【気仙沼から車で1時間】道の駅も!絶景や名産を楽しめるドライブスポット7選

【気仙沼から車で1時間】道の駅も!絶景や名産を楽しめるドライブスポット7選

観光・カルチャー

2024/08/20更新

気仙沼市は宮城県の北東端に位置し、世界三大漁場のひとつである三陸沖に面した港町です。東日本大震災復興の一環として宮城県仙台市から青森県八戸市を接続する高速道路の三陸沿岸道路が、2021年12月に開通しました。気仙沼市にも三陸沿岸道路は通っており、東北自動車道と接続しているので、1時間台でドライブできる範囲も今までよりも広がりました。また三陸沿岸道路は料金が無料です。これにより、伊達家ゆかりの古刹や、地元グルメを堪能できる道の駅、勝負運を切り開くパワースポット、日本三景などの観光スポットや絶景スポットへの日帰りドライブも訪れやすくなりました。本記事では、気仙沼市より車で1時間台のドライブで行けるおでかけスポットや道の駅から、絶景や名産を楽しめるおすすめの7選を紹介します。

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宮城県

松島・塩竈・石巻

松島・塩竈・石巻(まつしま・しおがま・いしのまき)エリアは、気仙沼市より1時間強から2時間弱のドライブで到着します。宮城県の北東部に位置し、太平洋や松島湾に面するエリアです。松島エリアは日本三景のひとつとして知られており絶景スポットが多数。そのなかでも大高森、扇谷、多聞山(たもんざん)、富山(とみやま)は壮観な景色が広がる「松島四大観」と呼ばれている代表的な絶景スポットです。塩竈エリアの絶景スポットは、鹽竈(しおがま)神社境内に咲く約300本の桜や、松島湾に浮かぶ浦戸(うらと)諸島などがあります。石巻エリアでは、牡鹿(おしか)半島に零島の金華山や、田代島、おしか御番所公園などの絶景スポットが点在。3エリアでは、世界三大漁場といわれる三陸沖で水揚げされた海の幸が必食。石巻漁港や塩竈漁港などの漁港周辺で、ドライブがてらランチを楽しみ、加工品のかまぼこが名産なのでお土産に購入するのもおすすめです。

【松島・塩竈・石巻】円通院

荘厳な景観に心洗われる名所

国の重要文化財である円通院(えんつういん)は、伊達政宗(まさむね)の嫡孫、光宗(みつむね)の霊廟(れいびょう)「三慧殿(さんけいでん)」の建立を機に1647年に開山された、歴史ある古刹です。絵画のような美しさを誇る境内には、石庭「雲外天地の庭」やバラの庭「白華峰(びゃっかほう)西洋の庭」など、趣きの異なる4つの庭園が点在。四季折々の豊かな景観は、訪れる人の心を癒やしています。秋の紅葉シーズンには庭園がライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。

【松島・塩竈・石巻】道の駅 上品の郷

日帰り温泉と石巻名産を堪能できる道の駅

道の駅 上品の郷(じょうぼんのさと)は、日帰り温泉施設を備える、宮城県内ではめずらしい道の駅です。大浴場と同じ泉質を使用している無料の足湯コーナーも人気です。施設内には、地元の農産物や加工品を販売する直売所や石巻産イチゴを使ったスイーツを味わえるカフェ、地場産食材にこだわったフードコートなどがあります。

登米

登米(とめ)エリアは、気仙沼市より約1時間前後のドライブで到着します。宮城県北端の内陸に位置し、岩手県と隣接するエリアです。登米エリアは宮城県内でも有数の米どころで、ササニシキやひとめぼれなどが名産。また、郷土料理「はっと」や「油麩丼」などご当地グルメも見逃せません。絶景スポットとしては、渡り鳥たちの楽園といわれる伊豆沼と内沼や、ゲンジボタルの群生地の北限である東和町の鱒渕川(ますぶちがわ)、国の天然記念物のイヌワシが営巣している翁倉山(おきなぐらやま)などがあります。

【登米】道の駅 米山

登米の旬の味を楽しめる道の駅

宮城県登米市にある道の駅 米山(よねやま)では、地元の農産物を販売しています。朝採れの野菜や果物を取り揃えており、イチゴやパッションフルーツ、トマトが名産です。種類豊富なオリジナルアイスが味わえるので、ドライブの休憩にもおすすめ。4月下旬から5月下旬はチューリップまつりが開催され、多くの人々でにぎわいます。

【登米】チャチャワールドいしこし

夢中になるアトラクションがいっぱいの遊園地

チャチャワールドいしこしは、四季を感じられる豊かな自然のなかにある遊園地です。園内にはファンシーサイクル、マッハコースター、ゴーストの館など20種類以上のアトラクションがあります。レストランでは、小麦粉を練って作られた登米地方の郷土料理「はっと」が味わえます。遊びとグルメが一緒に楽しめる、家族でのおでかけにぴったりの遊園地です。

岩手県

奥州・平泉・一関

奥州・平泉・一関(おうしゅう・ひらいずみ・いちのせき)エリアは、気仙沼市より1時間強のドライブで到着します。岩手県南端に位置し、岩手県と秋田県に隣接する内陸のエリアです。奥州エリアの絶景スポットは、周囲の山々や北上平野が一望できる種山ヶ原(種山高原)や、100棟あまりの土蔵が立ち並ぶ江刺中町(えさしなかまち)などがあります。平泉エリアは、世界文化遺産に登録されている中尊寺(ちゅうそんじ)や毛越寺(もうつうじ)など、歴史的な名所が点在。一関エリアの絶景スポットは、奇岩、甌穴、滝などが約2Km続く厳美渓(げんびけい)や、地底湖を持つ鍾乳洞の幽玄洞(ゆうげんどう)などです。このエリアでは、江戸時代から「餅文化」が脈々と受け継がれており、約300種類の食べ方があるといわれています。数々の言い伝えや儀礼が残されている餅文化は、ユネスコ無形文化遺産の「和食」のひとつにも認定。もちつき大会やわんこもち大会、もちフェスティバルなど、餅にまつわるイベントも開催されています。

【奥州・平泉・一関】陸中一宮 駒形神社

四季折々の景観を楽しめる、勝負運のパワースポット

陸中一宮 駒形神社(りくちゅういちのみや こまがたじんじゃ)は、1500年以上の歴史を誇る岩手県内でも格式の高い神社です。馬の守護神を祀り、必勝祈願、交通安全などのご利益を授かれるといわれています。季節ごとに表情を変える美しい景観のなかで、勝負運を高められるパワースポットとしても有名です。身体健全と目標達成の願掛けをされた二刀流御守は、2024年より赤と白に加えて青色も頒布されています。神社は水沢公園内にあるため、合わせて散策を楽しむのもおすすめ。

【奥州・平泉・一関】道の駅 厳美渓

道の駅で一関の餅文化を満喫

道の駅 厳美渓は、国の名勝、天然記念物である厳美渓の近くにある道の駅です。施設内では一関の農産物や名産品を販売。レストラン「ペッタンくん」では、郷土料理の餅料理が味わえます。餅文化を学べる展示や隣接する一関市博物館も必見です。道の駅 厳美渓で、一関の名産を楽しみ尽くしてみてください。

花巻・北上・遠野

花巻・北上・遠野(はなまき・きたかみ・とおの)エリアは、気仙沼市より1時間強から1時間半のドライブで到着します。岩手県中央部に位置する内陸のエリアです。花巻エリアは、詩人・宮沢賢治の出身地であり、ゆかりの施設が点在しています。北上エリアは鬼のような面をつけて踊る鬼剣舞(おにけんばい)という伝統芸能があり、絶景スポットでは約2kmにわたって桜並木が続く北上展勝地(きたかみてんしょうち)や、約30個の立石によるストーンサークルが発見された縄文時代の集落である樺山(かばやま)遺跡など。遠野エリアは、伝承を記録した「遠野物語」で知られるところで、カッパの伝承が伝わるカッパ淵や、田んぼの真ん中にぽつんと立つ荒神神社などの自然豊かな里山の絶景スポットがあります。名産は、わさび、明けがらす、ひまわりみそ、バケツジンギスカン、地酒など。

【花巻・北上・遠野】道の駅 遠野風の丘

雄大な眺望の道の駅で名産を堪能しよう

2021年にリニューアルオープンした道の駅 遠野風の丘は、大きな風車が印象的な道の駅です。展望デッキからは、田園風景をとりまく雄大な景色を堪能できます。壮観な風景に囲まれながら、遠野のソウルフード「バケツジンギスカン」を味わうのもおすすめです。名産のホップを使用した地ビールやソーダ、鮮度抜群の三陸産海鮮など遠野ならではの味覚を満喫できます。

まとめ

本記事では、気仙沼市より車で1時間台のドライブで行けるおでかけスポットや道の駅から、絶景や名産を楽しめるおすすめの7選を紹介しました。気仙沼市から1時間ほどのドライブでは、四季折々の景観を堪能できる絶景スポットのほか、地元グルメを楽しめる遊園地や温泉でゆったりと癒やされる道の駅など、さまざまなおでかけスポットに行けます。海と山に囲まれた気仙沼市からのドライブでは、車窓からの眺めも楽しめます。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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