【札幌から車で1時間】日帰りで楽しむ絶景ドライブスポット9選

【札幌から車で1時間】日帰りで楽しむ絶景ドライブスポット9選

観光・カルチャー

2024/01/23更新

札幌市は、夏はさわやかで梅雨がなく、冬は積雪が多く寒冷と、四季の移り変わりが鮮明な土地。利便性と豊かな自然を兼ね備えており、国内だけでなく海外からも多くの観光客で年中にぎわう都市です。市内には「札幌時計台」や「大通公園」などの観光スポットをはじめ、夜景がきれいなスポットもたくさんあります。今回は、そんな札幌から1時間台で日帰りドライブができる絶景スポットを9カ所ピックアップしてご紹介。家族やグループで訪れたい自然豊かなスポットから、夜のドライブデートにおすすめのスポットもありますよ。ぜひ参考にしてみてください。

札幌

札幌市は、北海道の中西部に位置します。市中心部から市内の主要観光スポットへは、いずれも1時間以内のドライブで訪れることが可能です。札幌の観光名所といえば「札幌市時計台」。また「さっぽろテレビ塔」からは、札幌市内のパノラマ風景も楽しめます。市街地を少し離れると雄大な大自然が広がっており、都市と自然の調和が特徴的です。

【札幌】藻岩山

絶景を眺められる山頂が魅力的

札幌市のほぼ中央に位置する藻岩山(もいわやま)。ロープウェーとミニケーブルカーを乗り継ぎ、森の中を駆け抜けるような感覚を味わいながら山頂へと向かいましょう。標高531mの山頂からは、札幌市街や石狩湾の絶景を一望できます。その夜景は、「日本新三大夜景」に選ばれるほどの日本屈指の美しさです。また、展望台には「恋人の聖地サテライト」に認定されている「幸せの鐘」があり、人気のデートスポットにもなっています。札幌市内をドライブするなら訪れたいスポットです。

【札幌】大通公園

イベント会場として観光客でにぎわう

札幌市の中心部に位置する大通公園は、長さ約1.5kmに渡るグリーンベルトの公園。季節の花が植えられた花壇や樹木があり、芝生で寛ぐ人の姿も見られます。「ライラック祭り」「YOSAKOIソーラン祭り」「さっぽろ雪まつり」などのイベント会場としても利用され、観光名所としても人気。夜には大通公園一帯がライトアップされるので、札幌市近郊で観光を楽しんだあとは、ライトアップされた大通り公園をドライブしてみてはいかがでしょうか?

札幌のおすすめスポットをもっと見る

小樽・積丹

小樽・積丹(おたる・しゃこたん)エリアは、札幌市より約40分~1時間半ほどのドライブで到着します。北海道の西海岸の中央で、日本海の石狩湾に面するエリアです。「小樽運河」や「北のウォール街」で有名な小樽や、海岸美が望める「神威岬(かむいみさき)」がある積丹には、歴史的スポットも多く点在しています。新鮮なお寿司や名物の積丹ウニは、味わってみたい逸品です。

【小樽・積丹】小樽運河

歴史情緒あふれる風景を見ながら散策できる

大正末期に完成した「小樽運河」は、北海道の玄関口としてたくさんの物資が運ばれていました。全長1,140mの運河沿いに立つ倉庫群は、現在はカフェやレストランなどの施設として利用されています。周辺にはお土産が購入できる「運河プラザ」もあるので、立ち寄りながら散策するのもいいですね。日が暮れると、倉庫一帯がライトアップされ、63基のガス灯が灯り、幻想的なムードが漂います

【小樽・積丹】小樽運河クルーズ

レトロな街並を眺める40分の船旅

街の歴史や名所をガイドしてもらいながら、小樽の街並みを運河の船から眺めるクルーズツアーです。季節ごとに表情を変える風景を、約40分かけてじっくりと満喫できますよ。「デイクルーズ」では、歴史的建造物を眺めながら写真撮影も楽しめます。「ナイトクルーズ」はライトアップやガス灯の灯りが運河の水面に映り、ロマンチックな雰囲気に。札幌の近郊にあり訪れやすい観光地なので、日帰りドライブで立ち寄ってみてはいかがでしょう。

小樽・積丹のおすすめスポットをもっと見る

登別・白老

登別・白老(のぼりべつ・しらおい)エリアは、札幌市より1時間半ほどのドライブで到着します。北海道の南西部で太平洋に面し、苫小牧(とまこまい)市や室蘭(むろらん)市に隣接するエリアです。登別には、「登別温泉地獄谷」や「大湯沼(おおゆぬま)」、白老には、倶多楽湖(くったらこ)やポロト湖など、自然を感じられる人気観光スポットが数多くあります。

【登別・白老】登別地獄谷

大地のエネルギーに感動する爆裂火口跡

登別地獄谷は、直径450mほど、面積約11ヘクタールにおよぶ爆裂火口の跡。15カ所の湯壺や噴気孔が点在しており、1周約20分かけて巡る遊歩道の景観は迫力満点です。火山ガスの噴出で漂う硫黄の臭いや温泉の白煙は、まさに地獄の谷のよう。夜間にライトアップされる「鬼火の路」は、幻想的な雰囲気になりデートコースとしてもおすすめです。また初夏から秋にかけては、約8mもの高さになる手筒花火を抱えた鬼たちよるパフォーマンス「鬼花火」が、特定の曜日に開催されます。秋の紅葉は、地獄の谷とのコントラストがSNS映えすると話題に。

【登別・白老】大湯沼

白い湯煙と硫黄の香りが漂う独特な雰囲気

爆裂火口跡にお湯が溜まって完成した周囲約1kmの湯沼です。表面の水温は40度ほどですが、底からは約130度の熱湯が涌いています。硫黄の匂いと白い湯気が立ち昇る独特な雰囲気が魅力で、大湯沼展望台からは幻想的な風景が一望できます。冬季は遊歩道が通行止めになるため、観光協会のHPなどで情報を確認してから訪れるのがおすすめです。

登別・白老のおすすめスポットをもっと見る

千歳・苫小牧・日高

千歳(ちとせ)・苫小牧(とまこまい)・日高エリアは、札幌市より50分から1時間半ほどのドライブで到着します。北海道の中南部に位置し、太平洋に面するエリアです。千歳・苫小牧エリアは、北海道の空の玄関口である新千歳空港や、海の玄関口である苫小牧港、北海道の南北をつなぐ高速道路の北海道縦貫自動車道など、陸海空の交通網が集中しています。また日高エリアは、競走馬の産地として有名です。

【千歳・苫小牧・日高】支笏湖

全国有数の水質を持つ日本最北の不凍湖

支笏湖(しこつこ)は、約4万年前の火山活動でできたカルデラ湖。その水質は日本有数の透明度を誇り、「支笏湖ブルー」と呼ばれ輝きを放ちます。日常では感じることのできない、水の美しさや自然の雄大さが魅力です。湖畔には温泉宿が点在しており、日帰り入浴が可能な施設も。札幌周辺の観光地を巡ったら温泉でドライブの疲れを癒やしましょう。温泉街では食事を楽しむこともできます。食事処は15時~17時半頃に閉店するお店が多いので、ランチに訪れるのがおすすめです。

【千歳・苫小牧・日高】恵庭渓谷

3つの個性的な滝巡りができる

恵庭渓谷(えにわけいこく)には、「白扇(はくせん)の滝」「三段の滝」「ラルマナイの滝」の個性的な3つの滝があります。白扇の滝は、過去に「北海道観光百景」の河川渓谷・滝の部で6位に選ばれたこともある絶景。白い帯が三段になって流れ落ちるように見える三段の滝や、大木の間から流れ落ちるラルマナイの滝など、それぞれの個性に魅了されること間違いなし。散策路や滝見広場などの設備が整えられており、SNS映えしそうな絶景ポイントも多数ありますよ。ただし冬季(11月上旬~4月下旬)は散策路、瀧見広場が閉鎖されるので、恵庭市の公式HPなどで事前に確認しておきましょう。

千歳・苫小牧・日高のおすすめスポットをもっと見る

空知

空知(そらち)エリアは、札幌市より1時間強のドライブで到着します。北海道の中央に位置し、夕張市、岩見沢市、美唄(びばい)市、芦別(あしべつ)市などを含む空知郡のエリアです。ブドウ栽培やワインの製造が盛んに行われており、ワイナリー巡りも人気。温泉やキャンプ場、スキー場もあるので、ドライブの際はさまざまなスポットを訪れてみましょう。

【空知】三段滝

疲れを癒やすヒーリングスポット

岩が三段の階段のように見えることから名付けられた「三段滝」。階段状になった砂岩層を縫うように水が流れています。季節や天候によって水量が変わるのが特徴で、水量が少ないときは岩盤の美しさを眺められます。豪快な滝の流れを楽しみたいなら、雪解けで水量の増える春先がおすすめです。ドライバーの憩いの場としても親しまれており、駐車場から遊歩道を数分歩くと壮大な滝が出現します。そのダイナミックな光景に、ドライブの疲れも吹き飛ぶことでしょう。

空知のおすすめスポットをもっと見る

壮大な景色をドライブの思い出に!

今回は、札幌から車で1時間台のドライブで訪れることができる9カ所の観光スポットをご紹介しました。壮大な絶景を眺められるスポットや、自然の迫力を感じられるスポット、疲れを癒やせる温泉など、北海道をさまざまな角度から楽しむことができそうですね。車窓からの景色を目に焼き付けながら、札幌近郊の観光とドライブを楽しんでください。また北海道の冬季は雪や凍結などの影響で、春夏秋とはドライブ所要時間が異なることもあります。冬季は天候や道路などの情報を鑑みて、ドライブ計画を検討しましょう。

旅色編集部 なかやま

参考になりましたか? 旅行・おでかけの際に活用してみてください。

記事企画・監修:旅色編集部 なかやま

掲載情報の一部の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright MAPPLE, Inc.