【淡路島・おでかけ】おすすめの日帰りドライブスポット14選

【淡路島・おでかけ】おすすめの日帰りドライブスポット14選

観光・カルチャー

2024/01/25更新

国生み神話で有名な一方、花の島、香りの島とも呼ばれ多彩な文化を持つ淡路島。近年は新たな施設もオープンし、訪れる人々にさまざまな経験をさせてくれる魅力あふれる島です。この記事では、日帰りドライブで楽しめる淡路島のおでかけスポットから14カ所を厳選してご紹介します。レジャー体験するもよし、温泉でゆったりするもよし。淡路島で過ごす1日に思いを巡らせながらご覧ください。

【淡路市】アクアイグニス淡路島

インフィニティ温泉や有名シェフの食事も楽しめる天然温泉リゾート

アクアイグニス淡路島は、2022年7月にオープンした複合型天然温泉リゾートです。目玉は地下約1,000mから湧き出す天然温泉「伊弉諾(いざなぎ)の湯」とインフィニティ温泉*「伊弉冉(いざなみ)の湯湯」です。淡路島の岩屋地区の超人気寿司店「希凛(きりん)」がプロデュースする「鮨 贈(すし ぞう)」や、ベーカリー世界第3位のシェフがパンを焼き上げる「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」など食も充実。隣接する明石海峡公園までトラムカーが利用できるので、公園遊びの後に温泉でひと汗流すのもおすすめですよ。一般駐車場に加えて、キャンピングカーなどで車中泊ができるスペースも設けられており、日帰りの場合は30分まで無料で停められます。
*湯船にフチがなく、お湯がまわりの海や景色と一体化したような見た目の温泉・お風呂

【淡路市】淡路島国営 明石海峡公園

日本最大級の立体花壇や大型遊具で1日楽しめる都市公園

明石海峡公園は、2000年の淡路花博ジャパンフローラの会場にもなった都市公園です。日本最大級の立体花壇には、チューリップやアジサイ、ヒマワリ、コスモスなど四季折々の花々が咲き、来場者を出迎えてくれます。複合遊具やクラフト教室・スワンボートなどもあり、カップル、ファミリーのどちらでも1日中楽しめますよ。立地は、アクアイグニス淡路島や安藤忠雄がデザインした淡路夢舞台が隣接する好ポイント。普通車用の駐車場が複数あります。

【淡路市】伊弉諾神宮

日本発祥の地・淡路島が誇る日本最古の神宮

伊弉諾(いざなぎ)神宮は「一宮さん(いっくさん)」「イザナギさん」の名で親しまれる日本最古の神社です。国生み神話のゆかりの地で、日本書紀と古事記にも記載があります。御祭神の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は日本国土の創造神。心願成就や縁結びなど多くのご利益を授かれますよ。本殿横の樹齢900年の大木「夫婦大楠(めおとのおおくす)」はパワースポットで、触れると温かみを感じられるそう。

【淡路市】北淡震災記念公園

阪神淡路大震災で隆起した地面が当時のまま遺された記念公園

北淡(ほくだん)震災記念公園は野島断層の保存施設です。震災で隆起した約140mに及ぶ野島断層などが保存・展示されています。阪神・淡路大震災として知られる兵庫県南部地震は、マグニチュード7.3、最大震度7を記録し、6,434名もの命が失われました。震災から30年近くが経過した現在も、被災者たちは「震災の語りべ」として当時の様子を伝えています。一般車の無料駐車場は2カ所です。
※2024年1月現在、揺れ体験は機器故障中、物産館は閉館中(5月再開予定)。

【淡路市】パルシェ 香りの館・香りの湯

香りの島・淡路島でハーブ風呂やボタニカル香水・石けんづくり体験

パルシェは「香り」がテーマの観光施設です。淡路島は香りの文化が根付く「お香の島」で、お線香の国内生産7割を占めます。パルシェではボタニカル香水を調合するや、石けんやキャンドルを作るなど、さまざまな香り体験を楽しめます。数種類のハーブを使ったハーブ風呂や、天然露天風呂もおすすめですよ。伊弉諾神宮や北淡(ほくだん)震災記念公園まで車で10分ほどの立地で、観光の拠点にも適しています。無料駐車場あり。

【淡路市】淡路島フルーツ農園

イチゴ・ブドウ・ブルーベリーなど一年中フルーツ狩りが楽しめるファーム

淡路島フルーツ農園は、健康をテーマに有機栽培のフルーツ作りを目指すファームです。22種類のフルーツを取り扱っており、1年を通してイチゴ・ブドウ・ブルーベリー・みかんなど季節にあわせたフルーツ狩りができます。併設する農園カフェ「果の実」では、天然果汁100%のしぼりたてジュースや農園でとれた季節のフルーツを使ったケーキやサンドイッチなども提供していますよ。無料駐車場があり、伊弉諾(いざなぎ)神宮から約2kmの立地です。

【淡路市】兵庫県立公園 あわじ花さじき

丘陵に広がるのは四季を彩る花のじゅうたん

あわじ花さじきは、甲子園球場の約4倍の広さを持つ県立公園です。2020年のリニューアルでレストランや展望デッキが整備され、さらに使いやすく楽しめる施設に。春は菜の花、夏はひまわり、秋から冬にはコスモスやストックなど、春夏秋冬それぞれのカラーでいつでも花々を楽しめます。園内の小高い展望台からは明石海峡や大阪湾まで望め、丘の上から海に向かって広がるなだらかに広がる花畑は壮観です。駐車場は複数あり。

【南あわじ市】淡路島アウトドアビレッジ 津井キャンプ場

淡路島の西海岸で焚火やバーベキューを楽しむ特別な休日を

2022年7月に本格稼働した淡路島アウトドアビレッジ津井(つい)キャンプ場は、淡路島の西海岸にある焚火やバーベキューを楽しめるキャンプ施設です。津井地区は瓦の生産地で、キャンプ場の瓦倉庫などは瓦の素材を活かした作り。また瀬戸内海の海岸線に沈む絶景の夕日は要チェックです。トイレやシャワー室などの設備が新しいのも嬉しいポイント。事前に予約をしておけば、カヤックやSUP体験も楽しめますよ。駐車場は完備です。

【南あわじ市】瓦割り体験道場

道着に着替えて瓦を割ってストレス発散・記念動画や写真も

淡路島で生産される淡路瓦は、三州瓦(さんしゅうかわら)、石州瓦(せきしゅうかわら)と並ぶ日本三大瓦のひとつ。瓦の産地・淡路島ならではの体験ができるのが、要予約制の「瓦割り体験道場」です。道着姿で積み重ねられた瓦を素手で割るのは気分爽快。道着は無料でレンタルでき、動画撮影もしてくれるので記念に訪れる方も多いです。瓦割りは難易度が3種類あり、簡単なものは5歳のお子さんでも割れます。瓦割りに挑戦してくださいね。

【南あわじ市】けいのSUP Terra

「日本の夕陽百選」の絶景を海上で眺める至福のとき

日本の渚100選・快水浴場百選などに名を連ねる慶野松原(けいのまつばら)海岸の南に「けいのSUP Terra(さっぷ・てっら)」があります。SUPは、ボードの上に立ってパドルで水面を漕ぐアクティビティ。初心者でも10分程度の練習でボードに立てるため、気軽に挑戦できますよ。海上散歩や「日本の夕陽百選」に選ばれた 慶野松原の夕焼けを海の上から眺めるのは、きっと特別な体験になるでしょう。ボートの上で行うヨガは、陸上より体幹が鍛えられるためエクササイズにも効果的です。

【南あわじ市】ぬか酵素Sun燦

米ぬか100%の酵素浴でペットと一緒に免疫力アップ

ぬか酵素Sun燦(ぬかこうそさんさん)は、米ぬか100%の酵素風呂につかれる施設です。2m以上の深さに積まれた米ぬかは酵素の力で60℃程度に保たれています。Sun燦の酵素は薬品で脱脂されていないため、黒糖のような甘い香りで初心者にもおすすめです。有機遠赤外線の波動熱により、20分程度つかると汗びっしょり。基礎代謝や免疫力がアップし、体質改善に効果的ですよ。所要時間は45~90分程のため、ドライブ途中の休憩にもおすすめです。ペット用の酵素風呂もあるので一緒に楽しめます。

【南あわじ市】うずしおクルーズ

世界最大・鳴門海峡のうずしおを見る約60分のクルージング

鳴門(なると)海峡のうずしおは、世界三大潮流のひとつで日本最大規模です。春と秋には最大直径で20mほどにもなり、ノルウェーのうずしおの倍以上にもなる圧巻の大渦です。そのようなうずしおを間近で見られるのが、福良(ふくら)港発着のうずしおクルーズ。近年、リニューアルされたクルーズ船にはキッズスペースが用意されるなど設備が充実。ただし、うずしおの大きさは日々変わるため、公式HPのカレンダーをチェックして乗船日を決めましょう。乗り場周辺には複数の無料駐車場があります。

【南あわじ市】淡路島牧場

乳製品づくりや乳しぼり、子牛への乳やりが体験できる牧場

淡路島牧場は、動物とのふれあいや乳製品作りができる体験型の観光牧場。牛の乳しぼりやバターづくりなど、牧場ならではの体験ができます。仔牛に乳を飲ませたり、ポニーに乗ったりできるため生き物が好きな方におすすめです。無料のドッグランは、愛犬のリフレッシュにも最適。淡路島グルメが味わえる食堂や、淡路牛を堪能できるバーベキューも用意されています。バーベキューは事前予約となっています。入場料や駐車場は無料のため、牧場でゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

【洲本市】淡路島モンキーセンター

野生猿の生態観察施設でニホンザルの社会性や文化を学ぶ

淡路島モンキーセンターは、約350頭、それぞれのニホンザルに名前を付けて個体識別し、生態観察をする施設です。淡路島のニホンザルはほかの地域のサルと比べておとなしく、自然のままに近い状態を観察できるため研究拠点が置かれています。飼育員は、ボスザルを中心とした人間模様ならぬサル模様も把握しているので、サルを見学しながらいろいろ聞くのも楽しそうです。9月から11月はサルが山奥に移動し見学できないため、ほとんどの日が休園になるので注意しましょう。無料の駐車場あり。

まとめ

日帰りドライブで楽しめる淡路島の観光スポット14カ所をご紹介しました。淡路島は、日本最古の神社がある一方、天然温泉や食を楽しめる新しいリゾートや、1年を通して花があふれる公園、香りをテーマにした施設など多彩な魅力を持つ観光スポットばかりです。サルを観察したりうずしおを間近で見たりと、新しい体験と学びも得られますよ。気になるスポットをマークして、淡路島ドライブの計画を立ててみるのはいかがでしょうか。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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