自然の恵みたっぷり!旬の食材ナメタガレイ(ババガレイ)
- ジャンル
- 魚介
肉厚でボリューム抜群。美容にもよい高級魚
肉厚な白身のナメタガレイは、淡白ながら甘みもあり、旬の時期には脂ものって美味。高級魚として扱われており、特に子持ちは珍重される。体表が粘液でぬるぬるとしているのが特徴。高タンパク・低脂肪で肌にいいコラーゲンも含まれる、女性にうれしい魚。
- 旬の食材カレンダー
- 12月、1月、2月、3月
- 主な品種・ブランド
- なし
- 主な産地
- 県内全域
この時期のおすすめナメタガレイの煮付け
締まった身の甘み際立つ煮付け
淡白でクセのない白身は、塩焼きや唐揚げなどどんな料理にも合うが、ナメタガレイを食べるなら煮付けが一番。その味はカレイの中でも最高級といわれるほど。煮ることで締まった厚い身は弾力を持ち、甘みが際立つ。子持ちであれば、濃厚な卵も同時に味わえる。
- 美味しい豆知識
- エンガワや皮にコラーゲンを多く含むナメタガレイの旨味が凝縮された煮汁は、煮こごりにして余すところなく食べたい。
自然の恵みたっぷり!旬の食材じゅんさい
- ジャンル
- 野菜・果物
清らかな水が育む「食べるエメラルド」
清らかな淡水の沼に生息する水草で、ゼリーのようなぬめりで覆われた特長的な新芽が食用として摘み取られる。独特のつるりとしたのどごしとぷりぷりの食感が楽しめ、また、ポリフェノールや水溶性食物繊維が多く含まれており、低カロリーでヘルシーな食材だ。
- 旬の食材カレンダー
- 5月、6月、7月
- 主な品種・ブランド
- 森岳じゅんさい
- 主な産地
- 山本郡三種町
この時期のおすすめ稲庭うどん
ほどよい太さでするりと入る名物うどん
四国の讃岐うどん、名古屋のきしめんなどとともに、全国的に知られている稲庭うどん。江戸時代、地元産の小麦で作られた干しうどんが藩の御用を賜り、長く伝えられ、現在の形に至ったという。細めながらコシの強い麺は、舌触りも喉ごしも格別だ。
- 美味しい豆知識
- 2本の棒の間を八の字を描いて手延べされる稲庭うどん。切れ端や、短く折れたものを刻んで「稲庭喜利うどん」として食べる地域も。
自然の恵みたっぷり!旬の食材あきたこまち
- ジャンル
- 穀物
秋田の風土が育む、美味しいお米の代名詞
米の収穫量が全国で3位の秋田県で、たくさんある品種の中でも、人気・知名度ともにNO.1の地位を誇るブランド米が「あきたこまち」だ。秋田美人のような、色が白くふっくらとした炊き上がりが特長で、着物姿の女性を使用したパッケージで親しまれている。
- 旬の食材カレンダー
- 10月、11月、12月
- 主な品種・ブランド
- なし
- 主な産地
- 県内全域
この時期のおすすめとんぶりの酢の物
独特の食感があとをひく、不思議な食材
とんぶりは、その見た目や歯触りから別名「畑のキャビア」とも呼ばれているほうき草の実で、血圧を下げる働きがあるとされるサポニンを多く含む。酢の物にして食べると、プチプチとした独特の食感とさわやかな酸味が口いっぱいに広がる。
- 美味しい豆知識
- クセがなく淡泊な味は、ナガイモや納豆と混ぜ合わせたり、サラダのトッピングとしても美味しく食べることができる。
自然の恵みたっぷり!旬の食材ハタハタ
- ジャンル
- 魚介
いくら食べても飽きない秋田名物の代名詞
冬の大シケで海温が下がるこの時期、底引き網漁で大量にとれるのがこのハタハタ。プチプチとした弾力のある「ブリコ」と呼ばれる卵を抱えたメスも、とろりとクリーミーな白子のあるオスも捨てがたい。焼き魚はもちろん、鍋物や寿司などで新鮮な味わいをぜひ。
- 旬の食材カレンダー
- 11月、12月、1月
- 主な品種・ブランド
- なし
- 主な産地
- 八森沖ほか県内沿岸全域
この時期のおすすめしょっつる貝焼き
秋田のうまいものが貝殻の上に大集合
ハタハタやイワシなどの魚で作る魚醤を指す「しょっつる」。旨味が凝縮されたこの調味料を使い、ぜひ味わいたいのが「貝焼き」だ。ホタテの大きな貝殻を七輪にかけ、野菜やハタハタなど地元の冬の幸をのせていく。鍋物とはひと味違った風流な一品だ。
- 美味しい豆知識
-
アジア料理でも見かけるしょっつる。漢字では「塩魚汁」と書く。ハタハタのみで作られているしょっつるは、意外と希少だとか。