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【2024年・北陸】金沢から日帰りも可能!夏休みに行きたい穴場スポット26選

【2024年・北陸】金沢から日帰りも可能!夏休みに行きたい穴場スポット26選

観光・カルチャー

2024/10/29更新

石川・富山・福井県からなる北陸三県は、夏休みの思い出づくりにぴったりな体験型スポットが目白押しのエリアです。海や深緑の山々、地域に伝わる歴史や文化、新鮮な海産物が味わえるスポットが点在しています。暑い時期にぴったりの爽快感を感じられるスポットもあり、お子さん連れのファミリーはもちろん、友達やカップルなどへもおすすめです。本記事では、金沢市から日帰りも可能なおでかけスポットから、おすすめの穴場を紹介します。

石川県

【かほく市】KUBERU アーバンキャンプスペース

非日常が楽しめる住宅街の小さなキャンプ場

石川県かほく市の住宅街にある「KUBERU アーバンキャンプスペース」は、キャビン付きサイト3棟を備えた一日3組限定の小さなキャンプ場で、アウトドアショップの「snow peak URBAN OUTDOOR」やクレープ店、農園、モデルハウスを併設しています。アーバンキャンプとは、街中に近い場所で味わうキャンプのこと。エアコンやシャワー付きの洒落たコテージは雨の日も快適です。家族やカップルで気軽にキャンプがしたい人や、キャンプの準備などが大変という人におすすめです。

【金沢市】自遊花人水引ミュージアム

伝統工芸「水引」と現代感覚の融合

自遊花人水引(じゆうかじんみずひき)ミュージアムは、伝統的な日本の装飾技法である水引を広く発信する目的で、2023年4月にオープンしました。色とりどりの水引で制作されたランプシェードが輝く空間で、自由に写真撮影が可能です。また、金沢市文化活動賞を受賞した水引作家の廣瀬由利子の多様な作品を鑑賞できます。伝統工芸である水引と、現代的な感覚が融合した、丁寧で美しい手仕事が鑑賞できるミュージアムです。

【金沢市】金箔屋さくだ 本店

伝統と歴史ある金箔工芸品づくりを気軽に楽しく

金箔屋さくだ 本店は、「金箔の街金沢」を存分に体験できるお店です。店内では金箔の製造工程や金箔ミニミュージアムを見学でき、加えて金箔工芸ショップでお土産を購入できます。箸や丸皿などの金箔工芸品が制作できる金箔貼り体験は、作った作品をすぐ持ち帰れる手軽さが人気です。金箔貼り体験は事前予約が必要ですが、前日や当日でも電話予約が可能なため、スケジュールに余裕があれば問い合わせてみても良いでしょう。

【白山市】白山恐竜パーク白峰

「恐竜」を遊んで学べるテーマパーク

白山恐竜パーク白峰(はくさんきょうりゅうパークしらみね)は「恐竜」を遊んで学べるテーマパークです。迫力満点の全長が約28mある恐竜の骨格レプリカのほか、白峰で発掘された恐竜の化石などが展示されています。発掘作業が体験できる化石発掘体験は、予約なしで参加可能です。また、11月下旬頃から4月下旬頃までは冬季休館のため、夏休みを利用して訪れてみてはいかがでしょうか。

【加賀市】月うさぎの里

うさぎがテーマのふれあい動物園

月うさぎの里は、うさぎをテーマにした体験型施設です。うさぎ広場では、約50匹のうさぎとのふれあいや、写真撮影が楽しめます。 2,000点以上のうさぎグッズが揃うショップも併設。また、食事処やレストランもあるため、小腹が空いたときに立ち寄っても良いでしょう。屋根のある屋内施設なので、雨の日のお出かけ先としてもおすすめです。

【加賀市】鶴仙渓 川床

渓流のせせらぎに耳を澄まし、涼やかな時間を楽しむ

鶴仙渓 川床(かくせんけい かわどこ)は、山中温泉の名所「鶴仙渓」の遊歩道沿いにあります。散策の際の休み処として利用でき、川のせせらぎを聞きながら風情ある景色と茶などが同時に楽しめる癒やしスポットです。川床セットを注文すれば、冷製抹茶しるこや、名産の加賀棒茶(かがぼうちゃ)を味わえます。

【加賀市】山中塗 うるしの器あさだ

初心者も楽しめる漆の絵付け体験

伝統ある山中漆器を自社工房で製作して販売し、身近で使えるお箸やおわんの絵付け体験などが楽しめる施設です。仕上がった漆器に自由に絵を描く「うるし絵付け体験」(約40~50分)は、ガイドが丁寧に指導するので子どもでも気軽に挑戦できます。美しく使いやすい漆器の数々は、「2019グッドデザイン賞」などの受賞歴があり、お土産選びも楽しいので、石川県を訪れたら、旅の思い出作りにおでかけしよう。

【七尾市】七尾マリンパーク

ジャズライブや能登の名産を満喫できる臨海公園

七尾(ななお)マリンパークは、七尾湾に面した避難緑地を兼ねた臨海公園です。園内には、コンサートなどの開催が可能 なイベント広場があり、夏にはジャズのライブが開催されることもあります。ほかにも、隣接する能登食祭市場では、能登の新鮮な海産物や加工品などの名産を購入できます。JR七尾駅より徒歩約10分とアクセスも良好なスポットです。

【羽咋市】千里浜なぎさドライブウェイ

波打ち際を駆け抜ける砂浜ドライブコース

千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイは、波打ち際を駆け抜ける爽快感が格別なドライブコースです。世界でもめずらしいビーチで、自動車やバイク、自転車など車種に関係なく走行できます。夕日が海に沈んでいく夕暮れ時に訪れるのがおすすめです。また、夏季期間は海水浴も解禁となり、海遊びとドライブの両方が楽しめます。

【珠洲市】空中展望台スカイバード

能登半島先端のパワースポットを一望

空中展望台スカイバードでは、パワースポットとして知られる珠洲岬(すずみさき)を一望できます。展望台のビューポイントは崖から約9.5m突き出ており、空から地上を見下ろしているような、スリル満点の景色を味わえます。時間帯によって違った景色が楽しめ、夕方や夜に見られるロマンチックな雰囲気もおすすめです。

富山県

【富山市】富山城址公園

豊かな自然を堪能できる歴史観光の拠点

富山城址(とやまじょうし)公園は、富山藩主である前田家の居城だった富山城の跡地に作られた公園です。現在は、江戸時代に建てられた千歳御門(ちとせごもん)のほか、石垣やお濠(ほり)から当時の面影を伺えます。1954(昭和29)年に再建した天守閣は、富山城が築城されてから現在までの歴史を紹介する市の郷土博物館です。

【富山市】富岩運河環水公園

富山の自然と運河の歴史を感じられる都会のオアシス

富岩運河(ふがんうんが)の旧舟だまりを利用した富岩運河環水公園は、富山の自然と富岩運河の歴史を活かした憩いの空間です。約9.8ヘクタールの園内には、運河を見渡せるカフェやレストラン、立山連峰(たてやまれんぽう)を望む展望塔、富山県美術館などがあり、週末はカップルや家族連れなどでにぎわいます。環水公園のシンボル・天門橋(てんもんきょう)や樹木などがライトアップされる日没後もおすすめです。

【富山市】富山市ガラス美術館

多様なグラスアートが鑑賞できる美術館

富山市ガラス美術館は、「ガラスの街とやま」を発信する文化芸術の拠点として作られた美術館です。同美術館は、世界的建築家である隈研吾(くまけんご)が手掛けた複合施設「TOYAMAキラリ」内に入っています。展示作品では、現代ガラス作家が手がけた「グラス・アート・ガーデン」は見応えがあるでしょう。。多彩なアイテムが並ぶミュージアムショップもおすすめです。

【富山市】八尾の町並み

江戸時代の雰囲気を残す石畳と土蔵造りの街並み

幻想的で優美な踊り「おわら風の盆」で知られる八尾は、山の傾斜に石を積み上げた上に細長くできた街です。坂が多く道幅も狭いですが、格子戸のある旅籠や土蔵造りの民家など、今なお往時をしのばせる街並みが見られます。街並みがもたらす景色は日本の風情を感じさせ、どこかノスタルジックな気持ちになるでしょう。

【富山市】西塩野観光農園

新鮮な果物や野菜の収穫体験を楽しむ

西塩野(にししおの)観光農園では、イチゴやブドウ、トウモロコシやサツマイモなど、一年を通してさまざまな農作物の収穫体験ができます。夏季には太陽をいっぱい浴びた新鮮な夏野菜も収穫できるため、夏休みの思い出作りにおすすめです。直売所も併設しており、旬の野菜や果物も購入できます。ファミリーやカップル、友人らと一緒に、富山の自然の恵みを受けて育った果物や野菜の収穫体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【砺波市】チューリップ四季彩館

鮮やかなチューリップが一年中咲き誇る

砺波(となみ)チューリップ公園に隣接するチューリップ四季彩館では、特殊な技術により、一年中チューリップが咲く施設です。見どころは、季節の花とチューリップが咲くワンダーガーデンや、切花に360度囲まれたチューリップパレス、チューリップが四方に広がるパレットガーデンです。また、チューリップに関する歴史・文化を学べる展示もされています。

【射水市】海王丸パーク

純白の帆船がシンボルの富山ベイエリア

純白の帆船「海王丸(かいおうまる)」を中心に広がる海王丸パークは、年間100万人が訪れる県内屈指の観光スポットです。海王丸は船内見学が可能。パーク内にはアスレチック施設や海王バードパーク(富山新港臨海野鳥園)などがあり、家族や友人らと楽しめるスポットです。

【魚津市】ミラージュランド

眺望抜群の観覧車が人気の遊園地

ミラージュランドは、富山県では数少ない入園料無料の遊園地です。目玉である高さ約66mの 大観覧車からは、富山湾と雄大な立山連峰が広がり、海と山の景色を一度に眺められます。そのほか、5階層からなる立体迷路ミラメイズや、メリーゴーランドなどが人気のアトラクションです。
※アトラクション、海水プールは別料金

福井県

【福井市】名勝 養浩館庭園

水と庭と屋敷の調和が美しい庭園

養浩館(ようこうかん)庭園は、福井藩主の松平家の数奇屋造りの別邸に備えられた回遊式林泉庭園です。江戸時代の初期から中期を代表する名園としても知られています。別邸などの建物は、1945年の福井空襲で焼失しましたが、古図などを元に復原整備されたあと、一般公開されました。庭園の風情は時間や季節によって変わっていき、四季折々の姿が見られるでしょう。

【若狭町】レインボーライン山頂公園

5つの天空テラスから三方五湖と若狭湾の絶景が見どころ

レインボーライン山頂公園は、県道三方五湖(みかたごこ)レインボーライン線にある第一駐車場よりリフト・ケーブルで登った先にあります。日本海と三方五湖の絶景が楽しめる5つのテラスが、公園の人気のスポットです。東側の美浜テラスでは、「クールジャパンアワード」に認定された足湯でリラックスできます。併設のカフェやハンモック広場では、レインボー傘の無料レンタルを利用して、映える写真撮影も可能です。

【敦賀市】無人島「水島リゾート」

海と砂浜のコントラストが美しい無人島リゾート

水島リゾートは、敦賀(つるが)半島の先端に浮かぶ無人島です。7月上旬から8月末までは、対岸の色ヶ浜(いろがはま)から水島への渡し舟が毎日運行しており、所要時間約10分で到着します。透明度の高いエメラルドグリーンの海と白い砂浜が演出するリゾート感を味わいながら、松の木の下でのんびりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

【おおい市】若州一滴文庫

直木賞作家 水上勉の文学と竹人形文楽の世界に触れられる

若州一滴文庫(じゃくしゅういってきぶんこ)は、作家の水上勉(みずかみつとむ)が主宰する若州人形座の拠点として開設された文化施設です。水上の蔵書約2万冊が収蔵され、水上が執筆した本の挿絵を描いたなど、ゆかりの深い画家の原画も展示されています。若州人形座の公演が行われる劇場や竹人形を展示する竹人形館の見学ができるほか、庭園では四季折々の自然を楽しめます。

【越前町】道の駅 越前

日本海を眺めながら露天風呂に浸かる

道の駅 越前(えちぜん)には、雄大な日本海を眺めながらのんびりできる露天風呂が併設されている道の駅です。また、駅内では海の幸をはじめとした福井県各地の特産品が並ぶ直売所もあり、福井観光のお土産を購入するのもおすすめです。また、越前がにをテーマにした「越前がにミュージアム」も併設されており、越前がにや日本海の神秘について遊びながら学べます。

【あわら市】十楽の森

広大な敷地で多様なアクティビティを楽しめる

十楽(じゅうらく)の森は、あわら市の自然豊かな森にある複合アウトドア施設です。広大な敷地を活用したキャンプ場やグランピング施設では、焚き火やバーベキュー、カフェなどさまざまなアクティビティが楽しめます。バーベキュースペースではデイキャンプ向けのプランもあるため、日帰りの利用も可能です。毎年7月から10月頃までは、ブドウ農家であるオーナーが育成したブドウの摘み取りがおすすめです。

【坂井市】越前松島水族館

豊富なプログラムで楽しみながら学べる水族館

越前松島(えちぜんまつしま)水族館は、イルカショーやペンギンの散歩が見学でき、アザラシともふれあえる水族館です。ほかにも、ヒトデや巨大なタコにふれたり、ウミガメや魚のエサやりも体験できます。夏季は営業時間が延長されるため、夏休みに訪れるのに最適です。20時まで営業している特定日もあるため、訪れる際は公式HPで確認してください。

【坂井市】丸岡城

北陸で数少ない現存している天守

「日本100名城」にも選ばれている丸岡城は、1576(天正4)年に柴田勝家の甥の勝豊が築城しました。北陸で数少ない当時のまま現存している天守は、国の重要文化財にも指定されています。夜はライトアップが行われ、季節ごとにさまざまな姿を見せてくれます。お城好きには堪らない福井の名城といえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか? 金沢市からも日帰りで行ける、北陸の夏休みに行きたいおでかけスポットから、おすすめの穴場スポット24カ所を紹介しました。金沢市周辺には、日本海や立山連峰(たてやまれんぽう)などの雄大な自然を堪能できるスポットが点在します。ほかにも、金箔工芸品やガラス製品などの地場産業について学べる施設もあるため、カップルやお子さん連れの家族も楽しめます。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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