【小倉から車で1時間】体験や名産を楽しめるドライブスポット9選

【小倉から車で1時間】体験や名産を楽しめるドライブスポット9選

観光・カルチャー

2024/09/26更新

小倉(小倉北区・小倉南区)は、「九州の道は小倉に通じる」と古くからいわれていました。その理由は、中津街道などの九州五街道の起点という陸上交通の要衝だったからです。現在も飛行機、新幹線、フェリー、モノレール、高速道路などの交通インフラが充実しており、九州各地や、関門橋を経由して本州の山陰・山陽地方へも車移動が可能となっています。その小倉から車で1時間走ると、普段体験できないような非現実的な名勝や新鮮な特産品を購入できるなど、ドライブにぴったりな観光スポットへ行けます。本記事では、小倉から1時間台のドライブで体験や名産を楽しめるスポットを9カ所ご紹介します。小倉周辺からドライブでおでかけする際は、本記事を参考にしてみてくださいね。

山口県

下関・秋吉台・宇部

下関・秋吉台・宇部(しものせき・あきよしだい・うべ)エリアは、小倉より30分から1時間強のドライブで到着します。山口県の西端に位置し、関門海峡と瀬戸内海、日本海に面するエリアです。下関エリアは、関門橋で九州へアクセスできるところで、源氏と平家の最後の合戦地となった壇之浦(だんのうら)古戦場跡や、碧い海にかかる角島(つのしま)大橋などが有名な景勝地になります。秋吉台エリアは、広大なカルスト台地の地下にある鍾乳洞の秋芳洞(あきよしどう)が有名。宇部エリアは、ウユニ塩湖のように潮だまりに朝日や夕日などが映り込む景勝地のキワ・ラ・ビーチや、夏の風物詩である琴崎八幡宮の風鈴まつりがあります。名産はフグ、ウニ、瓦そば、スイカ、柚子など。

【下関・秋吉台・宇部】みちしお

料理と温泉でドライブの疲労を癒やそう

「みちしお」は、ドライブインと天然温泉施設を併設した施設です。ドライブインでは新鮮な食材を使用した料理を食べられます。メニューの種類も豊富です。名物の貝汁は、アサリを秘伝の味噌で煮込んだもので、50年以上続く人気メニュー。天然温泉は、ラドン成分を含んでいる泉質で自然治癒力や免疫力が高まるそうです。

【下関・秋吉台・宇部】唐戸市場

休日に開催される屋台イベントで新鮮な食材を味わおう

下関の「唐戸市場(からとしじょう)」は、早朝に揚がった新鮮な魚が並ぶ市場です。新鮮な魚を狙う方は、品数が豊富な7時から9時の朝に行きましょう。金曜・土曜・日曜日・祝日に寿司・海鮮丼・揚げ物などの飲食イベントが開催されます。市場で働いている人たちと会話を楽しみながら買い物ができるスポットです。

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山口・防府

山口・防府(ほうふ)エリアは、小倉より1時間半前後のドライブで到着します。山口県の中央部に位置し、島根県と隣接し、瀬戸内海に面するエリアです。山口エリアは、瑠璃光寺(るりこうじ)五重塔などの国宝、重要文化財に指定された寺社の建築物や、梅と桜の名所である香山(こうざん)公園、「美肌の湯」で知られる湯田(ゆだ)温泉などが有名な観光スポットになります。また一の坂川(いちのさかかわ)周辺は、「西の京」と呼ばれる古い町並みがのこるところで、風情がある散策が楽しめます。防府エリアの観光スポットは、防府天満宮や周防国分寺などの寺社や、旧毛利家本邸(きゅうもうりけほんてい)、毛利氏庭園などです。名産は、小郡饅頭、大内人形、瓦そば、天神鱧、天神ミカン、防府みそ焼きそばなど。

【山口・防府】アクティブテラスきららいず

アクティビティ体験に興味があるならここに行こう!

「アクティブテラスきららいず」は、瀬戸内海に面した山口きらら博記念公園内にあるアウトドア体験施設です。SUP・カヌー・クライミング体験などのアクティビティをインストラクターの指導の下で、初心者でも気軽に挑戦できます。アクティビティ体験に加え、約60名を収容できるバーベキュー施設もあります。バーベキュー施設は、必要な設備が備え付けてあるため、食材のみの持ち込みでも利用可能です。加えて瀬戸内海も一望できるロケーションで、目も舌も楽しめます。

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福岡県

北九州

北九州エリアは、小倉より1時間以内のドライブで到着します。福岡県の北東端に位置し、関門海峡を挟んで山口県と隣接するエリアです。古くは中国・朝鮮との貿易や、近代工業化を支えた港周辺は異国情緒が漂うレトロモダンな街並み。それと同時に小倉城の城下町や武家屋敷跡の街並みも混在するところです。また小説家・松本清張の生地でもあり、北九州市立松本清張記念館があります。

【北九州】門司港レトロ海峡プラザ

さまざまな体験イベントのあとに食材を楽しもう

「門司港(もじこう)レトロ海峡プラザ」は、北九州の海産物・菓子・工芸品などの土産物が揃う観光の拠点です。門司港は「バナナの叩き売り発祥の地」であり、バナナをモチーフにしたグッズが多いことでも知られています。

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福岡・博多・天神・宗像・太宰府

福岡・博多・天神(てんじん)・宗像(むなかた)・太宰府(だざいふ)エリアは、小倉より1時間前後のドライブで到着します。福岡県の北西部に位置し、佐賀県に隣接し、博多湾と玄界灘(げんかいなだ)に面するエリアです。福岡エリアは、福岡城跡や、大濠(おおほり)公園など都市型公園があります。博多エリアは、日本最大級の仏像がある東長寺や、マリンメッセ福岡などが点在。天神エリアは、キャナルシティ博多や博多座などがある九州でも有数の繁華街です。3エリアは福岡県の中心都市でありながら、周辺は自然豊かな環境に囲まれ、海の中道海浜公園や、のこのしまアイランドパークなどのアウトドア体験が楽しめるスポットが点在。宗像エリアは、世界遺産の「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群に関連する宗像大社辺津宮や、「日本の渚・夕陽百選」に選ばれた桜井二見ヶ浦が有名なスポットです。太宰府エリアは、学業の神様として知られる大附天満宮や、九州最古の稲荷社である天開稲荷社などがあります。名産は、明太子、博多ラーメン、もつ鍋、水炊きなど。

【福岡・博多・天神・宗像・太宰府】LASPARK RESORT

人気観光地の複合型リゾート施設

福岡県の人気観光地のひとつ糸島市にある「LASPARK RESORT(ラズパークリゾート)」は、グランピング、バーベキュー、カフェなどが楽しめる複合リゾート施設です。グランピング施設のテントの海側は、一部広い窓となっており最高の景色を楽しめます。バーベキュー場は、コンセプトが異なる3つのエリアが用意されており、プライベートビーチ気分が味わえるエリアもあります。

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久留米

久留米(くるめ)エリアは、小倉より1時間半のドライブで到着します。福岡県の南部に位置し、佐賀県と隣接するエリアです。江戸時代に城下町として栄えたところで、久留米城址や高良大社(こうらたいしゃ)、北野天満宮などの史跡や神社があります。また織物の久留米絣(くるめがすり)は、日本3大絣のひとつで、国の重要無形文化財に指定されています。名産は、久留米ラーメン、イチゴ、綿入れはんてん、地酒など。

【久留米】道の駅 うきは

ドライブの休憩がてらに旬な食材を味わおう

「道の駅 うきは」は、地元産の野菜や果物を販売する物産館と、観光案内所を併設している道の駅です。うきは市産の商品のみ販売するというこだわりを持ち、 新鮮で旬なフルーツをはじめとした農産物や特産品が勢ぞろいしています。また展望デッキからは筑後平野を一望することが可能です。

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筑豊

筑豊(ちくほう)エリアは、小倉より1時間弱のドライブで到着します。福岡県の中央部に位置し、大分県に隣接するエリアです。飯塚市、喜麻市(かまし)、田川市、直方市(のおがたし)、宮若市などにまたがるところ。観光スポットでは、炭鉱王と呼ばれた伊藤伝衛門(いとうでんえもん)の邸宅だった旧伊藤伝右衛門邸や、「風鈴寺」とも呼ばれる三井寺(みついでら)、チロルチョコアウトレットショップなどがあります。また山々に囲まれているため自然が豊かで、3段になって流れる竜王の滝で知られる竜王峡や、直方市の遠賀川(おんががわ)河川敷、同市の八木山(やきやま)高原などにはアウトドアスポットが点在。また国指定史跡である筑豊炭田遺跡群や、田川市石炭・歴史館などの炭鉱に関する歴史スポットもあります。名産は、名菓ひよ子、筑豊牛、ホルモン鉄板、もつ鍋、イチゴなど。

【筑豊】ひよ子 穂波工場(見学)

110年以上の歴史を誇るまんじゅうを知ろう

「ひよこ穂波(ほなみ)工場」は、創生から110年を越えた「名菓ひよ子」などを製造している工場です。こちらでは 餡を包んだ生地がひよ子の形に成形するや、箱詰めなどの工程を見学できます(見学の1週間前までに要予約)。加えてお菓子作りを体験することも可能な施設です。商品の購入もできるので、長い歴史を持つ「名菓ひよ子」を一度食べてみてください。

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大分県

宇佐

宇佐(うさ)エリアは、小倉より1時間強のドライブで到着します。大分県の北端に位置し、周防灘(すおうなだ)に面する国東(くにさき)半島の付け根のエリアです。。宇佐エリアには、全国に4万を超える八幡社の総本宮である宇佐神宮や、「日本の滝百選」に選ばれた東椎屋(ひがししいや)の滝や、「日本の夕日百景」にも選ばれている真玉(またま)海岸などの観光スポットがあります。名産は、安心院(あじむ)ブドウ、院内(いんない)ゆず、宇佐クロダマルなど。

【宇佐】九州自然動物公園アフリカンサファリ

野生の姿に近い動物との触れ合い

「九州自然動物公園アフリカンサファリ」は動物たちの生息環境を再現し、動物が本来持っている生態で展示しています。それにより野生の姿を「学べる」動物園となっています。安心院(あじむ)の草原に約70種1,400頭もの動物が自然に近い状態で暮らしています。ゾウ・キリン・ライオンなどが生息する動物ゾーンは、マイカーやジャングルバスに乗って見学することが可能です。

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佐賀県

吉野ヶ里・鳥栖

吉野ヶ里・鳥栖(よしのがり・とす)エリアは、小倉より1時間強のドライブで到着します。佐賀県の東端に位置し、福岡県と隣接するエリアです。吉野ヶ里エリアは、弥生時代の遺跡と、復元された集落で構成された吉野ヶ里歴史公園があります。また桜とシャクナゲの名所で知られる坂本修学院や、ジップスライドで空中散歩が楽しめるフォレストアドベンチャー吉野ヶ里、九州自然歩道が整備されている脊振山(せぶりさん)などの自然と親しめる観光スポットも点在。鳥栖エリアは、つつじの名所である大興善寺(だいこうぜんじ)や、鳥栖プレミアム・アウトレット、プロサッカーチームのサガン鳥栖のホームスタジアムである駅前不動産スタジアムなどの観光スポットがあります。また緑と水が豊かな環境も有しており、落差が約22mある御手洗(おちょうず)の滝や、河内湖畔のとりごえ温泉では、キャンプやハイキングが楽しめます。名産は、栄西茶、赤米、神埼(かんざき)そうめん、トスン・カレー・ロールなど。

【吉野ヶ里・鳥栖】吉野ヶ里歴史公園

便利な世の中を生きているからこそ弥生時代の暮らしを知ろう

「吉野ヶ里歴史公園」は、弥生時代後期の遺構・吉野ヶ里遺構がある公園です。再現された遺構は、中国の史書「魏志倭人伝」に記される「邪馬台国」を彷彿させるものとなっています。古代の森ゾーンの「古代の森体験館」で開催される週替わりの体験プログラムやイベントは注目を浴びています。園内には遊具エリアやバーベキューができる野外炊事コーナーなどの公園施設も備えているため、お子さんも一緒に楽しめるスポットです。

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まとめ

本記事では、小倉から1時間台のドライブで名勝や名産を楽しめるドライブスポットを9カ所ご紹介しました。早朝から営業していたり、家族で楽しめるなどさまざまなスポットが存在します。本記事を参考に遊びに行ってみてください。名勝やグルメ、動物などからは元気をもらえることもあります。休日に疲れを吹き飛ばしリフレッシュしましょう。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

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