【2024年:京都】土用の丑の日はいつ?おすすめのうなぎ店と食べる理由を紹介

【2024年:京都】土用の丑の日はいつ?おすすめのうなぎ店と食べる理由を紹介

更新日:2024/07/17

夏の風物詩として親しまれている「土用の丑の日」。江戸時代の学者・平賀源内が提案したことから、暑さを乗り切るためのスタミナ食として、うなぎを食べる風習が定着したといわれています。

今回は、そんな土用の丑の日に食べたい、京都のうなぎの名店を6軒紹介します。グルメの宝庫でもある京都では、腹開きにして蒸さずに焼く「地焼き」と呼ばれる伝統的な関西風の焼き方のほか、白焼きしたものを蒸してから再び焼く関東風の焼き方で提供するお店も豊富。それぞれのお店のこだわりの焼いた美味しいうなぎが味わえます。

2024年の「土用の丑の日」は7月24日。今年はは盆地特有の暑さが本番を迎える京都で、スタミナたっぷりのうなぎを食べてみてはいかがでしょうか?

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【京都市東山区】いもぼう平野家本店

山海の幸でつくられる「いもぼう」とうなぎのコラボレーション

四季折々の景観が楽しめる円山公園内に佇む京料理の名店山の幸「海老芋」と海の幸「棒鱈」を炊き合わせた、300年以上続く京名物「いもぼう」発祥の店です。さまざまなセットや御膳メニューがあるなかで、うなぎがいただけるのは、数種類の小鉢とお吸い物が付いた「うなぎ丼セット」追加料金1,100円で「いもぼう」を付けることもできます。香ばしく柔らかなうなぎと、ここでしか味わえない「いもぼう」をじっくりと堪能してください。

【京都市中京区】京極かねよ

ふわふわの卵に隠れたうなぎを味わう

明治時代創業のうなぎ料理専門店。背開きにしてから白焼きにし、蒸したあと創業当時から継ぎ足して使い続けるタレに絡めて味わう極上のうなぎが看板です。豊富なメニューのなかで人気No.1は、ふわふわの京風玉子焼きで覆われた「きんし丼」。丼からはみ出るほどの大きな卵は、冷めにくくするためのひと工夫で、最後まで美味しくいただけます。このほか、定番の「うなぎ丼」、「う巻」、うなぎの入った「茶碗蒸し」など、うなぎ料理が多数。木造建築の歴史ある店内で、その味わいを堪能しましょう。

【京都市東山区】土井活鰻 祇園八坂店

関西風に焼き上げた肉厚のうなぎが自慢

伏見稲荷で人気のうなぎ料理専門店の2号店。川魚の卸売業をしていたという店主が厳選したうなぎを店内でさばいて串打ちし、炭火で焼き上げた、関西風のうなぎがいただけるお店です。メニューは、うなぎ一匹をまるごと乗せた「極上一匹重」一品で三度美味しい「ひつまぶし」さまざま調理法でうなぎを堪能できる「うなぎづくし定食」など豊富。脂ののった肉厚のうなぎをお好みの食べ方で味わえます。落ち着いた雰囲気の店内は、テーブル席のほか、小上がりの座敷席を完備しているので、お子さん連れもゆっくりと寛げます。

【京都市下京区】鰻壽

貴重な国産うなぎをすき焼きで

うなぎ料理では珍しい「名物うなぎのすき焼き」 がいただける「鰻壽(うなじゅ)」。こだわりのすき焼きは、厳選した国産うなぎに特製のダシを合わせ、季節の野菜や豆腐、ご飯とともに味わう看板メニューです。前日までの予約でのみ提供しているので、事前の連絡をお忘れなく。より気軽にうなぎを食べたい方は、ランチメニューもおすすめ。リーズナブルにうなぎを楽しめる「ミニうな丼」「鰻の卵とじ丼」「鰻の柳川鍋」などを用意しています。観光の合間にふらりと訪れてみてはいかがでしょうか?

【京都市伏見区】土井活鰻 伏見稲荷店

関西風のうなぎの美味しさを堪能

リーズナブルな価格で本格的なうなぎを味わえる、うなぎ専門店。川魚卸売業の経験を持つ店主が厳選して仕入れた上質なうなぎを、関西風に皮はパリッと、身はふっくらと炭火で焼き上げます。定番は、並・上・特上から選べる「うな重」。このほか、一匹丸ごと使った「極上一匹重」3つの味が楽しめる「ひつまぶし」などがいただけます。伏見稲荷大社からほど近い場所にあるので、観光途中にぜひ立ち寄ってみてください。

【舞鶴市】浜名湖鰻 うな鶴

浜名湖産のうなぎを丁寧に焼き上げる

西舞鶴の一角でうなぎとお酒が楽しめる「浜名湖鰻 うな鶴」。浜名湖産にこだわった上質なうなぎを、蒸してから秘伝のタレと炭火で焼き上げる関東風の調理方法で堪能できます。注文が入ってから調理するので、待ち時間には肝焼きや骨せんべいをつまみに、店主セレクトの舞鶴の地酒を味わうのがおすすめです。また、土日祝日限定・数量限定でうなぎと和牛の炭火焼ステーキをご飯とあわせた「鰻×牛」を提供しています。ご飯にかかったうなぎのタレ、肉の自家製玉ねぎソースが食欲をそそる逸品です。

今年の「土用の丑の日」は京都でうなぎを堪能しよう

うなぎはスタミナをつけるための日本の食文化の一部。今年の「土用の丑の日」は歴史と伝統の街・京都ので、うなぎの豊かな味わいを楽しみながら、夏を乗り切ってみてはいかがでしょうか? ぜひこの記事をお店選びの参考にしてくださいね。

旅色編集部 いたがき

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記事企画・監修:旅色編集部 いたがき