お城だけでなく、大河ドラマゆかりの地を巡りたい」方におすすめのプランがこちら。1585(天正13)年から、秀吉の弟・秀長が居城とした「大和郡山城(郡山城)」を訪ねます。秀長が建立した「洞泉寺(とうせんじ)」、秀長が「大和郡山城(郡山城)」の守護神と定めた「源九郎稲荷神社」など、1日かけて秀長の足跡を辿ります。途中、総勢200匹以上の金魚と出会える「金魚ストリート やなぎまち商店街」や、創業400年を超える老舗和菓子店「本家菊家」もお楽しみに。「本家菊家」の初代は、秀吉に鶯餅を献上した名誉ある歴史を持ちます。これがいつしか“城の入り口で売られる餅”ということで「御城之口餅(おしろのくちもち)」として銘菓になったそう。
⑦【神奈川県・石垣山城】秀吉が築城したもう1つの一夜城。伝説の山城へ登る

城好きにおすすめの、1日に2つの城を巡れるプランがこちらです。1つ目は、後北条氏が築いた“難攻不落”の城郭で歴史に名を刻む「小田原城」へ。天気が良ければ、このあと訪れる「石垣山城」が天守から望めるかもしれません。2つ目の城として足を運ぶ「石垣山城」は、秀吉が1590(天正18)年の小田原征伐の際に、関東で初めて総石垣で築いた城。築城には約3~4万人も動員し、たった3カ月ほどで完成したといわれます。岐阜県の「墨俣一夜城」と並んで「一夜城」の別名を持っています。
⑧【京都府・伏見桃山城】水陸交通の要衝として機能した、秀吉の隠居城へ

こちらのプランは、お酒好きな女子旅としてもおすすめ。1597(慶長2)年頃から秀吉が晩年を過ごした「伏見桃山城」を拠点に、酒処・伏見の風情ある街並みを散策します。 現在のお城は、1964年に建てられたもので江戸時代当時の姿とはまったく異なりますが、外観を見るだけでもどこか迫力を感じられはず。見学後は、「月桂冠(げっけいかん)大倉記念館」で酒造りの歴史に触れながら利き酒を。「キザクラカッパカントリー」では出来たてのクラフトビールを味わいましょう。酒蔵や柳が揺れる水辺が眺められる「十石舟(じっこくぶね)」の船旅もできる、風情あふれる日帰りプランです。
豊臣秀吉ゆかりのスポットへ
天王山で明智光秀を討った「山崎の戦い」の舞台や、派手好きな秀吉が大規模な花見を開催した「醍醐寺」「吉野山」は外せません。また、秀吉がこよなく愛した「有馬温泉」、正室・ねねが秀吉の冥福を祈るために建立した「高台寺」も。秀吉ゆかりのスポットをご紹介します。
⑨【京都府・宝積寺】秀吉vs.光秀「山崎の戦い」の本陣へ。熱き戦いに思いを馳せる

アート鑑賞も楽しむ母娘での日帰りドライブ旅に、こちらはいかがでしょうか? 秀吉が1582(天正10)年の「山崎の戦い」で本陣を構えた「宝積寺」を訪れます。「山崎の戦い」は、織田信長を討った明智光秀の軍勢と秀吉の軍が激突した有名な合戦。境内には秀吉ゆかりの「出世石」など見どころがたくさん。学問の神様・菅原道真公を祀る「長岡天満宮」や、紅葉の名所「光明寺(こうみょうじ)」なども巡ります。ランチタイムには老舗日本料理店「うお寿」へ。地元・乙訓の名産の京タケノコをくり抜いた看板料理「竹の子姿ずし」を味わってみましょう。
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⑩【京都府・高台寺】:正室・ねねの思いに触れる。秀吉の冥福を願い建立した禅寺へ

こちらは、京都の歴史と話題のスポットを楽しめる、家族旅行や友人との旅におすすめのプラン。まずは、国内最大規模の没入型ミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」でデジタルアートを全身で体験! そのあと、京都最古の禅寺「建仁寺」や、秀吉の正室・ねねが秀吉を弔うため、1606(慶長11)年に建立した「高台寺」、京町家が並ぶ「祇園白川」を散策します。「MACCHA HOUSE 抹茶館 京都清水産寧坂」では、老舗「森半」の宇治抹茶を使ったスイーツも堪能できますよ。
⑪【京都府・醍醐寺】秀吉一世一代の催し、豪華絢爛な「醍醐の花見」の舞台へ

こちらのプランは、京都でのんびりパワーチャージしたい一人旅におすすめ。旅のスタートは、秀吉が復興し、のちに桜の名所となった世界遺産「醍醐寺」。1598(慶長3)年に秀吉が催した「醍醐の花見」は大変豪華で、歴史上ほかに例を見ない宴だったといわれています。秀吉が天下取りに満足して建立したという「満足稲荷神社」ではご利益を授かりましょう。白川沿いの「丹 tan」での和食ランチや「京都生ショコラ オーガニックティーハウス」で休みながら、心もお腹も満たされる日帰りプランです。
⑫【兵庫県・有馬温泉】9回も湯治に!?秀吉が愛した名湯で癒やされる

こちらは、温泉デートやカップル・夫婦での日帰り旅にピッタリのプランです。秀吉が1583(天正11)年に戦の疲れを癒やしに寄った「有馬温泉」へ赴きます。秀吉は9度も湯治に訪れ、有馬の直轄地化も進めました。まずは有馬温泉の守護神を祀るパワースポット「湯泉(とうせん)神社」を参拝。秀吉にちなんで名づけられた「有馬温泉 太閤の湯」で、金泉・銀泉を堪能しましょう。ほかにも秀吉ゆかりの「瑞宝寺(ずいほうじ)公園」の散策や「ARIMA BREWERY」のクラフトビールも楽しみます。
⑬【奈良県・吉野山/吉水神社】5,000人が参加!5日間続いた「吉野の花見」の本陣へ

桜のシーズンに、歴史旅とお花見を兼ねて出かけたいときにおすすめのプラン。例年4月上旬に約3万本の桜が山を染め上げる「吉野山」を訪れ、1594(文禄3)年に秀吉が花見の本陣とした「吉水神社」にも足を延ばします。境内からは、「一目千本(ひとめせんぼん)」と伝わる桜の壮大な景色が広がります。また、書院は日本最古の書院造りとしてユネスコ世界遺産に登録されているのでこちらも必見です。旅のお土産には、吉野名物「柿の葉寿司 やっこ」の「柿の葉寿司」はいかがでしょうか?
豊臣秀吉ゆかりの城は全国各地に!「次はどこへ?」

豊臣秀吉や秀長にゆかりのある城は、大阪の「大坂城」や京都の「伏見桃山城」、岐阜の「墨俣一夜城」など有名どころだけではありません。今回ご紹介したスポットにひとつ訪れれば、「次はどの城を目指そうか?」と気になってしまうはず。ぜひ興味の赴くままに、次の旅も計画してみてくださいね。また、お城やゆかりのある場所に加え、城の名前の由来なども少し調べながら旅を計画すると、満足度がアップします。お城周辺の観光も楽しみながら、そして楽しく学びながら、豊臣兄弟の軌跡を辿ってみましょう。
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記事企画・監修:旅色編集部 みつい
ライター:peekaboo
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