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【福井から車で1時間】日帰りで体験や名産を楽しめるスポット16選

【福井から車で1時間】日帰りで体験や名産を楽しめるスポット16選

体験スポット

2024/09/10更新

福井県は、日本海側は若狭湾に面し、内陸部は標高の高い山がそびえる山部があります。それらによる海や山の恵みを活用したグルメな名産品がたっぷり。温泉や伝統工芸品などの楽しみも多く、魅力的なお出かけスポットが満載です。さらに、福井市中心部から1時間台のドライブで隣接する石川県や滋賀県の人気観光地にも行くことができ、日帰りおでかけの選択肢が幅広いのも嬉しい限り。そこで、福井県から1時間台のドライブで楽しめる16の観光スポットを紹介します。

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永平寺・勝山

永平寺・勝山エリアは、福井市より40分以内のドライブで到着します。福井県東北端に位置し、石川県、岐阜県に接する内陸のエリアです。永平寺エリアは、大本山永平寺の門前町として知られています。勝山エリアは、周囲を1,000m級の白山(はくさん)の山々に囲まれ、中心部を九頭竜川(くずりゅうがわ)が流れる景色の美しいところです。名産は、上庄里芋、梅干し、鯉、永平寺そばなど。

【永平寺・勝山】道の駅 九頭竜

時折吠える恐竜の親子のモニュメントが目印

JR越美北線九頭竜湖駅を中心に、駅に向かって左手に「ふれあい会館」、右手に「生産物直売所」があり、この3施設で構成された道の駅です。「ふれあい会館」には観光案内所、無料休憩スペース、羽二重餅や恐竜グッズなどの定番土産を販売するコーナーなどがあります。「生産物直売所」には、旬の野菜や名産のマイタケがずらり。マイタケうどんやマイタケそばを味わえる飲食コーナーもあり、直売所で購入した舞茸弁当や総菜とともに味わうこともできます。

【永平寺・勝山】越前大仏(清大寺)

坐像として日本最大といわれる高さ17mの大仏

1987(昭和62)年に、実業家の多田清が財を投じて創建したお寺です。2002年に宗教法人として認められ、「臨済宗 妙心寺派 大師山清大寺(りんざいしゅう みょうしんじは だいしざんせいだいじ)」が正式名称になりました。広大な境内に、大門、九龍殿、五重塔、大仏殿などの伽藍が配され、大小多数の仏像が安置されています。なかでも見どころは、本尊である越前大仏。中国河南省洛陽市郊外の龍門石窟(りゅうもんせっくつ)にある龍門奉先寺(ほうせんじ)坐像をモデルに造られたという坐像大仏で、奈良の大仏より2mほど高い約17mの高さを誇ります。

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若狭・敦賀・小浜

若狭・敦賀・小浜(わかさ・つるが・おばま)エリアは、福井市より1時間強のドライブで到着します。福井県の中央部から南西部に位置し、滋賀県と京都府に隣接し、若狭湾に面するエリアです。若狭エリアは三方五湖(みかたごこ)などの絶景スポットに加え、縄文時代の鳥浜貝塚や脇袋(わきぶくろ)古墳群などの遺跡など、古代より人々が暮らしてきた歴史を感じられるスポットが残っています。敦賀エリアには、敦賀赤レンガ倉庫や敦賀鉄道資料館などの天然の港として活用されてきた跡地が点在。小浜エリアには、国宝や重要文化財などに指定されている妙楽寺(みょうらくじ)や神宮寺などの八つの古刹があります。これらの印影を印譜(いんぷ)に納める「八印集め・印譜」があるので、印譜を携えて巡礼してみましょう。3エリアでは、海岸線の絶壁にある奇岩・洞門・洞窟などを巡るクルージングや観光船が運航し、海の絶景が楽しめます。名産は、若狭和紙、うるしダルマ、へしこ、ふぐ、ズワイガニなど。

【若狭・敦賀・小浜】道の駅 三方五湖

ラムサール条約登録の美しい湖沿いに立地

「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)」に登録されている三方五湖(みかたごご)は、美浜町(みはまちょう)から若狭町にある5つの湖の総称です。その中で唯一の淡水湖である三方湖の湖畔に位置する道の駅。スタッフが常駐する観光案内所で情報を提供してもらったり、特産品販売所で地元野菜や名物・福井梅の加工品、若狭湾の干物などを購入したりできます。また、併設の三方五湖自然観察棟では、望遠鏡や双眼鏡を借りて野鳥観察もOK。里山の恵みを使った工作体験もできます。

【若狭・敦賀・小浜】レインボーライン山頂公園

三方五湖や日本海の絶景を望む天空のテラス

標高およそ400mの梅丈岳(ばいじょうだけ)山頂に整備された公園です。園までは遊歩道をのんびり散策しながら、またはリフトやケーブルの利用で山頂に登れます。園内には、丸いソファーに横たわって三方五湖(みかたごご)を眺められる「五湖テラス」、カフェでお茶しながら日本海の絶景を堪能できる「中央テラス」、足湯カウンターがある「美浜テラス」など、5カ所のテラスを完備。さらに、ハンモック広場や縁結びの和合神社(わごうじんじゃ)、恋人の聖地の幸せの鐘、願掛けのかわらけ投げ、バラ園などもあり、1日ゆっくり楽しめます。

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湖北

湖北(こほく)エリアは、福井市より1時間半ほどのドライブで到着します。滋賀県の北東部に位置し、琵琶湖の北東岸に面するエリアです。長浜市(ながはまし)と米原市(まいばらし)にわたり、岐阜県と福井県に隣接するところ。琵琶湖北東岸の長浜港からは、湖に浮かぶ竹生島を巡る遊覧船が運航しています。米原市は伊吹山ドライブウェイ、長浜市は賤ヶ岳(しずがたけ)など、琵琶湖とその周辺の自然景観を楽しめるスポットが豊富です。名産は、赤飯まんじゅう、伊吹野そば、鮒寿司、など。

【湖北】長浜観光農園ごんせ

一年中イチゴ摘みOK。動物との触れ合いも楽しみ

一年を通し安定しておいしいイチゴが実る品種「よつぼし」を中心に栽培。ハウス内でイチゴ摘みを楽しみ、量り売りで持ち帰ることができます。併設のカフェでは、よつぼしを贅沢に使ったイチゴスイーツを堪能。生イチゴサンドやイチゴのモンブランなどはテイクアウトもできます。
ほかにも、子牛にミルクを飲ませたり、ヤギと触れ合ったりすることもできます。雨の日も安心の半屋内型バーベキューハウスでは、アウトドア気分で絶品焼き肉を満喫!

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湖西

湖西(こせい)エリアは、福井市より1時間半ほどのドライブで到着します。滋賀県の北西部に位置し、琵琶湖の北西岸に面したエリアです。高島市を中心とした、京都府と福井県に隣接するところ。琵琶湖でのウォーターアクティビティが豊富で、キャンプやバーベキューと合わせて楽しめるキャンプ場などが点在します。また、マキノ高原には、約2.4kmに約500本が立ち並ぶ、マキノのメタセコイア並木があり、有名な景勝地です。名産は、湯葉、しじみ、鮒寿司、菜の花漬など。

【湖西】道の駅 藤樹の里あどがわ

特産の扇子づくりにもチャレンジできる道の駅

琵琶湖岸を走る絶景ドライブルートの国道161号沿いにある道の駅。遊具のある芝生広場やベンチのあるふれあい広場など屋外施設も充実し、運転中のひと休みや、お子さんと遊ぶにも最適です。伝統工芸品の近江扇子のギャラリーが併設され、要予約で絵付け体験もできるので、旅の記念にぜひチャレンジしてみては? 絵付け体験後は、市内の約150の店が出品するみちくさ市場でお土産探し。農産物や湖魚・川魚の佃煮、名物の鮒寿司、マキノ町のお茶や安曇川(あどがわ)のアドベリーを使ったお菓子などがズラリ。おなかがすいたら、近江牛を使ったメニューを気軽にいただけるレストランへ。

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鯖江・越前

鯖江・越前(さばえ・えちぜん)エリアは、福井市より30分前後のドライブで到着します。福井県の北部に位置し、日本海に面するエリアです。鯖江エリアは眼鏡、繊維、漆器を三大地場産業としているところで、旧鯖江地方織物検査所や、越前漆器の絵付け体験などができるうるしの里会館、レッサーパンダを飼育する鯖江市西山動物園などの観光スポットが点在。越前エリアは、ズワイガニの中でもトップブランドを誇る「越前ガニ」が水揚げされる越前漁港や、越前温泉、十一観音が祀られている玉川洞窟観音などがあります。名産は、越前ソバ、水ようかん、鯖棒寿司、大福あんぱんなど。

【鯖江・越前】道の駅 越前

越前ガニを学び食した後は、露天風呂を堪能

越前海岸に位置する道の駅で、町内や県内の特産品アンテナショップで買い物したり、観光案内所で最新情報を入手できます。正面玄関を入ると巨大な水槽があり、沖合いで釣れた魚が泳いでいます。1階の軽食コーナーや3階の展望レストランでは魚介料理を堪能できます。また、25mプールや流水・スライダープールがある「アクティブハウス越前」、日本海を眺めながら温泉を堪能できる露天風呂「漁火」もあり、楽しみ満載。併設の「越前がにミュージアム」にもぜひ立ち寄って。

【鯖江・越前】めがねミュージアム

世界的に有名な鯖江産のめがねの魅力を紹介

伝統の職人技術と最先端技術を駆使し作り上げられる鯖江のめがね。日本のめがねフレームの生産シェア率はなんと90%以上を占め、めがねの聖地とも呼ばれています。そんな鯖江のめがねの歴史と魅力を紹介するのがこちら。最新フレーム3,000本以上が揃うショップも併設されていて、その場で購入することもできます。さらに、自分好みの色や形を選んでオリジナルのフレームやストラップを作れる体験工房(要予約)も!

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三国・あわら

三国・あわらエリアは、福井市より30分前後のドライブで到着します。福井県の北端に位置し、日本海に面するエリアです。石川県加賀市と接するあわらエリアは、福井県の北の玄関口です。三国エリアの海岸沿いは越前加賀海岸国定公園に指定され、東尋坊(とうじんぼう)をはじめとする景勝地や、三国港、福井埠頭などが点在。魅力的な道の駅も多いので、買い物や休憩に立ち寄りながら海岸線沿いの道をのんびりドライブしながら巡ってみましょう。

【三国・あわら】アグリツーリズモNora

「いちご狩り」も楽しめるレジャースポット

イチゴ農園やカフェ、レストラン、ミニ動物園、還元陶板浴施設を備えたレジャースポット。美味しいイチゴが自慢で、「いちご狩り」体験が可能です。併設のカフェ「Nora Cafe」ではイチゴをはじめ、地元のフルーツで作るパフェを味わうことも。テーブル席や動物を近くで楽しめるテラス席があり、のどかな風景のなかで寛げますよ。小さな動物と遊んだり、気軽に田舎の雰囲気が楽しめるとあって、多くの観光客でにぎわっています。

【三国・あわら】道の駅 さかい

有数の米どころにある道の駅で、美味を堪能

福井県の穀倉地帯となる坂井平野の真ん中に建つ道の駅。周囲は田んぼに囲まれ、春には田植え後の緑が美しく、秋には黄金色の稲穂に囲まれます。農業による町起こしの拠点として開設された地域交流センター「いねす」には、直売所や食事処、農村文化を体験できる工房などがあります。直売所では米や野菜のほか、地元産の丸大豆を使ったでき立ての豆腐や厚揚げ、手作り味噌や醤油を購入可能。食事処では、地元の食材を使った伝統料理を召し上がれ。

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加賀

加賀エリアは、福井市より1時間弱のドライブで到着します。石川県の南西端で、福井県に隣接するエリアです。エリアの北側には、日本海の魚介類が水揚げされる橋立(はしだて)漁港があり、食文化が豊かなところ。名産は、香箱ガニ(こうばこがに:ズワイガニの雌)や鴨、ブドウ、ナシなどです。内陸部には加賀温泉郷と呼ばれる山代(やましろ)温泉・山中(やまなか)温泉・片山津(かたやまづ)温泉という3つによる温泉地があります。また、九谷焼(くたにやき)や山中漆器(やまなかしっき)などの伝統工芸品でも有名。

【加賀】加賀フルーツランド

果物狩りやバーベキュー、パークゴルフなど楽しみ満載

季節ごとにさまざまなフルーツ狩りを楽しめる観光農園。冬はイチゴ、春はサクランボ、夏はブルーベリー、秋はブドウやリンゴを収穫し、その場で好きなだけ味わえます。さらに、併設のカフェでは、もぎたてフルーツを使ったスイーツや、チョコフォンデュ&フルーツビュッフェを楽しむことも。広大な敷地内には、自社製のジュースやジャム、お菓子などを販売するショップのほか、手ぶらで楽しめるバーベキューハウス、パークゴルフ場もあり、1日たっぷり遊べますよ。

【加賀】月うさぎの里

可愛いうさぎに癒される体験型テーマパーク

江戸時代、この地に住む役人が白うさぎを助けると、お礼に大雨を止ませて災害から村を守ったそう。そんな運(つき)を招く月うさぎ伝説がのこる地の観光施設。うさぎ広場には約10種類50匹以上が放し飼いになっていて、エサやりや抱っこなどの触れ合いができます。うさぎの起き上がりこぼし作りやうさぎ型のパイ作りなどの体験も。ショッピングエリアには、可愛いうさぎグッズが2,000点以上! 店内のお菓子工房で製造したうさぎ型ベイクドケーキなどのお菓子の試食販売もあります。

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白山

白山(はくさん)エリアは、福井市より1時間半以内のドライブで到着します。石川県中部の西側で、白山市、能美市(のみし)にまたがるエリアです。エリア全体に、風光明媚な景勝地や歴史ある社寺など見どころが点在。能美市は、石川県内有数の産業都市であるとともに、九谷焼(くたにやき)や、開湯1400年の歴史を持つ辰口(たつのくち)温泉、古墳群などといったスポットも。

【白山】能美市九谷焼美術館

美しき伝統工芸品の九谷焼の世界に浸る

九谷村(現・加賀市山中温泉九谷町)で発祥し、途中廃窯を経て江戸時代後期に再興した九谷焼(くたにやき)の歴史を紹介し、数々の名品を展示する美術館。広い敷地には、九谷焼の特徴である五彩にちなんだ5つの展示室を有する「五採館」や、郷土出身の陶芸家の作品を展示する「浅蔵五十吉(あさくらいそきち)記念館」、10社のショールームが軒を連ねる「九谷陶芸村」などが点在。創作見学ができる職人工房や、絵付けやロクロを回して作陶ができる体験館などもあります。

【白山】白山恐竜パーク白峰

巨大恐竜模型に驚き。化石発掘体験も楽しい

化石の発見地として全国的に知られる白山市白峰(しらみね)にあるミュージアム。白峰で発掘された恐竜や植物の化石が展示されています。全長約28mのディプロドクスの骨格のレプリカや、全長6mほどのティラノサウルスの模型を前に、お子さんはもちろん、大人もテンションアップ! 芝生広場では、実物大のメガロサウルスなどの模型を眺めながらピクニック気分でお弁当を。さらに、2012年に約1億3千万年前のオオアラシリュウの歯の化石が見つかった化石発見広場にて、ハンマー・ゴーグル・軍手を借りて化石発掘体験にも挑戦できます。

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金沢

金沢エリアは、福井市から1時間強のドライブで到着します。石川県の中央部の、能登半島の西側の付け根に位置するエリアです。文化財指定庭園で特別名勝でもある兼六園や、金沢21世紀美術館などが有名な観光スポットです。加賀百万石の城下町として栄え、当時を偲ぶことができる古い建物や街並みが今でも残っています。また加賀百万石の台所・近江町市場では食べ歩きを楽しめ、伝統工芸品を体験できるスポットも点在するところです。

【金沢】自遊花人水引ミュージアム

水引を使ったアクセサリーや雑貨を手作り

祝儀袋などに使われる飾り紐「水引」。金沢の水引は工芸品といえるほど繊細で美しいと評判で、その魅力をより広くしってもらいたいと、2023年4月にオープンした施設がこちら。館内には、およそ200色あるオリジナル水引を使って制作されたランプシェードのほか、伝統と現代感覚を融合させた斬新な水引作品が展示されています。また、職人がていねいに教えてくれる体験教室もあり、ストラップやペンダントトップ、箸置きなどを手作りし、お土産に持ち帰ることができます。

【金沢】加賀友禅会館

加賀友禅染めのハンカチやバッグを手作り

金沢を代表する伝統的な染色技法による工芸品であり、京友禅・江戸友禅と並ぶ三大友禅のひとつとして知られる加賀友禅。写実的な草花模様を中心とした絵画調の柄と手描きの線の美しさが特徴で、古くから愛されてきました。館内では、伝統的なものから新作まで職人が手がけた作品を観賞したり、友禅小物を購入できます。また加賀友禅染め体験では、ハンカチに手描きする体験や、ハンカチまたはトートバッグを型絵染めする体験などがあり、自分で染めた作品を持ち帰ることができます。

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<おわりに>

ここに紹介した体験は、お子さんはもちろん、大人も楽しめるものもありますので、親子で一緒に楽しく体験しませんか? 手作り体験の場合、作品を持ち帰ることができるので、旅のよい記念に。一部、予約が必要なものもあるので、事前に確認してからお出かけを!

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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