【2024年・全国】おすすめの花火大会を打ち上げ数順にランキングでご紹介!花火の歴史や撮影のコツまで徹底解説

【2024年・全国】おすすめの花火大会を打ち上げ数順にランキングでご紹介!花火の歴史や撮影のコツまで徹底解説

観光・カルチャー

2024/06/25更新

夏の夜空を彩る美しい花火に魅了される方も多いとは思いますが、その種類や楽しみ方をご存じでしょうか? この記事では、花火の歴史から日本文化における重要性、そしておすすめの花火大会ランキングまで、詳しく紹介していきます。また、各種花火の特徴や打ち上げの仕組み、花火イベントを最大限に楽しむコツについても解説します。今年の夏は、花火の知識を深めて、楽しみ方をアップグレードしましょう!

1. 花火の歴史について知ろう

花火の歴史はとても古く、起源や発展には多くの興味深いエピソードが含まれています。日本に限らず、世界中で愛されている花火ですが、その起源や技術はどのようにして伝わったのでしょうか。これから、日本における花火の歴史や発展について詳しく見ていきましょう。

花火のイメージ

Photo by PIXTA

古代中国から伝わった技術

花火の技術は、古代中国で発明された火薬から始まりました。火薬の起源については諸説ありますが、紀元前200年頃に火薬の基本となる混合物が発見され、それを基にした花火が作られるようになりました。花火は悪霊を追い払う目的で使われ、特に新年や結婚式などの祝い事で、盛大に花火が打ち上げられました。この技術が、やがてシルクロードを通じて西洋や日本にも伝わったといわれています。

日本における花火の起源

日本における花火の起源は、江戸時代にさかのぼります。当初、徳川家康が中国人による花火を見たことがきっかけとなり、将軍や大名の間で流行しました。その後、祭りや祝祭の場で花火が打ち上げられるようになり、多くの人々の楽しみとなりました。
日本独自の花火技術が発展すると、「玉屋」「鍵屋」などの花火師が登場し、競って花火を打ち上げるようになり、花火大会が川開きの定番行事として定着したといわれています。
江戸時代から続く花火の歴史は、現代に至るまで多くの人々を楽しませるものとなっています。その伝統は大切に受け継がれ、日本各地で行われる花火大会は、今では夏の風物詩として広く親しまれています。

2. 地域ごとの独自の花火文化

大曲の花火(全国花火競技大会)

大曲の花火 Photo by PIXTA

日本には、地域ごとに独自の花火文化が存在します。たとえば、秋田県の大曲では、「大曲の花火」が有名です。この大会は全国花火競技大会としても知られ、花火職人たちの技術が競われます。多くの花火が、各地の祭りやイベントで打ち上げられ、地域の風土や歴史を感じさせてくれます。各地の花火大会では、その地方特有の食文化や観光名所とも相まって、独特の魅力があり、地域ごとの独自の花火文化は、地元の誇りにもなっています。

3. 花火の種類を学ぼう

華やかに夜空を彩るその姿は、その種類ごとに異なる美しさを持っています。花火には、多くの種類がありますが、それぞれに独特の魅力と見どころがあります。この記事では、打ち上げ花火と特殊効果を持つ花火の2種類に分けて、詳しく学んでいきましょう。これからの花火観賞が、もっと楽しくなること間違いなしです。

花火

Photo by PIXTA

打ち上げ花火の種類

打ち上げ花火は、空高く打ち上げられて、美しい花を咲かせる種類の花火です。代表的なものには「スターマイン」があります。これは、複数の花火を連続して打ち上げることで、華やかでリズミカルな演出を楽しめます。また、「割物花火」も魅力的です。空中で丸く広がり、華やかな光と色彩を見せてくれます。次に、「仕掛け花火」があります。地上で仕掛けられ、特定の形や文字を描きながら燃え上がるため、見応えがあります。

これらの打ち上げ花火は、夏祭りや花火大会でよく見られ、高度で複雑なタイミングと技術が求められるため、職人の技が際立つ花火です。花火の種類を理解し、それぞれの美しい演出を楽しみましょう。

特殊効果を持つ花火

特殊効果を持つ花火は、特異な演出で観客を驚かせます。「音花火」は、爆発音や鳴き声など音を含めた花火で、視覚だけでなく聴覚でも楽しめます。また、「色変り花火」も興味深く、燃える間に色が変わるため、目を離す隙がありません。それ以外にも、「デジタル花火」など最新技術を駆使した花火もあります。これらは、コンピューター制御で精密にタイミングと色彩が管理され、驚くべき効果を生み出します。

特殊効果を持つ花火は、特別なイベントや大規模な花火大会で使われることが多いです。驚きと感動を提供するため、これらの花火が使用される場面では、一層の期待感が高まります。観るだけでなく、その背後にある技術やアイデアを感じ取ることで、花火の新しい魅力を発見してください。

4. おすすめの花火と打ち上げ数ランキング

花火大会において、打ち上げ数が多い大会は、その壮大な光景で観客を魅了します。全国で開催される花火大会は、地域ごとに特色があり、発数やその美しさも異なります。今回は、編集部おすすめの花火大会を発数ランキング順にご紹介します。

1位 <千葉県>市制70周年 佐倉花火フェスタ2024【印旛沼湖畔】

2024年08月03日(土)

発数:20,000+70発(県内最大)

市制70周年 佐倉花火フェスタ2024

市制70周年 佐倉花火フェスタ2024

2位 <東京都>第58回葛飾納涼花火大会【柴又野球場(江戸川河川敷)】

2024年07月23日(火)

発数:15,000発

第58回葛飾納涼花火大会

第58回葛飾納涼花火大会

3位 <東京都>第46回足立の花火【荒川河川敷】

2024年07月20日(土)

発数:13,000発

第46回足立の花火

第46回足立の花火

4位 <石川県>北國花火 金沢大会【犀川緑地周辺】

2024年07月27日(土)

発数:約12,000発以上

北國花火 金沢大会

北國花火 金沢大会

5位 <鹿児島県>薩摩川内市誕生20周年記念 第66回川内川花火大会【川内川開戸橋下流】

2024年08月16日(金)

発数:約11,000発

薩摩川内市誕生20周年記念 第66回川内川花火大会

薩摩川内市誕生20周年記念 第66回川内川花火大会

6位 <島根県>2024松江水郷祭湖上花火大会【宍道湖東岸周辺】

2024年08月03日(土)〜08月04日(日)

発数:8月3日 10,000発、8月4日 11,000発

2024松江水郷祭湖上花火大会

2024松江水郷祭湖上花火大会

同率7位 <青森県>青森ねぶた祭協賛 第70回青森花火大会【青森県】

2024年08月07日(水)

発数:約10,000発(予定)

青森ねぶた祭協賛 第70回青森花火大会

青森ねぶた祭協賛 第70回青森花火大会

同率7位 <東京都>2024 神宮外苑花火大会【明治神宮外苑】

2024年08月10日(土)

発数:10,000発

2024 神宮外苑花火大会

2024 神宮外苑花火大会

同率7位 <山梨県>笛吹市市制施行20周年記念 第60回石和温泉花火大会【笛吹市役所本館前笛吹川河川敷】

2024年08月24日(土)

発数:約10,000発(予定)

笛吹市市制施行20周年記念 第60回石和温泉花火大会

笛吹市市制施行20周年記念 第60回石和温泉花火大会

同率7位 <宮崎県>第76回 みやざき納涼花火大会【宮崎市大淀川河畔(宮崎市鶴島)】

2024年08月03日(土)

発数:約10,000発

第76回 みやざき納涼花火大会

第76回 みやざき納涼花火大会

同率7位 <沖縄県>海洋博公園サマーフェスティバル2024~第46回海洋博公園花火大会~【海洋博公園】

2024年07月13日(土)〜07月15日(月・祝)

発数:約10,000発

海洋博公園サマーフェスティバル2024~第46回海洋博公園花火大会~

海洋博公園サマーフェスティバル2024~第46回海洋博公園花火大会~

5. カメラで花火を撮るコツ

花火撮影

Photo by PIXTA

カメラで花火を撮影する場合、いくつかの基本的なコツがあります。まず、三脚を使用してカメラを安定させることが重要です。これにより、ブレのない美しい写真が撮れます。また、シャッタースピードを遅く設定し、花火の光の軌跡を捉えることがポイントです。次に、ISO感度は低めに設定し、ノイズを減らすことで、クリアな画像が得られます。最後に、撮影場所選びも重要で、周りに明るい光源が少ない場所を選ぶと良いでしょう。

6. 花火大会の準備と注意点

花火大会を満喫するためには、事前の準備が重要です。まず、開催場所の確認や交通手段の確保をしっかり行いましょう。また、飲食物や必要な持ち物の準備も大切です。安全に楽しむためには、混雑を避ける工夫や周囲とのトラブルを防ぐためのマナーも守る必要があります。特に、小さなお子さん連れの場合は、事故防止のための対策をしっかり考えましょう。最後に、天候に左右されることもあるため、雨天時の対応策も頭に入れておくと良いでしょう

隅田川花火大会

隅田川花火大会 Photo by PIXTA

事前の準備とスケジュール

花火大会に向けての事前準備は、まず開催場所の確認から始めます。その際、公共交通機関の利用が便利ですが、混雑を避けるために早めに到着することをお勧めします。また、最寄りの駐車場情報や混雑予測もリサーチしましょう。次に、持ち物の準備です。ピクニックシートや防寒具、飲み物や軽食も忘れずに持参します。さらに、携帯電話の充電を忘れずに済ませておくと安心です。万が一、会場で迷子になった場合のために、子どもには名札をつけると良いでしょう。

スケジュールの確認も欠かせません。特に、仕事や学校が終わった後に駆けつける場合は、余裕を持った計画が必要です。具体的には、出発時間や到着時間の見込みを立て、余裕のある行動を心がけましょう。また、天気予報のチェックもしっかりと行い、雨具の用意なども忘れずに準備します。事前にしっかりと準備することで、当日を安心して楽しむことができるでしょう。

おわりに

花火大会は、花火だけでなくさまざまな楽しみが詰まっている場所です。屋台で提供されるたこ焼き、焼きそば、かき氷など、季節感あふれるグルメを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか? また、地元の露店で手作りのアクセサリーや工芸品を購入するのも良いでしょう。子どもたちが楽しめるゲームや遊具も多数設置されている場合が多いので、家族全員で一緒に楽しい時間を過ごすことができます。花火大会で忘れられない夏の思い出をつくってみてはいかがでしょうか。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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