【広島】御朱印集めにも!おすすめの神社・神宮・寺院11選

【広島】御朱印集めにも!おすすめの神社・神宮・寺院11選

観光・カルチャー

2024/10/29更新

広島県には商売繁盛や縁結び、交通安全などのご利益を授かれる神社・神宮・寺院が数多くあります。なかでも、原爆で焼失した後に再建された神宮や島全体が神様と崇敬されている神社、尾道市を一望できる寺院などが点在。さらに、旅行先での御朱印集めが好きな方におすすめの、デザインにこだわった御朱印を頒布しているスポットも多くあります。本記事では、広島県で訪れたいおすすめの神社・神宮・寺院を11カ所ご紹介します。さまざまなご利益を授かりながら、オリジナリティあふれる御朱印を集めに出かけましょう。

【広島市東区】広島東照宮

被爆建造物を有する総鎮守

広島東照宮は1648年に広島城の鬼門にあたる方向に建てられた、御祭神に徳川家康公を祀っている御宮です。ご利益は安産や厄除け、家内安全、病気平癒など。本殿と拝殿は原爆により焼失したものの、1965年に再建されました。焼失を免れた唐門、翼廊(よくろう)、手水舎、本地堂、御供所(ごくうしょ)、脇門、神輿および麒麟獅子頭は、市の重要有形文化財に指定されています。御朱印は書き置きのみとなり、寅の日には普段とは異なる御朱印を頒布しています。

【広島市中区】空鞘稲生神社

年間行事ごとに授かれる限定御朱印を集めよう

空鞘稲生神社(そらさやいなおじんじゃ)は約490年前より鎮座する、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、宇氣母智神(うけもちのかみ)、和久産巣日(わくむすひのか)の3柱を御祭神に祀る神社です。それぞれに五穀の神様としての御神徳があり、商売繁盛や開運招福などのご利益があるといわれています。御朱印は通年授かれる4種類に加え、年間行事ごとに頒布される限定の御朱印が人気。さらに、表紙に宮司直筆の「氣」の一文字が入ったオリジナルの御朱印帳も授かれます。

【広島市佐伯区】塩屋神社

良縁のご利益を授かれるパワースポット

塩屋神社は猿田彦大神を御祭神に祀る、およそ1400年の歴史をもつ神社です。このスポットは縁結びの神様として知られ、仕事や人間関係、土地などさまざまな良縁にめぐりあいたい人が訪れます。境内には神様が背中を押してくれると伝えられている腰掛石や導き石、良縁の石などのパワースポットが点在。授与所には縁にちなんだお守りや、豊富なデザインの御朱印帳があり、旅の思い出を自宅に持ち帰れます。

【広島市佐伯区】五日市八幡神社

ランドセルの形をしためずらしいお守りが人気

五日市八幡神社(いつかいちはちまんじんじゃ)は901年頃に建立された、地元の総鎮守として親しまれている神社です。ご利益は家内安全や安産、交通安全などがあります。境内には一年を通して季節を感じられる八幡神社の森があり、参拝後に散策するのもおすすめ。授与品にはランドセルの形をしたお守りのほか、巾着袋が付いた和柄の御朱印帳もあり、参拝客から人気を博しています。毎年10月に催される秋祭りは前夜祭に神楽が奉納され、当日は神輿が街中を練り歩き、にぎわいを見せます。

【廿日市市】宮島弥山 大本山 大聖院

アートのような季節限定の切り絵御朱印は必見

宮島弥山 大本山 大聖院(みやじまみせん だいほんざん だいしょういん)は、空海が806年に開基したと伝えられ、波切不動明王や十一面観音菩薩、七福神など多くの仏様を祀っています。また、厄除け開運のご利益が大きいといわれ、日本でも有数の厄除け開運大師のひとつに数えられています。このスポットでは瞑想や念珠作り、戒壇めぐりなどの体験を実施しており、旅の思い出を作ることが可能。御朱印集めなら、切り絵で作られたアートのような季節限定御朱印を持ち帰りましょう。

【廿日市市】嚴島神社

年間を通して多くの参拝客が訪れる世界遺産

嚴島神社(いつくしまじんじゃ)は「神を斎(いつ)き祀る島」の語源が示すように、島全体が神様として古くから信仰されています。社は御神体である島を傷つけないよう、潮の満ち引きのある場所に造られたといわれています。ご利益は海上運航や交通安全、金運、必勝祈願など。授与所では直書きの御朱印のほか、社を大きく表紙にあしらったオリジナルの御朱印帳を頒布しています。

【廿日市市】豊国神社(嚴島神社末社)

未完のまま現存する豊臣秀吉公ゆかりの大経堂

豊国神社(嚴島神社末社)は、豊臣秀吉公の命により建立を始めたものの、秀吉公の急死によって未完成のまま現在に至る大経堂です。御祭神には秀吉公と加藤清正公を祀り、出世・開運にご利益を授かりたい人におすすめ。このスポットは別名「千畳閣」とも呼ばれ、畳約857枚分の面積を有しています。授与所で桐紋としゃもじの印が押された、直書きの御朱印を授かりましょう。

【福山市】艮神社

福山城の鬼門を守護してきた神社

艮神社(うしとらじんじゃ)は平安期に建立され、江戸期に福山城の鬼門を鎮める守護神として称えられた神社です。御祭神に須佐之男命と伊邪那岐命の祀り、厄除開運、除災招福、良縁などのご利益があるといわれています。境内にある随神門(ずいしんもん)の天井は季節ごとに装飾が変わるため、何度訪れても旅の思い出を増やすことが可能。御朱印帳は2024年を迎えるにあたりデザインが一新され、鬼門の方角がわかるような遊び心あふれる表紙となっています。

【尾道市】千光寺

頭上をロープウェイが走るめずらしい寺院

千光寺は標高約140mの大宝山(たいほうざん)の中腹にある、尾道港を一望できる寺院です。ロープウェイに乗ると、眼下に寺院を望みながらおよそ3分間の空中散歩ができます。御本尊には、33年に一度御開帳される秘仏の千手観世音菩薩(せんじゅかんぜおんぼさつ)を祀っています。ご利益は縁結び、交通安全、ぼけ防止など。御朱印は直書きのほか、迫力満点の切り絵御朱印を数量限定で頒布しています。

【尾道市】艮神社

映画のロケ地やアニメの舞台にもなった人気スポット

艮神社(うしとらじんじゃ)は806年に創建された、千光寺に上がるロープウェイ乗り場すぐ横にある神社です。境内には幹の周囲がおよそ7mある樹齢約900年のクスノキがあり、県の天然記念物に指定されています。このスポットは映画のロケ地やアニメの舞台にもなり、観光スポットとしても人気。授与所では書き置きの御朱印のほか、御神木のクスノキと社殿のデザインがあしらわれた御朱印帳を頒布しており、旅の思い出として持ち帰れます。

【三原市】佛通寺

紅葉シーズンは特別拝観でにぎわう

佛通寺(ぶっつうじ)は、1397年に武将の小早川春平(こばやかわはるひら)公が中国で修行していた禅師を迎えて創建した禅刹です。佛殿には釈迦三尊像を祀り、天井には雲龍図が描かれていることから火難除けの意が込められています。秋の特別拝観は、多くの人でにぎわう人気の紅葉スポット。授与所では、2色あるオリジナルの御朱印帳と直書きの御朱印を頒布しています。

まとめ

本記事では、御朱印集めにもおすすめの広島県にある神社・神宮・寺院11カ所をご紹介しました。広島県には、パワースポットを多数有する神社や尾道市を一望できる寺院などが点在。御朱印は年間行事を表したもの、季節や御本尊を切り絵にしたものがあり、御朱印集めも楽しめます。とくに切り絵御朱印は空にかざしたり、スポットを背景にかざしたりすることで、SNSに映えると人気です。広島県に訪れた際は、ご利益を授かりながら御朱印集めに立ち寄りましょう。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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