【霧島から車で1時間】道の駅や体験も!日帰りドライブスポット10選

【霧島から車で1時間】道の駅や体験も!日帰りドライブスポット10選

観光・カルチャー

2024/10/08更新

霧島市は鹿児島県本土の中央部に位置し、県内で鹿児島市の次に人口が多い都市です。霧島市から九州縦貫自動車道や東九州自動車道、国道10号線を利用すれば、鹿児島県内だけではなく宮崎県や熊本県へのドライブも楽しめます。そんな霧島市より1時間台のドライブで行ける場所には、甲冑の着付け体験ができる施設や、世界でもめずらしい天然の砂むし温泉を体感できるスポット、雄大な桜島のふもとにある道の駅などが点在。本記事では、霧島市より車で1時間台で行ける日帰りドライブスポットから、おすすめの10カ所を紹介します。

出水・薩摩川内

出水・薩摩川内(いずみ・さつませんだい)エリアは、霧島市より1時間半から2時間弱のドライブで到着します。鹿児島県の北西部に位置し、熊本県と隣接するエリアです。出水エリアは、日本最大の鶴の渡来地と日本文化遺産のひとつである出水麓(いずみふもと)武家屋敷群などが有名なところ。薩摩川内エリアは、ラムサール条約に登録されている藺牟田池(いむたいけ)や恐竜時代の地質がわかる甑島(こしきしま)などの自然が豊かなスポットと、史跡や古社などがあります。また海岸線の白砂青松、東シナ海の上甑島(かみこしきしま)、中甑島(なかこしきしま)、下甑島(しもこしきしま)などの景勝地が点在。

【出水・薩摩川内】甲冑工房丸武

甲冑の着付け体験は必見!

甲冑工房丸武は、国内でもめずらしい甲冑に関するテーマパークで、時代劇には欠かせない甲冑の製作やドラマ、映画で使用された甲冑の展示をおこなっています。施設内では甲冑を製作する工房を見学できるほか、甲冑の着付け体験や兜と陣羽織を身に纏い馬のオブジェにまたがる姿の撮影が可能です。さらに、熟練の職人によって忠実に再現された甲冑を完全オーダーメイドで製作してもらうこともできます。

【出水・薩摩川内】薩摩びーどろ工芸

絶妙なぼかしが美しい薩摩切子

薩摩びーどろ工芸は、鹿児島の伝統工芸である薩摩切子や薩摩黒切子の製作工程が見学できる切子工房です。薩摩切子は江戸末期に薩摩藩で作られた切子ガラスで、クリアガラスから色ガラスの間にできる グラデーションのぼかしが特徴。見学だけでなく、サンドブラストや万華鏡製作を体験することもできます。お気に入りの薩摩切子を見つけたら、旅の思い出にもおすすめ。

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指宿・枕崎

指宿・枕崎(いぶすき・まくらざき)エリアは、霧島市より1時間半から2時間強のドライブで到着します。鹿児島県、薩摩藩半島の南端に位置し、東シナ海に面するエリアです。指宿エリアには九州最大級のカルデラ湖の池田湖、薩摩富士の別名で呼ばれる開聞岳(かいもんだけ)などの景勝地が点在。海岸から湧き出る指宿温泉の熱で温められた天然の砂むし温泉では、砂の重みとぬくもりを体感できます。枕崎エリアはカツオ漁が盛んで、地元グルメはぶえん鰹の刺身、腹皮の塩焼きなどのカツオ料理です。両エリアとも開聞岳から昇る朝日と東シナ海に沈む夕日の絶景ポイントがあります。

【指宿・枕崎】砂むし会館「砂楽」

めずらしい砂むし温泉を体験!

砂むし会館「砂楽」(さらく)では、海岸に湧出する豊富な温泉を利用した世界でもめずらしい天然の砂むし温泉が楽しめます。砂むし温泉はデトックス効果が高く、女性や海外の観光客からも人気があります。天候を気にせずに砂むし温泉が体験できるうえ、気候と潮の満ち引きによっては、屋外の波打ち際で砂むし温泉の体験も可能。

【指宿・枕崎】開聞山麓自然公園

日本の在来種のトカラ馬とふれあい体験

開聞山麓自然公園 (かいもんさんろくしぜんこうえん)は、開聞岳の東側のふもとにある植物園です。広い園内には約500種類、およそ10万本の亜熱帯植物が生い茂り、間近で観察が可能。さらに、日本の在来種で県の天然記念物に指定されるトカラ馬が放牧されておりふれあいもできます。敷地内にある展望所では東シナ海や長崎鼻、佐多岬などが見晴らせ、眺望抜群のスポットです。

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鹿児島・桜島

鹿児島エリアは、霧島市より1時間強のドライブで到着します。鹿児島県、薩摩藩半島の東部に位置し、錦江湾(きんこうわん・鹿児島湾)に面するエリアです。鹿児島エリアには、江戸時代の薩摩藩や明治維新の偉人ゆかりの観光スポットが点在。薩摩藩主の島津家の別邸だった仙厳園(せんがんえん)は、四季の花を楽しめる大名庭園と世界遺産の一部である反射炉跡などが見どころです。

【鹿児島・桜島】道の駅「桜島」火の島めぐみ館

桜島の魅力とグルメを堪能

道の駅「桜島」火の島めぐみ館は、現在も噴煙を上げ活動を続ける活火山桜島のふもとにある道の駅です。施設内では桜島を代表する桜島大根や桜島小みかんの農産物のほか、桜島の溶岩を加工した商品も販売しています。なかでも、桜島小みかんを使用したさわやかかつ濃厚な甘さが特徴のソフトクリームが人気。レストランでは、地域の食材を使用した定食がいただけます。

【鹿児島・桜島】「桜島」溶岩なぎさ公園足湯

日本最大級の足湯に癒やされよう

「桜島」溶岩なぎさ公園足湯は、全長約100mの日本最大級の足湯がある公園です。目の前には錦江湾や桜島の雄大な景色が広がり、足湯でドライブの疲れを癒やしつつ、ひと休みできます。近くの桜島ビジターセンターや国民宿舎レインボー桜島ではオリジナルタオルを販売しており、タオルを持っていなくても足湯に立ち寄れます。近くには広い芝生広場があるため、お弁当を用意してピクニックにもおすすめ。

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えびの・都城

えびの・都城(みやこのじょう)エリアは、霧島市より1時間弱のドライブで到着します。宮崎県の南西部に位置し、霧島連山が連なる自然豊かなエリアです。えびのエリアは、霧島山系の標高約1,200mのところにあるえびの高原が山岳景勝地として有名。都城エリアには、日本の滝百選に選ばれた関之尾滝(せきのおのたき)や関之尾滝甌穴群(せきのおのたきおうけつぐん)などの景勝地が点在。またパワースポットとして人気の東霧島神社があります。

【えびの・都城】夢見が丘キッズパーク

天候を気にせず遊べるキッズパーク

夢見が丘キッズパークは、天候を気にすることなくおもいっきり体を動かして遊べる屋内型のプレーパークです。遊具はすべてがふわふわなため、飛んだり跳ねたりとお子さんが自由に遊ぶことが可能。くつろぎスペースにはソファーやマッサージ機、漫画や雑誌が完備されており、保護者も楽しめます。キッズスペースもあるため、小さなお子さん連れのファミリーでも満喫できます。

【えびの・都城】道の駅 ゆ~ぱるのじり

道の駅の温泉でひと休み

道の駅 ゆ~ぱるのじりは、地元の新鮮な野菜が買える産直・物販店やレストラン、入浴施設を備える複合型の道の駅です。レストランでは宮崎名物のチキン南蛮や霧島連山に見立てた雄大なカツ丼が人気。入浴施設にはジェットバスや電気風呂、遠赤外線のサウナやマッサージ機があり、ドライブの疲れを癒やすことができます。入浴後は休憩室が利用できるため、広い空間で足を伸ばして過ごせます。

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八代・水俣

八代・水俣(やつしろ・みなまた)エリアは、霧島市より車で1時間半から2時間のドライブで到着します。熊本県の南西部に位置し、八代海に面するエリアです。八代エリアは、紅葉の名所である五家荘(ごかのうしょう)や日奈久(ひなぐ)温泉などが有名。水俣エリアにも湯の児(ゆのこ)温泉、人吉(ひとよし)温泉などがあります。人吉は、人吉城跡や青井(あおい)阿蘇神社などの歴史遺構や寺院が残る城下町です。

【八代・水俣】高野山 真言宗 八代大師院

八代平野を一望できる弘法大師空海のお寺

高野山 真言宗 八代大師院は、八代平野を一望できる高台にある高野山真言宗の寺院です。御本尊は弘法大師空海で、大日如来、不動明王、観音菩薩、厄除地蔵菩薩、水子地蔵菩薩、大黒天、布袋尊などを祀っています。写経会が不定期で開催されており、慌ただしい日常から離れて無になる時間を体験できます。ほかにも、社会貢献活動としてバザーやお山の寺マーケットなどの活動を開催。

【八代・水俣】人吉城歴史館

全国でも数少ない貴重な地下遺構

人吉城歴史館は、史跡人吉城跡(しせきひとよしじょうあと)を学び理解するための施設です。館内には展示棟や管理棟、地下室遺構覆屋があります。なかでも、石造りの地下室遺構は全国でも数少ない井戸を備えた特殊な造りとなっています。地下室は建造当時と同じように石積みが復元されており、当時の様子を伺うことが可能。
※2024年10月現在休館中

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まとめ

この記事では、霧島市より1時間台で行ける日帰りドライブスポットから、おすすめの10カ所を紹介しました。霧島市から車で1時間も走れば、鹿児島県内以外にも宮崎県や熊本県へ出かけられ、自然豊かな場所や歴史を学べるスポットが点在しています。トカラ馬が放牧される植物園や入浴施設も備える道の駅、写経体験が可能な寺院など魅力的な日帰りドライブスポットが満載です。この記事を参考に、素敵なドライブルートを考えましょう。

旅色編集部 なかやま

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記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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