【北海道・日帰り】2024年最新さくらんぼ狩りスポット8選

【北海道・日帰り】2024年最新さくらんぼ狩りスポット8選

体験スポット

2024/06/04更新

初夏の味覚の代名詞、さくらんぼ。北海道では6月下旬から8月にかけてさくらんぼ狩りがはじまり、多くの人が甘酸っぱい風味を楽しみに集まります。
そんな北海道のさくらんぼ狩りスポットの中でも、とくにおすすめしたい名所を8件厳選。10種類以上の品種が食べられる人気のスポットから、札幌駅から日帰りできる名所、時間制限無しで心ゆくまでさくらんぼを堪能できる果樹園など魅力的な場所ばかりです。
ハウス内のさくらんぼ狩りスポットは、雨の日の日帰り旅行やお出かけにもピッタリですよ。

北海道のさくらんぼ狩りの時期

北海道のさくらんぼ狩りの時期は、地域にもよりますが例年6月下旬から8月下旬にかけて。7月上旬には人気の品種である佐藤錦や紅秀峰がちょうど旬を迎えます。
ただ、同じ北海道でもエリアによって開園時期が大きく異なるので、事前にさくらんぼ狩りスポットの公式ホームページなどを確認しておくのがおすすめです。

おすすめ品種3選

画像はイメージです

はじめてのさくらんぼ狩りという人の中には、どの品種が甘いのか、また食べやすいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。
そこでこちらでは、北海道のさくらんぼ狩りスポットで食べられるおすすめ品種と旬の時期を合わせてご紹介。それぞれの特徴を踏まえて、食べ比べてみてはいかがでしょうか。

佐藤錦(さとうにしき)

日本を代表する有名な品種。旬の時期は6月下旬以降で、高級ギフトやお歳暮としても親しまれています。
甘味と酸味のバランスがよく、果汁が多いのが特徴。タネが小さく実の部分も多いため、老若男女問わず高く愛されています。
その人気から、多くのさくらんぼ狩りスポットで育てられているのも魅力。北海道でさくらんぼ狩りをするなら、まず味わっておきたい品種の一つですよ。

紅秀峰(べにしゅうほう)

さきほどご紹介した佐藤錦に比べ、ハリが強く独特の触感がある紅秀峰。さくらんぼの中でも比較的大粒な上、日持ちに優れているためお土産や贈答用としても大人気です。
糖度が高く、しっかりとした甘みがあるため子どもにもおすすめ。北海道では7月中旬から下旬にかけてが旬となっています。

南陽(なんよう)

緻密な肉質と上品な甘み、すっきりとした後味が魅力の隠れた人気品種。比較的大粒で、食べごたえも十分です。
もともとは山形県で開発された品種でしたが、気候条件などの関係により北海道の余市町(よいちちょう)が主な生産地となりました。旬の時期は7月上旬、あるいは中旬から約1週間と少し短め。期間中に見かけた際はぜひ味わっておきましょう。

【余市町】ニトリ観光果樹園

季節折々の果物が楽しめる果樹園

「ニトリ観光果樹園」は、北海道の中でも比較的温暖な気候と肥沃な大地に恵まれた余市町にある果樹園です。明治時代にアメリカから輸入したりんごの苗木がこの地で初めて実を結んだことから、日本のりんご発祥の地といわれ、現在では北海道屈指のフルーツの郷として数多くの種類が生産されています。
さくらんぼは佐藤錦、紅秀峰、サミット、南陽をはじめ、10種類以上の品種を有機堆肥にて栽培。札幌駅から車で片道1時間弱と日帰りしやすいこともあり、毎年時期になると多くの人でにぎわいます。

時間を気にせず心ゆくまでさくらんぼを満喫

こちらのさくらんぼ狩りスポットでは、食べ放題のみのコースと、食べ放題と持ち帰りがセットになったコースの2種類をご用意。食べ放題は時間無制限で、マイペースに初夏の味覚を堪能できます。
また、さくらんぼ狩りのほかにも、さくらんぼの果実の下で食べるジンギスカンや、レストハウスで販売中のアップルパイも人気。アップルパイは持ち帰りもできますよ。

【札幌市】八剣山(はっけんざん)果樹園

さくらんぼ狩り以外にも多彩なアクティビティが楽しめる

さくらんぼやイチゴなどの果物狩りのほか、ジャガイモなどの収穫体験が楽しめる果樹園です。7月上旬~下旬にかけて、まずは「佐藤錦」、中頃に「水門」、後半に「南陽」が収穫の時期を迎えます。太陽の光がよく当たっている高い枝のところほど熟して甘いさくらんぼが獲れるそうなので、よく見て熟した甘いさくらんぼを収穫したいですね。さくらんぼ畑の中には、ペットを連れて入ることも可能なので、愛犬とのおでかけにもおすすめです。ほかにもバーベキューレストランや釣り堀、乗馬体験などさまざまな施設がそろうので、一日中過ごすことができます。
札幌駅から車で片道約35分と、日帰りしやすいのも魅力。

【仁木町】峠のふもと紅果園

50種類のさくらんぼが時間無制限で食べ放題!

6月下旬~8月上旬の間に楽しめる「峠のふもと紅果園」のさくらんぼ狩りは、50品種のさくらんぼに加えてさまざまな初夏のベリー類を一緒に味わえます。時間制限も無く、どの品種も食べ放題という贅沢なコースが魅力! 7月上旬~中旬が食べ頃の定番品種の「佐藤錦」はもちろん、7月中~下旬が食べ頃の問い合わせナンバーワン品種「月山錦」や、7月下旬に食べ頃を迎える高級アメリカンチェリー「サミット」も大人気です。ほかにも個性的な品種が多数そろっているので、思う存分食べ比べを楽しみましょう。

【仁木町】さくらんぼ山観光農園

踏み台やはしごを使っておいしいさくらんぼをゲット!

果物とやすらぎの里・仁木町(にきちょう)の南山麓に広がる、20ヘクタールの観光農園がこちら。現在では、約5,000本の果樹(さくらんぼ4,000本)・1,500台収容の駐車場を整備し、全道最大級の面積と収穫量を誇ります。さくらんぼ狩りの時期は6月中旬〜8月中旬で、時間無制限・食べ放題、一般客は予約不要で参加が可能です。園内のあちこちに踏み台やハシゴがあり、自由に動かしてもぎ取りができます。休憩スペースや多目的トイレも備えているのでお子さま連れも安心です。

【余市町】中井観光農園

こだわりの有機肥料で育てられた完熟果実を味わおう

日本海と余市の街を一望できる観光農園がこちら。こだわりの有機肥料で育てる甘みたっぷりの完熟果実が魅力です。さくらんぼやりんご、ぶどう、プルーンの栽培に力を入れています。さくらんぼ狩りの時期は 6月下旬~7月下旬。 時間は無制限で食べ放題(お持ち帰りは別料金)という嬉しいコース設定も魅力です。時間を気にすることなく、新鮮でみずみずしい甘さを心ゆくまで堪能できます。そして、穏やかな丘に広がる美しい景観も必見。ヨーロッパを思わせる雄大な景色をお楽しみながら、大自然の中でさくらんぼを味わってみませんか?

【芦別市】大橋さくらんぼ園

約60種類1,300本のさくらんぼを栽培する広大な農園

「さくらんぼのイメージが変わる!」と評判の「大橋さくらんぼ園」。さくらんぼ狩りの時期は、7月上旬頃~8月下旬頃です。7月上旬に食べ頃を迎える「佐藤錦」や、遅い時期からおいしくなる「南陽」「月山錦」「紅秀峰」、そしてオリジナル品種の「勝(ほまれ)錦」まで、約60種類1,300本のさくらんぼを栽培する広大な農園です。日本最大級の雨よけドームを完備しているので、天候に左右されることなく思う存分さくらんぼ狩りを楽しめます。さらに時間制限が無く、予約不要(20名以上の団体様は要予約)で参加が可能なのも嬉しいポイントです。

【増毛町】ヤマセン仙北果樹園

ハウス内のさくらんぼ狩りで雨の日も安心

恵まれた自然環境を活用し、さまざまな果物を生産している「ヤマセン仙北果樹園」。さくらんぼ狩りの旬は 7月上中旬~8月上旬で、一粒一粒丁寧に育てられた「佐藤錦」や「サミット」のほか、「南陽」「紅秀峰」「蜜」「水門」などが時間無制限で楽しめます。ハウス内なので雨の心配もありません。高いところになっているさくらんぼは、用意されているハシゴを使って取ることができます。高いところは収穫が大変ですが、日が良く当たり実が熟しているので味が異なるんですよ。甘いさくらんぼを口いっぱいにほおばれば、幸せな気分に満たされるはず。

【清水町】とかちしみずフルーツガーデン

四季折々の10種類以上のフルーツ狩りが楽しめる果樹園

「とかちしみずフルーツガーデン」は、十勝地方の清水町にある果樹園です。さくらんぼのほか、ハスカップ、ラズベリー、すもも、プラム、うめなど季節によって10種類以上のフルーツを楽しむことができます。
さくらんぼ狩りの時期は 7月上旬~7月下旬で、入園後90分間食べ放題。そして、中学生以上は果物(500円分)のお土産付きという嬉しいサービス付きです。糖度の高いさくらんぼ全20品種は科学肥料を極力使用せず、積極的に有機肥料を使用して栽培しているというこだわりです。さらに、すべて低樹栽培で、雨よけハウスも設置しているため、小さなお子さま連れのファミリーもゆっくり安心してさくらんぼ狩りを楽しめます。Facebookで随時さくらんぼの栽培状況を確認できるので、事前のチェックをおすすめします。

おわりに

北海道のさくらんぼ狩りでは、おいしいフルーツを味わいながら自然とも触れ合える贅沢な体験ができます。北海道の美しく豊かな自然環境と新鮮な果実を味わいながら、季節限定の特別な体験を堪能しましょう。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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