【秋田から車で1時間】日帰りで絶景や名産を楽しめるスポット10選

【秋田から車で1時間】日帰りで絶景や名産を楽しめるスポット10選

観光・カルチャー

2024/08/22更新

“雪国”のイメージが強いかもしれませんが、四季の移ろいとともに景色もはっきりと変わり、さまざまな魅力を見せてくれるのが秋田県です。海や山、川などの豊かな自然に囲まれ、年間を通してその土地ならではの文化・風習が楽しめるお祭り・イベントが各地で開催されています。本記事では、秋田から1時間台のドライブでアクセスできるおすすめスポット10選を紹介。名湯を堪能できる温泉地や、ひとりで訪れたい穴場スポット、子どもが喜ぶ観光地など、どこも外せない名所ばかりです。また、その土地ならではの名産品を取り扱う道の駅もピックアップしています。車窓から見える絶景を楽しみながら、目的地までのドライブを満喫してくださいね。

由利本荘

由利本荘(ゆりほんじょう)エリアは、秋田市より南へ1時間弱ほどのドライブで到着します。秋田県の南西部に位置するエリアです。なお、由利本荘の西側は日本海に面しており、海沿いには泉質が異なる温泉が点在しています。タイミングが合えば、日本海に沈む美しい夕日を眺めながらの入浴が可能。絶景温泉で心身ともにリフレッシュしたい方は、ぜひドライブで訪れてみてください。

【由利本荘】元滝伏流水

平成の「名水百選」に選定されている風光明媚な伏流水

滝のようにも見えますが、鳥海山(ちょうかいざん)から噴出した溶岩の中からの湧水がつくる伏流水(ふくりゅうすい)です。年間を通して湧水の水温は低く、夏は周囲との気温差により霧が生じます。まるで溶岩が霧に浮かんでいるようにも見えるその風景は幻想的です。伏流水の落差は約5mですが、インパクトは抜群。自然がつくりあげた景観美に、心癒やされること間違いなしです。

【由利本荘】道の駅 東由利

温泉・食事処・ショッピングセンターなどが勢ぞろい

道の駅 東由利(ひがしゆり)は。温泉と食事が目的のドライブにぴったりな道の駅。併設されている「黄桜温泉 湯楽里(ゆらり)」は、浴場にはジェットバスやジャグジー、サウナ、水風呂などの設備が充実しています。また、温泉に隣接したレストランでは、地元の特産や旬の素材を使った料理の数々を堪能することも可能。1カ所で買い物や入浴、食事を楽しめるため、時間を忘れて一日が過ごせそうです。

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田沢湖・角舘

田沢湖・角舘(たざわこ・かくのだて)エリアは、秋田市より1時間ほどのドライブで到着します。秋田県の東部中央に位置し、岩手県に隣接するエリアです。大仙市(だいせんし)で8月に実施される「大曲の花火 全国花火競技大会」は、全国的にも有名な夏の風物詩です。田沢湖エリアは、日本で最も水深が深いカルデラ湖の田沢湖が有名。角館エリアは“みちのくの小京都”と呼ばれ、武家屋敷や商家などによる町並みが残り、桜や紅葉などで彩られると風情ある景観を織りなします。

【田沢湖・角舘】田沢湖

さまざまなアクティビティが楽しめる瑠璃色の湖

水深423.4mと、日本一深い湖で知られる田沢湖。なんといっても見どころは、明るい日の光に照らされた美しい瑠璃色の湖面です。移りゆく自然の中で静かに佇み、神秘的な雰囲気を醸し出しています。なお、湖畔には、歴史ある旧跡やキャンプ場などのレジャースポットが充実。豊かな自然の中で、さまざまなアクティビティが楽しめるのも魅力です。

【田沢湖・角舘】道の駅 なかせん

杜仲の葉に代表される地元自慢の品々が並ぶ道の駅

大仙市(だいせんし)産の杜仲(とちゅう)の葉を使った、さまざまな名産を取り扱う道の駅です。大仙市は寒暖差が大きく、良質で甘みの強い杜仲の葉を使ったお茶が、お子さんから年配の方まで大人気の逸品。そのほかにも朝採り野菜や地元自慢の加工品、珍しい土産物などが所せましと並んでいます。休憩室が完備されており、ドライブ休憩で立ち寄るのにぴったりのスポットです。

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男鹿・能代・白神

男鹿・能代・白神(おが・のしろ・しらかみ)エリアは、秋田市より1時間前後のドライブで到着します。秋田県の北西部に位置し、青森県と隣接するエリアです。日本海にも面しており、男鹿半島や能代エリアの海岸線をドライブすれば、雄大な海が見られます。男鹿エリアには、男鹿半島の最北端にある入道崎(じゅうどうざき)など自然を堪能できるスポットと、100体以上のなまはげ面が見られるなまはげ館があります。能代エリアには、日本最大級の松林である風の松原や、1300年以上の歴史を持つ銀杏山(いちょうさん)神社などが見どころです。 白神エリアには、秋田県と青森県にまたがる約13万ヘクタールの広大な山地帯、白神山地や、滝つぼの形が珍しい銚子の滝などの自然による名勝が点在します。名産は、魚醤のしょっつる、はたはた寿司、紅ズワイガニ、タラ、みょうが、白神ねぎなど。

【男鹿・能代・白神】入道崎

雄大な日本海と空が広がる岬

入道崎(にゅうどうざき)は、男鹿(おじか)半島の最北端に位置する絶景スポット。雄大な日本海と、どこまでも続きそうな空が見渡す限り広がり、穏やかな時間が過ごせるスポットとなっています。入道崎を象徴する灯台は「日本の灯台50選」にも選定。灯台の上から眺める絶景が、ドライブで訪れた人々の心を癒やしています。

【男鹿・能代・白神】大沼湿原

高山植物の宝庫として知られる湿原

岩手県と秋田県の両県にまたがるドライブウェイ「八幡平(はちまんたい)アスピーテライン」の途中にある美しい湿地帯。こちらでは、ミズバショウやワタスゲといった、春の訪れを知らせる高山植物の群生が多数見られます。すぐそばにはキャンプ場もあり、大自然の中で自由な時間を味わうことが可能。遊歩道が整備されているため、車から降りて散策するのにもぴったりです。

【男鹿・能代・白神】道の駅 大館能代空港

数少ない空港に隣接する道の駅

国内では数少ない空港に隣接する道の駅です。大館能代(おおだてのしろ)空港内には世界自然遺産の白神(しらかみ)山地に連なる山々を眺望できるレストランや、おつまみ付きの地ビールが楽しめるオープンカフェ、地元の名産・工芸品を販売するお土産ショップなど、バラエティー豊かな設備が充実。8が付く日には、本物の秋田犬がお出迎えしてくれる珍しいサービスもあります。

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横手・湯沢

横手・湯沢エリアは、秋田市より1時間強のドライブで到着します。秋田県南東部の内陸に位置し、岩手県、宮城県、山形県と隣接するエリアです。みちのく五大雪まつりのひとつとされる「横手かまくら」や、民族行事として古い歴史を持つ「犬っこまつり」など、冬を代表するさまざまなお祭りが両エリアで開催されています。また、稲庭うどんの発生の地でもある両エリア。横手エリアは、秋田の魅力が詰まったテーマパークの秋田ふるさと村 Kamakulandや、マイナス10度に保たれた館内で、かまくらを1年中体験できる横手市ふれあいセンターかまくら館、原画を20万枚以上収蔵する横手市増田まんが美術館などのユニークなスポットが点在します。湯沢エリアは、日本三大霊場のひとつである川原毛(かわらげ)地獄が有名です。また小安峡(おやすきょう)大噴湯や秋の宮温泉郷などの山深いところに秘湯があり、自然の中で湯浴みを楽しめます。水源が豊かなところでもあり、登録文化財に指定されている両関酒造などの酒蔵が集まる酒造りが盛んな町です。

【横手・湯沢】小安峡 大噴湯

大噴湯から露出する湯けむりが漂うスポット

皆瀬川の急流が、長い年月をかけて両岸を浸食してできたV字谷。なかでも話題を集めるのは、熱湯と蒸気が地熱貯留層の亀裂から勢いよく噴出する、大噴湯(だいふんとう)です。特に大噴湯へ続く遊歩道では蒸気の迫力を間近で感じられ、ここでしか見られない風景が堪能できます。新緑や紅葉の名所でもあり、大奮闘からは湯けむりが漂い、そのさまは自然美による絶景! なお遊歩道は冬期通行止めとなるため、そばにかかる河原湯橋の上から眺めるのがおすすめです。

【横手・湯沢】道の駅十文字

名物ヤギに出合える道の駅

秋田市内からお子さん連れでドライブするなら、こちらもおすすめしたいスポットのひとつ。農産物販売施設やレストランに加え、遊具が整備されているほか、名物ヤギといったかわいい動物にも出合える道の駅です。もちろん旬の地元野菜や果物、いぶりがっこといった加工品の品揃えも豊富。地元の雰囲気を味わいながら、お子さんがのんびりとした時間を過ごせそうです。

【横手・湯沢】道の駅さんない

地元自慢の食材や木製品製造が体験できる道の駅

新鮮な野菜や果物、山菜のほかに、地酒・民芸品といったお土産品など、地元自慢の名産を多数取り揃える道の駅です。「御食事処 農香庵(のうかあん)」では、手打ちの十割そばをはじめとした多彩なメニューがずらり。そのほかにも、事前予約をすれば、国産材の有効利用を目的とした木工体験「木の香」で木製品をつくることができます。

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秋田周辺エリアには日帰りできる名所がたくさん!

秋田から車でアクセスできるスポット10選をご紹介しました。秋田にはドライブデートやご家族でのお出かけ、自由気ままな一人旅など、さまざまなシーンで利用できるスポットがたくさんあります。また、豊かな自然に囲まれており、はっきりとした季節の移り変わりが楽しめるほか、特有の文化や後世に残したい民俗文化財も多いのが秋田の魅力です。今回ご紹介したスポットは、どの場所も1時間程度のドライブで訪れることが可能なので、気軽に足を運んでくださいね。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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