《熊本編》
温泉街の中心部から徒歩で約7分と少し離れた、周囲に田んぼが広がる落ち着いた環境が自慢の温泉宿。草木に囲まれた露天風呂と、木の温もりを感じる内湯で、湯の香漂う天然の硫黄泉を満喫できる。肌に優しくやわらかい泉質が、心と体を癒してくれそう。時折浮く湯の華が、温泉情緒をより一層高めてくれる。客室は全室南向きで、日当たり良好だ。耳をすませば鳥のさえずりが聞こえ、豊かな自然を身近に感じられる。3階建てで、エレベータがないので、階段の上り下りをしながら宿の風情に浸りたい。
最近の温泉宿では、湯殿や温浴設備に力を入れ、ゴージャスな湯浴みを堪能できる施設も増えています。宿の立地を活かした風呂では、大海原に沈む夕日を眺めながらの湯浴みを楽しめたり、大自然のなか、大切な人と満天の星を見上げながらの湯浴みをできたりと、シチュエーションもロマンチック。また、貸切風呂では、湯殿のほかにゆっくり休める専用リビングがあったり、サウナや岩盤浴が付いていたりする贅沢な施設もありますよ。